国道112号
part2

R112BP月山入口交差点〜R112BP田麦俣交差点
西川町→鶴岡市

53.月山志津温泉まで5.5km 54.急カーブ・急勾配 55.最大勾配は10%
 月山入口交差点を右折した直後は緩やかな上り勾配だが、最初の右カーブからは勾配がきつくなりさらには急カーブも連続するようになる。2車線確保されており月山道路が無料のため大型車両の通行がないのが救いである。約1.5kmに渡って急カーブ・急勾配となっているが、弓張平公園の植物園区の出入口まで来るとカーブ・勾配ともに落ち着いている。

56.ここを右折する方が国道 57.弓張平公園の中を走り抜ける 58.国道の指定を受けている証
 植物園区の出入口から程なくして2車線道路の右に1.5車線幅の道路が交差している。普通に走っていれば直進してしまうが、案内標識には右折の1.5車線幅の道路が国道であると表記している。2011年発行のスーパーマップルには直進の町道(林道?)が国道色に塗られているため騙されないようにしなければならない。もっとも案内標識を見れば分かる通り、直進しても国道に合流している。
 町道との交差点からはセンターラインのない1.5車線幅となって弓張平公園の中を走る。道路両側に公園施設が広がる所にはおにぎりが立てられており現役の国道である事を示している。

59.町道(?)と合流 60.月山まで6km、月山志津温泉まで2km 61.弓張平公園以北もセンターラインなし
 町道との交差点から約1.6kmで左から町道が合流してくる。こちらはR112が直線なので、反対方向からのトレースであれば普通に走るだけで国道を走る事ができる。この交差点辺りがが弓張平公園の北端であり、以降は山間部を走る。山間部と言っても道幅は1.5〜1.8車線なので強烈に狭いという訳ではなく、交通量が少ない事もあってさほど苦労する事なく走る事ができる。

62.志津温泉 63.所々に工事箇所あり 64.山形r114交差点
 勾配・カーブ共にゆるやかな山間部の道路を走っていると志津集落に至る。月山入口交差点付近に案内されていた志津温泉であり、温泉宿が点在するなどただの集落ではない。志津集落からも1.5〜1.8車線のやや狭い状態が続いている。
 月山入口交差点から約6.3km山形r114との交差点を通過する。R112ですら冬季閉鎖されてしまうこの地では行止り県道であるr114が閉鎖されない訳もなく、端点付近にある月山スキー場は真冬ではなく4月〜7月に営業している。

65.凹凸が多い 66.鬱蒼とした感じはしない 67.眺望は中々良い
 r114交差点から北は道幅は1.5車線がデフォルトとなる。しかし鬱蒼とした薄暗い雰囲気ではなく空が開けた場所を走っているため酷道感は薄い。ガードレールもほとんどなく人里離れた場所であるという条件を満たしているのだが、薄暗いのとそうでないのとではここまで印象が違うのかと思える。

68.見通しの悪いカーブが多い 69.乗用車同士の離合も難しい 70.大越沢橋は改修直後の模様
 眺望が比較的良くともブラインドカーブが多く対向車はほとんど来ないと分かっていても、いやだからこそ慎重に走らなければならず速度を抑えた走りにならざるを得ない。道幅は進むにつれて狭くなり乗用車同士の離合もできない1.0車線幅となる事も少なくない。田代沢橋辺りからそれは顕著になる。

71.「段差注意」 72.突如現れるダート 73.やたら低い位置にあるカーブミラー
 道幅は狭くブラインドカーブが多いが、勾配は総じて緩やかである。大越沢橋を渡ったしばらく走っているとアスファルトがなくなり砂利となる。バイパスに対する旧道とは言えR458以外の現役の国道にダートが、と思ったが、常に砂利という訳ではなく舗装張替による一時的なものであった。
 ダートから少し進むと月山道路の月山第一トンネルの上を少し並走する。もちろん相手がトンネルとあって並走しているかどうかなんて事はどちらを走っていても分からない。

74.この下に月山第一トンネルが通っているはず 75.大越 76.反対側から撮影
 標高910m辺りで月山第一トンネルの上を再び通過する。カーブの多い狭路を走っていると路面に「西川町」とスプレーされた所を通る。手書き文字があるこの場所が大越であり西川町と鶴岡市の境である。月山入口交差点から約12kmである。実質旧道とは言え現役の国道なのに市町境標識が設置されていない。豪雪地という事を考えると標識を設置すると越冬の度に修復が必要となるからペイントのみで済ませているのかと邪推してしまう。

77.鶴岡市側は日陰が多い 78.西川町側とほぼ同じ道路状況 79.日陰は多いが鬱蒼感は薄い
 地味な大越を越えて鶴岡市に入ってからも勾配が上りから下りになるが、道幅やカーブの多さには変化はない。山の北側の斜面になるという条件から日陰が多いものの西川町側同様に空が開けているため鬱蒼とした感じはしない。大越から約600m走ると三度月山第一トンネルを上を通過している。

80.冬季閉鎖ゲートを通過 81.湯殿山道路との交差点を直進 82.湯殿山道路との交差点から北は4t車以上通行止
 1.0〜1.5車線幅のカーブの多い緩やかな下り勾配の道路を走っていると冬季閉鎖用のゲートを通過し、大越から約2.9kmで湯殿山道路との交差点に至る。右折が有料の湯殿山道路で左折が市道のはずなのだが、案内標識にはR112と表記されている。左折すれば月山道路の湯殿山立体交差点に至る事から、分かりやすいようにR112と表記しているのだろう。湯殿山道路を利用して湯殿山神社に参拝する人々が「この区間は国道ではなくて市道だろう」と高度な(?)突っ込みを入れる訳もない。
 湯殿山道路との交差点を過ぎてすぐに再び冬季閉鎖用のゲートを通過する。交差点を挟んでゲートが存在するという事は、湯殿山道路は冬季閉鎖しないのかと思うかもしれないが、11月頃から4月頃までは湯殿山道路も閉鎖される。冬季だけでなく落石・崩落等で通行止になりやすい大越現道を考えると湯殿山道路だけ通行できるというシチュエーションは充分に考えられる。

83.打ち捨てられた感が漂う 84.落ちたら死ぬ可能性あり 85.退避所はほとんどない
 湯殿山道路との交差点から先は木々に覆われた中を走るが、薄暗いと言える程暗くはない。日の差す箇所の多く鬱蒼とした印象はあまり受けないが、道幅は狭く道路両側からせり出している草木によって現役の国道とは思えない打ち捨てられた感が漂っている。しかし、路面の落石等はほとんどなく、現役の国道である事を認識させられる。もっとも他のバイパスのない現役の国道であっても落石等が散乱している場所もあるのだが。

86.ガードレールがない訳ではない 87.落石防止柵は古さを感じさせる 88.七ツ滝近くには駐車場がある
 交通量のほとんどないカーブの多い狭路をひたすら走る。湯殿山道路との交差点以北も湯殿山トンネルの上を2回、月山第二トンネルの上を1回通過している。バイパスである月山道路のトンネルの上を通っているからと言ってもそれは道路状況には何ら影響を及ぼすものではなく、カーブの多い狭路をひたすら走るだけである。
 湯殿山道路との交差点から約7.4kmで七ッ滝沢を渡り、その先のヘアピンカーブには七ッ滝観光用の駐車場が設けられている。駐車場は2ヶ所あり、うち1箇所には大型バスようの枠も用意されている。七ッ滝沢から北は勾配・カーブ共に急になって一気に標高を下げる。

89.画像中央には月山道路のスノーシェッドが見える 90.田麦俣集落 91.田麦川を渡る
 狭路を走っていると視界が開け、沿線には田畑らしきものが見られるようになる。雑草が生い茂っており放棄されている可能性のある田畑と言えど、それがあるという事は集落が近い事を示している。そして程なくして木造多層民家で有名な田麦俣集落に至る。集落内においてもカーブの多い狭路が続いており、道路状況としてはこれまでと大きな変化はない。集落の北部を東西に流れる田麦川を渡ると上り勾配となって左にカーブする。さらに右カーブを通過して、緩やかにカーブしながら1.5車線狭路を走る。

92.月山道路の下をくぐる 93.月山道路と並走 94.田麦俣交差点で月山道路に合流
 田麦俣集落を抜けてから月山道路の高架下を通過し、月山道路と並走してから左にカーブして先で月山道路との田麦俣交差点に突き当たる。田麦俣集落を通り過ぎてから月山道路と何度も言ったが、厳密に言えば中台立体交差から北の区間は月山道路の一般道路部分である。同様に月山入口交差点〜月山ICも月山道路の一般道路部分であるが、両者とも自転車・歩行者の通行は考慮されていない。

 実はこの田麦俣交差点には案内標識がなく誤って左折してしまった。ついでなので月山入口交差点まで戻って月山道路も走ったのでそのレポートは別ページで作成した。

国道112号 part3