国道20号
part7

R141一ッ谷交差点〜R20諏訪BP中河原北交差点
韮崎市→北杜市→
→富士見町→茅野市

298.「松本86km 諏訪50km 北杜10km」 299.釜無川沿いの区間も継続 300.桐沢橋東詰交差点
 R141一ッ谷交差点からしばらくは釜無川のある西側にも建物が存在しているが、緩やかな勾配を上った先で再び堤防上を走るようになる。見通しが良く非常に走りやすい2車線道路を走っていると市道との桐沢橋東詰交差点を通過する。

301.「松本82km 諏訪46km 富士見29km」 302.穴山橋 303.山梨r12円野郵便局前交差点
 桐沢橋東詰交差点以降も釜無川の左岸を走る。川の反対側は崖となっているが、河岸段丘であり上には山梨r17が通っており多くの集落が存在している。右岸側も同様で河岸段丘の上に山梨r12が通っている。大きく左にカーブしながら穴山橋を渡った左岸に移った直後にr12円野郵便局前交差点を通過する。

304.円野郵便局前交差点以降はアップダウンあり 305.北杜市に入る 306.旧武川村の中心部付近を走る
 円野郵便局前交差点以降は釜無川から少し離れており緩やかなアップダウンを繰り返す。旧道と思われる市道の沿線には家屋が建ち並んでいるが、現在の国道沿線の家屋は多くない。小武川橋を渡ると北杜市に入り、緩やかな左カーブを曲がって旧武川村の中心部を走る。

307.山梨r612牧原交差点 308.大武川橋 309.北杜市武川町三吹
 山梨r612牧原交差点を通過して大武川橋を渡る。小武川橋よりも大きく河川そのものもこちらの方が大きいが、市境ではない。大武川橋以降は沿線には家屋よりも田畑が多く、道路自体も勾配・カーブともに非常に緩やかで走りやすい。

310.山梨r617花水坂入口交差点 311.花水坂入口交差点の直後に登坂車線 312.台ヶ原下交差点
 尾白川橋を渡った先で山梨r617花水坂入口交差点を通過する。r617の反対の西には旧甲州街道が接続しているが、舗装されていない道で徒歩でしか進入できない。花水坂入口交差点からは上り勾配となり、400m程の登坂車線が設置されている。台ヶ原下交差点で交差している市道は旧甲州街道であり、南東方向は前述の徒歩道に繋がっている。

313.山梨r606台ヶ原中交差点 314.北杜市役所白州総合支所の前を通る 315.北杜市白州町白須
 台ヶ原下交差点の直後で緩やかな勾配を下って尾白川沿いになると同時に平坦になる。山梨r606台ヶ原中交差点を通過して少し走ると川から離れる。旧白州町の中心部だった場所を通っているため沿線の建物は多い。

316.山梨r614白州農協前交差点 317.道の駅「はくしゅう」 318.交通量は多くない
 山梨r614白州農協前交差点の直後に道の駅「はくしゅう」を通過する。敷地はr614にも面しており出入りも可能である。道の駅を過ぎると緩やかな勾配を下った後に平坦になる。早朝という条件のせいもあるが二桁国道にしては交通量は少ない。

319.前沢上交差点 320.サントリー白州工場の入口 321.荒田交差点
 ごく緩やかなアップダウンを繰り返す対面2車線道路を走っているとサントリー白州工場の前を通る。8%の急勾配を下った後に市道との荒田交差点を通過する。この市道はインター白州ラインといってR20とE20中央道を結ぶ道路だが、接続しているインターチェンジは白州ICではなく小淵沢ICである。

322.「4.5m 470m先 歩道橋桁下注意」 323.北杜市白州町下教来石 324.下り8%勾配
 新流川橋の手前に470m先の歩道橋に4.5mの制限高がある事を警告する標識が取り付けられているが、歩道橋そのものが撤去されたため現在は高さの制限はなくなっている。標識が残っている事から撤去されたのはつい最近かと思いきや、2020年1月14日から15日かけてのようなので既に3年が経過している。
 河岸段丘の上の段を通っているため釜無川のある東側が開けており眺望が良い。8%勾配を下った後に7%勾配を上る。数字ではかなりの急勾配だが、実際に走るとそこまで急な勾配には思えなかった。

325.長閑な風景が広がっている 326.新国界橋 327.長野県富士見町に入る
 緩やかなアップダウンとカーブを繰り返す2車線道路を淡々と走る。長閑な風景が広がっており、一般にイメージする二桁国道とは少々異なっている。新国界橋で釜無川を渡ると長野県富士見町に入る。橋梁の名称は甲斐と信州の境(界)が由来だろう。新国界橋より上流側の釜無川は県境だが、下流側は支流の甲六川が県境である。

328.長野r11下蔦木交差点 329.長野r485交差点 330.道の駅「信州蔦木宿」
 長野県に入ってすぐに長野r11下蔦木交差点と長野r485交差点を相次いで通過する。ここから7.7kmに渡って雨量通行規制区間に指定されており、r485交差点の手前に閉鎖用ゲートが設置されている。雨量通行規制区間に入ってすぐに道の駅「信州蔦木宿」を通過する。県境を跨いでいるとは言えひとつ隣の「はくしゅう」との距離は8km程度しか離れていない。

331.長野r195上蔦木交差点 332.富士見町落合 333.河岸段丘のため川寄りは開けている
 上蔦木集落を走っていると長野r195上蔦木交差点を通過する。r195が停車場線で約2.7km先にJR中央本線の信濃境駅がある。上蔦木集落を過ぎると釜無川を見下ろす状態になる。対岸には白州町大武川という集落があるが、1.0車線幅の林道のような道路を除いて北杜市に繋がっていない。

334.机集落 335.瀬沢大橋 336.勾配6%のヘアピンカーブ
 机集落から進行方角が北になり、南に向かう釜無川からも県境からも離れる。支流の立場川に架かる瀬沢大橋を渡って北上していると左、右と2つのヘアピンカーブを曲がる。勾配も6%とヘアピンカーブ連続区間にしては急である。センターライン上にラバーポールが設置されている箇所があるが、カーブ部分ではなく2つ目のカーブが終わった直後のチェーン着脱場の前である。

337.小手沢交差点 338.雨量通行規制区間の終点を通過 339.長野r190富士見交差点
 富士見町の中心部の南で信号機のない町道との交差点を通過するが、この道路を走れば市街地や富士見駅に行く事ができる。他にも小手沢交差点も市街地の出入口の交差点である。直線道路を上っていると雨量通行規制の終点を通過した後に長野r190富士見交差点を通過する。市街地の西部を通っており周辺には家屋が多い。

340.長野r189富士見町交番前交差点 341.富士見峠交差点 342.富士見峠からは長い下り勾配
 長野r189富士見交番前交差点を過ぎると周辺の家屋が少なくなり、程なくして富士見峠交差点を通過する。交差点と峠が一致しており、以降は長い下り勾配区間である。この富士見峠を境に甲府寄りは富士川水系、塩尻寄りは天竜川水系である。ただし、どちらも太平洋に注ぐ河川のため中央分水嶺ではない。

343.富士見パノラマリゾート入口交差点 344.富士見町富士見 345.狭い谷筋を通る場所は集落が途切れる
 周辺の家屋が多くなる辺りで富士見パノラマリゾート入口交差点を通過する。スキーを中心とした施設でマウンテンバイクも利用できるため冬季以外も賑わっているだろう。緩やかにアップダウンしている直線基調の2車線道路を走ると集落が途切れ、JR中央本線とともに宮川の谷筋を走る。

346.山梨r90諏訪南IC入口交差点 347.茅野市に入る(標高888m) 348.長野r196交差点
 山梨r90諏訪南IC入口交差点を通過した直後に標高888mの市町境を越えて茅野市に入る。交差点の名称が示す通り、r90はR20とE20中央道の諏訪南ICを結ぶ県道だが、諏訪南ICの大部分は富士見町域に含まれており、それ以外の部分も茅野市域であり、諏訪市域は一切含まれていない。諏訪“市”ではなく諏訪“湖”もしくは諏訪ICの南に位置するインターチェンジと解釈できる。
 茅野市に入ってから程なくして長野r196交差点を通過する。No.348の写真の左奥に延びる道路ではなく右のガードレールの切れ目から手前方向に延びる道路がr196である。r196は停車場線だが、国道と駅とを結ぶ区間だけではないため交差点以北はr196が重複している。

349.家屋密集地を走り抜ける 350.長野r196矢ノ口交差点 351.JR中央本線と並走
 長野r196が重複している区間は沿線に多くの家屋が建ち並んでいる中を通っている。歩道は両側に設置されているが、幅が狭く自転車で通るには難易度が高そうである。となると車道を走らなければならないため乗用車はともかく大型貨物車であれば気を遣った走行になる可能性が高い。
 金沢大橋を渡った先の金山権現の手前でr196矢ノ口交差点を通過すると重複区間が終わる。沿線の家屋が少なくなった所でJR中央本線と並走しながら北に向かって走って木舟集落を通り抜ける。

352.坂室トンネル交差点 353.坂室トンネル 354.茅野市街地、諏訪市街地を望む
 対面2車線道路の旧道との坂室トンネル交差点を通過して坂室トンネルをくぐる。坂室トンネルを出ると茅野市街地から諏訪市街地にかけて遠望できるが、諏訪湖は見えない。

355.西茅野交差点の手前に中央分離帯 356.E20中央道の茅野高架橋 357.長野r197茅野交差点
 西茅野交差点の手前で中央分離帯が現れるが、交差点を過ぎると普通の対面2車線道路に戻る。宮川大橋を渡って緩やかな勾配を下っているとE20中央道の茅野高架橋をくぐり、左カーブを曲がって長野r197茅野交差点を通過する。

358.4車線化が計画されていると思われる 359.長野r16中河原交差点 360.R20諏訪バイパスとの中河原北交差点を直進
 茅野交差点を過ぎても対面2車線道路が続いているが、両側にガードレールが置かれたスペースがあり、4車線化の計画がある事が分かる。長野r16との中河原交差点を通過するが、案内標識にはr16のヘキサではなくR152のおにぎりが表記されている。別ルートがR152に指定された際にr16に変更されたが案内標識は修正されていない。なお、長野県が管理するR152の案内標識は修正されている。
 中河原交差点から100m強でR20諏訪バイパスとの中河原北交差点がある。白樺湖・蓼科方面と塩尻・諏訪方面に別れるが、前者がバイパスで後者が現道である。バイパスは約3.2km北の飯島交差点までしか国道に指定されておらず現道に再接続していない。よって道なりに右にカーブして現道へと進む。

国道20号 part8