国道20号
part8

R20諏訪BP中河原北交差点〜R19高出交差点
茅野市→下諏訪町→岡谷市→塩尻市

361.茅野橋 362.長野r197上原交差点 363.家屋密集地を走る
 R20諏訪バイパスとの中河原北交差点の直後に茅野橋を渡り、左カーブを曲がって緩やかな勾配を上っていると長野r197上原交差点を通過する。交差点の直後にR152R299重複)と交差しているが、あけぼの隧道の上を通っており接続はしていない。諏訪バイパスであれば新井交差点で交差しており行き来が可能である。上原交差点からは緩やかな勾配を下る。対面2車線道路と決して道路状況は劣っていないが家屋が密集している中を通っているため走りやすいとは言い難い。

364.諏訪市に入る(標高767m) 365.長野r183四賀桑原交差点 366.長野r424四賀交差点
 市境を越えて諏訪市に入るが、河川や峠でもなく家屋も途切れないため市境の雰囲気は薄い。市境の直後の市道との四賀南神戸交差点を左折するとR20諏訪バイパスとE20中央道の諏訪ICに行く事ができる。
 小刻みなアップダウンのある直線道路を走っていると長野r183四賀桑原交差点と長野r424四賀交差点を通過する。諏訪バイパスの未供用区間はこの交差点の間を通る計画である。すぐ東にJR中央本線が通っているため立体交差点になる予定である。

367.長野r50四賀式津交差点 368.赤羽踏切 369.カーブが多く見通しが悪い
 歩道と車道の幅が多少広くなり緩やかな右カーブを曲がっていると長野r50四賀式津交差点を通過する。少し走るとJR中央本線の赤羽踏切を通過するが、以降は建物密集地を通っており小刻みなカーブが連続しているせいもあってやや狭苦しく感じられる。

370.諏訪市清水 371.店舗兼住宅が多くなる 372.上諏訪駅前交差点
 カーブ区間が終わって直線基調の2車線道路を走っていると長野r40元町交差点を通過する。長野r50現道との諏訪1・2交差点を通過するが、案内標識は設置されておらず主要地方道との交差点には見え難い。沿線の建物が店舗兼住宅やテナントビルに替わってきた所で上諏訪駅前交差点を通過する。駅前ロータリーに直接面しているため停車場線は存在しない。

373.第3甲州街道踏切はシケイン状に通過 374.歩道のない対面2車線道路 375.下諏訪町に入る(標高762m)
 JR中央本線の東側を並走しながら北上していると第3甲州街道踏切をシケイン状に通過する。踏切の前後にそれぞれ2本ずつ市道が交差しているが、塩尻方面は左折のみ、甲府方面は左折と直進のみ可能である。市街地の南の赤羽踏切を合わせてR20のボトルネックとなっている場所である。
 第3甲州街道踏切からは歩道のない対面2車線道路を北上する。諏訪湖畔の市道がバイパスの機能を持っているせいか大型車の通行は意外に少ない。中央本線と隣接状態で並走していると下諏訪町に入る。

376.下諏訪町西高木 377.長野r185高浜交差点 378.高濱橋
 下諏訪町に入っても道路状況に特に変化はなく歩道がないかあっても狭い2車線道路が続く。諏訪湖の北東端付近で長野r185高浜交差点を通過するが、r185は湖岸を通る道路の一部である。高浜交差点から程なくして高濱橋を渡る。前後でS字状にカーブしている線形からも想像できる通り、下にはJR中央本線が通っている。

379.JR中央本線沿いを走る 380.R142大社通り交差点を左折
 JR中央本線の北を走っていると右にカーブして進行方角を北に転じ、緩やかな勾配を上った先でR142大社通り交差点に至り、左折して塩尻・岡谷方面に進む。この交差点はR142の終点である。

381.下諏訪駅前交差点 382.旧中山道との交差点は道なりに右へ進む 383.走りにくい2車線道路
 大社通り交差点からは両側に歩道が設置された2車線道路になるため走りやすく感じる。しかし300m弱先の旧中山道が接続している右カーブからは歩道が片側にしかないうえに狭い。狭苦しい2車線道路を走っていると長野r184・r185春宮大門交差点を通過する。

384.西大路口交差点 385.岡谷市に入る 386.長野r14長地交差点
 富士見橋を渡った先で町道との西大路口交差点を通過する。歩道と右折車線が設置されたようで舗装はまだ新しい。十四瀬川橋を渡ると岡谷市に入る。十四瀬川が市町境だが、川幅が狭いせいもあって市街地が連続しているように見える。岡谷市に入ってからも道路状況と周辺の様子に大きな変化はなく、片側にしか歩道のない2車線道路を走る。市街地を通っている割に直線的な事が特徴である。
 長野r14との長地交差点を通過するが、右折して佐久・上田方面に進むとR20の下諏訪岡谷バイパス及びR142バイパスとの湖北トンネル南交差点がある。2023年5月の時点ではこの交差点より東の諏訪バイパスは供用されていないが工事は始まっている。

387.岡谷市長地 388.今井交差点 389.今井交差点以西はカーブが連続
 長地交差点以西も直線的な2車線道路が続いている。車線幅が幾分か広くなるため多少は走りやすくなる。市道との今井交差点を過ぎてからは上り勾配となるうえにカーブが連続している。勾配、カーブともに緩やかなため走りにくさはあまり感じない。むしろ、沿線の建物が少なくなるため走りやすくなったと感じる。

390.E19長野道の岡谷ICの提上橋をくぐる 391.R20下諏訪岡谷バイパスとの20号バイパス入口交差点は左折
 岡谷市の中心部の北西端でE19長野道の岡谷ICのランプ橋である提上橋をくぐり、その先のR20下諏訪岡谷バイパスとの20号バイパス入口交差点は道なりに左方向へ進む。右折にE19長野道の岡谷ICのみが案内されているが、インターチェンジだけでなく下諏訪岡谷バイパスにも行く事ができる。

392.「松本28km 塩尻14km」 393.長野r254岡谷IC西交差点 394.旧道との交差点
 20号バイパス入口交差点の直後にE19長野道の本線の今井橋をくぐり、緩やかな左カーブの先から上り勾配になると同時に登坂車線が現れる。今井チェーン着脱場と神明町チェーン着脱場を通り過ぎた後に長野r254岡谷IC西交差点を通過する。塩尻方面と岡谷市の市街地を結ぶルートとあって両地点間を往来する交通量が多い。岡谷IC西交差点のすぐ先で塩尻方面へは行けませんと案内標識に表示された交差点を通過する。この道路は旧道で、塩尻方面に行けないのはもう一方の交差点が岡谷市街方面の左折しかできないためであり、途中で閉鎖されている訳ではない。

395.塩嶺大橋 396.長野r254やまびこ公園入口交差点 397.登坂車線の延長は長い
 現道との交差点を過ぎると塩嶺大橋を渡り、旧道と合流した後に長野r254やまびこ公園入口交差点を通過する。その後も上り勾配が続いており、ヘアピンカーブに近いカーブもあるが曲線半径が大きく取られているため走りにくさはさほど感じない。

398.塩尻市に入る(標高1012m) 399.塩尻峠以西は岡谷方面の車線に登坂車線あり 400.東山橋
 塩尻峠を越えて塩尻市に入ると登坂車線が終わるが、反対側車線の登坂車線が始まる。岡谷市側と同様に勾配区間は長いがカーブは少ない。E19長野道の塩嶺トンネルの上を通過した後に東山橋を渡る。

401.「多治見148km 松本19km 塩尻市街7km」 402.緩やかながら距離は長い 403.柿沢跨道橋
 東山橋を渡ってからはカーブが多くなるが、岡谷市側と同様に曲線半径は大きめに取られているため走りにくさはさほど感じない。やや急な左カーブを曲がった後に柿沢跨道橋でE19長野道の上を通る。

404.柿沢交差点 405.道の駅「小坂田公園」 406.E19長野道・塩尻IC
 柿沢交差点のある右カーブを曲がった先で道の駅「小坂田公園」を通過する。駅の出入口は立体交差化されており、交差点を経由したり車線を横断する事なく出入りできる。駐車場はR20を挟んで東西どちらにもあるが、主要施設は東側にしかない。E19長野道の西側を並走していると左にカーブして塩尻ICを通過する。

407.「多治見143km 松本13km 塩尻市街2km」 408.R19・R153高出交差点
 塩尻ICへの側道が分岐した直後に中央分離帯が現れ、塩尻ICからの流出路は合流するのではなくそのまま左側車線となって片側2車線道路を下る。塩尻市の市街地に向かって下っていると長野r63桟敷交差点付近から勾配が緩やかになり、その先でR19R153高出交差点に至る。この交差点がR20の終点であり、近傍の案内標識の支柱にはおにぎりとともに「終点」という補助標識が取り付けられている。