国道418号
part5

R41新山川橋北詰交差点〜岐阜r412交差点(迂回路含む)
川辺町→八百津町…恵那市

218.岐阜r64比久見交差点 219.山裾を南下する 220.岐阜r64福島段交差点
 新山川橋北詰交差点を右折してR41から分岐すると交差点名称の元になった新山川橋で飛騨川を渡る。岐阜r64比久見交差点を通過してから緩やかな勾配を上りながら右にカーブして進行方角を南に転じる。その後は山裾の少し高い位置を南下し、r64福島段交差点を左にカーブしながら通過する。

221.八百津町に入る 222.下り勾配のヘアピンカーブを通過 223.岐阜r350野上交差点を左前方へ進む
 岐阜r351交差点を通過した先で八百津町に入るが、水田が広がる長閑な風景で町境という印象は薄い。しばらく集落のある平坦な状態を走るが、ゴルフ場の間辺りから集落が途切れてしまう。左の急カーブを曲がって勾配を下ると集落を通るようになる。小刻みにカーブしている2車線道路を走っていると右カーブの先の岐阜r350野上交差点を左斜め前方に進む。

224.八百津町野上 225.岐阜r83荒川橋東交差点 226.岐阜r358交差点
 野上交差点からも2車線道路が続いており、しばらくは水田と家屋が混在した中を走る。木曽川に近い位置を走っている箇所もあるが川面は見えない。荒川に架かる荒川橋を渡ってすぐに岐阜r83荒川橋東交差点を通過する。八百津町の中心部と言える場所だが意外にアップダウンしている。八百津町役場の北の出入口である八百津公民館前交差点の東にコンビニがあるが、これが恵那八百津区間に最も近いコンビニである。

227.八百津町の中心部を離れると沿線の建物がなくなる 228.急カーブが多い 229.人道の丘公園と杉原千畝記念館は右折
 岐阜r358交差点以東は集落の北の山の斜面を走っているせいもあって道路沿いの建物がほとんどない状態となる。バイパスとして建設された道路とあって勾配がやや急で急なカーブも多いが、交通量が少なく見通しが良いので概ね走りやすい状況と言えなくもない。

230.丸山トンネル 231.現道との交差点を道なりに進んでバイパスへ
 左にカーブした先で丸山トンネルをくぐり、出た所でR418現道との交差点を通過する。信号機も案内標識もない交差点で道なりに走っていればバイパスに進む事になる。右折して現道を走れば新丸山ダムに沈む予定の木曽川左岸を走り、崩落・落石により実質的に廃道状態となっている、所謂“恵那八百津区間”に至る。通常は現道を進むというルールに基づいてルートを選択しているが、車両が通行できないためバイパスを選択している。季節が変わり植生が穏やかになり虫が活動しない時期になったら改めて訪問するかもしれない。それまでは2007年4月29日に走行した際の写真で勘弁していただきたい(→コチラ)。

232.上り6%勾配 233.八百津町潮見はバイパスの端点 234.人道橋
 現道との交差点を直進して丸山バイパスへと車を進める。勾配は6%と強烈な数値ではないが距離が長いのが特徴である。久田見集落に向かう町道との交差点の案内標識に「八百津町潮見から先 大型車通行困難」と表記されている事からも想像できるが、2015年8月時点の丸山バイパスは潮見にある岐阜r353交差点までしか開通していない。
 町道交差点を過ぎると右に大きくカーブして180度方向を変え後で、次は大きく左にカーブして再び180度方向を変える。左カーブの下には川が流れており集落もある谷筋のため人道橋が架けられている。人道橋という名称だが歩行者専用の橋ではなく、杉原千畝の人道的対応にちなんだものだろう。

235.ひたすら上り勾配が続く 236.鷲ヶ峰トンネル 237.めい想橋
 人道橋以降は谷筋にある杣沢集落の南西を走る。現道交差点からの上り勾配はまだ続いている。鷲ヶ峰トンネルも直線ながら上り勾配となっている。トンネルを出ると右にカーブしてめい想橋を渡る。

238.新旅足橋 239.下立トンネル 240.小さい駐車場がある
 めい想橋を渡って駐車場を通過してすぐに新旅足橋を渡る。現道にある旅足橋と同じ旅足川に架けられた橋で、462mの橋長は取り立てて強調するほどの数字ではないが、橋脚の高さの100mは非常に高く、川面から橋までは200mもある。めい想橋と新旅足橋の間に設けられた駐車場は橋を見学する観光客向けではないのかと思ってしまう。ただし、あるのは駐車スペースだけでトイレも自販機もない。
 新旅足橋の東詰には下立トンネルが接続している。トンネルを出てからもまだ上り勾配が続いている。峯集落の西部にも駐車場が設置されているが、面積は狭く大型車両が1台停まればいっぱいになってしまう程度である。

241.峯集落 242.交通量は非常に少ない 243.開通済みのバイパスは岐阜r353まで
 峯集落では“恵那八百津区間”の最短の迂回路となる岐阜r353が交差していたのだが、新丸山ダムに沈むせいかバイパスから現道にかけての区間が県道の指定を外されている可能性がある。ウォッちずではまだ県道を示す黄色に塗られているが、現地の案内標識ではヘキサが消されている。また道路そのものも管理の手が余り入っていないのか荒れ気味である。
 峯集落を過ぎた所でようやく上り勾配が終わって下りに転ずる。とは言え勾配は緩やかで走りやすい道路状況であるという点に変化はない。現道との交差点から約9.0km走り、潮見郵便局の南の岐阜r353との交差点に突き当たる形で丸山バイパスが終了する。バイパスをさらに延伸する工事が行われているが、走行日時点はここまでしか開通してない。案内標識が左折を恵那と表記しており、迂回路である事が分かる。なお、右折して町道を木曽川右岸まで進むと狭義の“恵那八百津区間”の西端に行く事ができる、と言いたいところだが、2015年8月時点の通行可否は不明である。


迂回路(岐阜r353)
(1)最初の迂回路は岐阜r353 (2)東部中学校潮南分校跡を過ぎると狭くなる (3)大久後バス停付近で町道が交差
 丸山バイパスの開通済み区間の端点を左折して岐阜r353に進むと意外にも2車線道路である。緩やかにアップダウンする2車線道路を走っていると東部中学校潮南分校跡を過ぎた所でセンターラインがなくなり狭くなる。集落内という事もあって確かに大型車の通行は困難である。緩やかな上り勾配の狭路を走っていると消えかけたセンターラインが現れて2車線になる。

迂回路(岐阜r353)
(4)潮見小学校付近を通過 (5)本郷集落以降は快走路 (6)岐阜r402との交差点を右折
 その後潮見小学校の下で再び道幅が狭くなり、しばらく1.0〜1.5車線狭路を走る。本郷公民館分館付近で右ヘアピンカーブを曲がった後はほぼ平坦な2車線道路になる。舗装状況からみると最近改良されたと思われる。平坦ながら急カーブの多い2車線道路を走っていると岐阜r402との交差点に突き当たる。右折して恵那方面が“恵那八百津区間”の迂回ルートである。当然ながら案内標識に“笠置ダム”とは出てこないので要注意である。

迂回路(岐阜r402)
(7)次の県道は岐阜r402 (8)離合できない1.0車線幅 (9)岐阜r412交差点を直進
 T字路を右折すると次は岐阜r402を迂回ルートして走る。篠原集落を通っているr402は非常に狭く乗用車同士の離合もできない1.0車線幅で長閑な風景とは裏腹に通行には気を遣う。しかし約900m進んだ所で岐阜r412との交差点となり、直進してr412恵那方面へ進む。案内標識では直進だが交差点の直後で右にカーブしているので進むべき道がないように見えるかもしれない。

迂回路(岐阜r412)
(10)鬱蒼とした杉林を走る (11)恵那市に入る (12)入地集落
 岐阜r412に進むとすぐに集落が途切れる。鬱蒼とした杉林を走る1.5車線狭路で、勾配は緩やかな一方でヘアピンカーブを含む急カーブが多い。市町境を越えて恵那市に入ってからの道路状況も同じだが、意外に早い段階で最初の集落が現れる。

迂回路(岐阜r412)
(13)沿線には家屋が点在している (14)飯地町のメイン地区は2車線 (15)巨大なトンボのモニュメントがある
 その後は緩やかに下りながら点在する家屋(あえて集落と呼ばない)を繋ぎながら1.5車線狭路を走る。飯地町集落の中心部を言える場所はセンターライン付きの2車線道路となっており快適に走り抜ける事ができる。

迂回路(岐阜r412)
(16)山岳道路の様相を帯びてくる (17)交通量は少ない (18)R418交差点を右にUターンするように進む
 集落が途切れると道幅も狭くなり以降は1.5車線の狭路を走り、比較的景色が開ける場所もあれば鬱蒼とした木々の下を走る場所もある。等高線に沿っているため勾配は比較的緩やかだが小刻みなカーブが連続しており見通しは悪い。右側に木曽川、前方に赤い橋が見えるとR418との交差点は近い。やや急な勾配を下って赤いトラス橋の手前でR418が交差している。笠置ダムへはUターンするように右折して木曽川沿いを西に向かう。丸山バイパスの端点からの距離は約18kmである。なお、帰宅後に確認したらr353→r402→r412というルートよりr353→r402→r68→r412のルートの方が1.5km程短かった。

国道418号 part6