国道307号
part2

R422下朝宮交差点〜R477松尾北交差点
甲賀市→日野町

61.「伊賀28km 水口26km」 62.朝宮茶の産地でもある 63.滋賀r522交差点
 下朝宮交差点からはR422との重複区間となるが、道路状況と風景に変化はなく走りやすい2車線道路が続いている。信楽川の流域を走っているが、線形は改良されており忠実に川に沿っている訳ではない。朝宮茶の産地らしく沿線には茶葉の販売所がいくつか建っている。一般の家屋は少ないが旧道と思われる市道沿いに建っている。

64.甲賀市信楽町中野 65.滋賀r5交差点 66.信楽と言えば…
 沿線の建物が途切れると緩やかな上り勾配となり峠部分を越えると下りに転ずる。谷筋を出て視界が開けた所で滋賀r5交差点を通過する。r5交差点以東は沿線には茶葉の販売所に代わって信楽焼の販売所が多くなる。信楽焼と言えばたぬきの置物で有名なやつである。

67.R422立石橋交差点 68.旧信楽町の中心部に差し掛かる 69.滋賀r138長野交差点を左折
 下朝宮交差点から約7.6km走って立石橋交差点を通過するとR422の重複が終わる。交差点の西と南に橋が架かっているが、名称の由来となった立石橋は南のR422の橋である。西のR307の橋は新立石橋という。
 立石橋交差点からもセンターラインのある走りやすい2車線道路が続いている。旧信楽町の中心部に近付くと周辺の建物が増える。信楽焼の販売所も増える。信楽川に架かる短い橋の東詰で滋賀r138長野交差点に突き当たり、左折して東近江・水口方面に進む。右折してr138を少し南下するとR422に行く事ができる。

70.信楽川の右岸を走る 71.滋賀r137信楽駅口交差点 72.滋賀r12交差点
 長野交差点からは信楽川の右岸を少しだけ走ってから旧信楽町の中心部を通り抜ける。滋賀r137信楽駅口交差点を通過するが、信楽駅は信楽高原鉄道の終着駅である。沿線には信楽焼の販売所等も多く、休日には混雑しやすい場所である。滋賀r12交差点付近からは沿線の建物が少なくなる。

73.陶芸の森交差点 74.大戸川沿いを走る 75.旧道との交差点を道なりに進む
 緩やかな勾配を上った先で陶芸の森交差点を通過する。交差点の西にあるのが陶芸の森であり、東側にも信楽焼の販売所が並んでいる。その後は信楽高原鉄道と大戸川を挟むようにして北上する。沿線の建物も交通量も少なくなるため走りやすくなる。

76.滋賀r16・r136牧交差点 77.滋賀r53牧東交差点 78.右折すると紫香楽宮跡駅
 滋賀r16・r136牧交差点を通過して紫香楽橋で大戸川を渡ってから滋賀r53牧東交差点を通過する。紫香楽病院の前を通過して左カーブを曲がっていると紫香楽宮跡駅の前を通過する。紫香楽宮跡駅以北は信楽高原鉄道と並走状態となる。

79.E1A新名神・信楽IC 80.信楽IC付近は片側1車線 81.信楽高原鉄道とE1A新名神
 紫香楽宮跡駅を過ぎて少し走るとE1A新名神の信楽ICを通過する。インターチェンジの前後は中央分離帯が設置されている。通常の対面2車線道路に戻った後に信楽高原鉄道とともに右にカーブしてE1A新名神の隼人川橋の下をくぐる。E1A新名神と並走していると信楽高原鉄道の橋梁の下をくぐる。

82.隼人川沿いを走る 83.滋賀r337交差点 84.左側には信楽高原鉄道が並走
 北側の信楽高原鉄等と南側のE1A新名神とに挟まれた間を東に向かって走る。鉄道沿いだが集落はなく駅も設置されていない。庚申山の麓で大きく左にカーブして滋賀r337交差点を通過して滝川橋を渡る。引き続き信楽高原鉄道と並走していると右カーブを曲がる。鉄道とは近い位置にあるが非電化路線のため目立たず、鉄道の存在に気付きにくい。

85.牛飼西交差点 86.信楽高原鉄道 87.滋賀r4庚申口交差点
 谷筋を出て視界が開けた後に市道(広域農道?)との牛飼西交差点を通過する。水田の間を走っていると信楽高原鉄道のガードをくぐって右にカーブした先で滋賀r4庚申口交差点を通過する。

88.杣川新橋 89.虫生野跨線橋 90.「彦根47km 東近江27km」
 庚申口交差点から少し走ると杣川新橋を渡り、虫生野跨線橋でJR草津線と信楽高原鉄道の上を通る。跨線橋の西に貴生川駅があり、JR草津線と信楽高原鉄道に加えて近江鉄道も乗り入れている。跨線橋の勾配を下り切った後に上り勾配となり、下りに転じた後に水口スポーツの森とみなくち子どもの森の間を通過する。

91.水口大橋 92.滋賀r535水口大橋北詰交差点を右折 93.野洲川の右岸を走る
 水口大橋で野洲川を渡った先の滋賀r535水口大橋北詰交差点を右折して彦根・東近江方面に進む。旧水口町、現甲賀市の中心部の南端かつ周辺にショッピングセンターがあるため交通量が多い。なお、平成の大合併以前に甲賀町という自治体も存在していたが、甲賀市役所は旧水口町役場に置かれている。水口大橋北詰交差点からは野洲川の右岸を走って滋賀r123水口橋北詰交差点を通過する。

94.R307現道と滋賀r549山川橋交差点を直進 95.野洲川を離れる 96.R1中畑交差点
 左にカーブしている山川橋を渡った先でR307現道・滋賀r549山川橋交差点に至る。直進が日野水口グリーンバイパスを含むバイパスで左折の水口市街方面が現道である。前回(2014年)は現道を走行したが、今回は直進してバイパスへと進んでいる。
 山川橋交差点からは野洲川の流域を離れて緩やかな勾配を上る。城山中学校の東側を通り過ぎた先でR1中畑交差点を通過する。この区間のR1は水口バイパスと呼ばれる区間であり、先ほど交差したr549が旧道に当たる。

97.中畑交差点以北も上り勾配 98.料金所跡 99.元々は有料道路だったため沿線の建物はほとんどない
 中畑交差点を過ぎてからもしばらくは上り勾配が続いている。下りに転じた後に滋賀r540交差点を通過するが、右折車線が設置されており案内標識もあるがヘキサは表記されておらず県道との交差点には見え難い。r540交差点からは緩やかな上り勾配となる。道路の両側をフェンスで挟まれた場所を通過するが、有料道路だった頃に料金所が置かれていた場所である。2010年10月5日に無料開放された後に料金所は撤去されている。
 料金所跡からも2車線道路が続いており、程なくして市町境を通過して日野町に入る。市町境の上に跨道橋が架かっていたが撤去されていた。ストリートビューで確認すると2019年4月にはまだ残っていたが、2021年3月にはなくなっていた。航空写真を見ても跨道橋の前後に道路が確認できない事から不要と判断されて撤去されたのだろうか。

100.元有料道路区間内に平面の交差点あり 101.「竹木に注意」 102.滋賀r183深山口交差点
 視界が開けた所で町道との交差点を通過するが、この交差点も有料道路だった区間に含まれている。南に400m程進むと滋賀r540に行く事ができ、そこから西に進むと料金所をパスする事が可能であった。ただし、r540は1.0車線幅区間もありお薦めできる迂回路ではない。
 町道との交差点からは上り勾配となる。「竹木に注意」という珍しい警戒標識が立てられているが、風雪によって樹木や竹が倒れたり折れたりして車両に接触する可能性があるため注意喚起しているのだろう。竹木に注意しながら直線的な道路を走っていると滋賀r183深山口交差点を通過する。有料道路であった頃から歩行者や自転車も通行できたが、深山口交差点以南は歩道が設置されていない。

103.アップダウンのある快走路 104.倒竹あり 105.木津大橋
 深山口交差点以北は片側だけとはいえ歩道が設置されている。アップダウンしている2車線道路を走っているとしゃくなげ街道との木津交差点を通過して日野川に架かる木津大橋を渡る。

106.日野町日田 107.R307現道との日田交差点
 木津大橋を渡って少し走るとR307現道との日田交差点を通過する。山川橋交差点からの距離は約7.9kmであり、現道経由だと約9.2kmである。有料道路区間内にも平面の交差点があるため有料道路らしからぬ状態であった。また、狭路ながら料金所をパスできる道路が存在したのも料金収入が伸び悩んだ要因のひとつかもしれない。

108.「彦根35km 東近江15km」 109.ひばり野公園の前で右にカーブ 110.R477松尾北交差点
 日田交差点からは日野町の中心部と言える場所を通っている。松尾交差点を通過して右カーブを曲がり、日野記念病院交差点を過ぎると車線が増えて4車線道路になり、R477松尾北交差点を通過する。右折のR477は土山という滋賀県内の地名しか案内されていないが、武平峠を越える鈴鹿スカイラインで県境を越えて四日市まで繋がっている。鈴鹿スカイラインはかつては有料道路だったが冬季閉鎖される峠道である。

国道307号 part3