国道307号
part1

R1池之宮北交差点〜R422下朝宮交差点
枚方市→
→京田辺市→井出町→城陽市→宇治田原町→
→甲賀市

1.R1・大阪r139池之宮北交差点 2.「甲賀62km 京田辺11km」 3.大阪r18池之宮4東交差点
 大阪府枚方市の中心部の東に位置するR1池之宮北交差点がR307の終点であり、ここから起点のある滋賀県彦根市に向かって走る。市の中心部からは離れているものの幹線国道たるR1との交差点とあって交通量は多く、周辺には商業施設が密集している。
 R307は対面2車線道路で始まるが、交通量が多いため貧弱な道路状況と言える。直線で見通しの良い2車線道路を東進していると大阪r18池之宮4東交差点を通過する。池之宮北交差点から池之宮4東交差点までは沿線の商業施設が多い。

4.沿線には商業施設も多い 5.大阪r736津田中学校前交差点 6.JR片町線
 池之宮4東交差点以降は商業施設の数が少なくなるものの全くないという訳ではなく、昼間であれば交通量が多い事は容易に想像がつく。大阪r736津田中学校前交差点の直後にJR片町線のガードをくぐる。津田中学校前交差点から先の区間は7〜9時の所謂朝の通勤時間帯は大型車両は通行禁止である。また、片町線には北に藤阪駅、南に津田駅があり、R307はその中間と通っておりそれぞれ700m離れている。

7.津田中学校前交差点以降は商業施設が少なくなる 8.津田山手交差点 9.R1大阪北バイパスとの津田北町3交差点
 津田中学校前交差点からは沿線の商業施設が少なくなり一般の家屋が中心となる。惣喜池の横を通り過ぎた後に市道との津田山手交差点を通過する。7〜9時の大型車通行禁止区間はこの交差点までであり、大型車両の迂回路の市道がR1までのバイパスとして機能している。
 津田山手交差点の直後にR1大阪北バイパスとの津田北町3交差点を通過する。交差点の上空を横切っているのはR1ではなくE89第二京阪道路である。R307とは直接繋がっていないが、北に枚方東ICが、南に枚方学研都市ICがある。なお、枚方東ICより北の区間は2003年3月に、南の区間は2010年3月に開通している。

10.大阪r17杉1交差点 11.バイパスにはゆずりゾーンあり 12.長い上り勾配が続く
 津田北町3交差点のすぐ先で大阪r17杉1交差点を通過するが、右折方向の市道はR307の旧道である。旧道はセンターライン付きの2車線道路ながら車線幅が狭い事もあって7〜9時の間は大型車両通行禁止規制が敷かれている。
 直進してバイパスへと進むと上り勾配となる。ゆずりゾーンが設置されているが、距離が短いせいもあって利用率は低く駐停車している車両もよく見られる。上り勾配のまま大きく右にカーブする。

13.府境の前に下り勾配あり 14.大阪r71交差点 15.京都府京田辺市に入る
 府境を前にして下り勾配になり、その途中で大阪r71交差点を通過する。このr71も旧道の一部である。前述のとおり、旧道の一部区間に一日の内2時間だけとはいえ大型車両禁止規制が敷かれているが、交通量が多く、特に杉1交差点は渋滞しやすい交差点である。
 r71交差点からは上り勾配となり引き続き左カーブを走っていると京都府京田辺市に入る。周辺には建物が多く府境感は薄いと言いたいところだが、通常の家屋ではなく工場や倉庫が中心である。

16.京都府に入ってからも上り勾配 17.E24京奈和道・田辺西IC 18.京都r22交差点
 京都府に入ってからも上り勾配が続いており、河内峠を越えると下り勾配になる。小刻みにカーブしている2車線道路を下るとE24京奈和道の田辺西ICを通過して本線の茂ヶ谷橋をくぐる。さらに勾配を下り視界開けた所で京都r22との交差点を通過する。このr22は山手幹線と呼ばれる幹線道路で片側2車線の区間もある。

19.京田辺市役所の前を通る 20.京都r22京田辺市役所東交差点 21.田辺高架橋
 京都r22交差点を過ぎると京田辺市役所の南を経て京都r22京田辺市役所東交差点を通過する。市役所の西で交差したr22はバイパスで、東で交差したr22は現道である。京田辺市役所東交差点からは上り勾配となり田辺高架橋でJR片町線と近鉄京都線の上を通る。2本の線路の間に市道が交差点している。

22.田辺高架橋以東は沿線の建物が少ない 23.市道との五差路の交差点 24.山城大橋
 田辺跨線橋以東は平坦で直線的な2車線道路を走る。センターラインにはゼブラゾーンが付加されており車線幅にも余裕がある。市道との五差路の交差点から緩やかな勾配を上って片側2車線の山城大橋で木津川を渡る。橋上で井手町の端を掠めているが、市町境標識は設置されておらず井手町域を通っている事を実感できない。その井手町域の先は城陽市に入るが、その境標識は設置されている。

25.R24山城大橋東詰交差点 26.京都r70交差点 27.京都r70青谷橋交差点
 山城大橋を渡り切った所でR24山城大橋東詰交差点を通過する。ここで左側車線が左折専用車線になるため、R307をトレースする際は右側車線を走る必要がある。山城大橋東詰交差点からは対面2車線道路に戻り、井手町との市町境の青谷川に沿って走っていると京都r70との交差点を2ヶ所通過する。ここも西側の交差点はバイパスで東側の交差点は現道である。また、2つの交差点の間の青谷跨線橋でJR奈良線の上を通っているが、R307が堤防であるためか前後の勾配が存在しない。

28.旧道との交差点 29.バイパス沿いには物流倉庫が多い 30.旧道と合流
 青谷橋交差点のすぐ先で名称のない交差点を通過するが、左折方向の道路は青谷バイパスの旧道である。ただし、ウオッちずでは2021年8月の時点でも旧道を現役扱いしていた。バイパスに入ると左カーブを描いている上り勾配の2車線道路を走る。周辺には物流会社の倉庫が多いが、これらはバイパスの整備に伴って建てられたものである。その後緩やかな勾配を下っていると旧道と合流する。

31.城陽市芦原 32.カーブが多くなる 33.歩道がなくなる
 旧道と合流してからも2車線道路が続いており決して走りにくさを感じる道路状況ではない。青谷川の緩やかな勾配を上っていると歩道がなくなるが、その辺りからカーブが多くなる。乗用車であればさほど走りにくいとは思わないが、大型トラックだとセンターラインをはみ出でてしまうなど気を遣う走行となるだろう。

34.バイパスが建設中 35.京都r62交差点の手前で宇治田原町に入る 36.「8月は 道路ふれあい月間」
 歩道なし区間はバイパスが建設中であり、開通すれば歩道のある2車線道路になる可能性が高く、大型トラックの通行がより楽になるだろう。バイパス接続予定地点を過ぎると片側だけとは言え歩道が設置されているため走りやすくなる。峠部分を越えると宇治田原町に入るが、市町境に京都r62との交差点がある。交差点からは緩やかな勾配を下って行く。

37.京都r62郷之口下町交差点を右折 38.製茶工場の前を通る 39.家屋が途切れる箇所あり
 宇治田原町の中心部の西で京都r62郷之口下町交差点を右折して甲賀・信楽方面に進む。直線道路を走っていると旧宇治田原町役場の南で山に挟まれた場所と通るため沿線に家屋が途切れる。

40.宇治田原町役場の出入口の交差点を通過 41.京都r783岩山交差点 42.通勤時間帯は意外に交通量が多い
 2020年7月に移転したばかりの宇治田原町役場の出入口の交差点を通過する。勾配はごく緩やかでカーブも少ないが、町の中心部を通っているため交通量は少なくない。信号機付きの交差点も多いため流れが悪くなる事も多い。京都r783岩山交差点付近からは沿線の建物も減って走りやすくなる。

43.右折すると宇治田原工業団地 44.町道とのY字路を道なりに左へ進む 45.Y字路以降は山道になる
 町の中心部を過ぎて沿線の家屋が少なくなる。宇治田原工業団地の出入口の交差点で右折する車両が多かったため以降の交通量は少なくなる。町道とのY字路を道なりに左方向へと進むと歩道がなくなり山道区間に入る。山道と言っても人里離れた場所ではなく家屋はほとんどないものの茶畑がある。

46.大福隧道 47.旧道(現道?)との交差点 48.奥山田トンネル
 左カーブの先で大福隧道をくぐるが、トンネル内部はセンターラインが引かれておらず3.8mの制限高が設定されており、大型車両同士の離合は困難である。大福隧道を出て大きく右にカーブした後に旧道との交差点を通過して奥山田トンネルに入る。このトンネルを含む奥山田バイパスは歩行者と自転車、軽車両の通行が禁止されている。そのせいか旧道も国道に指定されたままである。

49.奥山田トンネルと奥山田2号橋の間にランプあり 50.奥山田2号橋 51.旧道(現道?)と合流
 奥山田トンネルを出た直後に町道に繋がるランプがあるがR307の京田辺方面としか接続していない。ランプを過ぎると奥山田2号橋と奥山田1号橋を相次いで渡る。やや急な勾配を下った後に旧道との交差点を通過する。歩行者・自転車が通行できない区間はこの交差点までである。

52.旧道との交差点 53.茶屋トンネル 54.京都r283奥山田茶屋交差点
 奥山田バイパスを過ぎてからも2車線の走りやすい道路状況が続いている。上り勾配になる辺りで町道との交差点を通過するが、これも旧道である。茶屋トンネルの手前でボックスカルバートをくぐるが、その上の道路も旧道である。ただし、この区間は閉鎖されており通行する事はできない。茶屋トンネルを出てすぐに京都r283奥山田茶屋交差点を通過するが、交差点から300m弱の区間はR307の旧道である。

55.府県境の手前に登坂車線あり 56.滋賀県甲賀市に入る 57.裏白トンネル
 奥山田茶屋交差点の直後から約450mの登坂車線が設置されている。登坂車線が終わった所で裏白峠を越えて滋賀県甲賀市に入る。南側にある旧道は沿線に茶畑があるため通行する事は可能でも通り抜ける事は不可能である。湯ノ谷橋を渡って裏白トンネルをくぐる。峠と同じ名称のトンネルながら峠から500m程離れている。このトンネルの旧道は急カーブの多い狭路で酷道区間であった。裏白バイパスと奥山田バイパスが供用された事によりR307の酷道区間がなくなったが、前者は2004年12月に開通しており年月が経過しているが後者は2019年3月と最近である。

58.旧道との交差点 59.山道ながら快走路 60.R422下朝宮交差点
 裏白トンネルを出て少し走ると旧道との交差点を通過する。京田辺方面は簡易的なバリケードによって閉鎖されているが、南方向は木津・奈良方面に抜ける道路と繋がっているため通行可能である。
 緩やかな勾配を上りながら右カーブを曲がっているとR422下朝宮交差点を通過する。裏白峠から約2.5kmである。案内標識に表記されていないが、ここから伊賀・水口方面はR422が重複している。

国道307号 part2