国道170号
part2

R163東中野交差点〜R166白鳥交差点
四條畷市→大東市→東大阪市→八尾市→柏原市→藤井寺市→羽曳野市

45.狭苦しい2車線道路 46.制限速度は30km/h 47.大阪r162四條畷神社前交差点
 R163・大阪r20東中野交差点からは単独区間となる。センターラインは引かれているものの車線幅が狭く、無理やり2車線道路にした感は否めない。乗用車でもギリギリ、中型以上のトラックであればセンターラインをはみ出してしまうかもしれない。その後100m弱だけセンターラインがなくなってしまうが、道幅自体は大して狭くなったとは感じない。再びセンターラインが復活してからも狭苦しい状態を走らなければならない。大阪r162四條畷神社前を通過するが、r162が東向き一方通行のため右折する事はできない。

48.大東市に入る 49.交通量はそれなりに多い 50.大阪r163野崎交差点
 四條畷神社前交差点からすぐに市境を通過して大東市に入る。市境の南に大阪r162に対応する西向き一方通行の市道が交差しており、こちらを西進すれば四條畷駅に行く事ができる。ちなみに四条畷駅は大東市域に存在する。
 大東市に入ってからも沿線に建物が多く狭苦しい2車線道路を走る。所々に歩道が設置された箇所もあるが、短い距離しかなく実用性は低い。曲がりなりにも2車線道路なので意外に交通量が多く、JR片町線に並走している事もあってバス路線でもある。

51.大阪r8寺川交差点 52.大阪r701交差点 53.東大阪市に入る
 緩やかな左カーブを曲がった先で大阪r8との寺川交差点を通過する。このr8は大阪生駒線という路線名だが、府県境区間は阪奈道路と呼ばれている。大阪府内は上下線が分離しており、寺川交差点は東行き(生駒方面)の入口に当たる。逆の西行き(大阪方面)の出口は約800m南にある中垣内交差点である。それらの交差点の間に大阪r701交差点があるが、このr701も県境を越えて2府県に跨っているが、大阪府側に狭路、急勾配区間がある。
 中垣内交差点を通過してさほど走らないうちに市境を通過して東大阪市に入る。境標識の下におにぎりがある(おにぎりの上に境標識がある?)のはR170ではよく見られるパターンである。

54.東大阪市内も狭い 55.大阪r168芝交差点 56.R308・大阪r168新石切駅前交差点
 東大阪市に入っても住宅地を通り抜ける狭い2車線道路という状況に変化はない。いくつかの小さな橋を通るが、その前後は緩やかにアップダウンしている。狭いながらも片側にだけ歩道のある状態になってから程なくして右、左と緩やかなカーブを曲がって大阪r168芝交差点を通過する。
 沿線に商店や中高層のマンションが増えてきた所でR308・r168新石切駅前交差点に至る。第二阪奈道路と近鉄けいはんな線の高架の先にはR308大阪市方面車線との交差点があるのだが、こちらは東山交差点と別の名称が付けられている。

57.これまでよりも走りやすい2車線道路 58.R308・大阪r702箱殿交差点
 東山交差点からも2車線道路だが、これまでがこれまでだけに広く感じられる。とは言え一般的に言えば、歩道がなく狭苦しい道路状況である。駅に近い事もあって歩行者や自転車が多く、また車両の通行も多いため、どちら側の立場になっても通行しにくい区間である。東山交差点から約900m南の箱殿交差点を過ぎるとR308が枚岡公園方面に分岐する。案内標識にはR170、R308ともにおにぎりが表記されておらず、r702のヘキサもない。R308の行き先には全国区の酷道峠の暗峠がある。ちなみにr702は暗峠を越える区間がR308に重複しており、国道マニアだけでなく地方道マニアにも門戸を広げている峠と言える。

59.相変わらずの道路状況 60.東体育館前交差点 61.喜里川町南交差点
 箱殿交差点からも家屋が建ち並ぶ間の2車線道路を走る。歩道がなく狭苦しく感じられる点にも変化はない。約600m進むと東体育館前交差点を通過するが、その手前には商店街が車両通行禁止(7-20)のため外環状線への迂回を促す看板が立てられている。交差点を直進してさらに南下し続けると喜里川町南交差点に至る。この交差点が商店街区間に最も近い交差点であり、右折すればR170外環に行く事ができる。ただし道幅があまり広くないため、東体育館前交差点で迂回しておいた方が無難かもしれない。

62.規制時間帯を除けば大型車以外は通行可能 63.サンロード瓢箪山商店街 64.近鉄奈良線の瓢箪山第1号踏切
 喜里川町南交差点からは商店街区間となり、アーケードが設置されている。名称はサンロード瓢箪山商店街という。7-20時の間は歩行者・自転車専用道路となり車両は通行できない。車両が通行できる時間は1日のうち11時間で、その時間帯であっても大型車両は通行できない。
 アーケード街に入るといかにも商店街としか言えない状態を走る。早朝とあって営業している店は存在しないが、数人の歩行者がいた。また、納品と思われる車両も停まっていた。何ヶ所かの交差点を通過するが、通行規制時間帯であっても交差している道路を走る事はできる。
 約300m進むとアーケードが途切れて近鉄奈良線の瓢箪山第1踏切を通過する。踏切の手前には車両通行止の標識が立っているが、これは東側の歩道部分を規制していると思われる。

65.ジンジャーモール瓢箪山商店街 66.アーケードが終わる 67.四条町交差点
 踏切から南もアーケード商店街となっており、名称はジンジャーモール瓢箪山商店街である。こちらはサンモール側より短く約100mでアーケードが終わる。瓢箪山稲荷神社の鳥居の前を通り少し進むと四条町交差点を通過する。この四条町交差点が迂回路との交差点と言えるが、外環までは1.0車線幅と狭く西向き一方通行区間がある。喜里町南交差点〜四条町交差点の距離は約550mである。2007年11月に規制時間帯に歩いて通った際のアーケード区間はこのページである。

68.商店街以降も狭い 69.大阪r24旧道との縄手中学校前交差点 70.大阪r24縄手中学校南交差点以降は狭い2車線道路
 四条町交差点からも1.5〜1.8車線幅の狭路が続いている。縄手小学校の敷地の北西端の交差点からはセンターラインと歩道が現れるが、沿線には建物が建ち並んでおり走りやすい道路状況とは言い難い。小学校に隣接する縄手中学校の南西端で大阪r24の旧道との縄手中学校前交差点を通過し、その直後にr24縄手中学校南交差点を通過する。歩道があったのは小中学校に隣接している部分だけで、縄手中学校前交差点から南は歩道のない2車線道路である。

71.八尾市に入る 72.近鉄信貴線 73.大阪r5平田川東交差点
 車線幅が狭い2車線道路を南下していると八尾市に入る。これまでの市境と同様に家屋の切れ目がなく市境らしさは薄い。八尾市に入ってからは沿線の建物の密度が低くなり、狭いながらも歩道があるうえに道幅にもこれまでに比較すると多少余裕がある。近鉄信貴線の下をくぐってすぐに大阪r5平田川東交差点、次いで大阪r177郡川交差点を通過する。

74.速度と追越に関する制限区間が終わる 75.狭路区間が始まる 76.大阪r181交差点
 郡川交差点から程なくして30km/h制限と追越しのための右側部分はみ出し通行禁止規制が解除されるが、これは道路状況が良くなるためではなく逆に悪くなるためである。まずセンターラインがなくなった後に道幅が狭くなる。狭くなってから少し走ると大阪r181との交差点を通過するが、ソトバがなければ府道との交差点とは思えない。ちなみに大阪r24付近からr181交差点に架けては、西を走っている外環との距離は2〜300mと接近している。

77.7-20時は大型車両通行禁止 78.南高安小学校専用の歩道橋 79.アップダウンあり
 大阪r181交差点からは時間帯大型車両通行禁止規制(7〜20時)が敷かれている。大型車の通行が規制されているだけあって道幅は1.5車線幅と狭く、沿線に家屋が建ち並んでいるため離合箇所もほとんどない。南高安小学校を通り過ぎると上り勾配となり、その後下りに転ずる。緩やかな勾配を下っていると大阪r15交差点を通過する。茨木八尾線という路線名のr15は一方通行区間が多く商店街区間もあるなど車両でのトレースは不可能と言える。

80.ガードレールのせいで狭く感じる 81.柏原市に入る 82.これまでに比べると走りやすい
 緩やかに下っていると勾配がさらに緩やかになった後に平坦になるが、その辺りで沿線の家屋が少なくなる。道幅が少し広くなった後にセンターラインが復活する。その先で柏原市に入るが、市境の手前で時間帯大型車通行規制区間が終わる。
 柏原市に入ってからは2車線道路を走るが、これまで同様に走りやすい道路状況とは言えない。歩道はあったりなかったりで、交通量は道路状況の割に多いのでさらに走りにくさを感じる。

83.柏原市太平寺 84.近鉄大阪線とJR関西本線をオーバーパス 85.R25・R165安堂交差点を右折
 大阪r184大県交差点を通過し、建物が密集している間の2車線道路を走る。市道との太平寺交差点を通過すると右にカーブしながら緩やかな勾配を上り、近鉄大阪線とJR関西本線をオーバーパスする。ひとつの跨線橋で2つの線路を越えているのではなく、それぞれ別の跨線橋であり、間に市道との安堂北交差点がある。
 JR関西本線を越えて勾配を下った先でR25R165安堂交差点に突き当たる。大阪と奈良というR170の行き先に関連の薄い地名しか表記されていないためどちらに進むべきか迷うかもしれない。右折して大阪方面に進むが、一時的に北の方角に向かう事になる。なお、R165はR25の両方向に重複している。

86.大和側右岸を走る 87.大和側から離れる 88.R25・R165柏原駅下り交差点を左折
 安堂交差点の直後に少しだけ大和川沿いを走り、勾配を下った先で近鉄道明寺線の下をくぐる。堤防に沿って走った後に右にカーブして堤防から離れる。安堂交差点から約1.1km走ると柏原駅下り交差点に至り、鋭角に左折してR25・R165から分岐する。直進すれば約1.5kmで(二俣交差点〜弓削交差点)R170外環に行く事ができる。

89.藤井寺市に入る 90.河内橋 91.交通量が多い
 柏原駅下り交差点からは緩やかな勾配を上った後に河内橋で大和川を渡る。橋の手前に藤井寺市の境標識が立っているが、大和川が市境ではなく標識の立っている場所が市境である。河内橋の南詰で大阪r174交差点を通過して勾配を下る。沿線の建物は多く歩道のない区間がほとんどだが、車線幅は普通である。そのせいかR25重複区間程ではないものの交通量が多い。

92.大阪r12土師の里交差点 93.西名阪道 94.羽曳野市誉田
 非常に緩やかな勾配を上っていると大阪r12土師の里交差点を通過する。交差点の南には近鉄南大阪線が走っており跨線橋の下には土師の里駅のホームがある。沿線に建物が密集している間を走っていると大阪r189道明寺交差点を通過する。さらに南下すると西名阪道の下をくぐる。西名阪道の南側に市境があり、以南は羽曳野市となるるが、道路状況や周辺の風景に特に変化がある訳ではない。

95.R170(支線)との白鳥北交差点 96.近鉄南大阪線の古市駅の西を通る 97.R166・大阪r31白鳥交差点
 近鉄南大阪線と近鉄長野線の古市駅の北でR170外環との白鳥北交差点を通過する。外環と言っても白鳥北交差点と外環本線の応神陵前交差点までを結ぶ支線のような道路である。案内標識に高槻と堺しか表記されていないが、河内長野方面に行く事も可能である。
 白鳥北交差点から緩やかな左カーブを曲がっているとR166・大阪r31白鳥交差点を通過する。案内標識にはR170のおにぎりしか表記されていないが、左折の白鳥方面がR166で右折の堺方面がr31である。なお、R166は近鉄南大阪線・長野線の踏切から西向きの一方通行規制が敷かれている。

国道170号 part3