国道488号
part2

R433湯来出張所交差点〜R186交差点
広島市→廿日市市

45.「吉和23km」 46.R488のおにぎりも登場 47.中組集落
 R433湯来出張所交差点からはR488単独区間となって対面2車線道路を走る。水内川に沿っておりカーブは多いものの曲線半径が大きめなので走りにくさは感じない。旧吉和村までの23kmの間に山岳狭路酷道区間があるせいか交通量は非常に少ない。

48.水内川の左岸を快走 49.広島r41交差点 50.湯来温泉橋
 水内川の左岸を走っていると広島r41との交差点を通過する。案内標識ではr41のヘキサが表記されているが、バイパスが開通する前はR488に指定されていた道路であり、ウォっちずでは未だに国道として表記している(2024年8月時点)。ただし、旧道区間におにぎりが残っている事からウォっちずの表記が正しい可能性がある。r41(?)交差点以降はバイパスのためセンターラインのある走りやすい2車線道路である。現道は家屋が建ち並ぶ中を通り抜ける1.0車線幅道路であった。

51.旧道(現道?)と合流 52.白鷺橋 53.日入谷橋
 緩やかな左カーブの先で現道と合流し、以降も2車線快走路が続く。旧道らしき市道との交差点の直後に白鷺橋を渡ってしばらく水内川の右岸を走る。日入谷橋を渡って左岸に戻ると旧道との交差点を通過する。

54.幅員減少 55.狭路ながら路面状況は良い 56.志井集落
 水内川に沿ったやや急な右カーブを曲がって弥平谷集落に至る市道との交差点を過ぎると道幅が狭くなって狭路区間が始まる。狭くなってからしばらくは集落が途切れているが、程なくして志井集落を通り抜ける。集落内も狭いままで急カーブはないが小刻みにカーブしているため見通しは良くない。

57.広島r42交差点 58.広島r42交差点以降も狭路が続く 59.水内川沿いを走る
 広島r42との交差点を右方向へ進む。案内標識ではY字路のように描かれているが、手前から右にカーブしているため道なりに進む感じである。r42交差点以降も1.0車線幅狭路で水内川沿いを走る。

60.東山バイパスとの交差点右折して現道へ進む 61.集落内の1.0車線幅狭路 62.広島r293交差点を右折
 本多田集落で東山バイパスと現道とに別れる。直進がバイパスで普通に走っていればバイパスに入ってしまう。東山バイパスは全長8.2kmであるが、2024年8月時点で供用されているのは2km弱のみで、既開通済み区間の両端ともに現道に繋がっているものの全線開通には至っていない。よって右折して現道へと進む。案内標識の線が細く地名が表記されていない事からこの先の道路状況がある程度想像できる。
 バイパスとの交差点からは1.0車線幅狭路で集落内を走る。200m弱で広島r293交差点を右折して吉和方面に進む。交差点には複数の警告標識が設置されており、中・大型車離合困難区間は8km、異常気象時通行規制区間は7.3km、積雪時通行不能区間が7kmとそれぞれ延長が異なる。案内標識に堂々と吉和となっているが、かなりの酷道区間である事は想像に難くない。

63.小屋の反対側には廃屋 64.「これより東山渓谷」 65.大畑郷ノ実林道との交差点
 広島r293との交差点からは沿線の家屋が途切れるせいもあってさらに酷道度が高くなる。最後の家屋(廃屋)を通り過ぎると樹木に覆われた中を通っており、晴天であっても薄暗さを感じる。道幅は1.0車線と狭く離合箇所もほとんどなく、轍苔からも交通量が皆無である事が分かる。大畑郷ノ実林道との交差点はY字路となっているが、道なりに左方向へ進むだけなのでルートミスする可能性は低いだろう。林道は通行止のようだが仮設のゲートは開放されていた。

66.「益田87km 吉和12km」 67.晴天時でも薄暗い 68.東山バイパスの連絡道との交差点を直進
 林道との交差点から少し進むと谷川橋を渡る。ガードレールが設置されていない川沿いの狭路を走っていると東山バイパスとの交差点を通過する。厳密に言えば部分開通しているバイパスと現道を繋ぐ連絡道路である。東山バイパスが広島r293交差点以西の雲出トンネル前後しか供用されていなかった時期は湯来方面に「大型車通行困難」とも表記されていたが、2024年8月現在は「湯来」とのみ表記されている。

69.廿日市市に入る 70.「走行注意レベル4」 71.林道との交差点を直進
 東山バイパスが合流してからも水内川沿いの1.0車線幅狭路が続いており、色梨林道との交差点を通過して加下橋を渡ると再び廿日市市に入る。廿日市市に入ってからは「走行注意レベル4」区間に突入する。これは広島県が指定した落石やがけ崩れの発生のおそれが高い区間を4段階でレベル標示したものである。レベル4は落石やがけ崩れのおそれが高いと評価された区間である。
 2回目の廿日市市に入ってからもレベル4に相応しい(?)山岳狭路酷道が続いている。隣を流れているのは水内川ではなく支流の加下川だが、道路状況だけでなく周辺の風景にも変化は見られない。林道との交差点を右にカーブしながら通過する。案内標識が設置されているが、なくてもルートミスする可能性は低いだろう。

72.加下川沿いの狭路が続く 73.清川橋 74.離合箇所はほとんどない
 林道との交差点の直後からは急カーブが多くなる。道幅は1.0車線幅で勾配が緩やかという点に変化はない。清川橋を渡ると加下川とは少し離れるが、欄干のない橋を渡ると川沿いに戻る。

75.川との高低差は小さいまま 76.若干舗装が荒れ気味 77.都賀野橋
 加下川の源流に近い場所ながら川面との高低差は小さいままである。ガードレールのない場所が多いものの、万が一転落しても死にはしないだろう。もみの木森林公園の南端付近から舗装状況が悪くなる。加下川に架かる都賀野橋を渡るとセンターライン付きの2車線道路になる。広島r293交差点からの距離は約7.2kmである。

78.もみの木森林公園の入口 79.山間部の2車線道路 80.急カーブが多い
 センターライン付きの2車線道路になってすぐに左の急カーブを曲がるが、カーブの途中にもみの木森林公園の入口ががある。以北の区間が整備され冷るのはもみの木森林公園の往来を便利にするためだと思われる。2車線道路ではあるが、勾配がややきつく急カーブが多い。それでも山岳狭路酷道区間に比べると格段に走りやすいと感じるのは言うまでもない。

81.家屋(別荘?)が点在 82.勾配はやや急 83.E2A中国道の鍛冶屋橋
 右ヘアピンカーブを曲がって少し走ると鍛冶屋川の流域を下って行く。勾配がきつくなる半面、急カーブが少なくなる。高橋を渡って鍛冶屋川の左岸に移って少し走るとE2A中国道の鍛冶屋橋をくぐる。

84.旧吉和村の中心部に入る 85.R186・R434吉和郵便局前交差点を左折
 鍛冶屋橋をくぐってからは沿線の建物が増える。旧吉和村の中心部に差し掛かっており、これまでのような別荘ではなく通常の家屋が中心である。勾配が緩やかになった所でR186R434吉和郵便局前交差点に至り、左折して大竹・佐伯方面に進む。R434はR186の両方面に重複しているが、案内標識にはR434のおにぎりはなくR488のおにぎりは表記されている。なお、右折した直後にE2A中国道の吉和ICが接続している。

86.R186・R434重複区間 87.新田尻橋 88.広島r296交差点
 吉和郵便局前交差点からはR186・R434・R488の3国道重複区間になる。山間部とは言え100番台国道と重複しているため、線形の良い走りやすい2車線道路である。新田尻橋で太田川を渡った先で広島r296交差点を通過する。戸河内が案内されているが、安芸太田町との境を含む結構長い区間が狭路険道である。

89.山間部ながら快走路が続く 90.新大津橋 91.R186・R434交差点を右折
 吉和SAの北を通って緩やかなアップダウンとカーブの2車線道路を淡々と走る。新大津橋を渡って緩やかな左カーブの先の信号機のない交差点を右折するとR186及びR434から分岐した単独区間に戻る。長期の落石通行止が始まる前は益田が案内されていたが、消されると同時に「通行不能(島根県側)」が加えられている。「大型車通行不能」は通行止になる以前から変更されていない。

国道488号 part3