国道257号
part1

R1篠原交差点〜R151有海交差点
浜松市→
→新城市

1.R1・R42・R301篠原交差点 2.案内されているのは浜松駅 3.量販店も点在
 浜松市の南西に位置する篠原交差点がR257の起点である。案内標識からはR1とR257との交差点にしか見えないが、R1の豊川方面にR42R301が重複しているため、R1・R42・R257・R301の合計4本の国道が交差している。R257は北東の方角に伸びており、静岡r316柏原交差点を過ぎて緩やかな右カーブの先で浜松市南区に入る。北にJR東海道本線が走っており、沿線には一般家屋だけでなく集合住宅や商業施設も多い。

4.静岡r317東若林交差点は道なりに左前方へ進む 5.東海道新幹線のガードをくぐる 6.西浅田北交差点は右斜め前方へ進む
 篠原交差点から約4.9km走ると静岡r317東若林交差点となる、ここは単純な直進ではなく左斜め前方に進む。東若林交差点からは中央分離帯はないもののゼブラゾーンの幅が広く道幅に余裕がある。西浜松貨物駅付近で浜松市中区に入り、程なくして東海道本線のガードをくぐる。その200m程先には東海道本線の高架があるがすぐにはくぐらず、西浅田北交差点を右斜め前方に進む。

7.東海道本線のガードをくぐる 8.中高層の建物が増える 9.R152連尺交差点を左折
 車線が増えて片側2車線となって東海道本線の高架と並走していると左にカーブして高架下をくぐる。車線が増えている事からも想像できる通り、浜松市の中心部に近付いており沿線の建物も中高層のものが多くなる。伝馬町交差点からはさらに車線が増えて片側3車線になるが、左端は7-9・17-19時の間はバス専用車線である。篠原交差点から約7.6kmでR152連尺交差点となる。R257は左折して引佐・舘山寺方面に進む。

10.連尺交差点からは2車線 11.高町交差点を右折 12.緩やかな下り勾配
 連尺交差点からは対面2車線となるが、車線幅は広めである。緩やかなS字カーブを描いて約600m走ると市道との高町交差点を右折する。直進の市道も2車線なので案内標識がなければ直進してしまう可能性が高い交差点である。高町交差点からも2車線道路が続いているが、勾配があり緩やかに下っていく。

13.公園前交番北交差点を左折 14.静岡r48交差点 15.商店が建ち並ぶ
 右の急カーブの直後に公園前交番北交差点に突き当たるが、ここは左折である。右折すれば浜松市役所と中区役所の南東でR152との市役所前交差点に至る。つまり連尺交差点を直進して市役所前交差点を左折すれば公園前交番北交差点に全て4車線道路で行く事ができる。
 公園前交番北交差点からも2車線道路が続いており、浜松市の中心部から遠ざかっているものの沿線の建物は途切れることがない。静岡大学の東を通り過ぎるとセンターラインにゼブラゾーンがあり道幅に余裕がある場所を通る。

16.右折するとR257バイパスの南端に至る 17.静岡r261元追分交差点 18.東名をオーバーパス
 航空自衛隊の浜松基地の滑走路の東の市道との交差点は右折すれば部分開通しているR257の住吉バイパスの南端に至る。部分開通と書いたが交差点の南側にも道路そのものは走っており、道なりに走ればR152中沢町交差点に行く事が可能である。
 バイパスとの並走となるが現道の道路状況は変わらずやや交通量の多い2車線道路が続いている。静岡r261元追分交差点で区境を越えて浜松市北区に入り、すぐ先で東名をオーバーパスするが、インターでの接続はない。

19.浜松市北区三方原町 20.R257BP・静岡r65三方原町交差点
 東名の前後は路肩が自転車通行帯として青く塗られている。静岡r319三方原小前交差点を通過してすぐにR257住吉バイパスと静岡r65との三方原町交差点となる。右折がR257BPで天竜と案内されているが、R257はr65赤松坂交差点を右折して浜松市の中心部に伸びている。また、左折してr65に進めば東名の浜松西ICに至る。ちなみにr65は浜松環状線と呼ばれており浜松ICも接続している。

21.上三方原墓園の前を通過 22.都田川に向かって勾配を下る 23.都田川を渡る
 三方原町交差点からも2車線道路が続いているが、沿線の建物の密度は低くなる。静岡r305・r319根洗交差点を過ぎると緩やかにカーブしながら6%の勾配を下り、都田川を渡る。郊外に来たとあって風景は長閑なものに変化している。

24.天竜浜名湖鉄道 25.R362石岡交差点を左折
 都田川を渡ってから程なくして天竜浜名湖鉄道の踏切を渡り、直後でR362石岡交差点に突き当たる。案内標識もT字路に突き当たるかのような描き方だが、実際は左直角カーブのR257にR362が交差しているような形状である。従ってR257のトレースにおいては道なりに左に進む事になる。

26.R362重複区間 27.R362金指西交差点を右方向へ
 石岡交差点からはR362が重複している。金指駅が近く沿線には銀行や商業施設もあり寂しげな印象は薄い。静岡r305金崎駅前交差点を過ぎて少し走るとR362金指西交差点を右方向に進むとR362が分岐する。石岡交差点と異なり信号機が設置されているが、R257が優先となっている。重複区間は800m程度と非常に短い。

28.地名の補助標識は引佐町のまま 29.意外に沿線の建物が多い 30.花平橋の手前に右直角カーブあり
 金指西交差点からは再び進路を北に取る。駅の近くから離れるため沿線の建物は一般の家屋が中心になり、その密度も低くなる。上り勾配ではあるが緩やかなので走りにくさは感じない。右の急カーブを曲がって花平橋を渡る。

31.浜松市北区引佐町花平 32.静岡r68との重複区間には串刺しヘキサあり 33.新東名・浜松いなさIC
 花平橋以降も上り勾配が続いている。沿線の家屋は少なくなり長閑な雰囲気が漂うようになる。井伊谷川に沿っているが急なカーブは少なく走りやすい道路状況と言える。静岡r68との交差点を通過し、r68と重複しながら北進していると新東名の浜松いなさICを通過する。インターの直後にはr68交差点がありそこでr68が分岐する。

34.新東名建設に伴い整備されている 35.三遠南信道路の早期開通を望む看板あり 36.新東名の浜松いなさJCTの高架
 r68との交差点からは右に左にカーブしながら勾配を上り、新東名の一部である引佐連絡道をオーバーパスする。引佐連絡道と少し並走した後に静岡r47が交差している左カーブを曲がり、新東名の本線の高架をくぐり、さらに進むと本線と引佐連絡道を繋ぐ部分の高架をくぐる。三遠南信道の早期開通を望む看板が立っているが、浜松いなさJCTの北はその三遠南信道であり、2014年5月の時点では愛知県新城市の鳳来峡ICまで開通している。

37.静岡r359交差点には東名の豊川ICも案内されている 38.炭焼田トンネル 39.炭焼田トンネル以西は愛知県新城市
 左にカーブしながら静岡r359交差点を通過する。r359の案内標識の支柱には東名の豊川ICが案内されているが、この場所からは結構な距離があり案内する必要があるのか疑問を持ってしまう。そんなr359交差点から西の方角に走っていると炭焼田トンネルをくぐって愛知県新城市に入る。県境だが勾配はさほどきつくなく人里離れた場所でもない。

40.建設中の新東名の高架が横切っている 41.道の駅「鳳来三河三石」 42.新東名の下をくぐるのは2ヶ所
 炭焼田トンネルを出てからは緩やかな勾配を下る。トンネルから1kmも進まないうちに最初の小さな集落が現れ、その奥にはかなり高い位置を横切っている高架道路が見える。建設中の新東名のもので、2014(平成26)年度に浜松いなさJCT〜豊田東JCT間が開通する予定である。新戸川沿いの2車線快走路を走っていると道の駅「鳳来三河三石」を通過し、黄柳川を渡って愛知r81山吉田交差点を通過して右にカーブして再び黄柳川を渡る。その北にも新東名の高架をくぐる箇所がある。

43.蔵平トンネル 44.快走路にオブジェが目立つ 45.愛知r69・r439乗本交差点
 小さな集落を繋ぐように黄柳川沿いの谷筋を走る。黄柳川が蛇行している場所はR257も蛇行しているが、交通量の少ない2車線なので走りやすいと言える。谷筋ではあるが開けた場所なので雰囲気は明るい。黄柳川が宇連川に合流する近くで愛知r69・r439乗本交差点を通過して宇連川を渡る。

46.JR飯田線 47.R151長篠交差点を左方向へ進む
 宇連川を渡ってすぐにJR飯田線をアンダーパスする。その後緩やかな勾配を上っているとR151長篠交差点に至る。R362石岡交差点と同じように信号のないT字路のような交差点を道なりに左に進んでR151との重複区間に入る。案内標識の支柱にはR257のおにぎりと共に指定方向外通行禁止の標識が付けられているが、R151飯田方面からR257浜松方面の進行路を通行するのが禁止されているだけで、別の場所から右折する事が可能である。

48.案内標識はR151のおにぎり、支柱にR257のおにぎり 49.長篠城跡付近を通過 50.R151・愛知r443有海交差点を右折
 長篠交差点からはR151との重複区間となり旧鳳来町の中心部を西進する。格上のR151との重複だがR257のおにぎりも設置されている。本長篠駅付近を過ぎると家屋の数は減るが、完全に集落が途切れる程少なくない。長篠城跡の近くを通過し、緩やかにアップダウンしている2車線道路を走っていると豊川を渡った先でR151・愛知r443有海交差点となり、右折してR151から分岐する。案内標識等に表示されていないがR420の終点が有海交差点であり、ここからはR420が重複している。

国道257号 part2