国道207号
part2

R444しめご交差点〜R34小船越町交差点
鹿島市→太良町→
→諫早市

56.R444分岐後も対面2車線道路 57.佐賀r283肥前浜駅前交差点 58.浜橋
 しめご交差点でR444が分岐すると完全な単独区間となって長崎・諫早方面に進む。道路状況は歩道が片側にしかない対面2車線道路で、家屋が建ち並んでいるため狭苦しさを感じる。左にカーブしながら石木津橋を渡った後に佐賀r283浜新町交差点を通過し、400m先でr283肥前浜駅前交差点を通過する。その後右にカーブしてから浜橋を渡って左カーブを曲がる。

59.R207鹿島バイパスとの浜新方交差点を左折 60.浜新方交差点の直後に左側車線が減少 61.鹿島市音成
 右の急カーブの先でR207鹿島バイパスとの浜新方交差点に突き当たる。左右どちらもR207だが右折の佐賀・武雄方面がバイパスのため、国道トレースは左折して長崎・諫早方面に進む。百貫橋南交差点からの距離は現道が約6.1km、バイパスが約7.9kmである。現道の方が短いが道路状況を考慮するとバイパスの方が早く着ける可能性がある。
 浜新方交差点の直後に左側車線が減少する。中村バイパス及び鹿島バイパスは片側2車線道路のため、バイパスを走っていれば現道との交差点の直後に車線が減少するという事になる。なお、鹿島バイパスの全線が片側2車線になったのは2020年12月27日と比較的最近である。
 対面2車線道路になってすぐにJR長崎本線の跨道橋をくぐり、アップダウンと緩やかなカーブが連続している。交通量が少なくなっているため走りにくさはさほど感じない。

62.海に近い場所を走る 63.道の駅「鹿島」 64.佐賀r230交差点
 有明海に近い場所を走っているものの海が見える場所は少ない。緩やかな右カーブを曲がっていると道の駅「鹿島」を通過する。その先からは海岸線沿いを走っており、佐賀r230交差点を通過する。r230は停車場線で約130m先に肥前七浦駅がある。

65.有明海沿いを快走 66.飯田駐車場 67.佐賀r231交差点
 有明海に沿ったカーブの多い2車線道路が続くが、緩やかなカーブが大半のため走りにくさは感じない。公衆トイレがあり大型貨物車両も停められる飯田駐車場を通り過ぎて左にカーブした先で佐賀r231交差点を通過する。r230同様にr231も停車場線で約60m先に肥前飯田駅がある。

68.海が見えない場所も多い 69.太良町に入る 70.道の駅「太良」
 有明海とJR長崎本線に挟まれた2車線道路を走っていると右カーブを曲がって太良町に入り、その直後に道の駅「太良」を通過する。所在する自治体は異なるが、「鹿島」との距離は約4.3kmと近い。

71.雨天時はスリップに注意 72.佐賀r232交差点 73.佐賀r252油津交差点
 有明海に沿って走っていると佐賀r232交差点を通過するが、これも停車場線で約200m先に太良駅がある。r232交差点のすぐ先で佐賀r252油津交差点を通過し、程なくして太良町役場の前を通る。駅や役場に近い場所だが、特に商業施設が多い訳でもなければ狭苦しい道路状況という訳でもない。

74.陣ノ内亀崎駐車場 75.有明海を見下ろす 76.JR長崎本線と並走
 海岸線沿いを走っていると亀崎の根元で陣ノ内亀崎駐車場を通過する。区画線が引かれていない駐車帯ながら公衆トイレが設置されている。有明海とJR長崎本線に挟まれた狭い平地を走っており多少のアップダウンとカーブはあるものの概ね走りやすい道路状況である。

77.波瀬ノ浦橋 78.カーブは多いが概ね走りやすい 79.「上り8%勾配」
 波瀬ノ浦橋を渡るが、これは小さな湾に架けられたもので下は河川ではなく海である。橋を渡ってからも緩やかなアップダウンとカーブの連続する2車線道路を走り、里集落で8%の急勾配を上る。

80.烏賊浮橋 81.下り8%勾配 82.肥前大浦駅の前を通過
 8%の勾配を上り切った後に烏賊浮橋でJR長崎本線の上を通過してから下りに転ずる。以降はやや内陸部を通っているが、カーブとアップダウンの多い2車線道路という点に変化はない。8%の急勾配を下って大浦湾の南西を通るとJR長崎本線とともに海岸線を離れて内陸へと進んで肥前大浦駅の前を通過する。有明海沿いとなってからは駅の近くを通過するたびに停車場線と交差していたが、肥前大浦駅は国道のすぐ傍にあるせいか停車場線は設定されていない。

83.佐賀r295田古里交差点 84.内陸部区間もカーブが多い 85.「SAGA2024」
 肥前大浦駅を過ぎて緩やかな勾配を上っていると佐賀r295田古里交差点を通過してから緩やかな勾配を下る。前田橋を渡った先で町道との交差点を通過するが、この町道を約1.7km走ると多良岳オレンジ街道という広域農道との交差点に至る。アップダウとカーブはR207よりもきついものの全体的に走りやすい道路状況である。

86.長崎県諫早市に入る 87.道路状況に変化なし 88.井崎憩いの広場駐車場
 JR長崎本線のトンネルの坑口付近の上を通って右カーブを曲がった後に前田橋を渡ると長崎県諫早市に入る。長崎県に入ってからは海沿いに戻るが、道路状況には特に大きな変化は見られない。井崎憩いの広場は公衆トイレを挟んで普通車用と大型貨物車両の駐車場が別れている。

89.小長井大橋 90.長崎r195交差点 91.小長井駅前を通過
 小長井港の出入口に架かる小長井大橋を渡って諫早市役所小長井支所の前を通る。西ノ崎跨線橋の西詰で長崎r195交差点を左にカーブしながら通過した後に小長井駅の前を通過する。駅(線路)の向こう側は有明海が広がっている。

92.小深井バス停(トマトとミカン) 93.平原バス停(メロンとイチゴ) 94.諫早湾干拓堤防道路との交差点
 JR長崎本線のトンネルの上を通ってから緩やかな勾配を下っていると帆崎橋を渡る。長崎県に入ってからは長崎県営バスの路線バスが運行されているが、バス停の待合室はフルーツを模したものがいくつか見られる。バス停の場所によっては海を背景にできるものもあり、写真を撮っている人がいる事もある。ただし、あくまで路線バスのバス停のため駐車できるスペースは限られている。
 海岸線から離れた後に諫早湾干拓堤防道路との交差点を通過する。その名の通り諫早湾の一部を締め切る堤防の上に造られた道路で、雲仙や島原方面に向かうにはショートカットできる有用な道路である。

95.長崎r136高来支所入口交差点 96.JR長崎本線との並走は続く 97.諫早市高来町峰
 諫早湾干拓堤防道路との交差点からはアップダウンがなくなってほぼ平坦になる上にカーブも少なくなる。湯江駅の南を通過した後に長崎r136高来支所入口交差点を通過してJR長崎本線に隣接した状態で並走する。長崎本線が離れた後に小江駅の南を通過するが、沿線には商業施設がいくつか建っている。

98.交通量が増え始める 99.長田バイパスの東端 100.R207長田バイパスとの交差点を右折して現道へ進む
 JR長崎本線と近づいたり遠ざかったりしながらの並走状態を走っているとセンターラインにゼブラゾーンが付加された後に車線が増えて片側2車線道路になる。車線が増えた直後にR207長田バイパスとの交差点を右折して現道へと進む。バイパスへと進むと約3.4km先の長崎r125との交差点までしか国道に指定されておらず、国道をトレースする事ができないため現道を走るしかない。r125以西も道路自体は続いており現道に接続しているためバイパスとしての機能は持っている。

101.現道は対面2車線道路 102.長崎r124・r184長田交差点 103.長崎r184の長田新橋をくぐる
 長田バイパスとの交差点からは平坦で直線的な対面2車線道路を走る。肥前長田駅の裏手で長崎r124・r184長田交差点を通過した後にr184の長田新橋をくぐる。長田新橋はR207だけでなくJR長崎本線も同時に越えている。

104.諫早市小豆崎町 105.左折するとR207長田バイパスの西端に至る 106.泉町交差点
 JR長崎本線に沿ったやや狭苦しく感じる2車線道路を走っていると東諌早駅の南で市道との交差点を通過する。この市道を左折すると300m弱でR207長田バイパスの西端に至る。現道へ進まず直進して長田バイパスを走っていると長崎r125交差点を経てここに至る。諫早市の市街地の手前で合流しているため長田バイパスでは市街地を迂回できない。市街地を迂回するなら、r125で南下してR57(R251重複)や島原道路へ進む方が良いだろう。
 諫早市の中心部に差し掛かり建物が密集している中を走っていると泉町交差点を右にカーブしながら通過する。南を流れている本明川の南に諫早市の市役所や、島原鉄道の本諫早駅がある。

107.諫早市城見町 108.長崎r16四面橋交差点 109.JR長崎本線と島原鉄道をアンダーパス
 緩やかな上り勾配の2車線道路を西に向かって走り、本明川に架かる四面橋の西詰で長崎r16四面橋交差点を通過する。r16は停車場線で約400m先にJR長崎本線・大村線・島原鉄道の諫早駅がある。四面橋交差点を過ぎるとアンダーパスで長崎本線と島原鉄道の下を通る。

110.永昌町交差点を左折 111.長崎r41宇都町交差点 112.反対側車線は2車線
 アンダーパス出た直後の永昌町交差点を左折して長崎・島原方面に進む。右折の市道に佐世保と大村が案内されている事から、R207と合わせてR34の旧道と思われる。直進すれば約1.0km西の中尾交差点で現在のR34に交差している。
 永昌町交差点からは片側2車線道路になるが、西九州新幹線の上を通過した先の長崎r41宇都町交差点で左側車線が左折専用車線になる。以降は2車線道路になるが、交差点の手前だけは北向き車線は2本ある。

113.西九州新幹線とJR長崎本線をくぐる 114.R57・R251小船越町交差点を右折
 JR長崎本線の上下線の線路の間を下り勾配の右カーブで走っていると西九州新幹線の高架橋をくぐり、すぐ先で長崎本線をくぐる。後者には4.3mの制限高が設けられている。ガードをくぐった直後にR57・R251小船越町交差点に突き当たる。二桁国道との交差点だが終点ではなく右折して長崎方面に進む。なお、R251はR57の両方向に重複している。

国道207号 part3