国道207号
part1

R264与賀町交差点〜R444しめご交差点
佐賀市→小城市→江北町→白石町→鹿島市

1.R264・佐賀r54与賀町交差点 2.R34の旧道区間を走る 3.R208八戸交差点
 佐賀県佐賀市の佐賀県庁の西に位置するR264・佐賀r54与賀町交差点がR207の起点である。R207及びR264久留米方面はR34の旧道である。約2.7km北のSAGAアリーナ前交差点はR34とR203R263、R264、R323の5本もの国道が交差しており、R203、R263、R264は起点、R323は終点となっている。
 与賀町交差点から長崎・武雄方面に進んで対面2車線道路を走る。200番台国道としてはごく普通の状態と言えるが、かつては二桁国道だった点を考慮すると貧弱な道路状況と感じられる。約1.6km走るとR208八戸交差点を通過する。約2.9km北のR34との佐大医学部入口交差点がR208の終点である。

4.「長崎106km 武雄28km」 5.佐賀r224扇町交差点 6.両面おにぎり
 八戸交差点からも両側に歩道のある2車線道路が続いているが、佐賀r224扇町交差点を過ぎると歩道が狭くなる。平坦な直線道路で見通しが良く車道に限れば道路状況は悪くない。

7.佐賀r287嘉瀬元町交差点 8.県立森林公園の北を右にカーブ 9.右のドーム状の建物は公衆トイレ
 佐賀r287嘉瀬元町交差点交差点を過ぎて程なくして県立森林公園の北で緩やかな右カーブを曲がって緩やかな勾配を上る。嘉瀬橋の手前で佐賀r401の上を通っているが、r401は佐賀環状自転車道線という自転車道である。交差点の北東ドーム状の建物は公衆トイレであり、駐車場がない事から自転車道を通行している人が主な利用者かもしれない。

10.嘉瀬橋 11.佐賀r48徳万交差点 12.徳万交差点の直後は左カーブ
 嘉瀬橋を渡って直線道路を北西に向かって走っていると佐賀r48徳万交差点を通過して左カーブを曲がる。右折してr48を唐津・小城方面に進むと約1.6kmでR203がR34から分岐する五条交差点に至る。

13.佐賀r225久保田宿交差点 14.クリーク沿いを走る 15.小城市芦刈町芦溝
 歩道が完備されていない対面2車線道路を西に向かって走っていると佐賀r225久保田宿交差点を通過する。交差点付近は改良されて右折車線が追加されている。平坦な直線道路を走っていると福所江川に架かる境橋を渡って小城市に入る。

16.佐賀r43交差点 17.佐賀r212本町交差点 18.「注意 CAUTION」
 小城市に入ってから程なくして佐賀r43交差点を右にカーブしながら通過し、その先で佐賀r212本町交差点を通過する。牛津跨線橋の勾配部分に「注意 CAUTION」という警戒標識が立っているが、これは現在ではその他の危険「!」を示す標識である。山間部の酷道や旧道に残っているのですら少なくなっており、それなりに交通量のある現役の国道にあるのはかなり珍しいと思われる。

19.牛津跨線橋 20.左折すると牛津駅 21.R34前満別交差点を左折
 牛津跨線橋でJR長崎本線の上を通って左にカーブしながら下って佐賀r42・r226江津交差点を通過する。新橋と立堀橋を渡った先でR34前満別交差点に突き当たり、左折してR34との重複区間を大村・武雄方面に進む。かつては道なりに大村・武雄方面にしか進めなかったが、交差点形状が変更されて佐賀方面に右折する事もできるようになっている。

22.牛津大橋東交差点 23.牛津大橋 24.R34・R207重複区間
 前満別交差点からはR34と重複しており片側2車線道路になる。牛津大橋東交差点を通過するが、多久方面の市道はかつては佐賀r332に指定されていた。その後緩やかな勾配を上って牛津大橋を渡る。南側には佐賀r284とJR長崎本線が並走している。

25.佐賀r284砥川新宿東交差点 26.佐賀r284砥川新宿交差点 27.江北町に入る
 佐賀r284との砥川新宿東交差点と砥川新宿交差点を通過する。最初の案内標識には牛津市街方面のr284と唐津・多久方面のr284のどちらも表記されているが、2つの交差点は100m強離れている。JR長崎本線の西側を並走していると緩やかな右カーブ部分で江北町に入る。

28.上惣交差点 29.佐留志高架橋 30.佐賀r339宿交差点
 町道との上総交差点の直後に江北町役場方面への側道が分岐する。案内標識にヘキサは表記されていないが、佐賀r35でありR34(とR207)の旧道に当たる。佐留志高架橋でJR長崎本線の上を通過して勾配を下り切った所で佐賀r339宿交差点を通過する。

31.江北駅の周辺には商業施設が多い 32.R34東分交差点を左折
 宿交差点から西は江北町役場や江北駅に近く沿線には多くの商業施設が建っている。JR長崎線の江北駅は長崎新幹線の開業に合わせて肥前山口駅から変更されており、走行した日、2022年9月23日がその日である(通過時は開業時間前のため厳密に言えば肥前山口駅であった)。
 江北町役場の真南で東分交差点を左折して諫早・鹿島方面に進むとR34から分岐して単独区間に戻る。前満別交差点からの距離は約5.7kmである。なお、R34をトレースする場合は右側車線を走っていないと大村・武雄方面に直進できない。

33.センターラインが通常より太く短く見える 34.六角橋 35.佐賀r36大戸交差点
 東分交差点からは対面2車線道路と車線の数は減るが、平坦かつ直線的という状況に変化はない。交通量も幾分かは減っているせいもあって走りにくさはさほど感じない。旧道との交差点の先で左にカーブしながら緩やかな勾配を上って六角橋を渡ると白石町に入る。六角橋を渡り終えて少し走ると佐賀r36大戸交差点を通過する。

36.路側帯に見えるのは二輪・軽車両通行帯 37.白石町遠江 38.水田が広がっている場所もある
 佐賀r227白石町役場入口交差点を通過する。町境からさほど進んでいないがこの辺りが白石町の中心部である。歩道側に白色の破線が引かれているが、車道と二輪・軽車両通行帯を分けるラインである。白石町の中心部の約1.0kmに二輪・軽車両通行帯が設置されている。普通の対面2車線道路に戻ってからも平坦でカーブ少ない道路状況が続いており概ね走りやすい。

39.廻里津交差点 40.原田跨線橋 41.佐賀r214室島北交差点
 JR長崎本線に近付く辺りで沿線の建物が増える。廻里津交差点を通過するが、交差している町道は佐賀r214の旧道と思われる。肥前竜王駅の東で佐賀r228交差点を通過した後に原田跨線橋で長崎本線の上を通る。跨線橋の勾配を下り切った所で佐賀r214室島北交差点を通過する。

42.R444室島南交差点 43.R207・R444串刺しおにぎり 44.佐賀r324百貫橋北交差点
 室島北交差点から少し走るとR444室島南交差点を通過する。以降はR444が重複しているが案内標識にはR207だけでなくR444のおにぎりも表記されており、串刺しおにぎりも設置されているためすぐに重複区間である事が分かる。
 室島南交差点からは片側2車線道路となり交通量も増える。JR長崎本線に沿って大きく右にカーブして真西に走った後に左カーブを曲がりながら佐賀r324百貫橋北交差点を通過する。

45.百貫橋 46.R207中村バイパスとの百貫橋南交差点を左折して現道へ進む
 百貫橋北交差点の直後に百貫橋で塩田川を渡って鹿島市に入る。百貫橋南交差点でR207がバイパスと現道とに別れる。直進は中村バイパスで、鹿島バイパスに繋がってそのまま現道に接続している。つまり全線が開通しているのだが現道も国道の指定を受けたままである。R444走行時に現道を走行したが、今回も現道を走行すべく鹿島市街方面に左折する。

47.狭苦しい2車線道路 48.現道はR207・R444重複区間 49.R444・R498常広交差点
 百貫橋南交差点を左折して現道へと進むと平坦で直線的ながら歩道がなくやや狭苦しい2車線道路を走る。室島南交差点から重複しているR444はバイパスではなく現道に重複している。
 百貫橋南交差点から約700m走るとR444・R498常広交差点を通過する。R498はこの交差点が起点のため以降も重複しているのはR444のみである。バイパスを走行した場合はR498との交差点を通過するもののそこは起点ではない。

50.鹿島橋 51.佐賀r229肥前鹿島駅前交差点 52.佐賀r309交差点
 JR長崎本線の西側を走っていると鹿島橋を渡った先で佐賀r229肥前鹿島駅前交差点と佐賀r41スカイロード交差点、佐賀r309交差点を次々に通過して行く。r229は肥前鹿島停車場線であり駅前のロータリーまでの50mが全線である。

53.佐賀r309交差点以南は改良工事が進行中 54.佐賀r282泉通り交差点 55.R444しめご交差点
 佐賀r309交差点付近からは改良工事が行われており歩道が設置されて車線幅も幾分か広くなっている。左にカーブして中川橋を渡って市役所の北の出入口を通過してから佐賀r282和泉通り交差点を通過する。JR長崎線に沿って走っていると緩やかな右カーブの先でR444しめご交差点を通過する。ここでR444が大村方面に分岐する。重複区間の距離は約6.3kmである。

国道207号 part2