国道207号
part3

R34小船越町交差点〜R206時津町交差点
諫早市→長与町→時津町

115.R34佐世保・大村方面が分岐 116.新小船越トンネルを隔てた片側2車線道路 117.R34・R57・R251小船越トンネル交差点を直進
 R57・R251小船越町交差点からは片側2車線道路を走り、約200m先でR34佐世保・大村方面の側道が右側から分岐する。新小船越トンネルに隔てられた2車線道路を約600m走ると小船越トンネル交差点に至る。この交差点はR251の終点であり、約900mの短い3国道重複区間が終わる。この交差点をUターンする事でR34佐世保・大村方面だけでなくR57(R251重複)島原方面に行く事も可能である。交差点の南に設置されたR57のおにぎりの下に「ここまで」という補助標識が取り付けられているが、R57の終点はここではなく長崎市内の江戸町交差点である。ただし、江戸町交差点までの全区間がR34に重複しており、小船越トンネル交差点が実質的な終点と言える。

118.長崎r125小船越IC橋をくぐる 119.E34長崎道・諫早IC 120.R34・R207串刺しおにぎり
 小船越トンネル交差点を過ぎると右側から大村方面からのR34が合流して片側3車線道路になる。長崎r125の島原道路との小船越ICを通過するが、このインターチェンジはR34大村方面・R57島原方面・R207鹿島方面とは接続していない。長崎r37貝津交差点を通過してからE34長崎道の諫早ICを通過するが、ここで左端車線がインターチェンジへの流入路になり、以降は片側2車線道路になる。なお、諫早ICにはr125島原道路も直結している。

121.長崎r138久山交差点 122.R34喜々津駅東口交差点を右折
 JR長崎本線に沿って左にカーブして少し走ると今度は右にカーブして長崎r138久山交差点を通過する。長崎市と佐賀市とを結ぶ幹線ルートに当たるため、交通量は非常に多い。
 小船越トンネル交差点から約3.6km走ると喜々津駅東口交差点を右折して時津方面に進んでR34・R57との重複区間が終わる。R34とR57は片側2車線道路のまま直進して長崎市に向かう。

123.R34・R57旧道区間 124.市道との交差点を右折 125.車線幅の広い2車線道路
 喜々津駅東口交差点を右折すると緩やかな左カーブを描く2車線道路を走り、約300m先の市道との交差点を右折する。直進すると化屋交差点でR34・R57に接続している事から旧道と思われる。旧道から離れても車線幅の広い2車線道路が続いており、喜々津駅の南を通過する。緩やかな勾配を下って永久橋を渡り、その後は緩やかな上り勾配となる。

126.JR長崎本線の新線の上を通る 127.前方に見えている白い線はR207のガードレール 128.アップダウンを繰り返す
 永久橋からの勾配を上り切った所で市道との交差点を通過するが、その下にはJR長崎本線の線路が通っている。喜々津駅より南の区間は長与駅を経由する旧線と経由しない新線とに別れており、オーバーパスしたのは後者である。
 線路を越えてからは急勾配を下り、上りになった直後にやや急な右カーブを曲がって直線道路を上って行く。有明海沿岸の区間と似たような道路状況だがアップダウンの勾配はこちらの方が急である。

129.急カーブが多い 130.諫早市多良見町西園 131.諫早市多良見町野副
 ヘアピンカーブに近い急カーブを曲がってから東園駅の近くを通るが、駅とは高低差があるため駅の近くを走っているという風景ではない。緩やかな勾配を下ると集落に差し掛かり、右側に大村湾が見えるようになる。大草小学校の前を通り過ぎると右の急カーブを曲がって緩やかな上り勾配になると集落が途切れる。

132.標高20〜40m程度を走る 133.元釜橋 134.大草駅の前を通過
 標高20〜40m程度の海沿いを走っているが、樹木に視界を遮られている場所が多いため海はあまり見えず海沿い区間というイメージは薄い。また、JR長崎本線(旧線)と並走しているものの高低差があって線路が見えないため、鉄道沿いというイメージも薄い。元釜橋で線路を越えて左カーブを曲がるとやや急な勾配を下って大草駅の傍を通過する。かつては駅前の大草港から大村競艇場を結ぶ航路があったが2020年に廃止されている。

135.右にカーブしてJR長崎本線(旧線)から離れる 136.短距離ながらセンターラインなし区間がある 137.長崎r33交差点を右折
 下り勾配が終わって平坦になった所で右カーブを曲がってJR長崎本線(旧線)から離れる。その直後には僅か100m程度とは言えセンターラインのない区間がある。センターライン付きの2車線道路に戻った後に伊木力橋を渡り、そのすぐ先の長崎r33交差点を右折して時津方面に進む。長与町に関してはr33でもR207でも行けるかのように見えるが、町の中心部に行くのであればr33の方が便利である。R207の「長与経由」は長与町の北部沿岸部を指している。

138.超大型車は通行不能 139.舟津大橋 140.旧道と合流
 長崎r33交差点の直後には時津町までの区間に未改良区間があるため超大型車は通行不能との警告看板が設置されている。看板のすぐ先に信号機のない交差点があるが、右折方向の道路は旧道である。ただし、2022年9月時点でもウオッちずでは現役の国道として表示していた。直進してバイパスへと進むとやや急な勾配を上って舟津大橋を渡る。さらに上って左カーブの先で旧道と合流する。

141.桶川橋 142.浦川内橋付近でヘアピンカーブ 143.大村湾越しに長崎空港が見える
 旧道と合流してからは標高50m前後を走っており、相変わらずカーブとアップダウンを繰り返す2車線道路が続く。浦川内集落では下り勾配で一旦内陸部へ進んで浦川内橋の前後のヘアピンカーブを曲がって海沿いに戻る。大村湾が良く見える場所があり長崎空港らしきものも見える。

144.田平集落 145.崎辺田集落 146.狭路区間が始まる
 小崎鼻の根元を下ると百石橋と五十石橋を相次いで渡ってから緩やかな勾配を上る。この辺りは眺望が良く、大村湾越しに大村市街地や多良岳まで見晴らす事ができる。崎辺田集落内の崎辺田橋付近の急カーブを曲がった先でセンターラインがなくなって道幅が狭くなる。と言っても1.5車線程度なので強烈な狭さという訳ではない。

147.ミカン畑に囲まれた狭路 148.上須の瀬バス停付近は拡幅済み 149.アップダウンは少ない
 センターライン付きの2車線区間に比べてアップダウンは少なくカーブも緩やかなものが多い。沿線にいくつかの集落はあるものの狭路酷道という事もあって交通量は少ない。海とは若干離れた場所を走っている事が多く、樹木の陰から時折海面が見える。

150.大浦集落 151.長与町に入る 152.交通量は少ない
 1.5車線幅のヘアピンカーブを曲がりながら大浦橋を渡って緩やかな勾配を上ると大浦集落を通り抜けて長与町に入る。長与町に入ってからも道路状況に変化はなく1.5車線幅の狭路が続いている。

153.堂崎集落 154.堂崎集落以降は少し広くなる 155.センターラインが復活
 堂崎ノ鼻の堂崎集落からは進行方角が南になり、道幅も1.8車線幅程度と若干広くなる。塩床集落に入ると同時にセンターラインが復活して2車線道路になる。度重なる改良工事によって狭路酷道区間の延長は5km程度まで短くなっている。

156.塩床集落 157.道路状況が良くなっても交通量は少ないまま 158.沿線の家屋が多くなる
 緩やかな勾配を下っていると大堂平橋の前後で右カーブを曲がり緩やかな勾配を上る。一本松集落を通ってから左カーブを曲がって進行方角を南に戻して緩やかな勾配を下りながら集落を通り抜けて行く。

159.町道との交差点を左折 160.埋立地を走る 161.長与町岡郷
 旧道との交差点を通過した後に下り勾配が終わって平坦になり、町道との交差点を左折して時津・長与方面に進む。浄化センターや運動公園、体育館等があり、おそらくは埋め立て地と思われる。埋立地が終わると左カーブを曲がって長与川の右岸を走り旧道と合流する。

162.町道との交差点を右折 163.舟津橋 164.長与川左岸は1.5車線幅狭路
 長与川沿いになった直後の交差点を右折して舟津橋を渡らなければならない。直進の町道がセンターライン付きの2車線道路なうえに案内標識が設置されていないため事前にルートを確認しておかないと直進してしまう可能性が高い。舟津橋を渡った直後の西詰を道なりに左にカーブした後は1.5車線幅の狭路で長与川の左岸を走る。

165.新浦橋の西詰を通過 166.長崎r45三彩橋交差点を右折
 新浦橋の西詰を通過するが前後にはやや急な勾配がある。舟津橋から約800m走ると長崎r45三彩橋交差点に至り、右折して佐世保・時津方面に進む。直進してr45を南下すると長与町の中心部に行く事ができる。案内標識の左折方向は地名もなく矢印にもなっていないが、舟津橋の東詰の交差点で交差している町道に行く事ができる。そのため、長与川左岸のR207の狭路区間は町道を走ると回避する事が可能である。

167.「佐世保63km 琴海16km」 168.時津町浜田郷 169.R206時津町交差点
 三彩橋交差点から300m弱走ると時津町に入る。時津町の中心部の端に位置しているせいもあって町境を挟んで建物が建ち並んでいる。商業施設と家屋が混在している中を走り、いくつかのカーブを曲がって後にR206時津町交差点に突き当たる。時津町役場の北に位置するこの交差点がR207の終点である。左折が長崎方面、右折が佐世保方面であり、2本ある内の左側車線は左折と右折兼用車線のため左側車線からも右折可能である。