国道197号
part3

R440梼原交差点〜R56肱川橋北交差点
梼原町→
→鬼北町→西予市→大洲市

121.高知r26交差点と飯母第一トンネル 122.飯母第二トンネル 123.高知r26交差点
 R440梼原交差点の直後に高知r26交差点を通過して飯母第一トンネルをくぐる。r26は一旦は北に向かうものの梼原小学校と中学校を回り込むように方角を転換して梼原川の右岸を南に向かう。飯母第二トンネルをくぐって飯母を渡った南詰でr26と交差して以降は重複区間となる。

124.川口トンネル 125.高知r26交差点 126.仲間トンネル
 高知r26と重複してから少し走ると川口トンネルをくぐり、緩やかな右カーブの先の交差点でr26が大正方面に分岐する。川口トンネルの手前に交差している町道はr26の旧道である。川口トンネルが供用される以前はR197に指定されていたと思われる。四万川川に沿って少し走ると仲間トンネルをくぐる。川に忠実に沿っている町道が旧道だろう。

127.高知r2交差点 128.旧道との交差点 129.長い上り勾配が続く
 仲間トンネルを出てからは四万川川に沿って走り、高知r2交差点を通過する。r2は梼原城川線といって愛媛県の旧城川町とを結ぶ路線であり、R197も通っている地域のため愛媛県内でもr2と交差している。r2に繋がっている旧道との交差点を通過して谷筋の緩やかな上り勾配の2車線道路を走る。

130.高研山トンネル 131.愛媛県鬼北町に入る 132.下り7%勾配
 長い勾配を上り大きく左にカーブした後に高研山トンネルをくぐって愛媛県鬼北町に入る。トンネルを出た直後に緑資源幹線林道との交差点があり、高研隧道のある旧道に接続している。ただし、旧道のうち隧道の前後は通行不能である。
 緩やかな左カーブを曲がると反対側車線に登坂車線が設置されている。勾配は7%とやや急だが、カーブが緩やかなため走りにくさはさほど感じない。県境に近い山間部ながら周辺には少ないながらも家屋が存在している。

133.緊急退避所が設置されている 134.上中合第一トンネル 135.上中合第二トンネル
 7%勾配を下っていると緊急退避所の脇を通過する。自動車の性能が上がった現在においては利用される事はまずない設備と言えるが、閉鎖はされていないようである。退避所を過ぎてしばらく走ると反対側車線の登坂車線がなくなって対面2車線道路に戻る。緩やかに左にカーブして上中合第一トンネルと上中合第二トンネルをくぐる。

136.沿線の家屋は少ない 137.下中合トンネル 138.中尾敷トンネル
 周辺には少ないながらも家屋が存在しているが、そのほとんどは国道の沿線ではなく旧道らしき町道沿線に建っている。その旧道と日向谷川を挟んで並走している。下中合トンネルと中尾敷トンネルをくぐるが、トンネル付近の旧道には比較的多くの家屋が建っている(と言っても10軒程度)。

139.出口トンネル 140.旧日吉村の中心部を走る 141.R320交差点を右折
 出口トンネルを通過してからしばらく走ると勾配が緩やかになると同時に旧日吉村の中心部に差し掛かる。日向谷川に沿って大きく左にカーブしてから日吉大橋を渡ってR320交差点を右折する。行楽シーズンの休日はそれなりに交通量のある交差点だが、信号機は設置されていない。

142.鬼北町下鍵山 143.山間部の快走路を走る 144.西予市に入る
 R320交差点からは鍵山川の右岸を北に向かって走る。旧日吉村の中心部だった場所を通っているため沿線の家屋は多いが、それが長い距離続く訳でもない。沿線の家屋が少なくなり緩やかな勾配を上って名もなき峠を越えると西予市に入る。

145.快走路を下る 146.「これより先 路面に溝あり 2輪車走行注意!!」 147.愛媛r284交差点
 西予市に入ってからは緩やかな勾配を下る。山間部の市町境の割に沿線には意外に多くの家屋が建っているが、交通量は非常に少ない。黒瀬川沿いになると路面に縦のグルービングが施工された区間があり、2輪車は注意して走行するようにとの警告がされている。左にカーブしている高野橋を渡った先で愛媛r284交差点を通過する。ウオッちずでは約300m先でも県道が交差しているが、これはr284の旧道と思われる。

148.交通量は少ない 149.四国カルスト、三滝渓谷へは右折 150.黒瀬川沿いを走る
 黒瀬川の流域を西の方角に向かって淡々と走る。多少のアップダウンやカーブはあるものの非常に緩やかなうえに交通量が少なく走りやすい状況が続く。三滝川が合流している場所で市道との交差点を通過するが、右折して北上すると四国カルストや三滝渓谷に行く事ができる。その後も黒瀬川沿いを走り、川が蛇行している部分は上伏越橋と下伏越橋を渡る。

151.江戸渕トンネル 152.愛媛r2交差点 153.道の駅「きなはい屋しろかわ」
 黒瀬川に沿って進行方角を西から北西に変えた後に江戸渕トンネルをくぐる。愛媛r2との交差点を通過するが、前述のとおり高知r2でもありこの交差点が起点である。r2交差点を過ぎてすぐに道の駅「きなはい屋しろかわ」を通過して左カーブを曲がって進行方角を西に戻す。道の駅の反対側にはかつての城川町役場、現在の市役所城川支所がある。

154.愛媛r312交差点 155.愛媛r35交差点 156.反対を向いているおにぎり
 道の駅からも黒瀬川に沿った2車線道路が続いている。左にカーブしてから右カーブを曲がっていると愛媛r312交差点を通過する。三差路だがR197の大洲方面から来た場合は鋭角な左折となるため乗用車であっても曲がり切れない可能性がある。r312交差点から程なくして愛媛r35交差点を通過し、以降も黒瀬川の右岸を快走する。

157.法面が崩落したのだろうか 158.愛媛r267交差点 159.黒瀬川沿いの快走路が続く
 吉之沢集落の近くで法面が崩落した思われる場所を通過する。山と反対側の柵の一部も傾いていたため、流出した土砂が川まで流れたのかもしれない。野井川を渡った直後に愛媛r267交差点を通過するが、ウオッちずではセンターライン付きの2車線道路ではなくその手前に交差している1.0車線幅の狭路が県道と表記されている。2車線道路はバイパスで変更が反映されていないだけと思われる。

160.愛媛r32交差点 161.予子林大橋と坂石トンネル 162.新宇和川橋と愛媛r29交差点と栗木トンネル
 愛媛r32交差点の直後に予子林大橋を渡って坂石トンネルをくぐる。橋上で舗装工事が行われており、上下線どちらも舗設してるかのように見えたため通行止にしての作業かと思ってr32へ右折しかけた。坂石トンネルを出ると新宇和川橋を渡るが、その両端に愛媛r29が交差している。東詰の交差点はR197大洲方面からr29への左折とr29からR197鬼北方面への左折のみで、西詰の交差点はR197鬼北方面からr29への左折、r29からR197大洲方面への左折のみとなっている。つまり2ヶ所の交差点で双方の道路の両方面と接続している。新宇和川橋の直後には栗木トンネルをくぐる。どちらのトンネルにも川沿いの旧道が残っているが、1.0車線幅の狭路である。

163.鹿野川湖畔を走る 164.大地トンネル 165.大洲市に入る
 栗木トンネルを出て鹿野川湖の湖畔を走っていると大地トンネルをくぐる。大地トンネルを出た直後に大洲市の境標識が立っているが、実際の市境は大地トンネルの南側坑口に近い場所である。また、大地トンネルを出てすぐに愛媛r308・r343交差点を通過して新大谷橋を渡るが、交差点自体が橋上にある。比較的長大なトンネルが連続しているが、それぞれの延長は坂石トンネルが711m、栗木トンネルが1552m、大地トンネルが1337m、久大トンネルが911mである。

166.鹿野川ダム 167.愛媛r55交差点 168.道路脇に八大竜王神社の鳥居
 久大トンネルを出て幸橋を渡って旧道らしき道路との交差点を通過する。大洲市交流促進センター鹿野川荘の前を通り過ぎると鹿野川ダムの脇を通過し、以降は緩やかな勾配を下って行く。愛媛r55交差点を通過して赤い大きな鳥居の近くを通る。鳥居をくぐった先の渓谷に八大竜王神社がある。

169.道の駅「清流の里ひじかわ」 170.山岳部らしく急カーブもある 171.西の谷川橋
 肱川に沿って左の急カーブを曲がった先で道の駅「清流の里ひじかわ」を通過する。対岸の愛媛r32とともに川沿いの緩やかな勾配の2車線道路を走る。川に沿っているためカーブは多いが急なものは少なく概ね走りやすい道路状況と言える。

172.法面保護工事中 173.愛媛r229交差点 174.肱川の右岸を快走
 肱川の対岸を走っている愛媛r32が支流の小田川沿いになってR197から離れていく。愛媛r55交差点を通過してr55の重複が終わり、大川橋を渡った先の西詰で愛媛r229交差点を通過する。以降は肱川の右岸を走るが、これまでと同様の走りやすい2車線道路が続いている。

175.「三崎62km 八幡浜24km」 176.交通量も少なく快走可能 177.大洲市菅田町菅田
 大川橋から西の区間は肱川の右岸を通っており、対岸にはこれまでの愛媛r32に代わって愛媛r44が並走している。いくつかの集落を繋いでいるものの交通量は非常に少なくいいペースで走る事ができる。

178.災害復旧工事だろうか 179.愛媛r232菅田小学校前交差点 180.愛媛r232交差点
 災害(おそらく台風による水害)復旧工事現場付近からは開けた場所に出て周辺の家屋も増える。緩やかな右カーブを曲がりながら愛媛r232菅田小学校前交差点を通過する。約600m先のr232交差点で短い重複区間が終わる。

181.愛媛r232交差点以降は上り勾配 182.E56松山道・大洲冨士IC
 愛媛r232が分岐してからは上り勾配となり、右にカーブして峠部分を越える。勾配を下り切った所でE56松山道の大洲冨士ICを通過する。開通当初は大洲道路と案内されておりおにぎりも表記されていたが、松山道に組み入れられたせいかおにぎりは消されていた。なお、大洲道路だった区間は無料で通行可能である。

183.E56松山道と並走 184.大洲大橋の手前から松山道から離れる 185.正面に見えるのは愛媛r44の新冨士橋
 大洲冨士ICを過ぎてから上り勾配となり、左急カーブを曲がってから緩やかな右カーブを曲がり、その後しばらくはE56松山道に隣接した状態での並走となる。国道の方が標高が高く松山道が良く見える。松山道の大洲大橋の手前で右カーブを曲がって松山道から離れる。緩やかに下っている2車線道路を走っていると前方に橋が見えるが、大洲大橋ではなく愛媛r44の新冨士橋である。

186.愛媛r44交差点 187.狭路区間が始まる 188.橋梁部に14tの重量制限あり
 市道が交差しているやや急な右カーブを曲がった先で愛媛r44との交差点を通過するが、案内標識にヘキサは表記されていない。r44に宇和島と八幡浜が案内されており直進のR197には大洲市街としか表記されていない。その事からも想像できるが、r44交差点以降は酷道区間である。初めに記しておくとR197に案内されている大洲市街が目的地であっても左折してr44やR440を経由した方が狭路酷道を走らなくて済むため精神安定上は良いかもしれない。
 r44交差点を過ぎるとセンターラインはなくなり道幅も1.5車線と狭くなってしまう。帝京冨士高校の寮を過ぎると沿線の家屋がなくなり酷道感が増す。肱川に注ぐ小さな川に架かる橋のようなものを渡るが、そこには14tの重量制限規制がある。酷道区間の両端に事前警告がされていないので14t超の車両を運転している際は注意を要する。

189.歩行者・自転車用道路に迷い込んだような雰囲気 190.見通しは悪い 191.狭路区間が終わる
 重量制限のある橋以降は1.0車線幅とさらに狭くなる。急カーブこそないもののブラインドカーブが多く見通しは悪い。隣を流れている肱川の対岸が大洲市の市街地であり人里どころか市の中心部からも至近の距離にある。そのためか意外に交通量が多くそれが酷道レベルを上げている。約800m走ると市道との交差点を通過して狭路酷道区間が終わる。距離は短いが前述のとおり意外に交通量があるため通行する時間帯によっては対向車との遭遇が多くなる。

192.センターライン付きの2車線道路に戻る 193.R56・R380・愛媛r43肱川橋北交差点を左折
 狭路酷道区間が終わってから約400m走るとR56R380・愛媛r43肱川橋北交差点に至る。R197は案内標識に表記されていないが、左折してR56との重複区間を宇和島・八幡浜方面に進む。おなじく案内標識に表記されていないR380はR56の両方面に重複している。なお、案内標識では直進がr43のようになっているが、交差点の形状から右折すると見せかけて左折という感じで進まなければならない。

国道197号 part4