国道139号
part2

R300本栖交差点〜R20大月橋東詰交差点
富士河口湖町→鳴沢村→富士吉田市→西桂町→都留市→大月市

65.カーブの多い2車線道路 66.山梨r706交差点 67.「青木ヶ原樹海」
 R300本栖交差点から少し走ると本栖集落を通り抜けて右カーブを曲がる。その後しばらくは直線道路だが、本栖城址の麓からはカーブが多くなる。片側だけとはいえ歩道が設置されているものの歩行者は少ないと思われる。
 精進湖の南で山梨r706交差点を通過する。r706は精進湖畔線という路線名でその名通り精進湖を一周している。ただし、半分は国道との重複区間である。r706交差点を過ぎると青木ヶ原樹海に入るが、道路状況と風景に大きな変化がある訳ではない。

68.右には山梨r702あり 69.R300・R358赤池交差点
 左カーブが始まる辺りで山梨r702が交差しているが、案内標識どころかガードレールの切れ目もない。r702は富士精進線という路線名の登山道である。終点がこの交差点で起点は富士山の五合目である。r702交差点の先の消防署の分遣所の前でR300・R358赤池交差点を通過する。この交差点がR358の終点であり、以降重複しているのは引き続きR300のみである。

70.赤池大橋 71.青木ヶ原大橋 72.「青木ヶ原樹海」
 赤池交差点を通過してすぐに赤池大橋と青木ヶ原大橋、瀬々波橋を次々に渡る。赤池は不定期に出現する湖沼であり、かつては精進湖と地下で繋がっていて水位が上がった時に出現すると考えられていたが、降雨が地下深く入り込まずに出現していたという研究結果が発表されている。なお、池の出現場所は赤池大橋の下ではなく、瀬々波橋の下だという点に注意を要する。

73.山梨r21交差点 74.樹海の中の直線道路を快走 75.山梨r710富岳風穴前交差点
 山梨r21交差点を右にカーブしながら通過する。r21は西湖と河口湖の北を通る県道で富士河口湖町や富士吉田市の中心部にも行く事ができる。r21交差点からは直線道路が続き、山梨r710富岳風穴前交差点を通過する。富岳風穴前交差点の南西に富岳風穴駐車場があり、富岳風穴の観光客用の駐車場として機能している。

76.融雪施設区間の終点 77.鳴沢村に入る 78.鳴沢村に入ってからも快走路
 やや急な左カーブを曲がるが、カーブの前後は融雪施設設置区間となっている。その先の緩やかな右カーブで鳴沢村に入り、道路状況に変化なく走りやすい2車線道路が続く。富士河口湖町に入ってからの勾配が非常に緩やかなため信じられないかもしれないが、町村境付近の標高は1000mを超えている。

79.紅葉台へは左折 80.山梨r71ひばりが丘交差点 81.道の駅「なるさわ」
 紅葉台というレストハウスのある展望所に至る道路との交差点を通過する。紅葉台では富士山のみならず南アルプスも望む事ができるが、未舗装の狭路を通らなければならない。山梨r71ひばりが丘交差点を通過し、緩やかなカーブを描く2車線道路を走っていると道の駅「なるさわ」を通過する。富士山を眺められる道の駅とあって乗用車の駐車台数は259台とかなり多い。建屋の北の国道側の他に南に第2駐車場がある。

82.鳴沢村役場の前を通る 83.山梨r714大田和交差点 84.再び富士河口湖町に入る
 道の駅からしばらくは沿線に家屋が点在する間を走り、程なくして鳴沢村役場の前を通る。右カーブを曲がった後に車線が増えて片側2車線道路になった直後に山梨r714大田和交差点を通過する。ここから東は横町バイパスであり、r714が旧道に当たる。大田和交差点を過ぎると左カーブを曲がり、その先で再び富士河口湖町に入る。

85.下り6%勾配 86.山梨r707東恋路ランプ 87.東恋路跨道橋
 町道との勝山交差点を過ぎると5%勾配を下り、勾配が落ち着いた辺りから沿線の建物が増え始める。富士河口湖町の役場の南で山梨r707との東恋路ランプを通過するが、東恋路跨道橋で交差点の上を通っているのは東向き車線のみで、西向き車線は平面で交差している。

88.周辺には商業施設が多い 89.山梨r707スバルライン入口ランプ 90.山梨r707の富士見橋をくぐる
 東恋路跨道橋から平面道路に戻ると沿線の建物がさらに増え、商業施設も少なくない。山梨r707スバルライン入口交差点は東西両方向ともランプ形状であり、国道がr707の富士見橋をアンダーパスする。

91.E68中央道の船津橋 92.E68中央道の河口湖IC 93.富士吉田市に入る
 スバルライン入口交差点からの側道が合流した直後にE68中央道の船津橋をくぐり、直後に河口湖ICへの流入路が分岐する。河口湖ICと国道の西向き車線とを繋ぐ跨道橋をくぐると河口湖ICからの流出路が合流し、富士急ハイランドの南北を繋ぐ跨道橋と山梨r707の眼鏡橋をくぐる。眼鏡橋の下に富士吉田市の境標識が設置されているが、実際の市町境は100mほど西である。

94.交通量は多い 95.左側車線が富士吉田市街方面、右側車線が山中湖方面 96.R137・R138・R300・R413上宿交差点を左折
 富士吉田市に入ってからは中央分離帯がなくなり、キャッツアイやラバーポールが設置されている。富士吉田市の市街地の南のR137R138・R300・R413上宿交差点を左折して富士吉田市街方面に進む。富士吉田市街方面はR137・R139重複区間、大月・山中湖方面はR138・R413重複区間であり、R139を除くR137、R138、R413はこの交差点が起点である。本来なら案内標識の富士吉田市街方面はR137のおにぎりが表記されていないといけないのだが、なぜかR139のおにぎりが表記されている。

97.路上にあるのは松明置き場 98.R137金鳥居交差点
 上宿交差点からは2車線道路を緩やかに下って行く。街灯がやたら多く電柱が特徴的で電気線しかないのは通信線等は地下に埋設されているのだろう。日本三奇祭のひとつである吉田の火祭りの際は道路上に大きな松明が設置されて火がともされる。
 上宿交差点から約1.1km走って道路を跨ぐ鳥居をくぐった直後に金鳥居交差点を通過して大月・都留方面に進む。前述の火祭りの際に松明が設置されるのは上宿交差点から金鳥居交差点までの区間である。右折の市道に国道139号と案内されているが、これは富士見バイパスを指している。

99.市街地を下って行く 100.山梨r704本町2交差点 101.山梨r703宮川橋北詰交差点を右折
 R137との短い重複区間が終わってからも道路状況に変化はなく緩やかな下り勾配の直線道路が続く。片側2車線の山梨r717及び市道との中曽根交差点を通過してさらに走ると山梨r704本町2交差点を通過する。歩道は狭いがアーケードが設置されている箇所がある。
 宮川橋を渡った直後の山梨r703宮川橋北詰交差点を右折する。案内標識が設置されておらず、路面に大月・都留とだけ描かれていて肝心の右方向の矢印が消えてしまっている。舗装の状態を見ると矢印のある宮川橋の上だけ打ち換えられたものと思われる。逆方向の走行の場合は案内標識は設置されているもののサイズが小さくおにぎりが表記されていない。

102.宮川橋北詰交差点以降もやや狭苦しい2車線道路 103.富士見2交差点 104.R139富士見バイパスとの富士見バイパス北交差点を左折
 宮川橋北詰交差点からも建物が建ち並ぶ中を通り抜けるやや狭苦しい2車線道路が続いている。R139の現道と富士見バイパスの間を南北に走る昭和通りという市道との富士見2交差点を通過する。この交差点から南に進むと富士吉田市の市役所がある。
 富士吉田市の中心部の北東で富士見バイパスとの富士見バイパス北交差点に至り、左折して大月・都留方面に進む。右折の富士宮・山中湖方面がバイパスだが、南端はR138(R413重複)との交差点でありR139の現道とは接続していない。

105.少しだけ狭くなる 106.富士吉田西桂スマートIC入口交差点 107.「下り7%勾配」
 富士見バイパス北交差点の直後にE68中央道の富士見高架橋をくぐる。寿駅の手前で幅員減少の警戒標識が設置されているが、ほんの少し狭くなる程度である。寿駅入口交差点の先で富士吉田西桂スマートIC交差点を通過する。交差点の名称のとおり、E68中央道の富士吉田西桂SICの出入口に当たる。富士小学校の近くの歩道橋付近から下り勾配が始まり、始めは6%勾配で少し進むと7%勾配になる。

108.建替え工事中の西桂町役場の前を通る 109.山梨r718桂高架橋下交差点 110.都留市に入る
 勾配が緩やかになる辺りで西桂町に入り、程なくして西桂町役場の前を通る。走行した日(2023年6月24日)は新庁舎が建設中であった。町役場の前後は2車線道路ではあるものの歩道が設置されておらず走りやすいとは言い難い。狭いながらも歩道が復活した後に山梨r718桂高架橋下交差点を通過してE68中央道の西桂高架橋をくぐる。交差点名称の橋梁名と実際の橋梁名は異なっており誤記ではない。
 沿線に家屋と商業施設が点在している状態を走っていると都留市に入る。富士河口湖町と富士吉田市の境と同様に、西桂町と都留市の境界も複雑で双方に飛び地が存在している。

111.山梨r713鹿留入口交差点 112.東桂駅前を通過 113.長慶橋
 都留市に入ってすぐに山梨r713鹿留入口交差点を通過し、その先で東桂駅前を通過する。さらに進むと長慶橋を渡るが、その下は河川ではなく富士急行である。前後の勾配がないため跨線橋を通っているという感じはしない。

114.富士急行と並走 115.R139都留バイパスとの都留文大入口交差点
 富士急行と並走しながら北東に向かって走っていると佐伯橋を渡り、S字状のカーブを曲がってR139都留バイパスとの都留文大入口交差点を通過する。案内標識には行き先として都留バイパスとなっているが、交差している道路そのものが都留バイパスである。2023年6月の時点では北端部が現道に接続していないため、国道トレースは直進の現道に進まなければならない。

116.富士急行 117.山梨r24交差点 118.都留市の中心部を走る
 都留文大入口交差点から程なくして富士急行の跨道橋をくぐるが、橋台があるためやや狭くなっている。山梨r24交差点を通過するが、r24道志方面への右折は禁止されている。市役所や中心駅の谷村町駅の近くを通っており、都留市の中心部と言える場所である。

119.左直角カーブ 120.中央1交差点を右折 121.山梨r40交差点
 市街地の北で左の直角カーブを曲がり、山梨r705交差点の直後の市道との中央1交差点を右折してから山梨r40交差点を通過する。中央1交差点には右折車線が設置されていないが、三方向の矢印信号が取り付けられた時差式信号機のため右折車両が溜まりすぎる状況にはなりにくい。

122.都留市の中心部を過ぎると下り勾配 123.山梨r711(旧道?)との四日市場交差点 124.山梨r711赤坂交差点
 山梨r40交差点からは緩やかな下り勾配の直線道路を北上する。山梨利r711の旧道と思われる道路との四日市場交差点を通過し、すぐ先でr711のバイパスとの赤坂交差点を通過する。赤坂交差点の西側に接続している市道を道なりに走ると中央1交差点に至る。

125.歩道のない2車線道路を下る 126.山梨r35禾生第一小前交差点 127.山梨r35(?)古川渡交差点
 赤坂交差点からも下り勾配の2車線道路が続く。禾生駅の前で山梨r35禾生第一小前交差点を通過する。次の古川渡交差点に接続している道路はウォっちずで県道として標示されているが、案内標識にヘキサはなく番号は不明である(山梨r35のバイパス?)。約200m先に開通済みの都留バイパスの北端が交差しており、バイパスを補完している。

128.リニア実験線と富士急行 129.道の駅つる入口交差点 130.道の駅つる入り口交差点以北はカーブが多い
 落合橋を渡ると勾配とカーブがややきつくなる。勾配を下り切る所で富士急行の跨道橋をくぐり、次いでリニア実験線の下を通る。以前は遮音壁がなかったが、実験頻度の増加に伴って設置されたものと推測される。桂川と富士急行の間を走っていると道の駅つる入口交差点を通過する。左折して大原橋を渡って600mほど先に道の駅「つる」がある。道の駅つる入口交差点を過ぎるとカーブが多くなるが、山間部に入った訳ではなく沿線には商業施設も少なからず建っている。

131.田野倉駅以降は商業施設が多い 132.大月市に入る 133.川と山の間の狭い土地に家屋が並ぶ
 田野倉駅の西を通り過ぎて右カーブを曲がると沿線の商業施設が増える。緩やかに下りながら左にカーブしていると大月市に入る。桂川と山の間の狭い平地を通っているものの沿線には意外に多くの家屋がある。

134.R20大月バイパスとの都留高校南交差点 135.都留高校のグランドの横を通過 136.R20大月橋東詰交差点を右折
 大月市の中心部に差し掛かると同時にR20大月バイパスとの都留高校南交差点を通過する。八王子・上野原方面は2006年に供用されたが、甲府方面が供用されたのは2022年である。
 都留高校南交差点から300m弱でR20現道との大月橋東詰交差点に突き当たる。案内標識にR139のおにぎりが表記されていないが、右折して八王子・上野原方面に進む。交差点の中央に信号機や案内標識が立てられている“島”があるが、ラウンドアバウトではないため島の右側を通らなければならない。

国道139号 part3