国道121号
part4

R49北柳原交差点〜R13万世片子R交差点
会津若松市→湯川村→喜多方市→
→米沢市

152.R49と重複して西に進む 153.R49観音前交差点を右折
 北柳原交差点を左折するとR118R401が分岐すると同時に今度はR49との重複区間となる。二桁国道との重複のため片側2車線と整備されており交通量は多い。JR磐越西線を扇町跨線橋で越えて緩やかな下り勾配を走っていると観音前交差点となり、右折する事でR49から分岐する。重複距離は1.3kmと短い。

154.R49から分岐しても片側2車線 155.磐越道・会津若松IC 156.右車線が減少
 R49から分岐してからも片側2車線が続いている。約500m走ると磐越道の会津若松ICを通過し、新溷橋を渡った先で右車線がなくなる。R49から一直線に延びる道路との交差点近くである事が考えるとこの道路が旧道だろう。

157.家屋よりも水田の割街が多くなる 158.湯川村に入る 159.右にカーブして磐越西線をオーバーパス
 片側2車線から対面2車線になったものの交通量もさほど多くなかったため走りにくくなる事もなかった。水田の中に家屋が点在している中を走っていると湯川村に入る。右にカーブした先で磐越西線をオーバーパスし、ほぼ真北に向かって走る。

160.喜多方市に入る 161.喜多方市塩川町小府根 162.R121BP会津縦貫道の喜多方IC
 湯川村に入って約1.5km、日橋川に架かる東大橋を渡って喜多方市に入る。市境を越えてすぐに家屋が密集する西側を走り抜けるが、ここは喜多方市の中心部ではなく旧塩川町の市街地である。福島r61交差点辺りまで来れば旧市街地は抜けており沿線の民家の密度は低くなる。見通しの良い直線道路を走っていると喜多方市の市街地の南でR121のバイパスでもある会津縦貫道の喜多方ICとなる。インターと言っても単なる平面交差点で、国道をトレースするには右折して米沢方面に進む。2012年7月現在、会津縦貫道は湯川北ICまでの北半分のみ開通しており会津若松IC付近までの南半分は未開通である。

163.喜多方IC付近は舗装が新しい 164.R459交差点 165.R459以北は水田を走り抜ける
 喜多方ICからは路側に余裕のあるバイパス然とした道路状況になり走りやすさか向上する。舗装が新しい事から喜多方ICの開通に前後して舗装されたものと思われる。喜多方ICから約2.0kmでR459交差点を直進する。

166.バイパスのため快走路 167.晴れていれば飯豊連峰が見える模様 168.道の駅「喜多の郷」
 R459交差点からも沿線の建物が少なく道幅などにも余裕のあるバイパス然とした道路状況が続いている。旧道でもある福島r16との交差点から北東に伸びている道路が大峠に向かう旧道だが、案内標識にはおにぎりは表記されていない。大峠トンネル開通後もバイパスが全通していないため国道の指定を受けていたが、峠を挟む区間が通行止になって久しい。大峠道路旧道の車で行ける所まで行った様子はこちらのページへ。
 旧道との交差点を通過して程なくして緩やかながら上り勾配となり左にカーブしてから道の駅「喜多の郷」を通過する。この「喜多の郷」から北が大峠道路である。

169.福島r333交差点からは勾配がきつくなる 170.福島r383交差点の先にはチェーン着脱場 171.向坂トンネル
 大峠道路が全通するまで代替路を務めていたr333との交差点を過ぎると右にカーブすると同時に勾配がきつくなる。バイパスだけあって道幅に余裕があり走りやすいと言える。立体交差となっているr383との交差点を過ぎてからも上り勾配が続き、最初のトンネルである向坂トンネルをくぐる。大峠道路にある合計14ものトンネルの最も南に位置するトンネルである。

172.r333と再び交差 173.登坂車線はないがチェーン着脱場はいくつかある 174.不動トンネル(赤)
 明ヶ沢第一、第二トンネルを相次いでくぐった直後で再びr333との交差点を通過する。大峠トンネルが先行で開通していた大峠道路において、この交差点より南の区間が未開通だった際はこのr333が代替路の役割を果たしていた。
 r333交差点からも急勾配の上りが続いている。長い上り勾配であるが登坂車線は設けられていない。積雪地であるためチェーン着脱場を兼ねた駐車場は複数箇所用意されている。日中ダム脇の日中トンネルを抜けて少し走ると不動トンネルとなるが、その手前には「虹のトンネル 7ヶ所 区間3km」と書かれた標識が立っており、トンネル名を記した標識は通常の白地に青字ではなく赤地である。

175.地蔵トンネル(橙) 176.石楠花トンネル(黄) 177.大倉トンネル(緑)
 不動トンネルから数えて7つのトンネルは名称こそごくありふれたものだが、それぞれに虹を示す色が割り振られている。不動トンネル(赤)の次は地蔵トンネル(橙)、石楠花トンネル(黄)、大蔵トンネル(緑)となっている。

178.探トンネル(青) 179.御手窪トンネル(藍) 180.高倉トンネル(紫)
 探トンネル(青)、御手窪トンネル(藍)、高倉トンネル(紫)の合計7つである。前述の通り合計14本のトンネルにもかかわらずそのうちの7本をして“虹のトンネル”と称させたのかは謎である。竣工年が古い順という訳でもなさそうである。強いて言えば大峠トンネルから南に7本連続しているトンネルという点が挙げられる。

181.大峠トンネル 182.山形県に入った所で片側交互通行 183.山形県側も勾配はきつい
 短いスノーシェッドをくぐって程なくして延長3940mの大峠トンネルに入る。大峠道路が全線開通したのは2010年だが、大峠トンネルを挟む約15kmは1992年には既に開通していたため既に供されてから20年が経過している。この日は県境を越えた先で片側交互通行規制が敷かれており10分程トンネル内で待たなければならなかった。
 大峠トンネルを出ると、いやトンネルの中から下り勾配でありトンネルを出てからもそれが続いている。勾配はややきついが急カーブはほとんどなく走りやすいと言える。トンネルを出て約1.6kmで旧道と交差するが、山形県側は旧道沿線に集落がないため案内標識すら設置されていない。

184.八谷トンネル 185.快走路と淡々と下る 186.道の駅「田沢」
 旧道との交差点辺りから勾配が緩やかになるが下りであることには変わりない。大峠トンネルから約3.4kmで短い八谷トンネルをくぐるが、これが大峠道路の山形県側の唯一のトンネルである。八谷トンネルからも緩やかな勾配とカーブの快走路が続いている。大峠道路の南端である道の駅「喜多の郷」から約25kmで北端である道の駅「田沢」に至る。

187.米沢まで11km 188.徐々に沿線の家屋の数が増える 189.R121BP交差点を直進
 「田沢」からも2車線の走りやすい状態が続いている。近くを流れている鬼面川はかなり蛇行しているが、R121はそれを無視するように緩やかなカーブばかりである。走るにつれて徐々に周囲の家屋の数が増えてくるが道路状況には影響がなく走りやすいままである。
 米沢市の市街地の西でR121の舘山バイパスとの交差点となる。左折のバイパスに進むと市街地を南西から北東に迂回する形でR13との交差点に至る。R121の起点は確かにR13との交差点であるが、万世片子交差点はバイパスではなく現道とR13の交差点である。よってここは直進して米沢市街方面に進む。

190.バイパスとの交差点直後はセンターラインなし 191.JR米坂線の踏切を渡る 192.交通量は多い
 バイパスとの交差点を直進した直後にセンターラインのない1.8車線幅と狭くなる。両側に建物が建ち並んでいるうえに歩道がなく、にもかかわらず交通量は多いため走りにくい。1.8車線区間は短くすぐにセンターラインが復活して2車線となるが、沿線の建物は密集したままである。信号のない山形r245交差点を過ぎた直後にJR米坂線の踏切を渡り、以降も交通量の多い状態を東進する。2車線と言えど道幅に余裕はなく右折車線もないため流れは悪い。

193.R287大門北交差点 194.山形r232交差点は右折 195.JR奥羽本線と米坂線をオーバーパス
 米沢城跡の北側を通り過ぎるとR287大門北交差点を通過する。この交差点にも右折車線がなく、特に反対の西向き車線から右折してR287に入る車両が多いため信号が青になっている時も流れは悪かった。
 大門北交差点から程なくして最上川を渡り、その先で山形r232との交差点を右折する。相生橋を渡った直後の十字の交差点ではなく、その直後のY字交差点を右斜め前方の進むのがR121である。r232交差点からも2車線が続くが道路状況に大きな変化はない。JR米坂線と奥羽本線を今度は跨線橋で越える。

196.やや流れの悪い状態を走る 197.交差点の直前で左急カーブ 198.R13万世片子交差点
 跨線橋からも歩道のない2車線がR13万世片子交差点まで続いている。交差点直前でR13福島方面からの一方通行出口手前で左に急カーブしてR13万世片子交差点に突き当たる。

 以上が山形県南部の米沢市と栃木県南西部の益子町とを結ぶ総延長250km近い長大国道のレポートである。大峠旧道が現役かつ通行可能であったならば酷道レベル★★★★★、全国屈指の酷道として名を馳せていた事だろう。