国道121号
part3

R119森友交差点〜栃木r19交差点
日光市

104.おにぎりはR119のみ 105.右側は日光杉並木 106.R119・R352・R461との七本桜交差点を直進
 森友交差点からはR352に加えてR119とも重複しており、R121にとっては格上の国道との重複区間でもある。杉並木の南側を西に向かって走る。杉並木の中にも道路があるが、東向きの一方通行なうえに一部の区間は車両通行止である。
 R119・R352・R461七本桜交差点を直進する。鬼怒川・矢板方面のR461はバイパスであり、開通後しばらくは現道と共存していたが、2016年にバイパスに一本化されている(2022年4月時点でもウオッちずでは現道も国道として表記している)。なお、R461より西の杉並木が車両通行止箇所である。

107.東武日光線のガードの制限高は4.3m 108.小倉歩道橋交差点 109.R119・R121現道・R352現道との小倉町交差点
 七本桜交差点を過ぎてすぐに東武日光線のガードをくぐるが、4.3mの制限高があるうえに若干狭くなっている。引き続き杉並木の南を走っていると小倉歩道橋交差点を通過する。この交差点はR121の益子方面向き及びR352の上三川方面向きにトレースする際に右折禁止の交差点をパスするルートである。
 小倉歩道橋交差点から約300mでR119・R121・R352との小倉町交差点を通過するが、R121、R352どちらにとっても現道である。逆方向から走行してきた場合はこの交差点が右折できない(ただし、右折不可なのは7〜20時の間だけ)。小倉町交差点の直後には栃木r62・r229小倉町交差点を通過する。おそらく交差点が近すぎるため右折が禁止されているのだろう。

110.道の駅「日光」 111.R119・R352春日町交差点を右折
 小倉町交差点からは日光市の中心部を通っており沿線には建物が密集している。道の駅「日光」を通り過ぎた後にR119・R352春日町交差点を右折して川治・鬼怒川方面に進む。ここでR119は沼田・中禅寺湖方面に向かって重複が解消されるが、R352の重複は続いている。なお、今市IC方面もR121となっているが、これは春日町交差点〜今市ICまでの支線のような区間である。

112.東武日光線 113.栃木r248川原町交差点 114.大谷橋
 春日町交差点の直後に市道との交差点を過ぎると勾配を下り、東武日光線のガードをくぐる。その後さらに下った後に上りに転じ、S字状のカーブを曲がった先で栃木r248川原町交差点を通過する。右折して宇都宮・塩野室方面に進むとR461のバイパスとの交差点を経てR119のバイパスと接続しており、混雑しやすいR119(R121・R352重複)を走るよりも便利かもしれない。川原町交差点を過ぎると大谷橋を渡るが、途中で車線が増えて片側2車線になる。

115.R121BP・R352BP・R461大谷向交差点を右折 116.センターラインのない1.8車線幅道路 117.R461が分岐していた交差点を左方向へ進む
 大谷橋の北詰にR121・R352大谷向交差点は、案内標識では直進にR121のおにぎりが表記されているのみである。直進はR121・R352大桑バイパスで、右折の矢板・玉生方面が現道である。また、かつてはR461の起点でもあった。R352トレースの際にバイパスを走行したため、今回は右折して現道へと進んでいる。
 大谷向交差点からは1.8車線幅とやや狭い。左カーブを曲がってさらに少し走ると鬼第7踏切の手前の三差路と左方向へと進む。この交差点はかつてR461が分岐していた交差点である。

118.R121のおにぎりが立っている 119.多少道幅が広くなる 120.杉並木の中も通っている
 R461旧道との交差点の直後にはR121のおにぎりが立っているが、文字は薄く支柱も錆だらけである。交差点以降は2.0車線幅になり、杉並木に入ってからセンターライン付きの2車線道路になる。

121.交通量は少ない 122.大桑バイパスとの倉ヶ崎新田交差点を直進 123.倉ヶ崎新田交差点以降は2車線道路
 杉並木が終わるとセンターラインがなくなるが、2.0車線幅程度はあるので乗用車同士の離合には困らない。そもそもバイパスが並走しているせいもあって交通量は非常に少ない。
 大谷向交差点から約2.3kmで倉ヶ崎新田交差点に至るが、ここで交差している道路はR121・R352の大桑バイパスである。案内標識は設置されていないが、直進が現道であり、ここも引き続き現道をはしるため直進している。倉ヶ崎新田交差点以降の現道はセンターライン付きの2車線道路である。

124.日光杉並木 125.市道との交差点を道なりに右へ進む 126.日光市大桑町
 倉ヶ崎新田交差点以北の現道にも杉並木区間があり、それを過ぎた後に市道との交差点を道なりに右へ直角にカーブする。案内標識ではT字路に突き当たるかのように描かれているが、一旦停止の必要はなくあくまで道なりに進むだけである。直角カーブからは沿線に家屋が建ち並ぶ中を通り抜ける。

127.東武鬼怒川線と並走 128.東武鬼怒川線を越える 129.R121・R352バイパスとの砥川橋南交差点を左折
 東武鬼怒川線の踏切の近くで左にカーブしてからは線路沿いを北上し、S字状にカーブして跨線橋で東武鬼怒川線の上を通過する。その直後にR121・R352大桑バイパスとの砥川橋南交差点に突き当たり、左折するとバイパスに合流する。大谷向交差点からの距離は現道が約5.6km、バイパスが約5.5kmと大きな差はない。

130.やや急な勾配を下る 131.砥川橋 132.R121・R352現道との栗原交差点を直進
 砥川橋南交差点からはバイパスに合流するため片側2車線道路となり、やや急な勾配を下ってから砥川橋を渡る。橋からの勾配を上り切った所にR121・R352現道との栗原交差点がある。ここでもバイパスと現道とに別れる訳だが、R352トレースの際は現道を走ったため、直進してバイパスへと進む。

133.おにぎりはR121のみ 134.日光江戸村の入口のひとつ 135.「鬼怒川有料道路 2.3km先より」
 栗原交差点からも引き続き上り勾配の2車線道路を走る。現道とは異なり路側帯が広く走りやすい道路状況である。ゴールデンウイークとは言え朝の早い時間帯に通行しているため交通量は少ないが、行楽シーズンの昼間の交通量はもっと多いはずである。沿線に観光施設があり有料道路を走っている雰囲気ではないが、有料の区間があるため2km以上手前から有料道路である事を示す標識が設置されている。

136.小佐越交差点 137.鬼怒川パーキング 138.勾配は緩やか
 市道との小佐越交差点を通過するが、右折して鬼怒川の左岸に移ると現道に行く事ができる。交差点の少し先に鬼怒川パーキングという公衆トイレのあるパーキングが設置されている。その後も有料道路らしくない2車線道路を北上する。

139.「鬼怒川有料道路」 140.料金区分は4種類 141.鬼怒川料金所
 鬼怒川有料道路に入ると料金表の前を通る。それによると4つの区分があり、乗用車は260円だが、2022年10月に無料開放される予定である。鬼怒川トンネルの手前に料金所があり、上下それぞれ2つのブースがあるが、通常時は1つしか運用されていない。

142.料金所の直後にパーキングあり 143.鬼怒川トンネル 144.新楯岩橋
 料金所の直後には公衆トイレのあるパーキングが設置されている。無料開放後に料金所が撤去されると駐車スペースが拡充されるかもしれない。パーキングを過ぎると勾配が少しきつくなり鬼怒川トンネルに入る。右カーブを曲がった後にトンネルを出ると遮音壁に挟まれた新楯岩橋を渡る。

145.現道との連絡道路との交差点 146.鬼怒川温泉街を走る 147.道路状況は良好
 新楯岩橋を渡り終えると現道を繋ぐ連絡道路との交差点を通過するが、ウオッちずではこの道路も国道として扱っている。連絡道路との交差点以降も緩やかな上り勾配が続いており、鬼怒川を挟んだ現道との並走状態も続いている。有料区間以南に比べて沿線の建物は多いが、温泉関連の施設が主である。

148.栃木r19交差点を右折 149.鬼怒岩橋 150.現道との小原交差点を左方向へ進む
 栃木r19との交差点を右折しなければならないが、案内標識のとおり右折のR121でも直進のr19でも南会津・川治方面には行く事ができ、後者がバイパスとして機能している。かつては龍王峡ラインと呼ばれる有料道路であったが、2020年12月11日から無料開放されている。
 鬼怒岩橋を渡った直後の短い勾配の先で現道との小原交差点を左方向へ進んで現道と合流する。栗原交差点〜小原交差点間の距離はバイパスが約8.6kmで現道が約8.2kmである。現道の方が短いが道路状況が多少劣り、行楽シーズンを中心に混雑するためバイパスの方がより早く通り抜ける事ができる。鬼怒川有料道路が無料開放されればバイパスの交通量がもっと増えると思われ、それに対して現道の交通量が減って混雑もましになるかもしれない。

151.R121・R352重複区間 152.東武鬼怒川線と並走 153.栃木r63交差点
 小原交差点からはバイパスと現道の並走状態が終わって一本化されたが、バイパスとしての栃木r19があるため鬼怒川を挟んで2本の道路が並走している点は同じである。小原集落を過ぎると沿線の家屋が途切れて谷筋を走る。川の反対側には東武鬼怒川線が並走している。新藤原駅の近くを通り過ぎてから栃木r63交差点を通過する。新藤原駅を境に北は野岩鉄道となり、東武鬼怒川線とは異なる鉄道である。

154.栃木r19の龍王峡大橋 155.龍王峡市営駐車場 156.栃木r19のもみじ大橋
 緩やかなカーブが連続する上り勾配の2車線道路を走っていると栃木r19の龍王峡大橋の下で交差点を通過するが、日光市街方面としか接続していない。その後の緩やかな勾配を上っていると龍王峡市営駐車場の前を通り、龍王峡駅の東でやや急な右カーブを曲がってr19のもみじ大橋の下を通る。駅の周辺にはドライブインや土産物店があり、観光地化されている。

157.もみじ大橋に隣接するカルバートをくぐる 158.栃木r19交差点を左折
 大きく左にカーブしてからもみじ大橋に隣接するカルバートをくぐり、大きく右にカーブした先で栃木r19交差点を左折する。右折のr19が龍王峡ラインで日光市街に戻るルートである。直進の塩原方面は日塩もみじラインと呼ばれており、こちらも有料道路だったが、龍王峡ラインと同時に無料開放されている。

国道121号 part4