国道121号
part2

R293下材木町交差点〜R352上三依交差点
鹿沼市→日光市

50.栃木r4・r14石橋町交差点 51.R293・R352市役所前交差点を直進 52.レアな3国道串刺しおにぎり
 下材木町交差点を右折するとR293R352との3国道重複状態となる。市役所前交差点までという僅か700mという非常に短い距離ではあるが、串刺しおにぎりの設置に定評のある栃木県においてこの状態が無視されている訳もなく、案内標識の中のみならずきちんと3つ串刺しのおにぎりも立てられている。市街地とあってごちゃごちゃとしてせせこましいのでレアなおにぎりに目を奪われて事故を起こす事がないように注意を払わなければならない。

53.R352との重複は続く 54.こういったものでも手を抜いていない
 市役所前交差点を直進するとR293がさくら・宇都宮方面に行ってしまうため、以北はR352との重複となる。2国道重複と特に珍しくもない状態ではあるが串刺しおにぎりの設置も忘れていない。さらには例幣使街道を表示する標識にもR121・R352と併記されている点に驚きを禁じ得ない。栃木県内においては余り存在感のないR352であればなおさらである。

55.御成橋西交差点を右折 56.御成橋東交差点を左斜め前方へ進む 57.緩やかな上り勾配の道路を北上
 鹿沼市の中心部から離れるため徐々に沿線の建物は普通の民家が中心である。市役所前交差点から約1.2km走ると御成橋西交差点を右折して御成橋を渡り、御成橋東交差点を左斜め前方へ進む。御成橋東交差点からは緩やかな上り勾配となって黒川の左岸を北に向かって走る。

58.日光と言えば杉並木 59.杉並木の中は昼間でも薄暗い 60.バイパスとの交差点を左折
 北上するつれて沿線は杉並木となる。日本の道100選のうちのひとつであるが指定されているのはもう少し北の区間である。それでも樹齢400年の杉による並木は他では見られない(但し、日光杉並木はR121だけでなくR119にも存在する)。昼なお薄暗い杉並木ではあるが、所謂山間部の国道とはまた異なった雰囲気を持っているのは言うまでもない。
 断続的に並木が続く中を走っているとR121バイパスとの交差点を左折する。案内標識には直進の道路にはR121と表記されていないが紛れもなくR121のバイパスである。が、2012年7月の時点ではR119日光宇都宮道路の土沢IC以南と、R119現道から1km程度のみが開通しているだけで繋がっていない。

61.2車線だが車線幅が狭い 62.東武日光線を越えた所で上下が分離 63.すぐに合流
 バイパスとの交差点を左折すると日本の道100選かつギネスに登録された日光杉並木区間となる。400年前に拓かれた道路とあって4輪車を想定した造りになっておらず、センターラインは引かれているものの車線幅は乗用車でも狭く感じるくらいである。ただ、先ほどのバイパスに直進して土沢ICに入って今市ICで降りると無料で通行できるため現道を通らない選択肢も用意されている。
 対向車に気を遣いながら杉並木を走っていると左にカーブして東武日光線のトンネルを上を通過した先で上下線が分離する。とは言え100m程右にカーブし続けると反対車線に突き当たって左折して合流となる。

64.上下分離後はセンターラインなし 65.JR日光線の踏切を通過 66.市道との交差点の先は大型車進入禁止(7-20)
 上下線が合流してからも杉並木の中を走るが道幅が狭くなりセンターラインのない1.5〜1.8車線狭路となってしまう。日光宇都宮道路のガードを通過して薄暗い中を走っているとJR日光線の踏切を越える。近くには日光市役所があるのだが杉並木に挟まれているためそれを感じさせない。市役所に通じる市道との交差点から先は7〜20時の間は大型車両は進入禁止となっている。この時間帯に大型車両で鹿沼〜日光を往来するにはバイパスから土沢ICに進む方が良いだろう。

67.R119小倉町交差点を左折 68.R119と重複しながら西進 69.R119春日町交差点を右折
 大型車進入禁止区間に入って程なくしてR119小倉町交差点に斜めに突き当たる。栃木r62・r229との小倉町交差点に近接しているため7〜20時の間は左折しかできない。また、逆方向からの走行であればこの交差点が右折できないため約300m東の小倉歩道橋交差点を右折して迂回しなければならない。重複しているR352についても同様である。
 小倉町交差点からはR119とも重複してアーケードに挟まれた状態を西に向かって走る。3国道重複という事で期待してしまうがここには3国道串刺しおにぎりは設置されていない。約500m進んだ所で春日町交差点となり、R121はR352とともに右折する事でR119から分岐する。なお、春日町交差点を左折するとすぐに日光宇都宮道路の今市ICに至るが、その区間もR121に指定されている模様。但し、案内標識にR121の表記はなく、それどころか誤解を避けるためかシールを貼られて消された跡が見て取れる。

70.東武日光線のガードをくぐる 71.R461大谷向交差点を敢えて右折
 春日町交差点を右折してすぐに東武日光線のガードをくぐり、栃木r248川原町交差点を通り大谷橋を渡る。その北詰の大谷向交差点はR461の起点交差点であり、案内標識には右折する道路がR461と表記されている。しかし、R461トレース時にこの区間にR121のおにぎりが残っている事を確認しているため、直進のバイパスには進まず右折して現道へ進む。

72.センターラインはない 73.左カーブがR121、右折がR461 74.交通量が少ないと寂寥感を感じる
 大谷向交差点を右折するとR461と重複しながらセンターラインのない2.0車線幅を走る。バイパス開通後ではあるがR461が分岐する交差点まではそれなりの交通量がある。行き先だけが表記された案内標識の「←鬼怒川12km」に従って左方向に進むと交通量は減り、沿線の建物も減る。バイパス開通後の寂寥感が漂っていると言える。

75.倉ヶ崎新田交差点でバイパスと交差 76.直進して現道へ進む 77.市道との突き当たりを右折
 大谷向交差点から約2.0kmで倉ヶ崎新田交差点でバイパスと交差する。直進する道路が現道なのだが、標識には案内されておらずスーパーマップルも白色になっている。が、ウォッちずだけは国道色に塗られたままであるためここも直進してみた。大谷向〜倉ヶ崎新田交差点間と異なりセンターラインが引かれた見通しの良い直線道路なので交通量が少ない事もあって走りやすい。約2.1km進むと市道との突き当たりにぶつかり右折して川治・鬼怒川方面に進む。ここの案内標識にはR121のおにぎりが表記されているが、消し忘れている可能性も否定できない。

78.倉ヶ崎新田交差点以北にも残っていた 79.硯川橋南交差点でバイパスと合流
 日光市大桑町の集落を通り抜けて左にカーブしてから東武鬼怒川線と並走する。このカーブの直後にはおにぎりも立っており、この区間がまだ国道の指定を受けている可能性が高くなった。線路の反対側にはR121バイパスも並走しており、右に大きくカーブして線路をオーバーパスした先でバイパスと合流する。交差点脇にはソトバがバイパスだけでなく現道(旧道)にも向けられていた。なお、R352は現道・バイパスのどちらに重複しているかは不明である。

80.硯川橋を渡る 81.鬼怒川道路との栗原交差点を右折して現道へ進む 82.「これより鬼怒川川治温泉郷」
 バイパスに合流すると急勾配を下りながら硯川橋を渡ると上り勾配に転じる。この時点で片側2車線だが、右側車線は有料区間を含むバイパスである鬼怒川道路との栗原交差点で右折専用車線となる。直進すれば鬼怒川道路だがここは右折して現道へ進む。
 栗原交差点を右折すると東武鬼怒川線に並走しながら緩やかな右カーブの先で鬼怒川を渡る。この中岩橋から北は鬼怒川川治温泉郷のようだ。

83.栃木r77高徳交差点を左折 84.温泉街という雰囲気はまだ漂ってこない 85.左折は鬼怒川道路とを結ぶ
 鬼怒川を渡ってから緩やかなカーブと勾配の道路を走っていると栃木r77との高徳交差点を道なりに左へ進む。先ほど鬼怒川川治温泉郷に入ったと書いたがこの辺りはまだ温泉街という雰囲気が濃いとは言えず、普通のローカル集落といった雰囲気である。ただ、東武ワールドスクエアという観光施設は普通の集落にはないものである。また、鬼怒川道路沿線には日光江戸村や日光猿軍団といった施設もあり、週末の混雑具合は言わずもがなである。鬼怒川温泉駅手前の大原交差点は現道をトレースするには右斜め前方に進まなければならない。左斜め前方へ進む道路も国道に指定されているようだが、鬼怒川道路の有料区間の北側と現道とを結んでいる。

86.東武鬼怒川線の踏切を越える 87.踏切の直後が狭い 88.小原交差点は右斜め前方へ進む
 大原交差点から北は沿線を含む周囲に温泉宿が多く建っており温泉街の雰囲気が漂っている。やや古びた建物も温泉街とあっては歴史と由緒ある宿という変換によって良く見えるものである。鬼怒川温泉駅の東を通過してすぐに左カーブの先で踏切となり、渡った直後は右カーブとなっている。踏切から北は1.0〜1.5車線の狭路である。
 鬼怒川と東武鬼怒川線に挟まれた状態を走っていると小原交差点となるが、こちらも右斜め前方に進まなければ現道を走れない。交差点手前で左にカーブしているため意識せずに走っていると左側の道路に進んでしまいかねない。この左側の道路は鬼怒川道路を含むバイパスの北端でもある。鬼怒川道路のさらに北にも有料道路が延びているが、こちらは日塩有料道路と呼ばれており、栃木r19であって国道ではない。

89.東武鬼怒川線と並走しながら北上 90.栃木r63交差点 91.r19日塩有料道路とは日光市街地方面とのみ接続
 東武鬼怒川線と並走しながら鬼怒川の左岸を北上する。山間部であるため上りであるがその勾配は緩やかである。旧藤原町の中心部を通り抜け、その北端付近で栃木r63との交差点を通過する。そのすぐ先でr19日塩有料道路と接続しているが、南側、日光市街地方面としか行き来できない。

92.秘宝館の前を通過 93.龍王峡駐車場 94.r19日塩有料道路との交差点を左折
 新藤原駅から北は東武鬼怒川線ではなく野岩鉄道となっており、それと鬼怒川、r19とも並走しながら2車線道路を走る。沿線には秘宝館という怪しげなネーミングの建物があるが、中身も怪しげなもののようだ。龍王峡駅を過ぎると日塩有料道路を2回くぐり、上り勾配の先で交差する。R121(とR352)はここを左折して南会津方面に進む。なお、この交差点を境に日塩道路はもみじラインと龍王峡ラインに別れており、それぞれに料金が設定されている。

95.連続雨量200mmで通行止になる 96.龍王トンネル 97.野岩鉄道の存在感が凄い
 r19日塩有料道路との交差点を左折してすぐに3.4kmに渡って連続雨量200mm以上で通行止になる旨の標識が設置されており、山間部に入る事が容易に想像できる。龍王峡という名が示す通り渓谷を走っており勾配は緩やかなもののカーブが多い。100番代国道のためセンターラインがきっちり引かれた状態を保っている。龍王トンネルをくぐり、次いで三ッ岩トンネルを抜けた直後で栃木r23と交差する。さらに走ると川治温泉にさしかかる。

98.川治温泉は建物が密集している 99.川治橋の手前で左直角カーブ 100.本格的に山間部に入る
 川治温泉は民宿等を含む建物が密集しているうえに急カーブが多いため、勾配はさほど急でなくともやや気を遣った走行にならざるを得ない。左直角カーブを曲がって男鹿川を川治橋で渡ってからも温泉街が続いている。川治湯元駅の北側を通り過ぎた直後に右ヘアピンカーブを曲がり、川治温泉郷から離れていく。すると再び200mm以上の連続雨量で通行止になる区間に入るが、今度は14.5kmと距離が長い。

101.五十里ダムサイドトンネル 102.栃木r23交差点 103.右折して海尻橋を渡って旧道へ進む
 五十里ダムのすぐ西にあるその名も五十里ダムサイドトンネルをくぐると、ダム湖畔を走るが樹木に視界を遮られているためほとんど湖面は見えない。緩やかな上り勾配の2車線道路を走っているとr23との交差点を通過する。龍王トンネルの北でも交差したr23だが、こちらには長大トンネルがある事からバイパスではないかと想像される。
 r23交差点からすぐに五十里トンネル、次いで海尻トンネルをくぐる。その先には五十里湖に架かる海尻橋が右手に見えてくる。信号のないこの海尻橋交差点が五十里バイパスと旧道との交差点であり、バイパスが普通に直進する方で、旧道は右折して海尻橋を渡る方である。バイパスは全通しているのだが、2011年発行のスーパーマップルには旧道も国道色に塗られているため右折して旧道に進んだ。

104.案内標識が残っている 105.掘割集落 106.R121だけでなくR352のおにぎりもある
 1.5車線幅の海尻橋を渡って五十里湖の対岸に移ると1.5車線幅の狭路が待っている。橋からすぐの所に会津若松と南会津までの距離が書かれた案内標識が立っているが、そこにはR121のおにぎりが確かに描かれている。小規模の堀割集落を抜けると湖岸の断崖を走る形となるが、そこにR121・R352串刺しおにぎりが立っていた。先ほどの案内標識には“南会津”となっていたが、実は五十里バイパスの開通したのが2006年1月15日で、南会津町が誕生したのが2006年3月20日である。つまりバイパス開通後に標識に修正を加えている事からやはりまだ国道として指定されているものと思われる。

107.アスファルトにはヒビが目立つ 108.大型車の通行は厳しい 109.バイパスに合流
 堀割集落からは連続雨量200mm以上で通行止規制が敷かれる区間である。r19交差点直後や川治温泉を過ぎた区間と同じ基準の規制だが、道路状況は異なる。道幅は1.0〜1.5車線と狭く、路面にはヒビや凹凸が目立ち走りやすいとは言えない状況である。バイパスが全通している事から通行する車両は皆無と思われ、閉鎖されていない方が不思議な状況ではある。
 急カーブが連続した後で五十里集落を通り抜けてT字路に突き当たり、右折するとバイパスに合流する。なお、バイパスは2つのトンネルと五十里湖を2回渡る快走路で、間に栃木r249が交差している。道の駅「湯西川」がありR121の道の駅とされているが、厳密にはr249を少し入った所にあるため当サイトではR121の道の駅扱いしていない。

110.片足沢橋は上下で別々 111.2車線だが幅に余裕がない 112.日光市中三依
 バイパスに入ってすぐに片足沢橋を渡るが、元々の橋のままでは狭かったため新たに別の橋を造って上下を分離している。その後も五十里湖に注ぐ沢を渡りながら湖畔を走る。相変わらず樹木に視界を遮られる箇所が多く湖面はあまり見えない。最初のロックシェードの手前からは湖ではなく河川となっている。なお、この河川は鬼怒川ではなく支流のひとつの男鹿川である。
 蛇行する男鹿川に忠実に沿っているためカーブは多いが所謂急カーブは少ない。基本的には山間部であるが野岩鉄道の中三依温泉駅に近い独鈷沢や中三依は比較的大きな集落である。

113.国道番号の割に交通量は少ない 114.野岩鉄道はトンネルと橋梁が多い 115.R352・R400上三依交差点を一旦停止して左折
 中三依からも男鹿川沿いが続いているが川が蛇行していないためR121もカーブが少なくなる。山間部とあって100番代国道と言えど交通量はさほど多くないが、週末であれば行楽客で交通量が増えるものと思われる。野岩鉄道のガードをくぐってから小さな集落を通り過ぎるとR400上三依交差点に突き当たる。一旦停止した後に左折して会津若松・南会津方面に進む。案内標識に表示されていないもののここから北はR121・R352・R400の重複区間である。R352が重複してきた下材木町交差点からは既に65km程走っている。

国道121号 part3