国道20号
part3

R16八幡町交差点〜R412相模湖駅前交差点
八王子市→
→相模原市

99.八幡町交差点以西も4車線道路 100.東京r32本郷横丁交差点 101.東京r521追分町交差点を左折
 R16との短い重複区間が終わってからも中央分離帯のない4車線道路が続いている。東京r32本郷横丁交差点を通過して少し走ると東京r521追分町交差点に至り、左折して大月・高尾方面に進む。案内標識でr521陣馬高原方面は右斜め前方に進むかのように描かれているが、実際は直進であり、右折方向には別の市道が接続している。その市道を道なりに進むと大和田橋南詰交差点に戻る(ただし、R20調布方面からの右折はできない)。つまりこの市道を走るとR20の八王子駅の北を通る区間をパスする事が可能である。

102.「甲府88km 大月47km 高尾3km」 103.大型貨物車と特定中型貨物車は右側車線を走行 104.東京r187多摩御領入口交差点
 追分町交差点の左折車線は1本だけであったが、以降も4車線道路が続いている。JR中央本線の北西を並走しており、ほぼ平坦でカーブもほとんどがなく直線的である。この区間も大型貨物車と特定中型貨物車は右側車線を走るように指定されている。左側車線の幅は決して狭くないが、右折車線のある部分はやや狭い。

105.大垂水峠付近は雨量通行規制区間 106.東京r46・r47町田街道入口交差点 107.東京r46高尾駅前交差点
 背の高い街路樹に挟まれた4車線道路を走っていると高尾〜藤野間の雨量通行規制を予告する標識が設置されている。都県境の大垂水峠を含む区間で、連続雨量150mm超で通行止になる。
 東京r46・r47町田街道入口交差点を通過するが、あきる野方面のr46はバイパスである。左折して約1.6km南にR20の八王子南バイパスが交差しているが、2023年5月時点では西側は供用されているものの東側は工事中である。約400m先のr46現道との高尾駅前交差点で左側車線が高尾駅方面への左折専用車線になる。高尾駅までの市道は路線バスとタクシー、2輪車以外の一般車両は6:30〜9:00の間は通行禁止である(土日休日を除く)。

108.八王子市高尾町 109.JR中央本線の両界橋 110.東京r516西浅川交差点
 高尾駅前交差点からはそれまでの多車線道路から対面2車線道路になる。左にカーブしてJR中央本線の両界橋をくぐり、その先で東京r516西浅川交差点を通過する。r516が旧甲州街道である事から旧道と思われるが、都県境の小仏峠の前後が分断されており車両での往来は不可能である。

111.「甲府83km 大月42km 相模湖12km」 112.京王電鉄高尾線 113.東京r189高尾山入口交差点
 案内川の谷筋を走っていると京王電鉄高尾線の橋梁をくぐり、右カーブを曲がって高尾山口駅前交差点を通過する。京王電鉄高尾線の終着駅であり、高尾山観光の拠点のため行楽シーズンの休日は人も車も多い場所である。さらに進むと東京r189高尾山入口交差点を通過するが、高尾登山ケーブルの清滝駅の入口付近から薬王院方面は参道のため一般車両の通行が禁止されている。

114.制限速度は30km/hと低い 115.高尾山ICの下を通る 116.R20八王子南バイパスとの高尾山インター入口交差点・R468/C4高尾山口IC
 高尾山入口交差点を過ぎると沿線の家屋が少なくなるが全く存在しない訳ではない。R468/C4圏央道の高尾山ICが見えてくると手前で上下線が分離し、大月方面はやや急な勾配を下って南浅川アンダーボックスをくぐって緩やかな勾配を上る。R468/C4圏央道の本線の外回り線の南浅川橋の下で右にカーブしてR20八王子南バイパスとの高尾山インター入口交差点・R468/C4圏央道の高尾山ICを左折して相模湖方面に進む。直進がR468/C4圏央道で、右折がR20の現道と八王子南バイパスである。

117.八王子南バイパスから高尾山方面のへの転回路 118.高尾山IC以降も案内川の谷筋を走る 119.都県界に向かって上り勾配が続く
 高尾山インター入口交差点の直後に一方通行道路の入口があるが、この道路は八王子南バイパスから高尾山方面に向かう転回路の一部である。左折して一方通行の道路を走ってから現道の大月方面の道路に左折して入って高尾山インター入口交差点を右折して現道に進むという少々複雑なルートである。
 緩やかな上り勾配の2車線道路を走る。センターラインはあるものの制限速度は30〜40km/hと低く設定されている。都県境に近い場所ではあるが沿線には小規模な集落がある。

120.東柏木橋 121.意外に沿線の建物が多い 122.カーブが多く見通しは悪い
 案内川を何ヶ所も渡りながらひたすら上って行く。急なカーブはないもの小刻みなカーブが連続しており見通しはあまり良くない。二桁幹線国道で交通量が多いためか、いくつかの商業施設も見られる。

123.雨量通行規制区間の起点 124.東寒葉橋 125.神奈川県相模原市に入る
 沿線の集落が途切れ神子橋の手前で雨量通行規制区間の起点を通過する。ここから都県境の大垂水峠を含む4.8kmが規制対象区間である。雨量通行規制区間に入ってからも案内川の谷筋が続いており、何ヶ所かで橋を渡る。緩やかな左カーブを曲がると大垂水峠を越えて神奈川県相模原市に入る。大垂水峠の標高は392mである。

126.大垂水橋 127.神奈川県側は急カーブが多い 128.連続カーブ部分にはラバーポールあり
 神奈川県に入ってからは下り勾配になる。大垂水橋を渡って右カーブを曲がって以降は急カーブが連続している。カーブが続く区間のセンターライン上にはラバーポールが設置されている。

129.旭山桟道橋 130.沿線に飲食店あり 131.「大月33km 相模湖3km」
 等高線に沿って急カーブが連続する2車線道路をひたすら下る。沿線に集落はないがいくつかの飲食店がある。ただし、営業しておらず廃墟の雰囲気が漂っているものもある。所謂、ドライブイン形態の店舗でR20を走る行楽客をメインターゲットに営業していたのだろう。

132.岡本集落 133.神奈川r515交差点 134.右上方に見えているのはE20中央道の大久保橋
 右カーブを曲がると岡本集落に差し掛かるが、山間部の割に多くの家屋が建っている。緩やかな勾配の直線道路を下っていると神奈川r515交差点を通過する。この交差点が雨量通行規制区間の終点である。r515交差点を過ぎると周辺の家屋が少なくなる。神奈川r516交差点を通過してE20中央道の近くで底沢橋を渡る。その間にはJR中央本線も並走しているが、トンネルのため地上からは視認できない。

135.相模湖東ICの平野橋 136.E20中央道・相模湖東IC 137.相模原市緑区与瀬
 沿線の家屋が増えてきた後にJR中央本線との隣接した状態で並走している箇所で平野橋をくぐってE20中央道の相模湖東ICを通過する。相模湖東ICは東京方面からの出口のみのクォーターインターチェンジである。R20との接続部は出口のため案内標識は設置されていない。相模湖東ICを過ぎて相模ダム付近から旧相模湖町の中心部に差し掛かる。

138.R412・神奈川r519相模湖駅前交差点 139.旧相模湖町中心部の西にも雨量通行規制区間がある 140.相模原市緑区与瀬
 旧相模湖町の中心部でR412・神奈川r519相模湖駅前交差点を通過する。r519が相模湖停車場線で70m北に相模湖駅の駅前ロータリーがある。案内標識に表記されていないが、ここから大月方面はR412が重複している。

141.E20中央道の与瀬第一橋 142.E20中央道の与瀬第二橋 143.橋沢隧道
 右カーブを曲がると周辺の家屋が少なくなる。JR中央本線のトンネルの上を通った直後にE20中央道の与瀬第一橋の下を2回くぐる。勾配は緩やかなものの急カーブが連続している2車線道路を走っていると橋沢隧道をくぐる。

144.かなりの高低差のある法面 145.相模湖が見える場所は少ない 146.R412・E20中央道との相模湖IC
 橋沢隧道を出ると保護されたかなり高い法面の下を通る。E20中央道とJR中央本線はどちらカーブが少ないが、前者は橋梁が多く、後者はトンネルが主体である。相模湖駅前交差点から約2.9kmでE20中央道との相模湖ICに至るが、R412の終点でもある。高速道路のインターチェンジが終点となっている国道は他にR305(E8北陸道・今庄IC)とR428(E2A中国道・吉川IC)がある。

国道20号 part4