国道452号
part2

芦別市側端点〜北海道r116交差点
芦別市→三笠市

47.芦別市側の通行止ゲート 48.ゲートの奥も舗装されている
 R12や北海道r4を走る北回りルートでの迂回は距離にして60km強、時間にして1時間強ほど必要である。R237やR12は交通量は多いが、r4は少なかった。芦別市側の閉鎖ゲートは半分が解放されていたが、これは工事用車両の出入りがあるためと思われる。美瑛町側と同様にゲートの直前までセンターラインが描かれており、ゲートの奥も舗装されている。舗装自体はきれいだが、若干雑草が生い茂っている。

49.分断区間を通り抜けた体で走行を再開 50.カナディアンワールド公園を通過 51.長い下り勾配区間
 他の分断国道と同様に未開通区間を通り抜けたと仮定して走行を再開する。ゲートの直後には最短の迂回路を構成する市道との交差点を通過してカナディアンワールド公園という施設の南を通過する。市営公園としては2019年10月20日に閉園する事になっており、走行日の3日後である(その後、2020年度は土日祝日限定で開園する方針のようである)。カナディアンワールド公園を過ぎてからも下り勾配の2車線道路が続いている。

52.パークゴルフ場の前を通る 53.交通量は少ない 54.盤の沢沿いを走る
 下り勾配の2車線道路を走っていると芦別温泉の近くを通る。国道沿いにはパークゴルフ場がある。平日の朝とあって交通量は非常に少ない。工事が始まる時間になっていないせいか、工事関係車両も見かけなかった。

55.災害復旧工事中(?) 56.弥生橋 57.芦別市旭町
 盤の沢に沿った区間では災害復旧らしき工事が行われており交互通行規制が敷かれていた。盤の沢川の左岸を走っていると弥生橋を渡って右岸に移る。路肩がほとんどない状態だが、交通量が少ないせいもあってさほど走りにくさは感じない。谷筋を出て視界が開けると同時に集落に差し掛かる。

58.皐月橋 59.北海道r978交差点 60.殖民橋
 緩やかな右カーブを曲がりながら皐月橋を渡った先で北海道r978交差点を通過する。前方に北海道天徳大観音を望みながらやや急な勾配を下って殖民橋を渡る。皐月橋、殖民橋ともにペンケ川に架かっている橋である。

61.北海道天徳大観音が見える 62.星の降る里大橋 63.R38北5条東1交差点を右折
 その後も緩やかな下り勾配の2車線道路を走る。北海道天徳大観音の近くで左にカーブしてから右カーブを曲がり、その先で星の降る里大橋を渡る。橋を渡り終えると中央分離帯が現れ、R38北5条東1交差点に至る。案内標識にはR452どころかR38のおにぎりすら表記されていないが、この交差点を右折してR38との重複区間を滝川・赤平方面に進む。

64.道の駅「スタープラザ芦別」 65.R38北5西1・北6西1交差点を左折
 北5条東1交差点を右折してすぐに道の駅「スタープラザ芦別」を通過する。交差点に隣接しているがR452の分断区間側に出入口は設置されていない。500m弱走ると北5西1・北6西1交差点となり、左折して芦別駅・夕張紅葉山・桂沢湖方面に進んでR38との短い重複区間が終わる。左折する角度が鋭角だが、2車線道路なので乗用車であれば問題なく曲がれるだろう。

66.北4西1・北4東1交差点 67.曲線半径は30m 68.緑橋
 北5西1・北6西1交差点からは芦別市の市街地と呼べる場所と通っているが、車線幅が広く走りやすい道路状況である。市道との北4西1・北4東1交差点を通過するが、左折して北大通を約300m走るとR38・R452の北5条東1交差点に戻ってしまう。つまり、北5条東1交差点を直進するとR452のルートをショートカットできる。
 市役所と芦別駅の間で北海道r115北1西1交差点を通過した後に曲線半径30mの左カーブを曲がる。JR根室本線の北東を並走していると右にカーブして緑橋で線路の上を通過してから左カーブを曲がる。

69.北海道r115交差点を右折 70.アップダウンのある快走路 71.芦別市西芦別
 緑橋からの勾配を下り切った所で北海道r115との信号機のない交差点を右折する。r115に直進すると900m弱でR38に至る。このルートからしてR452とr115はR38の旧道と思われる。そのためか、直進する車両が多かった。
 r115交差点からも2車線道路が続いているが、市街地からは既に離れておりアップダウンとカーブが連続している。左カーブを曲がると景色が開けて直線道路になる。東側の山裾には三井芦別鉄道が敷設されていたが、1989年に廃止されている(旅客営業は1972年に廃止)。

72.北海道r115交差点 73.炭山川橋から三井芦別鉄道の気動車が見える 74.山中を走る快走路
 緩やかな右カーブを曲がっていると北海道r115との交差点を通過する。r115の芦別市〜歌志内市間は冬季閉鎖区間だが、冬季閉鎖以外でも通行止が常態化しているのか、案内標識の“冬季”部分が消されて“通行止”となっていた。なお、走行した2019年の冬季閉鎖開始日は10月24日であり、走行したのはその1週間前である。
 r115交差点を過ぎてすぐに炭山川橋を渡るが、橋上から三井芦別鉄道の炭山川橋梁が見え、その上には実際に使用されていた気動車が静態保存されている(冬季は橋上から別の場所の移動されるようである)。炭山川橋からは沿線に家屋のない場所を通っているが、道路状況は良好で走りやすい。

75.緑泉大橋 76.市道との交差点を右折 77.「学校、幼稚園、保育所等あり」
 緩やかな勾配を下っていると緑泉大橋を渡り、勾配を上り切った所で市道とのT字路に突き当たり、右折して夕張紅葉山・桂沢湖方面に進む。左折して市道を走ればR38や芦別市の市街地に行く事ができる。交差点の直前の幸橋は三井芦別鉄道の跨線橋である。
 市道との交差点からは直線道路を走る。学校等がある旨の警戒標識が設置されているが、あるのは大学である。この大学は小学校だったものが転用されているようなのでその頃に立てられたものがそのまま残っているのだろう。

78.芦別市頼城町 79.芦別川の右岸を快走 80.「連続カーブ 走行注意!!」
 頼城町集落を通り抜けるが、三井芦別鉄道はこの集落の南端付近の玉川駅が終着駅だった。集落が途切れてからもほとんど勾配のない直線基調の2車線道路が続いている。信号機はもちろん、交通量も少なく走りやすい状況である。ペンケリアウシ川付近からは急なカーブが連続しているが、ヘアピンカーブのように急なものはない。

81.芦別市芦別 82.交通量は非常に少ない 83.北海道r135交差点
 芦別集落とその南隣の奥芦別集落を通り過ぎるが、市の名称を冠した集落ながらR452沿線において芦別市側最後の集落である。集落が途切れてからも道路状況に変化はなく走りやすい2車線道路が続いている。七夜橋を渡った直後に北海道r135交差点を通過する。r135は路線名を美唄富良野線というが、富良野市側は供用されているが、美唄市側は未開通であり2019年現在は開通に向けて工事が進行中である。

84.閉鎖用ゲートを通過 85.周辺の木々は色付いていた 86.携帯電話の電波塔には大きな太陽光パネルが設置されている
 北海道r135交差点を過ぎてすぐに閉鎖用ゲートを通過するが、その手前に転回用のスペースは設置されていない。ゲート以降も2車線道路が続いており、酷道的要素は皆無であり走りにくさは感じない。

87.山中の快走路が続く 88.三段滝公園 89.カーブは多いが走りやすい
 芦別川の右岸を走っているが、樹木が多いため川面は見えず川沿いルートという印象は薄い。三段滝の傍には三段滝公園があるが、公園というよりは公衆トイレのある駐車場である。場所が場所だけに水洗トイレではないようである。三段滝公園を過ぎてからも芦別川沿いの2車線道路が続いており、カーブは多いものの走りやすい道路状況である。

90.家屋はなくても耕作地はある 91.キムン橋 92.芦別ダムへはここを左折
 家屋はないが耕作地らしきものは存在している。それを通り過ぎるといよいよ人の生活圏から出てしまうが、道路状況は良好なままである。キムン橋で芦別川を渡ってしばらく走ると芦別ダムへ至る市道(林道?)との交差点を通過する。看板は設置されているが交差点付近からダートのため進入するのを躊躇いそうな状況である。

93.「夕張紅葉山57km 桂沢湖9km」 94.キムントンネル 95.三笠市に入る
 芦別川沿いから支流のキムン芦別川沿いとなっているが、道路状況に大きな変化はない。緩やかな上り基調の2車線道路を走っていると閉鎖された駐車帯の前を通り、程なくしてキムントンネルをくぐる。S字状のカーブを曲がった先で三芦トンネルをくぐって三笠市に入る。

96.三笠市側は視界が開けている 97.「下り5%勾配」 98.白雪橋
 三芦トンネルを出るとそれまでの谷筋から景色が開けた場所を走るが、道路状況には特に変化はなく勾配が上りから下りになった程度で走りやすい2車線道路が続く。勾配が5%とやや急になるとカーブも急なものが増えるが走りにくさはあまり感じない。左にカーブしている白雪橋を渡り終えると勾配が落ち着く。

99.希望橋 100.北の沢橋 101.一息橋
 勾配が落ち着いた後に希望橋、北の沢橋、一息橋を相次いで渡る。希望橋は上一の沢川に架けられた橋梁だが、他の2つは斜面に架けられたものでそのおかけで線形の良い走りやすい道路状況になっている。

102.憩橋 103.路面は補修痕が多い 104.「急カーブ スピード落せ」
 やや急なカーブを描いている憩橋からはカーブが多くなる。東を流れている上一の沢川も蛇行しているが、R452のカーブとは相関性はない。路面には補修痕が目立つが、これは芦別市側も同様である。

105.多くのカーブに曲線半径が表示されている 106.桂沢湖畔を走る 107.北海道r116交差点を左折
 桂沢湖の北端に近付くと急カーブがなくなるためさらに走りやすくなる。桂沢湖の湖畔で北海道r116との交差点に至り、左折して夕張紅葉山方面に進む。案内標識にあるとおり、三笠市の中心部は直進してr116を走る。

国道452号 part3