国道422号
part3

R165蔵持町原出交差点〜R368上多気交差点
名張市→津市→
→御杖村→
→津市

117.「松阪74km 美杉26km」 118.緩やかな上り勾配が続く 119.下比奈知トンネル
 R165R368蔵持町原出交差点からはR368との重複区間となり、緩やかな上り勾配が始まる。沿線に何もないように見えるが、北東側には造成された住宅地があり、またドン・キホーテの裏手にも住宅地がある。下比奈知集落の北を走っていると下比奈知トンネルをくぐる。

120.三重r691下比奈知トンネル南交差点 121.おにぎりはR368のみ 122.ゴルフボール除けのフェンスあり
 下比奈知トンネルを出た直後に三重r691下比奈知トンネル南交差点を通過する。トンネルの直後は下り勾配だが交差点からは上り勾配に戻る。ゴルフ場の近くを通っているためゴルフボール除けのフェンスが設置されている箇所がある。

123.上比奈知トンネル 124.梨之木橋 125.ひなち湖の湖畔を快走
 比奈知ダムに至る道路との交差点を過ぎた先で上比奈知トンネルをくぐり、以降はひなち湖の湖畔を走る。カーブ、勾配ともに緩やかなうえに交通量も少なく走りやすい道路状況である。

126.やなひろ文化財公園の前を通る 127.交通量は少ない 128.長瀬集落
 やなひろ文化財公園という石碑のある公園のようなものの前を通るが、駐車場は100m弱離れた位置にある。他にも東屋のある駐車場も設置されており、湖に下りられそうな階段が確認できるものの下りられるかは不明である。天王大橋を渡って名張川の左岸に移り大きく左にカーブした後に長瀬集落に差し掛かる。

129.三重r693交差点 130.三重r693交差点 131.新布瀬橋を含むバイパスが供用済み
 国津郵便局を挟んで三重r693との交差点を通過するが、東に延びる方は山中を進む1.0車線幅狭路の険道である。左カーブを曲がった先で新布瀬橋を渡って右カーブを曲がる。かつては1.0車線幅の布瀬橋があったがバイパス開通後に撤去されている。

132.「幅員減少」 133.名張川沿いの狭路区間が始まる 134.上長瀬集落
 新布瀬橋を渡ってから少し走ると幅員減少の警戒標識が現れ、通り過ぎた後にセンターラインがなくなって道幅が狭くなる。1.0〜1.5車線幅の狭路で名張川の右岸を走っていると上長瀬集落を通り抜ける。集落内も狭いままである。

135.離合できない箇所も多い 136.短距離ながらセンターライン区間もある 137.勾配は緩やか
 上長瀬集落を過ぎてからも1.0〜1.5車線幅の狭路が続いている。センターラインが描かれた箇所もあるが距離は短い。沿線に家屋はほとんどないが田畑があるため人里離れた場所ではない。

138.津市に入る 139.津市側は拡幅工事中 140.交差点付近は改良済み
 名張川に沿って右カーブを曲がると津市に入る。平成の大合併以前は美杉村だった場所であり、津市の中心部からはかなり離れている。市境を過ぎてすぐに集落に差し掛かるが、法面を削っての拡幅工事が行われており、市道との交差点付近の工事は完了していた。

141.名張市側よりもやや広い 142.カーブは多いが勾配はほとんどなし 143.太郎生殿集落
 市道との交差点の直後からは1.5車線幅の狭路に戻ってしまう。カーブは多いものの緩やかなものばかりで勾配はほとんどない状態である。猿子集落に入るとやや急な左カーブを曲がり、以降は名張川沿いの集落を通り抜ける。

144.太郎生殿橋 145.太郎生殿橋以南は2車線道路 146.沿線の家屋は少ない
 右にカーブして太郎生殿橋を渡った先で左カーブを曲がるとセンターラインが復活して2車線道路になる。市境を含む狭路区間の延長は約4.6kmである。バイパスを造る計画はあるようだが工事始まっている雰囲気ではなかった。下太郎生橋を渡って名張川の右岸を南下する。沿線の家屋は少ないが、対岸の旧道と思われる市道沿いには多くの家屋がある。

147.三重r667中太郎生交差点 148.上出集落 149.旧道との交差点
 右カーブを曲がって中太郎生橋を渡った先で三重r667中太郎生交差点を通過する。r667には点線区間だけでなく短距離ながら分断区間があるせいもあって案内標識は設置されていない。蛇行する名張川を太郎生大橋と上太郎生橋で渡るが、その間に旧道と思われる市道との交差点がある。

150.奈良県御杖村に入る 151.御杖村神未 152.R368・R369敷津交差点を左折
 美杉御杖大橋を渡ると奈良県御杖村に入る。橋の前後は名張川が県境となっているが、旧道は名張川を渡っていないため県境は橋ではない。御杖村に入ってからは緩やかな勾配を上り、下りに転じた後に視界が開ける。
 道の駅「伊勢本街道御杖」の出入口でもあるR368・R369敷津交差点に至る。案内標識にR422のおにぎりは表記されていないが、左折して引き続きR368との重複区間を松阪方面に進む。この交差点からはR369も重複している。

153.R368・R369重複区間 154.旧道との交差点 155.下り6%勾配
 敷津交差点からはR368とR369との3国道重複区間となって緩やかな勾配の2車線道路を走る。沿線の家屋も交通量も少なく概ね走りやすい道路状況である。旧道との交差点を通過して小屋大橋を渡ると6%勾配の直線道路を下る。

156.三重県津市に入る 157.旧道合流後は狭くなる 158.払戸集落
 下り勾配が終わってほぼ平坦になった所で新勢和橋を渡って再び三重県津市に入る。間に奈良県御杖村を挟んでいるが、どちらも平成の大合併以前は美杉村だった場所である。津市に入ってすぐに旧道との交差点を通過するが、以東は1.5車線の狭路となって集落を通り抜ける。県境に近い場所の割に家屋の数が多い。

159.集落内を下って行く 160.旧美杉村の中心部に至る市道との交差点 161.下垣内バス停付近までが狭路区間
 1.5〜1.8車線幅の狭路を走っていると逢坂峠を越えて旧美杉村の中心部に至る市道との交差点を通過する。その後も狭路が続いているが、1.8〜2.0車線幅と若干広くなっている。交通量は多くないが、桜の名所とされる三多気の桜があるため開花時期の交通量は多いかもしれない。

162.2車線区間は快走可能 163.三重r695交差点 164.JR名松線と並走
 下垣内バス停からはセンターライン付きの2車線道路に変わるため走りやすくなる。伊勢地川に近い場所ではやや急なカーブもあるが走りにくさを感じる程ではない。三重r695との交差点を通過してすぐにJR名松線の伊勢奥津駅の傍を通過する。名張と松阪から名付けられた路線名ではあるが、伊勢奥津駅が終着駅で名張方面に線路は伸びていない。2009年10月の台風によって被災し、一部区間はすぐに復旧したものの全線が復旧したのは2016年3月26日である。その名松線と並走しながら東に向かって走る。

165.三重r15奥津交差点 166.奥津跨線橋 167.緩やかな勾配を上る
 緩やかな勾配を下っていると三重r15奥津交差点を通過し、その先の興津跨線橋でJR名松線の上を通過する。以降の名松線はr15とともに雲出川沿いを北に向かうため並走状態でなくなる。

168.飼坂トンネル 169.飼坂トンネル以東は下り勾配 170.R368・R369・三重r30上多気交差点を右折
 集落の途切れた谷筋の2車線道路を上っていると飼坂トンネルをくぐって緩やかな勾配を下る。下り勾配が終わった所でR368・R369・三重r30上多気交差点に至り、右折して丹生俣方面に進む。伊賀市の青山羽根交差点でR165と重複してから約38km振りの単独区間である。案内標識にあるとおり丹生俣以遠は通行不能のため分断区間の端点に向かう形になる。なお、直進の飯南方面のR368・R369は仁柿峠が狭路酷道のため、車長8m超の車両は通行不能である。

国道422号 part4