国道420号
part1

R153挙母町1交差点〜R473交差点
豊田市

1.R153・R248・R301・R419挙母町1交差点 2.R153・R248・R419挙母町1北交差点 3.愛知r343久保町2交差点
 愛知県豊田市の市役所の東に位置するR153R248R301R419挙母町1交差点がR420の起点である。交差している5本の国道は、西がR153・R419、南がR248、東がR301、そして北がR153・R248・R419・R420となっている。案内標識に表記されているのはR153とR248とR301だけであり、R419とR420は存在感がない。
 挙母町1交差点から150m程進んだ所で挙母町1北交差点を通過するが、ここでR248が西に分岐する。R248に大型車の通行規制があるうえにすぐ南をR153が走っているため案内標識が設置されていない。その後はR153・R419との重複区間が続いており、豊田市の市街地の西を北上する。片側2車線と整備された幹線道路であり、交通量も多い。

4.R153・R419陣中町1北交差点を右折 5.陣中町1北交差点以降は対面2車線 6.荒井橋
 約1.4km走ると陣中町1北交差点に至り、R153とともに右折して飯田・足助方面に進む。R419は片側2車線道路がそのまま続いており、一方のR153は対面2車線となるためR153の方が格下に思えるような道路状況である。少し走ると堤防の外側を緩やかに上り、堤防上を走ってから荒井橋を渡る。

7.大型車には狭苦しい2車線道路 8.愛知r11・r58平戸橋西交差点を右折 9.愛知r340平戸橋東交差点を左折
 荒井橋以降は家屋が密集した中を通っており、歩道がない箇所も多いため大型トラックであれば走りにくいと感じるかもしれない。乗用車でも交通量が多いタイミングで通行すれば走りにくいと感じる。
 陣中町1北交差点から約3.6kmで愛知r11・r58平戸橋西交差点に至る。R420はR153と重複したまま右折して引き続き飯田・足助方面に進む。右折車線が設置されていないが、直進のr11との青信号のタイミングが異なるように設定されているため、直進対向車がいない状態で交差点に進入する事ができる。もっともそれ故に信号待ちの時間が若干長くなってしまう。平戸橋を渡り切った西詰で愛知r340平戸橋西交差点に突き当たり、右折して飯田・足助方面に進む。

10.平戸橋西交差点からは上り勾配 11.平戸橋町馬場瀬交差点 12.前方に見えるのはR475東海環状道の勘八橋
 平戸橋西交差点からは上り勾配となり矢作川の左岸を走る。大きく右にカーブしてから平戸橋町馬場瀬交差点を通過するが、右折して市道を300m程南下すればR475東海環状道の豊田勘八ICに行く事ができる。矢作川に沿って走っているとR475東海環状道の勘八橋の下を通過し、程なくして右にカーブして矢作川から離れる。

13.愛知r355勘八交差点 14.猿投グリーンロードとの力石インター東交差点 15.長閑な風景の割に交通量が多い
 矢作川から離れてバイパスとして開通したと思しき切通しの先で愛知r355勘八交差点を通過する。交差点付近のr355はR153(R420重複)の旧道である。力石川に沿った沿線の集落がない状態を走っていると猿投グリーンロードとの力石インター東交差点を通過する。交差点名称にインターとあるが、普通の平面交差点である。猿投グリーンロードからの左折、グリーンロードへの左折は信号機を介さずに可能である。力石インター東交差点からも力石川に沿っており、沿線の集落が断続的に続く中を走る。

16.愛知r344中金町日影交差点 17.豊田市野口町水別日影 18.おにぎりはR153のみ
 愛知r487中金小学校南交差点と愛知r344中金町日影交差点を相次いで通過し、少し走ると朝日川という別の川の流域を走る。川の名称が変わっただけで道路状況には大きな変化はなく長閑な風景の中を快走できる。100番台国道と重複しているため若干交通量は多いが、信号機が少ない区間なのであまり気にならない。大型トラックがいてもそれなりのペースで流れている。

19.愛知r39・r358追分交差点をカーブしながら通過 20.豊田市足助町成瀬 21.R153足助大橋西交差点を右折
 朝日川が巴川に合流する地点で愛知r39・r358追分交差点を通過するのだが、交差点の手前で緩やかに右にカーブした後に交差点を左にカーブしながら通過する。案内標識の支柱に付けられたおにぎりの下の補助標識は左斜め前方に矢印が向いているが、道なりに直進する。
 巴側の右岸をしばらく走っているとR153足助大橋西交差点を右折して設楽・足助市街方面に進み、ここでようやくR153との重複が解消される。起点の挙母町1交差点から約18.5kmである。なお、かつては右折方向の道路がR153だったが、足助トンネルを含む足助バイパスが開通して事によりR153の指定が外れてR420の単独区間となっている。

22.足助大橋 23.「香嵐渓」 24.愛知r366西町交差点を右折
 足助大橋西交差点の直後に足助大橋で巴川を渡って旧足助町の中心部に差し掛かる。旧足助町役場(現在の豊田市役所足助支所)の前を通過して巴橋を渡る。この辺りは香嵐渓と呼ばれているようで、観光客向けの施設・設備がいくつか確認できた。
 市街地のごく緩やかな勾配を上り、愛知r366との西町交差点を右折する。案内標識のヘキサが修正されたものである事からも分かるが、R153の旧道に当たる。なお、交差点の形状はY字路となっており、r366からR420設楽方面への左折は極めて困難である。しかし特に左折禁止といった規制は敷かれていない模様。

25.西町交差点からは上り勾配 26.沿線の家屋の数が一気に少なくなる 27.日当たりの悪い谷筋を走る
 西町交差点の直後はやや急な勾配を上り、足助中学校付近からは下りに転ずる。その後はアップダウンを繰り返しているが、徐々に標高は上がっていく。足助中学校からは沿線の家屋の数が一気に減少し、巴川に沿った谷筋を走る。センターライン付きの2車線道路ではあるものの車線幅はやや狭く、また見通しの悪いカーブも少なくない。ただ、これまでのR153重複区間と異なり交通量は非常に少ない。

28.愛知r362交差点 29.無人の家屋も少なくない 30.大見橋と愛知r364交差点
 加茂水力発電所の近くで愛知r362交差点を通過し、点在する家屋を結ぶようにして谷筋を走る。点在と言ってもその数は少なく、定住されていないと思われる家屋も少なからずあった。そんな風景だが道路状況は比較的良好で、交通量が少ない事もあって山間部と言えどもそれなりに走りやすい。

31.豊田市東大見町岩名畑では東向き車線だけ追越し可能 32.日の当たらない場所には路面にも雪が残っていた 33.加茂広域農道と交差
 愛知r364交差点以降は家屋の数は少ないながらも集落を通り抜けている。岩名畑集落には直線区間があり、東向き車線だけ追越しが可能である。集落が途切れると蛇行する大見川に沿ってカーブの多い状態を走る。加茂広域農道の御内町方面との交差点を通過すると白色破線のセンターラインとなるが、その距離はさほど長くない。旧下山村方面への加茂広域農道との交差点を通過し、引き続き大見川に沿った2車線道路を走る。

34.愛知r477交差点 35.「新城44km 設楽28km」 36.愛知r367交差点
 交通量が非常に少ない山間部の2車線道路を走っていると愛知r477との交差点を通過する。r477は山間部によくある狭路険道のため、先ほど交差した加茂広域農道の方が整備されているためそちらを走行した方がより安全で楽かと思われる。アップダウンはしているため上り続けているという印象は薄いが、既に標高は500mを越えており路肩の残雪が目立つようになってくる。右の急カーブを曲がりながら愛知r367交差点を通過すると上り勾配となる。

37.愛知r367交差点からは上り勾配 38.やや急な勾配を下る 39.R473交差点
 愛知r367交差点からの上り勾配を走っていると日当たりが悪いせいもあって路面の雪が多くなる。名もなき峠を越えてやや急な勾配を下り、景色が開けて平坦になる所でR473との交差点を通過する。信号機のないこの交差点から東はR420とR473とが重複しながら設楽・R257方面へ進む。

国道420号 part2