国道416号
part2

R364東古市交差点〜大日峠
永平寺町→勝山市

47.福井r232交差点 48.永平寺町谷口 49.花谷交差点を右折
 R364東古市交差点のすぐ先で福井r232交差点を通過する。永平寺口駅への案内は設置されているが、通常の案内標識もソトバも設置されていない。以降は旧永平寺町の中心部を走るが、意外にも直線基調で見通しが良い。ただし、沿線に多くの家屋があるものの歩道は設置されておらず車線幅にも余裕はない。
 東古市交差点から約1.6km走ると町道との花谷交差点に至るが、R416は右折しなければならない。案内標識が設置されていないうえに直進の町道も対面2車線道路なのでルートミスしやすいポイントと言える。なお、鋭い方は気付くかもしれないが、直進の町道はR416の旧道に当たる。

50.制限速度は50km/h 51.えちぜん鉄道勝山永平寺線の花谷寺前踏切 52.R364永平寺インターバイパスとの交差点を左折
 花谷交差点を右折すると緩やかな勾配を上り、えちぜん鉄道勝山永平寺線の花谷寺前踏切を通過する。踏切部分には4.5mの制限高が設定されている。踏切を越えると勾配が僅かにきつくなり、R364永平寺インターバイパスとの交差点を左折する。案内標識におにぎりが表記されていないが、右折がR364で中部縦貫道の永平寺ICを経て永平寺参道ICが接続している諏訪間交差点に行く事ができる。

53.永平寺町花谷 54.左側にはえちぜん鉄道勝山永平寺線 55.永平寺町轟
 R364のバイパスとの交差点からも走りやすい2車線道路が続いている。光明寺駅の南を通り過ぎて少し走るとえちぜん鉄道勝山永平寺線の線路が短距離ながら近接した状態となる。緩やかな勾配を下った後は水田の間を走り抜ける平坦かつ直線的な快走路となる。

56.多少のカーブはあるが快走路 57.沿線の建物は少ない 58.中部縦貫道の上志比ICを左折
 平坦な直線基調の快走路で水田の間を走り抜ける。多少のカーブはあるものの交通量を考えれば走りにくさは感じない。この区間の旧道もセンターライン付きの2車線道路だが集落内を通っているせいもあり快適に走れるとは言い難い区間も存在している。R364バイパスとの交差点から約4.2kmで中部縦貫道の上志比ICが接続する交差点となり、左折して大野・勝山方面に進む。右折が上志比ICだが、中部縦貫道は自動車専用道路のため歩行者や軽車両、125cc以下の2輪車は通行できない。

59.上志比高架橋 60.福井r255牧福島交差点 61.道の駅「禅の里」
 上志比ICを左折した直後から上り勾配となって右にカーブしている上志比高架橋を通る。その下にはえちぜん鉄道勝山永平寺線とそれに隣接並走している町道がある。高架橋が終わった所で福井r255牧福島交差点を通過する。左折の福井方面の町道が旧道であり、それを走れば花谷交差点に戻る事ができる。
 牧福島交差点を過ぎて緩やかな右カーブを曲がり、直線道路を走っていると道の駅「禅の里」を通過する。道の駅の南にはr255が並走しており、さらに南にはえちぜん鉄道勝山永平寺線がある。

62.九頭竜川の堤防の内側を走る 63.堤防の一部には桜並木あり 64.福井r255交差点を左折
 道の駅を通り過ぎてから少し走ると九頭竜川の堤防の内側を走り、中島河川敷公園付近には桜並木がある。市荒川橋を渡ると堤防から離れ、福井r255との交差点に突き当たる。R416は左折して大野・勝山方面に進む。

65.市荒川大橋 66.福井r17市荒川大橋北詰交差点を右宝庫へ進む 67.「大野19km 勝山市街8km」
 福井r255交差点を左折してすぐに市荒川大橋で九頭竜川を渡って勝山市に入る。橋を渡り終えた所で福井r17との市荒川大橋北詰交差点を右方向へと進む。r17は九頭竜川の右岸を通っており、あわら・坂井方面のメインルートのため交通量が多い。市荒川大橋北詰交差点からは九頭竜川の右岸を走る。堤防上のため見通しが良く非常に走りやすい。

68.福井r168下森川交差点 69.市道との堀名交差点を右折 70.伊波橋
 堤防の上を快走していると福井r168下森川交差点を通過する。r168の小舟戸橋は3tの重量制限があり、1.0車線幅と狭いため途中に待避所が設置されている。その後も九頭竜川に沿って走っていると支流の皿川沿いとなる。市荒川大橋北詰交差点から約3.8km走ると市道との堀名交差点となるが、この交差点を右折して伊波橋を渡る。堀名交差点からは車線が増えて片側2車線道路になる。

71.福井r31北部中学校口交差点 72.福井r17伊波交差点 73.片側2車線の直線道路を快走
 堀名交差点から少し走ると福井r31北部中学校口交差点と福井r17伊波交差点を相次いで通過する。その後は片側2車線の直線道路を東の方角に向かって走る。少し離れた南にはr17が並走している。

74.福井r260新保交差点 75.滝波新橋 76.福井r261滝波町交差点を左折
 中部縦貫道の勝山ICに至る福井r260新保交差点を通過し、沿線に商業施設が点在する中を走っていると滝波新橋を渡る。橋からの勾配を下り切った先で福井r261滝波町交差点を左折する。案内標識に表記されている横倉という地名は勝山市に属する地域であり、大日峠が開通してから修正されていない事が分かる。なお、r216を約1.4km進んだ所にR157との長山町交差点があり、谷峠(トンネル)を経て石川県に入る事もできる。むしろそちらの方が福井県と石川県の内陸ルートのメインと言える。

77.緩やかな上り勾配の2車線道路 78.中ノ橋 79.福井r112野向公民館前交差点
 滝波町交差点からは車線が減って対面2車線道路になるが、勾配もカーブも緩やかな整備された道路状況のため走りやすい。緩やかなS字状のカーブを描きながら中ノ橋を渡り、さらに上っていると福井r112野向公民館前交差点を通過する。交差点の西にある建物が公民館である。

80.警告看板の文言が修正されていた 81.野津又川に向かって下る 82.勝山市野向町北野津又
 野向町龍谷集落を過ぎると勾配が急になる。道路脇に異常気象時に通行規制を行う旨の警告看板が設置されているが、大日峠が開通する以前は石川県に通り抜けられないという内容であった。
 峠部分を過ぎると下り勾配となり、北野津又大橋を渡った後に右カーブを曲がり、以降は再び上り勾配となる。その後は家屋が点在する北野津又川沿いの上り勾配の2車線道路を走る。勾配はこれまでに比べてやや急になっている。

83.勾配が急になる 84.「幅員狭し 対向車注意」 85.道幅は1.5車線
 やや急な上り勾配の2車線道路を走っていると集落が途切れた所でセンターラインがなくなり道幅が狭くなる。狭路酷道区間が始まるが、道幅は1.5車線幅程度なので強烈に狭い訳ではなく、また開けた谷筋のため雰囲気は明るく見通しも悪くない。また、所々に退避スペースが設置されている。

86.あまごの宿を通過 87.野向町横倉集落 88.三八豪雪の慰霊碑がある
 道幅が2.0車線程度にまで広くなった所であまごの宿という観光施設の前を通過した後に野向町横倉集落を通り抜ける。集落の北端に横倉白山神社があり、三八豪雪の慰霊碑を過ぎると峠区間に突入する。

89.冬季閉鎖地点を通過 90.道幅は1.8車線程度 91.道幅が狭くなる
 慰霊碑を通過してすぐに冬季閉鎖地点を通過するが、標識もゲートも設置されていないので分かりにくい。冬季閉鎖時はおにぎりの間にポリドラムと通行止と表示されたバリケードが置かれるだけである(No.89の写真にマウスオンで冬季閉鎖時を表示)。
 閉鎖地点を過ぎても道路状況には特に変化が見られず、意外に緩やかな勾配の1.8車線幅道路を走る。600m程度走ると道幅が1.5車線幅と狭くなってしまう。一方で、冬季閉鎖が解除されてから月日が経過していないせいか、路面の状態も良好であった。

92.ヘアピンカーブで標高を上げる 93.かつての端点を通過 94.前方に越前甲(越前大日山)登山口あり
 1.5車線幅の狭路を走っていると左のヘアピンカーブを曲がる。大日峠区間が開通する以前はこの辺りに端点があった。最初のヘアピンカーブに続いて連続でヘアピンカーブを通過して標高を上げる。2ヶ所目の左ヘアピンカーブからは越前甲(越前大日山)への登山道が接続している。

95.視界が開ける 96.八反滝へ入口 97.舗装はきれいで走りやすい
 視界の開けた右ヘアピンカーブを曲がると八反滝への徒歩道との接続地点を通過する。舗装はされているもののチェーンが張られているため車両での進入はできない。滝の案内看板が設置されているので徒歩であれば進入可能かもしれないが、チェーンが道路を横断する形で張られているので進むのを躊躇ってしまう。八反滝入口以降も1.5〜1.8車線幅の狭路を走る。勾配はきつくカーブは多いものの舗装状態はきれいで安定している。

98.駐車スペース(?)との境に段差あり 99.カーブは多いが見通しは悪くない 100.離合できる程度の幅は確保されている
 道路工事の際に重機等の置場となっていたと思われるスペースが見られる。一見すると駐車可能なスペースに見えるが、道路との間に段差があるものもあるため注意を要する。昼間ならともかく夜間であれば街灯もないので段差に気付かず足回りを損傷してしまう可能性がある。道幅は1.5〜1.8車線幅なので強烈に狭いという訳ではなく、所々に離合できるスペースが設置されている。ただし、離合スペースは非常に狭いため駐車スペースとしては利用しづらい。

101.前方に道路が見える 102.林道に比べると整備されていると言える 103.大日峠
 崩落防止対策が取られた法面を見ながらヘアピンカーブを含む急カーブをいくつも曲がりながら標高を上げていく。視界が開けた右のヘアピンカーブを曲がった後に大日峠に至る。勝山市側には駐車スペースとお地蔵さんがある。その傍の石碑には新俣峠とあったが、当サイトでは大日峠という名称を用いる。

国道416号 part3