国道383号
part2

R204平戸大橋入口交差点〜長崎r19交差点
平戸市

48.料金所跡を通過 49.平戸大橋 50.岩の上大橋交差点を左折してバイパスへ進む
 R204平戸大橋入口交差点を右折して単独区間になる。交差点のすぐ近くに少し広くなった場所があるが、これは平戸大橋が有料だった期間に料金所があった場所である。2010年4月1日に無料開放された後に料金所は撤去されている。料金所跡を過ぎると右急カーブを曲がってから平戸大橋を渡る。この平戸大橋は平戸島と本土を結ぶ唯一の橋である。
 平戸大橋を渡り終えると緩やかな上り勾配を右にカーブして平戸公園を通り過ぎる。その後は勾配を下りながら右にカーブしていると現道と平戸大橋バイパスとが分岐する岩の上大橋交差点に至る。直進の平戸市街方面が現道で、左折の宮ノ浦・紐差方面がバイパスである。通常であれば現道へ進むところだが、現道には起点→終点方向の一方通行区間が存在しているため車両ではトレースできない。よってここは左折してバイパスを進む。

51.岩の上大橋 52.おにぎりがお目見え 53.上大垣交差点で現道と合流
 岩の上大橋交差点を左折すると岩の上大橋交差点を渡るが、直線ながらかなりの急勾配である。前述の通り、平戸大橋が本土の唯一の橋とあって岩の上大橋交差点を右折する車両で長い車列ができていた。岩の上大橋を渡り終えてからも上り勾配が続いているが、徐々に勾配は緩やかになる。岩の上大橋交差点から約900m走ると上大垣交差点を通過するが、ここで現道が合流してくる。現道は平戸市の市街地を通り抜けており、距離は3.5kmとバイパスに比べて4倍近く長い。上大垣交差点から岩の上大橋交差点に向かって走行したレポートは別ページで作成している。

54.上大垣交差点以降も上り勾配 55.大崎鼻以降は下り勾配 56.千里ヶ浜
 上大垣交差点を通過してからも上りが続いているが、勾配は幾分か緩やかになっている。海岸線からは4〜500m程度離れているため海はほとんど見えない。大崎鼻の根元を通過すると下り勾配となり、千里ヶ浜を通過する区間だけは海岸線に近く海面との高低差もほとんどない。海沿いと言えるルートにもかかわらず海が見えないR383にとっては数少ないシーサイドルートを実感できる場所である。

57.平戸市川内町 58.市道との交差点を道なりに左折 59.センターラインのない1.8車線道路
 千里ヶ浜を通り過ぎると上り勾配となって海から離れるが、下り勾配となって川内町集落に入ると海沿いを走るようになる。川内港の最奥部ではセンターラインがなくなって1.8車線とやや狭くなってしまう。その状態で市道とのT字路を道なりに左へ進む。案内標識ではT字路に突き当たるかのように描かれているが、センターラインは左方向に描かれており一時停止の義務はない。市道との交差点からも1.8車線幅の道路が続いている。

60.川内湾に沿って走る 61.道路公園という名の駐車帯 62.前方に見えているのは平子島?
 川内港の海沿いを走っていると上り勾配となってまたしても海から離れる。道路公園という名の駐車帯が設置されており、駐車スペースは狭いもののトイレが設置されている。道路公園から少し走るとセンターライン付きの2車線道路になるが、車線幅はやや狭い。

63.大型ダンプの通行が多い 64.アップダウンとカーブが多い 65.1.8車線と2車線が混在
 その後は海から少し内陸に入った高台を走っているが、道幅は1.8車線幅と2車線が混在している。交通量は少ないものの意外に大型ダンプが走っており、離合の際には多少気を遣う。カーブ部分を中心に大型ダンプや大型バス同士の離合ができない箇所もある。

66.センターラインはないが制限速度は50km/hと高い 67.平戸市迎紐差町 68.長崎r60紐差交差点
 1.8〜2.0〜2車線道路と決して整備された道路状況ではないが、制限速度は50km/hと意外に高く設定されている。左のヘアピンカーブを曲がって勾配を下っていると比較的大きな集落である紐差町に入る。安満川を渡った先で右にカーブしながら長崎r62紐差交差点を通過する。左折してr60に進めば平戸島の南東海岸部を通る事になる。

69.長崎r60交差点 70.紐差以降は内陸を走る 71.広域農道(?)との交差点を左にカーブ
 紐差交差点から約200m進むと再び長崎r60との交差点を通過するが、その200mの間はr60重複区間である。r60との重複が終わると緩やかな上り勾配となり、峠部分を越えると緩やかな下り勾配となる。平戸市民病院付近からの直線道路を走っていると左にカーブしながら広域農道らしき道路との交差点を通過する。広域農道に進むと西海岸を走っている長崎r19に行く事ができる。

72.見通しの良い快走路 73.「ホタルの里 中津良」 74.2車線区間の制限速度も50km/h
 広域農道との交差点を過ぎるとセンターラインがなくなるものの2.0車線幅は確保されており、直線的かつ平坦なので走りにくさは微塵も感じない。その後センターラインが復活してから緩やかな勾配を上る。以降は緩やかにアップダウンしながら2.0車線と2車線を繰り返しながら集落を繋ぎつつ南下を続ける。センターラインのない区間があるとは言え交通量が少ないため、乗用車で走る分にはあまり走りにくさを感じない。

75.長崎r19交差点 76.志々岐まで6km 77.アップダウンは緩やかだがカーブが多い
 下中津良町集落に入ると沿線の家屋が密集した中を通っているため多少狭苦しさを感じる。長崎r19との交差点を左にカーブしながら通過するが、交差点以南はr19重複区間である。r19交差点の直後は若宮浦の湾の最奥部の近くを走っているが、敷佐川を渡って左にカーブすると海岸から離れる。その後右カーブを曲がると上り勾配となり、内陸部のカーブの多い状態を走る。

78.古田川沿いを走る 79.長崎r60交差点 80.中途半端な拡幅工事中状態
 緩やかな勾配を下ると古田川に沿って平坦な状態を走る。沿岸部を走ってきた長崎r60との交差点を通過して右にカーブすると中途半端に拡幅工事が行われている箇所を通る。名もなき川に架かる橋部分が拡幅できず放置状態になっているのだろうか。工事箇所のすぐ先にある古田川に架かる橋は既に改良が済んでおり片側だけとは言え歩道付きの2車線になっている。

81.緩やかな勾配の1.8車線幅道路 82.志々伎町集落に差し掛かる 83.駐車禁止区間が始まる
 センターラインのない1.8〜2.0車線道路を走っていると緩やかな勾配を上ってから峠部分を通過して緩やかに下る。やや急な左カーブを曲がると志々伎町集落に入り、平坦かつ直線的な2車線道路を走る。

84.長崎r19交差点 85.手前がR383、左が長崎r19、右が市道 86.R383はここまで、長崎r19はここから
 平戸大橋入口交差点から平戸大橋バイパス経由で約32kmで長崎r19と市道との三差路に至る。この何の変哲もない交差点がR383の起点である。突如重複していたr19に切り替わるのだが、「ここまで」と「ここから」と書かれた補助標識付きのおにぎりとヘキサが立っているので非常に分かりやすい。志々岐浦港が近い事から海上区間の端点と思ってしまうかもしれないが、この先五島列島まで国道が続いているという事はない。

87.クリーニング店の真ん前に「383」と書かれている 88.長崎r19からR383方向を撮影 89.ソトバも立てられている
 交差点にあるクリーニング店の前の「BP-383-」と書かれている事からそこがR383と長崎r19の境目と思われる。舗装に境目がないのはR383もr19も長崎県が管理している道路だからだろう。逆にr19からR383方向を見るとここから補助標識付きのおにぎりは立っているがヘキサは付いていない。その代わりにR383とr19のソトバが立てられている。