平戸大橋バイパス現道


1.上大垣交差点 2.現道区間にもおにぎりが立っている 3.レンガ調の建物は九電工の平戸営業所
 平戸大橋バイパスの現道区間もまだ国道に指定されているが、西向き方向(起点→終点)の一方通行があるため、車両で伊万里市から走行した場合はルートを外さずにトレースする事はできない。平戸大橋バイパスを通行すればトレースする事は可能だが、せっかくなので上大垣交差点から岩の上大橋交差点に向かって現道を走行してきた。

 上大垣交差点から現道に入ると緩やかな下り勾配となる。大膳原市営住宅を過ぎると大きく左にカーブするが、以降は勾配が急になる。九電工の平戸営業所付近で右のヘアピンカーブを曲がる。九電工の建物はレンガ調だが見た感じはあくまでレンガ“調”であってレンガ造りの歴史的建造物ではないようだ。

4.市街地にはセンターラインなし区間もある 5.長崎r19交差点 6.アスファルトではなくブロック舗装になる
 九電工付近のヘアピンカーブを過ぎると勾配は緩やかになり、市街地に入ると勾配はほぼなくなる。市道との三差路を通過するとセンターラインがなくなるが、その距離は短く道幅にしても乗用車であれば特に通行に支障がない。昭和橋を渡って右にカーブした先で長崎r19バイパスとの交差点を通過する。交差点からはセンターラインはあるものの車線幅は狭く大型バスや大型特殊自動車だけでなく積載3t以上の貨物車も通行禁止である。

7.長崎r19現道との交差点を右折 8.一方通行も納得の狭さ 9.市道との交差点は国道側が一時停止
 中大型車通行禁止区間に入ってから約80mで長崎r19の現道との交差点に至る。信号機が設置されていないこの交差点を右折しなければならない。案内標識は設置されていないが、ソトバが立っているのでかろうじて右折する事が分かる。
 r19現道交差点から一方通行となる。鏡川に沿っており乗用車同士でも離合できない1.0車線幅しかない。これが山間部であれば一方通行とはなっていないのだろうが、市街地であれば一方通行もやむを得ないだろう。緩やかなS字カーブを通過すると戸石川沿いを走り、市道との十字路を一時停止してから直進する。この市道との十字路までが一方通行区間であり、距離は150m程である。

10.市道との三差路を右折して大手橋を渡る 11.市道との交差点を一時停止して直進 12.「進入禁止」の文字に驚くがこちら側からは進入可能
 一方通行区間が終わったと言っても道幅は狭くセンターラインのない1.5車線状態が続く。100m弱進むと市道との三差路に至るが、案内標識も何もない交差点を右方向に進んで大手橋を渡る。
 大手橋を渡ってからはセンターライン付きの2車線道路になり、約60mで市道との十字路に至る。ここでも国道側に一時停止の義務がある。十字路を直進して勾配を上りながら市道に合流するようにして2車線道路になる。なお、長崎r19バイパスとの交差点を右折していれば2車線道路で難なくここまで来る事ができる。

13.市道との交差点以降は普通の2車線 14.緩やかな勾配を上る 15.岩の上大橋交差点
 普通の2車線道路になってからは勾配を上り続ける事になる。緩やかカーブをいくつか通過しながら勾配を上っていると平戸大橋バイパスとの岩の上大橋交差点に至る。現道の距離は約3.5kmで、僅か150mの一方通行区間があるために走行方向が限られてしまう。