国道372号
part2

R176古市交差点〜R9加塚交差点
丹波篠山市→
→南丹市→亀岡市

69.国道古市交差点 70.おにぎりはR176のみ 71.R176波賀野交差点を右折
 古市交差点からはR176との重複区間を走るが、おにぎりはR176しか設置されていない。JR福知山線の南東の山の斜面を通っており、鉄道や旧道よりも高い位置を走る。古市交差点から約1.0km、左カーブの途中の波賀野交差点を右折するとR176との短い重複区間が終わる。案内標識にはR372亀岡方面に幅員狭小との警告が付加されていたが、改良工事が終わって拡幅されたため消されていた。

72.丹南バイパスが供用済み 73.旧道と合流 74.船瀬橋
 波賀野交差点を右折すると両側に歩道の付いた2車線道路となるため走りやすくなる。かつては1.5車線幅の区間もあったが、2018年8月25日に丹南バイパスの波賀野工区が供用されて狭路が解消されている。800m弱で旧道と合流するが、加東市寄りは分断されており車両では通り抜けできなくなっている(階段でバイパスと接続しているため徒歩では通り抜け可能)。旧道と合流した後に船瀬橋を渡るが、上下線で別の橋である。

75.栗栖野集落 76.E27舞鶴若狭道の真南条橋 77.開けた谷筋を快走
 山裾を走った後に栗栖野集落を走りながら右カーブを曲がり、その先でE27舞鶴若狭道の真南条橋の下をくぐる。その後は家屋と田畑が混在する中を走り抜ける。長閑な風景の割に両側に歩道の設置された2車線道路のため非常に走りやすい。

78.兵庫r49小枕交差点 79.兵庫r49交差点 80.丹波篠山市野中
 丹波篠山市の市街地の南で兵庫r49小枕交差点を通過し、次いでr49交差点をもうひとつ通過する。小枕交差点は南の三田方面だけがr49となっているが、かつては北の丹波篠山市街地方面もr49であった。東側の交差点からはr49が北に延びている事からバイパスと思われる(ただし、ウオッちずでは2021年11月時点も小机交差点から北に延びる道路も県道扱いされている)。2つのr49との交差点からもカーブの少ない2車線快走路が続いている。

81.兵庫r77八上下交差点を右折 82.兵庫r305八上上交差点 83.兵庫r304城東支所前交差点
 兵庫r77八上下交差点に突き当たり、右折して亀岡・南丹園部方面に進む。左折してr77を走ると丹波篠山市の市街地に至る。八上下交差点からもほぼ平坦でカーブもほとんどない2車線道路が続いており走りやすい道路状況である。南の山裾側を並走している市道が旧道と思われるが、そちらの沿線には多くの家屋が建っている。兵庫r305八上上交差点や兵庫r304城東支所前交差点を通過しながら快走路を東進する。

84.兵庫r12日置北交差点 85.日置バイパス 86.辻交差点
 兵庫r12日置北交差点を通過する。すぐ南に旧道が並走しており、旧道とr12との交差点が日置交差点であると予測できるが、実際の名称は日置東交差点である。日置北交差点を過ぎて少し走ると上宿交差点を通過するが、ここで交差している道路は旧道である。直線的で見通しの良いバイパスを走っていると辻交差点を通過する。ここで交差している道路も旧道である。

87.日置バイパスが終わると上り勾配 88.飛曽山峠 89.峠以東に急カーブあり
 日置バイパスの東端を過ぎると緩やかな上り勾配となる。集落が途切れてすぐに飛曽山峠を越えるが、峠以東には急カーブがある。この峠の前後もバイパスを造ればより走りやすくなるのだろうが、現状でもセンターライン付きの2車線道路と劣悪な道路状況ではないため、バイパスは計画はされているようだが工事は始まってもいない。

90.丹波篠山市小野新 91.R173小野新交差点を右折
 急カーブ区間が終わってから緩やかな勾配を下っているとR173小野新交差点に突き当たる。R176との交差とは異なり、案内標識にR372のおにぎりが表記されており、右折してR173との重複区間を池田・亀岡方面に進む事が分かる。

92.R173重複区間 93.R173安田西交差点を左折
 小野新交差点を右折するとR173との重複区間となるが、僅か300m先の安田西交差点を左折すと重複区間が終わる。南北方向の幹線国道と東西方向の幹線国道が交差、重複しているため、交差点の前後は交通量が多い。とは言っても場所が場所なので渋滞するような事は少ない。

94.「亀岡27km 園部14km」 95.籾井川沿いを快走 96.兵庫r303西野々交差点
 R173との重複区間が終わって単独区間となっても平坦かつ直線的な2車線道路が続いている。日置バイパスと同様に非常に走りやすい道路状況である。南を並走している市道が旧道と思われる。兵庫r303西野々交差点を通過するが、r303は市野々西野々という路線名で丹波篠山市内の集落を結ぶ地方道だが、少しだけ京都府域を通っておりその前後が点線区間である。

97.天引トンネル 98.京都府南丹市に入る 99.京都r54るり渓口交差点
 西野々交差点を過ぎて右にカーブして緩やかな下り勾配になった後に天引トンネルをくぐって京都府南丹市に入る。かつては天引峠を越える酷道区間であったが、2003年にトンネルが供用されて難なく府県境を往来できるようになった。旧道は兵庫県側、京都府側どちらも閉鎖されており進入できない。京都r54るり渓口交差点を通過するが、北に接続している道路はR372の旧道である。

100.京都r54天引交差点 101.アップダウンしている快走路 102.南八田バイパス
 るり渓口交差点から約400mで天引交差点を通過してr54の重複が終わる。天引交差点から約600mの区間はR372の旧道に当たる。r54から続く旧道との交差点を通過した後に西向き車線に登坂車線が設置されている区間を通る。2021年3月28日に開通したばかりの南八田バイパスであり、旧道は大型車の離合が困難な狭路酷道であった。旧道に隣接する位置にバイパスが造られており、旧道へは進入できなくなっている。

103.旧道との交差点 104.京都r453南八田交差点 105.旧道が分岐
 センターライン上のラバーポールなくなる場所が南八田バイパスの東端である。丹波篠山寄りの旧道は前述のとおり閉鎖されているが、亀岡寄りは現在でも通行可能である。旧道との交差点から大きく右にカーブして京都r453南八田交差点を通過する。旧道と合流してすぐに再び旧道が分岐する。こちらの旧道も沿線に集落があるため通行可能である。

106.京都r452埴生2交差点 107.R477埴生1交差点 108.R372・R477重複区間
 京都r452埴生2交差点の直後にR477埴生1交差点を通過し、以降はR372・R477重複区間となる。近畿地方で屈指の酷道区間を持つR477が重複しているが、平坦でカーブもほとんどなく非常に走りやすい道路状況である。R176やR173では設置されていなかった串刺しおにぎりがこの区間には設置されている。

109.R477旧道との交差点 110.赤熊ロードパークは閉鎖されている 111.京都r73宮川交差点
 本梅川の沿って走っているとR477の旧道との交差点を通過して少し走ると市境を越えて亀岡市に入る。亀岡市に入ってすぐに赤熊ロードパークを通過するが、何年も前から閉鎖されており、たまに工事関係車両が停まっている事がある。本梅川から少し離れた状態を走っていると京都r73宮川交差点を通過する。

112.「京都33km 亀岡市街11km」 113.R477宮前交差点 114.宮前交差点以降も快走路
 宮川交差点からも2車線快走路を走っていると程なくしてR477宮前交差点を通過する。ここでR477が川西方面に分岐して約4.2kmの重複区間が終わる。R477の重複が終わってからも平坦でカーブの緩やかな2車線道路が続いており、非常に走りやすい。

115.京都r731湯の花温泉西交差点 116.湯の花温泉交差点 117.亀岡市稗田野町奥条
 左カーブを曲がり開けた谷筋を走っていると京都r731湯の花温泉西交差点を通過し、次いで市道との湯の花温泉交差点を通過する。この市道はR372の旧道であり交差点の名称が示す通り、湯の花温泉を通り抜けている。2014年にバイパスが供用されて狭路区間が解消された。

118.旧道(?)との交差点を道なりに右へ進む 119.歩道には電気式の燈籠がある 120.京都r407亀岡運動公園前交差点
 右にカーブしながら旧道らしき市道との交差点を通過してから緩やかな左カーブを曲がる。以降は平坦な直線道路を走る。緩やかな左カーブの先で京都r407亀岡運動公園前交差点を通過する。交差点の東の国道を挟んだ場所に運動公園があり、体育館や野球場、テニスコート、陸上競技場を備えている。

121.さくら橋 122.コスモスが咲き乱れる 123.R478/E9京都縦貫道の亀岡ICを右折
 犬飼川に架かるさくら橋を渡るが、前後の勾配は短いながら急である。前述の体育館と陸上競技場は犬飼川よりも東にある。平坦な2車線道路を真東に向かって走るとR478/E9京都縦貫道の亀岡IC(福知山方面の入口と出口)が接続する交差点があり、京都縦貫道の本線をくぐった先を右折する。

124.片側2車線道路 125.反対側車線との間には京都縦貫道 126.R423重利交差点/R478/E9亀岡ICを左折
 亀岡IC(福知山方面)からはR478/E9京都縦貫道を挟んだ片側2車線道路になる。約600m走るとR423重利交差点に至り、左折して京都方面に進む。亀岡IC(大山崎方面)も接続しており、直進すると京都縦貫道に入る事ができる。左右どちらの車線からも直進する事が可能だが、京都縦貫道に入れるのは右側車線の直線だけである。左側車線の直進は市道への直進である。

127.重利交差点以降は対面2車線道路 128.正面に見えるのは道の駅「ガレリアかめおか」の建物 129.R9・R423・京都r403加塚交差点
 重利交差点からは対面2車線道路を走る。100m強で風ノ口交差点を通過するが、左方向に接続している道路は京都r406である。案内標識もソトバも設置されておらず、府道との交差点には見え難い。2車線道路を走っていると車線が増えるが、加塚交差点の左折車線であり多車線区間という訳ではない。さらに右折車線が現れてR9・R423・京都r403加塚交差点に至る。この交差点がR372の起点である。R423の終点もこの交差点であり、重利交差点〜加塚交差点はR423が重複している。