国道371号
part3

R371中の橋交差点〜R425龍神交差点
高野町→田辺市

53.元有料道路だけあって整備されている 54.勾配はきつい 55.カーブもきつい
 中の橋交差点を右折して高野龍神スカイライン区間に入る。以前は高額な通行料金を盗られていた有料道路だったが2003年10月1日に無料開放されている。もっともこの処置によって前述の盲腸線などという意味不明な現象が発生してしまっている。
 さすがに元有料道路だけあって山間部というのに2車線とよく整備されている。勾配もカーブも非常にきつい状態が続くが交通量が少なく快調に走る事ができる。が、紅葉期等の休日を中心にそうも言ってられない状態になる事も少なからずある。

56.規制標識の根元には・・・ 57.県境の杭 58.振り返った反対側にも県境の杭あり
 野迫川村の中心部に至る村道(?)の分岐を越えると稜線に沿う形となる。この稜線は和歌山県と奈良県の県境となっており、R371はそれを何度も跨ぐ事になる。さすがにそのたびに県境標識が立っているという事はないが、県境標識ならぬ県境杭が立っている。全ての県境に立てられているかどうかは確認していないが、一つや二つではない事は確か。

59.世界遺産の小辺路(の入口)の標識もある 60.スカイラインを名乗るだけの事はある 61.下り勾配もきつい
 幾度となく県境を越えながらどんどん標高を上げていく。100m上がる毎に標高を示す標識が立っているのでその上り具合がある程度判る。一時的に下りとなる箇所もあるが基本的には上りが続いている。当然ながら進めば進むほど、上れば上るほど眺望が良くなる。車を停めて景色を眺めたい気になるがスカイライン内は駐停車禁止となっている。が、中にはそれを無視して停車している車両もいないわけでもないのでブラインドカーブの先には充分気を配る必要がある。

62.箕峠で旧R371と交差 63.護摩壇山に向けてどんどん標高を上げていく 64.ごまさんスカイタワー
 スカイラインに入ってから約18km走ると箕峠となるが、ここが旧R371との交差点でもある。国道から降格されたとあって花園中南に至る旧道にR371の文字はない。この中南・箕峠間の旧道も断崖狭路が続くなかなかに味のある酷道だったのだが残念でならない。
 箕峠から先も県境をいくつか越えながらさらに標高を上げていく。1000mを越える辺りからはさらに眺望が利くようになりスカイラインの名は伊達ではないと実感できる。有料時代の通行料金が妥当だったかどうかは別にして。そして約26kmでごまさんスカイタワーに到着する。このスカイライン内で最も標高の高い位置でもあり眺望は抜群。駐車場やトイレ、売店もあり休日ともなれば結構な数の車が止まっている。

65.スカイタワーから南は急な下りとなる 66.元有料道路とは言え落石や小崩落が多い 67.R371おにぎりは有料時代からあった?
 スカイタワーを越えると急な下りが続くようになる。カーブもきついものが多くスピードを出しすぎると危険な事になるだろう。と言ってもかなり飛ばしている車やらバイクやらがいるので彼らにも要注意。それに加えて南側は落石や小崩落箇所がいくつか見られ、眺望が利きにくい点も併せて北側と雰囲気が異なって見える。しかしダイナミックなスカイラインである事には違いはない。

68.大熊集落が見えるとスカイライン区間は終了 69.大熊集落以降は勾配は幾分かマシになる 70.道の駅「龍神」
 田辺市龍神の大熊集落が見えると全長42.7kmの高野龍神スカイラインは終了となる。高野町・旧龍神村側ともに料金所は撤去されており、多少道が広がっているという点以外にその痕跡を見る事はできない。なお、この高野龍神スカイラインは冬季にはチェーン等の冬の装備が必要となり、4輪は夜間(17〜翌6)通行止め、2輪は終日通行止めとなる。「和歌山だから」という安易な気持ちで何の準備もなく突っ込むと泣きを見る事になるやもしれません。
 スカイライン区間を終えても高野町側と異なり道路状況に大きな変化はなく2車線の下りをハイスピードで流す事ができる。日高川に沿うこの区間も快走路そのもので交通量が少ない時に走ればスカイラインから続く快適ドライブを楽しむ事ができるだろう。道の駅「龍神」や龍神温泉もありゆっくりひと息をつくなり温泉に入るなりの楽しみ方もある。

71.この橋を渡るとR425交差点となる 72.紀伊半島の雄、R425との共演が始まる
 温泉隧道を抜けて少し走ると日高川を渡るが、その橋を渡った所でR425との交差点となる。左折してR425に入れば全線酷道のR425の中でも最も酷な牛廻越を体験する事ができる。そしてこの交差点を直進すれば紀伊半島を代表する酷道同士がしばらく重複する事になる。

73.予想に反して快走路 74.整備された道路の証拠、橋とトンネルの連続 75.R425龍神交差点を左折
 紀伊半島の東西の雄と南北の雄との共演だが想像と大きく異なり日高川沿いの快走路が続く。R425にとってすれば格上の国道との重複区間は数少ない快走路であり、それはR371との重複区間にも当てはまる。酷道と酷道の重複が必ずしも酷道とは限らないのだ。もっとも現在の道路が完成する前は川沿いの集落を通るひょろひょろした道路が国道だろうから、それらが現役の頃に走ればとんでもない酷道だったのかもしれない。
 R425との重複は13.9kmと比較的長いが何ら苦にならず走れる。そして旧龍神村の中心部の龍神交差点から先のR371が濃い要素を携えて待ち構えている。ちなみに旧龍神村役場、現田辺市龍神行政局の建物はこんなの・・・

国道371号 part4