国道371号
part2

R370交差点〜R371中の橋交差点
橋本市→高野町

17.R370以南は酷道に様変わり 18.工事しているから危険なのか? 19.落石のおそれと工事中のダブルパンチ
 R370との交差点を通過する事なくR371に進んだもののその姿はまさに在所の道で国道らしさは微塵も感じられない。もしR371が分岐する事に気付かず通り過ぎてしまったとしてもそれは恥ではない。R371が目立たなさすぎるのがいけないのだ。在所の道国道を200m程走ると南海高野線の踏切となる。道路情報版が設置されておりここが国道である事を暗に示している。ちなみに大型車は7-9時の間は通行規制がある。いいのか、1日2時間だけの規制で。

20.以前よりも賑やかになっている 21.既に狭いがさらに狭くなるから引き返せ、と 22.13km先では高さ制限あり
 南海の踏切を越えると多くの標識群に迎えられる。以前は異常気象時の通行規制の案内しかなかった気がするが、ここでもR370へ迂回するように案内する標識が増えている。これがR370迂回への最後通牒となる。腕に自信がない、もしくは酷道マニアでないというのであればここでUターンする事を強くお勧めする。あと、2.5m以上の高さの車は物理的に通行できないのでここで引き返すしかない。

23.予想に反して2車線道路が続・・・ 24.・・・かない 25.酷道によくある早期改善の声
 最後通牒箇所から先に進むと予想に反して2車線道路に出迎えられるがその距離は僅かでしかない。すぐに1.0車線と予想通りの道幅になる。勾配もきつく初っ端から緊張感溢れる展開を見せてくれる。ちなみに大型車の通行規制は踏切だけかと思っていたら実はこの酷道区間全体に敷かれているらしい。もう一度言う。いいのか、たった2時間だけの規制で。

26.早々に牙をむくR371 27.ヘアピンも襲い掛かってくる 28.側溝に蓋があるので随分助かる
 向副の集落を抜けると断崖にへばりつく1.0車線へと変貌する。集落内でも充分狭かったがさらに断崖というスパイスが加えられており、人の気配はほとんど感じられない。勾配はややきつく急カーブが連続しているのでスピードは出せない。R370交差点から約3.3km走ると彦谷集落への道が分岐しているが、「え?この道の先に集落があるの!?」的な雰囲気を醸し出している。

29.杉も鬱蒼と茂っている 30.拡幅された場所のあるがごく僅か 31.離合できない場所が多く気を遣う
 酷道お約束の杉林も用意されているが鬱蒼さ加減はイマイチ。それでも国道と呼ぶに相応しい様子でないのは確か。和歌山r102との交差点付近にはセンターラインが現れるがごく短い距離でしかなく1.0車線幅がこの区間のスタンダードとなっている。山道が苦手なドライバーはもちろん狭路慣れしていないドライバーは素直にR370以南には入らない方が無難。

32.川と国道とを隔てるものは何もない 33.ヘアピンに市道(?)が接続している 34.R371は左折(ヘアピンを左に曲がる)
 丹生川の対岸は九度山町という状況を走っているとヘアピンの案内標識が現れ、直後には民家が目に入る。地形図を見ると川の手前、つまり橋本市側に1軒、対岸の九度山町に数件の民家がある模様。そしてヘアピンから分岐している市道だか町道はさらに奥にある北又集落に繋がっている。

35.北宿集落 36.この狭さでもガードレールなしがR371クォリティ 37.危険な工事現場
 北又分岐(と勝手に命名)を過ぎてから相変わらずの川沿い狭路を走ること約2kmで北宿集落に入る。人の気配がほとんど感じられないR371では貴重な集落でひと息つくこともできるかもしれない。ただ、集落を過ぎればやはり元通りの1.0車線狭路が待ち構えている。いよいよガードレールの整備率は低くなりハンドル操作を誤れば丹生川の餌食になってしまう。もちろん離合できる場所も限られており最悪の場合はどちらからそれなりの距離をバックする羽目になりかねない。

38.対向車が来たらアウト 39.防御力の小ささを数で補えるのか 40.あまり山側に寄り過ぎると落石の餌食になる
 渓流と呼べる丹生川とは裏腹に厳しい状況が続く。何度も言うが対向車が現れた場合の離合は困難もしくは不可能な箇所が多い。離合できそうな場所であっても互いにそれなりの車両感覚を含む技量を要求されるだろう。ガードレールのない川側に寄るのが難しいのはもちろん、だからと言って山側に寄り過ぎると落石を踏んでしまうかもしれない。要するに双方にとって厳しい酷道ということである。ま、この区間で対向車が現れる事は滅多にないのだが。

41.高さ制限の原因の素掘りトンネル 42.トンネルを抜けた先のT字路は右折 43.河合橋を渡ると道幅が広くなる
 R370交差点から約10kmで高さ制限規制が敷かれる要因となった素掘りトンネルとなる。入口はコンクリートで補強されていて一見普通のトンネルに見えるが、中身はモルタル補強されているとは言え手掘り感に満たされている。しかしそんなものを違和感なく受け入れられるのはR371の特徴でもあろう。
 そのトンネルを抜けた直後に道が二手に別れているが、R371は右折の河合橋を渡る方である。状況から河合橋(丹生川)が市町境と思ってしまいそうだが、橋の東詰から高野町となっている。つまり直進の道へ進んでも高野町に入る。

44.いちいち民家の登場に驚くのはやめよう 45.長い年月は標識を朽ち果てさせる 46.新しい2車線区間、即ち・・・
 河合橋を渡ってからは2.0車線と今までになく広い道幅となるが、その代わりに勾配がきつくなる。集落の中はさすがに拡幅が難しいようで1.0車線と狭くなってしまうもののそれ以外は比較的走りやすい。橋本市に比べて整備の手が細かく入っているのかと思えば1960年頃の旧標識が現役で残っている。いや、パッと見ると何の標識か分からないので現役というのは少々言い過ぎたかもしれない。また、まだ新しいアスファルトにガードレールの箇所が存在するが右手を見上げればこれまた新しい補修跡がある。崩落したな?

47.林〜南集落は断崖にへばりつく様を眺められる 48.集落のど真ん中を除いて道幅は1.8車線程ある 49.摩尼(?)トンネル
 急勾配の1.5〜1.8車線の道路を走っていると二つ目の集落となる林に入る。ここから隣の南集落にかけては山にへばりつくようにして存在する両集落を様子を一望する事ができる。なんて事ない山間部の集落の風景ではあるがそれはそれで味わい深いものである。南集落以降はしばらく民家のない区間となり1.8車線程の急勾配を走る。高野町市街地と言える場所の手前で摩尼(?)トンネルをくぐる。

50.和歌山r53交差点 51.高野町中心部に入るとセンターラインがなくなる 52.中の橋交差点。どちらに進んでもR371
 トンネルを抜けるとセンターライン付きの2車線となると同時に和歌山r53との交差点もある。高野町中心部の入口に当たる部分でセンターラインが消えてしまうがすぐに復活する。そして中の橋交差点となる。この交差点は直進・左折ともにR371となっているが、直進は旧道でR480に重複してかつらぎ町花園中南でぷっつりと途切れる盲腸線となっている。厳密な完走を目指すのであればこの盲腸線を往復するべきだろうが面倒なので今回は走行せず。大半はR480のページで見る事ができますので。


2004年冬の高野龍神スカイライン
*高野龍神スカイラインの28.0Kポスト付近
 写真は高野龍神スカイラインの護摩山スカイタワー付近で撮影。和歌山県と奈良県の境を走る高野龍神スカイラインは標高1000m超なのでかなり積雪(凍結も)があります。この日は南側の龍神村から走行したのですが、標高900mくらいから路面に雪が目立つようになり、写真のような状態が高野町まで続きました。冬に走行される方は充分に注意してください。なお冬季はチェーン等の冬の装備が必要となり、4輪は夜間(17〜6)通行止め、2輪は終日通行止めです。
 スカイライン以北のR371に関しても積雪・凍結の恐れは充分にあります。もちろんR370、R480も同様です。冬の高野山を訪れる方は御注意ください。

国道371号 part3