国道369号
part2

R165福地交差点〜R42大黒田西交差点
榛原町→室生村→曽爾村→御杖村→美杉村→飯南町→松阪市

22.R165重複区間。ごく普通の2車線道路 23.R165(R369)を東から来るとこうなる。黒は近鉄線 24.R165とR369とのT字交差点にはこの案内標識があった
 福地交差点を右折してR165重複となる。しかしその距離は500mほどと短い。近鉄大阪線の線路を右手に見ながら進むとR165と分岐する交差点となるのだが渋滞が発生していた。それもそのはず、この交差点は国道3本とその他道路、近鉄のガードが絡み合う、複雑な構造をしているのだ。23が交差点の案内標識だが、その複雑さが分かるだろう。今回の場合はまずR165とのT字交差点を左折、近鉄のガード下を通過した先の交差点を直進ということになる。案内標識がなければまず間違うだろう。R370が単独となるのもこの交差点からである。R369トレースであればである。

25.R370分岐直後はセンターライン消えかけの貧相な道路 26.奈良r218交差点付近 27.榛原町内牧を過ぎると集落はなくなる
 R370萩原交差点を直進して進む。交差点付近はセンターラインのない貧相な道路なのでルートミスかと思ってしまった。おにぎりもなかなか出てこなかったし。結局ルートミスはしておらずそのまま進むと程なくしてセンターラインが現れた。典型的なローカル国道をハイスピードで流すことができる。榛原町牧を越えると室生村の境に向けて高度を上げていく。勾配はそこそこのきつさだがカーブは緩やかである。

28.開路トンネルの手前には奈良r28との交差点 29.開路トンネル。榛原町と室生村の境でもある
 榛原町と室生村の境の開路トンネルに到達する。ここも戸ヶ坂トンネルと同じようにトンネルの両側に県道(奈良r28)にアクセスできる。二ヶ所ともおそらくトンネル開通以前の旧道に当たるのだろう。廃道にしてしまうと県道に行くことができなくなるので残されているのだろう。

30.室生村は外れを通るためか狭い 31.室生村山粕。センターラインはないが離合は楽にできる 32.奈良r81掛交差点以東はセンターラインがある
 開路トンネルを抜けると室生村である。しかし中心部をかなり離れた箇所を通っているためか、センターラインのない道路になってしまう。しかし2.0車線以上の幅はあるので離合に難儀するというほどではない。拡幅された跡の路面の境目がセンターライン代わりと言ったところだろうか。酷道と呼べるレベルには遠く及ばない。
 そんな準狭路も奈良r81掛交差点までである。ここを右折すればセンターラインが現れ、一気に高度を上げ始める。そして御杖村に入る。山間部の国道なので勾配があるのは当然のことだが、2車線と整備されているので初心者でも楽に走れるだろう。もっともこれはこの区間だけに限った話だが。土屋原トンネルを抜けると下りになる。旧道が土屋原の集落を通る道路だと思われる。御杖村役場前を通り過ぎ、さらに東へと車を進める。役場の前後で峠を越えるのだが、地図で確認しなければ分からない程度で普通の坂道レベルである。

33.R368敷津交差点の東側は狭い 34.御杖村敷津。集落内の狭路である 35.奈良県御杖村と三重県美杉村の境。狭路だからできる芸当か
 御杖村役場から約4kmでR368敷津交差点となる。これを右折してR368と重複するのだが、この後終点までR369が表舞台に現れることはない。実質ここまでがR369と言っても過言ではないだろう。普通の人から見ればここで終わっている国道という認識しかないのだろうなぁ。ここで終わりにしてR368のページでも見てくださいと言いたいところだが、結構写真も撮ったしR368は逆方向からの走行なのでこのまま続けることにしよう。残り全部がR368重複というわけではないし。おっとそうそう、ここからはR422も重複している。

 敷津交差点付近は今までと同じようにセンターラインがあるのだが、少し走るとそれもなくなり道幅も狭くなる。1.5〜2.0車線程度だろう。場所によってはすれ違いできない箇所もある。もっとも対向車が来ることは稀なのだが。集落内を細々と走っていると奈良・三重県境となる。峠やトンネルというわけでもなく実にあっさりしている。両県とも集落が続いており県境という印象は持ちにくい。県境の標識だけは目立つつくりとなっている。言うまでもないだろうが、これ以降はおにぎりシールを大量に見ることになる。R369のはないけどね。

36.三重県はセンターラインが消えかけの2車線道路 37.飼坂トンネル 38.R422交差点のそとば
 三重県美杉村に入ってしばらくは1.5車線ほどの狭路だがすぐに2車線となる。センターラインは消えかけているしその後も狭い箇所は出てくるのだが、交通量が少ないのでさほど気にならない。県境から4kmほど走ると駅と線路が見えてくる。こんな山間部まで鉄道が来ているとは、と思って少し驚いた。例によって第三セクターかと思えばそうではなくJRのようだ。この線路を越える頃には2車線が続いている。飼坂トンネルを出て下りきった所にR422と分岐する交差点がある。R422は南へ伸びているだが…

39.R422交差点にこの先の仁柿峠は大型車が通れない旨を警告 40.交差点の先にはもっと簡潔に書かれている警告もある 41.約2.5kmはセンターラインのある2車線が続く
 R422との交差点付近の警告標識2枚。R369(表記上はR368)の仁柿峠が狭いので全長8m以上の大型車は通行不可能であることを示している。8m未満だったら通れるってこと?R369を西から来た場合はこの交差点を左折して三重r30へ迂回することになる。しかし地図を見ると三重r30は分断県道のようで途中からr43となっている。普通の人が通っていきなりr43に変わったら戸惑うのとちゃうの?
 この交差点を越えたすぐ先に道の駅「美杉」がある。No.39の写真の奥に見えている建物がそれである。入ってみると開館前ということもあり広い駐車場に1台も止まっていなかった。トイレに行くだけですぐに出発するつもりだったがデジカメの電池が切れてしまったため、やむなく充電のために20分ほど留まる羽目になった。前の晩にフル充電したはずなのだが。
 充電を適当なところで切り上げ、残りのR369を東へ進む。道の駅から2.5kmくらいまではセンターライン付きの快適な道路を走ることができる。交通量も極めて少ない。

42.美杉村奥立川。ここからが狭くなる 43.おなじく奥立川 44.集落がなくなり峠道の入口にも再度警告看板があるう
 美杉村奥立川、仁柿峠の直前にして最後の集落である。ここからは1.5車線となり狭路区間に入る。狭くなってからも民家はあるしカーブはきつくないのでここまでなら全長8m以上の大型車でも入れるかもしれない。この先の峠で付替え工事(?)をやっているので大型車の通行はあるようだ。この時は対向車として現れなかった。
 奥立川を過ぎると本格的な峠道となる。その入口には再度大型車が通れないことを警告した看板が立っていた。それを撮影してから車を走らせようとした時に対向車が現れた。一瞬でも早く出ていればバックで戻る羽目になっていただろう。

45.仁柿峠は1.0〜1.5車線のまぎれもない酷道 46.カーブでは広いこともあるが1.0車線が標準幅 47.飯南町下仁柿の集落も狭路
 苔むした警告看板のある場所からは本格的な仁柿峠となる。路面は比較的荒れていないもののその幅はとにかく狭い。1.0〜1.5車線が基本ですれ違いできない場所も多い。ガードレールは設置されているものの路肩が弱いことは一目見ただけでわかるし、小石が落石ネットにたまっている。おかげで有効活用できる道幅はさらに狭くなっている。シリアルナンバー付きの車両対向所が設けられているのだが、狭い区間が長いこともあり運が悪ければバックでかなり後退しなければならないだろう。筆者はバックしている最中に後続車がやってくるという経験をさせてもらった。
 この時、峠直前でなにやら工事をしていたようだった。まだできて間もない橋があることから、トンネルを掘っているのかもしれない。いずれ難所である仁柿峠もあっさりパスできるようになるのだろうか。もしそうならここの酷道としての寿命が切れるのも時間の問題だろう。
 峠を越えれば飯南町に入る。ここでセンターラインが現れる、なんてことはありえない。上りから下りに変わるだけでそれ以外に変化なし。峠付近に集落があるが小さな集落であり通り過ぎれば人気のない杉林の中を進んでいく。落石注意・路肩弱しの状態は依然として続く。対向所以外は1.0〜1.5車線が連続しておりタイトなカーブも多い。飯南町上仁柿となっても狭いまま。しかもここで大型車とすれ違った。大型車通行不能の看板もあるので油断しがちだが、林業関係者の大型車が通ることがある。

48.上仁柿の途中からはセンターラインつきの2車線 49.粥見北交差点を左折してR166重複区間となる 50.R166重複は終点まで続く
 上仁柿の集落の途中からはセンターライン付きの道路となる。一部でまだ狭い箇所も残っているがその距離は短いので特に問題なく通過できる。飯南町吹ヶ野でY字路があるのだが、案内がなくどちらが国道か悩む所だろう。ここは右の上り坂が正解。そこを上ると工事現場となるのでそこにアクセスするための暫定路かもしれない。となると左方向が旧道だろう。
 その後は概ね2車線が続いておりそれを進んで行くとR166粥見北交差点となる。ここを左折するとR368と分岐するがここからはR166と重複となるため、これ以後もR369が表舞台に現れることはない。飯南町横野は沿線に民家や商店が並んでおり賑やかな印象を受ける。但しあくまで建物が建っているという意味であって人が大勢いるという意味ではない。
 この横野を通り過ぎれば松阪市となる。起点の奈良市以来の久しぶりの市である。交通量はそこそこあるのだが、これは松阪市に入ったからと言うより100番台の国道と重複しているせいと思われる。伊勢道の下を通過するくらいまでは山道の雰囲気だが特にきついカーブもないので快調に走ることができる。

51.三重r147交差点付近。交通量が増えだす 52.終点のR42大黒田西交差点
 終点に近づくにつれ松阪市の中心部にも近づくため交通量は徐々に増え始める。信号の数も増えるためストップアンドゴーの繰り返しとなり今までからするとストレスの溜まる走行となる。大都市の渋滞に比べるとかわいいもんだけども。そんな中を進んで行くと沿線にも商業施設が目立つようになる。粥見北交差点より23kmで終点のR24大黒田西交差点となる。この交差点はR42がL字となっている箇所にあり、時差式信号となっている。筆者はこのあとR368を走るため右折して尾鷲方面へ向かった。