国道361号
part3

R19木曽大橋交差点〜R152高遠公園下交差点
木曽町→塩尻市→南箕輪村→伊那市→南箕輪村→伊那市

116.R19重複区間 117.木曽川の左岸を走る 118.登坂車線あり
 木曽大橋交差点からはR19との重複区間を走る。二桁国道に重複しているとあって交通量は多い。木曽川の左岸のアップダウンのある2車線道路を走っているとJR中央本線に近接している辺りから登坂車線が現れる。

119.JR中央本線をオーバーパス 120.長野r267交差点 121.長野r457原野交差点
 登坂車線は800m程の距離があり、その途中でJR中央本線をオーバーパスする。正沢川に架かる七笑橋を渡ってすぐに長野r267との交差点を通過するが、案内標識どころかソトバすら設置されていない。そのすぐ先で長野r457原野交差点を通過すると勾配が緩やかになる。

122.道の駅「日義木曽駒高原」 123.串刺しおにぎりあり 124.交通量は多いが流れは良好
 原野交差点からすぐに道の駅「日義木曽駒高原」を通過する。その後は長野r267とJR中央本線と並走するような形で木曽川の左岸を走る。アップダウンはあるもののカーブはほとんどない。交通量はそれなりに多いが信号機付きの交差点が少ないため流れは良好である。

125.下り5%勾配 126.長野r259交差点 127.R19神谷入口交差点を右折
 5%とやや急な勾配を下った先で長野r259巴淵交差点を通過する。r259は宮ノ越駅の停車場線で、同じく停車場線である長野r267に交差している。巴淵交差点の直後に山北橋で木曽川を渡る、左にカーブしながら緩やかな勾配を上った後にR19神谷入口交差点を右折してR19から分岐する。木曽大橋交差点からの距離は約8.4kmである。

128.神谷橋 129.神谷川沿いを上って行く 130.木曽町神谷
 神谷交差点を右折した直後に神谷橋で木曽川を再び渡り、以降は神谷川の谷筋を走る。勾配はややきつく、ヘアピンカーブのような急カーブは存在していないがカーブの数は多い。

131.姥神峠道路の神谷IC 132.旧道との交差点を道なりに右へ進む 133.ループ橋で標高を上げる
 神谷集落では前方にループ橋が見えてくるが、これは姥神峠道路の神谷ICのものである。インターチェンジ構造ではあるものの、神谷ICより西の区間は供用されていないため姥神トンネルとの高低差を解消するためのループ橋としか機能していない。なお、神谷IC以西の未供用区間は現道で代用可能とされて計画が休止となっている。
 姥神峠旧道である町道が交差している右カーブを曲がって神谷川を渡った後にループ橋となり、一旦右にカーブした後に左にカーブするという数字の“8”のような形状である。なお、旧道は行止りとなっており通り抜ける事はできないが、元々分断区間であり、トンネルが供用される以前から通り抜けは不可能であった。

134.片側1車線の高規格道路 135.姥神トンネル 136.長野r493交差点
 左カーブが終わると上下線が分離した片側1車線道路となり、反対側車線と合流した直後に姥神トンネルに入る。姥神トンネルの全長は1826mであり、市町境のため塩尻市に入る。トンネルを出てすぐに長野r493交差点を通過する。右折の市道へ進めば姥神峠の旧道区間に行く事ができる。2009年当時の権兵衛峠の塩尻市側の端点はこちらのページへ。ただし、他の旧道区間と同様に走行方向は逆方向である。

137.羽渕トンネル 138.番所トンネル 139.旧道への連絡道路との交差点
 長野r493交差点を過ぎてすぐに羽渕橋で奈良井川を、戸沢橋で戸沢川を渡って羽渕トンネルをくぐる。羽渕トンネルを出た直後に橋を渡るが、その下には旧道が通っている。緩やかな勾配を上って入うとズミ沢1号橋を渡って番所トンネルをくぐる。番所トンネルを出ると番所橋を渡るが、その下には奈良井川だけでなく旧道も通っている。なお、奈良井川と戸沢川はともに信濃川水系であり、その水は日本海へ流れていく。

140.権兵衛トンネル 141.権兵衛トンネルからは下り勾配 142.伊那市に入る
 緩やかな左カーブの先で権兵衛トンネルに入る。全長4467mとかなり長いトンネルで、その中間辺りに市村境があるため東側は南箕輪村域である。トンネルからは長い下り勾配が始まり、程なくして伊那市に入る。塩尻市域を通っていたのは約5.9kmだが、南箕輪村域を通っているのはさらに短い3.2km程度で、しかも飛び地である。

143.与地逢坂橋 144.伊那市与地 145.長野r203与地交差点
 明澤橋を渡った後に右にカーブしながら与地逢坂橋を渡る。さらに左カーブを曲がると集落に差し掛かると同時に直線的な道路となる。長野r203与地交差点を通過するが、右折の市道は権兵衛峠の旧道である。ただし、権兵衛峠を越えるのではなく分断区間の端点に向かう道路である。2009年当時の権兵衛峠の伊那市・南箕輪村側の端点はこちらのページへ。なお、権兵衛峠を通っていた旧道はr203を3.6km程北から分岐していた。権兵衛峠旧道の伊那市側はこちらのページへ。ただし、他の旧道区間と同様に走行方向は逆方向である。

146.市街地との高低差は200m 147.長い勾配を下り続ける 148.伊那西部広域農道との中の原交差点
 与地交差点からも下り勾配が続いているが、直線道路で沿線が田畑中心で建物が少ないため非常に見通しが良く、遥か前方の天竜川を越えた対岸まで見通す事ができる。反対側車線の登坂車線が終わる辺りで南箕輪村に入るが、境標識は設置されていない。さらに進むと伊那西部広域農道との中の原交差点を通過する。走りやすい広域農道のようで右折もしくは左折して農道へ進む車両も多い。

149.中央道をオーバーパス 150.長野r88沢尻南交差点 151.長野r88の旧道との川北町交差点
 中の原交差点付近からは伊那市と南箕輪村の境に沿った状態を走る。中央道をオーバーパスしさらに勾配を下っていると長野r88沢尻南交差点とr88の旧道と思われる市道との川北町交差点を通過する。中の原交差点〜沢尻南交差点の間は国道の北側が南箕輪村域、南側が伊那市域となっている。沢尻南交差点からは完全に伊那市に入る。

152.川北町交差点以降は急勾配 153.長野r443室町交差点を左折
 川北町交差点を過ぎると急勾配を下る。右の急カーブを曲がった所で勾配が緩やかになり、長野r443室町交差点となる。高遠や伊那市街は直進と案内されているが、そちらは市道で、左折するR361は「狭い」と警告されている。

154.室町交差点からは1.8車線幅 155.突き当りを右折 156.明十橋の北詰を左折
 室町交差点を左折するとセンターラインのない1.8車線幅道路となる。狭いと言ってもこの程度であり、カーブが少なく直線基調なので見通しは悪くない。1.5車線幅とさらに狭くなり、左カーブを曲がった先で市道との交差点に突き当たる。案内標識は設置されていないが、おにぎり下の補助矢印標識で右折だと分かる。突き当りを右折した直後、明十橋の北詰でも市道との交差点があるが、今度は左折である。こちらには案内標識が設置されていないのでルートミスしないように注意を要する。

157.明十橋の北詰以降も狭い 158.長野r146坂下入舟交差点 159.JR飯田線の入舟踏切
 明十橋の北詰からは1.8車線幅と若干広くなるが、交通量も増えてしまう。長野r146坂下入舟交差点のすぐ先でJR飯田線の入舟踏切を通過する。伊那市の中心の駅の伊那市駅に近いため、小さいながらもアーケードが設置されており飲食店等も多い。

160.R153入舟交差点 161.大橋 162.現役の丸型ポスト
 入舟踏切を通過した直後にR153入舟交差点を通過して、大橋で天竜川を渡る。“天竜川大橋”でも“伊那大橋”でもなく、ただの“大橋”という名称である。橋を渡り終えてからは中央本通りと名付けられており、沿線には店舗兼住宅が多い。

163.長野r18・r19中央区交差点 164.伊那市日影 165.南側の方が標高が低い
 長野r18・r19中央区交差点を過ぎると沿線の店舗兼住宅は少なくなるが、飲食店等が点在している。ショッピングセンターを通り過ぎてからは沿線は普通の家屋がメインとなる。上川手交差点以西は道路の南側の標高が少し低くなっている。北側は高くなっている事から、三峰川による河岸段丘が形成されている事が分かる。

166.長野r210新山入口交差点 167.交通量の少ない快走路 168.長野r207笠原入口交差点
 左カーブを曲がりながら長野r210新山入口交差点を通過し、市道との美篶上原交差点付近を右にカーブしながら通過する。その後もごく緩やかなカーブとアップダウンを繰り返す2車線道路を西の方角に向かって走り、長野r207笠原入口交差点を通過する。

169.「茅野31km 長谷9km 高遠2km」 170.「サイレン・回転灯作動時 通行止」 171.旧高遠町の中心部に入る
 沿線の家屋が途切れると三峰川と山に挟まれた場所を走っており、落石の危険があるためかサイレンと回転灯が作動すると通行止になるようである。落石防止策のない場所が規制の要因と思われる。旧高遠町の市街地と言える場所に差し掛かるとやや急な勾配を下りながらいくつものカーブを曲がる。

172.R152旧道との役場入口交差点 173.役場南交差点からは急勾配を下る 174.R152高遠公園下交差点
 旧高遠町の市街地を走っていると市道との役場南交差点を通過するが、この交差点はR152の旧道との交差点であり、かつてのR361の終点である。役場南交差点からもやや急な勾配を下り、高砂橋を渡ってからの勾配を上った所でR152高遠公園下交差点に突き当たる。旧高遠町の中心部を避けるためのR152のバイパスが供用されてR361の終点も移動している。