国道345号
part4

R7鼠ヶ関交差点〜山形r348交差点交差点
鶴岡市

155.日本海沿岸東北道が建設中 156.「木野俣19km 小名部5km」 157.鼠ヶ関川の右岸を走る
 R7鼠ヶ関交差点からは単独区間となるが、これまでの海沿いから一転して東の内陸部に向かう。イオンタウンを通過した直後に工事現場を通過するが、これは日本海沿岸東北道であり、鼠ヶ関IC(仮称)が設置される予定である。
 家屋よりも田畑が多い沿線風景の中を走っており、カーブは多いものの緩やかなものが中心なので走りやすい道路状況である。橋掛橋で鼠ヶ関川を渡って右岸に移ってからも2車線快走路を走る。

158.鍋倉トンネル 159.「小名部〜関川 幅員狭小路肩軟弱 幅2.0m超通行禁止」 160.小名部トンネル
 開けた谷筋から狭い谷筋に変わってからも2車線快走路が続いている。鍋倉トンネルをくぐった直後に鍋倉集落に向かう市道との交差点を通過して鍋倉橋を渡る。橋の東詰には小さな道路情報板が設置されており、そこには幅2.0m超の車両は通行禁止と表示されている。
 鍋倉トンネルからも鼠ヶ関川の流域を走っているが、勾配は緩やかな点に変化はないものの急なカーブが存在している。角間台川を渡ってすぐに小名部トンネルを右にカーブしながら通過する。

161.鼠ヶ関川の左岸に移る 162.「鶴岡市街41km 湯田川温泉35km」 163.意外に長い直線区間あり
 梶櫓橋を渡って鼠ヶ関川の左岸を走っていると小名部集落を通過する。集落の中心は旧道と思われる市道が通っており、R345沿線の家屋はさほど多くない。田元橋を渡ると集落から出て水田の中を走るが、意外なほど長い直線区間となっている。

164.酷道区間が始まる 165.乗用車同士の離合も難しい 166.杉林の中を走る
 平沢集落の東の端の旧道との交差点の直後にセンターラインがなくなり道幅も狭くなる。鍋倉橋の東詰の道路情報板にあった幅2.0m超の車両の通行禁止区間はここから東である。大雨の際もここから東の区間が通行止になるが、道路情報板はあるもののゲートは設置されていない。
 道幅が狭くなってからは沿線に家屋はないが、しばらくは田畑が存在している。田畑もなくなると杉林の中の若干薄暗い狭路を走る。なお、筆者のカーナビ(地図データは2018年版)では平沢集落から東に4km程の区間は道路を示す線が表示されなかった。

167.川沿いだがガードレールは少ない 168.僅かながら広くなっている箇所がある 169.「鶴岡市街36km 湯田川温泉30km」
 鼠ヶ関川に沿ったカーブの多い狭路をひたすら走る。山間部だが勾配はほとんどなく僅かにアップダウンしている。センターラインはないものの少し広くなって1.8車線道路を走っていると幾重谷川に架かる橋を渡るが、その手前には幾重谷川沿いを進む市道が交差している。幾重谷川の直後からセンターライン付きの2車線道路となって緩やかな上り勾配を上って行く。

170.鼠ヶ関川との高低差が生じている 171.落石あり 172.カーブが多い
 左カーブを曲がっていると市道(林道?)との交差点を通過するが、以降は南側の視界が開けている。緩やかな下り勾配の左カーブを曲がった先でセンターラインがなくなり道幅が狭くなる。とは言うものの平沢集落直後に比べると若干広く、1.8車線幅程度は確保されている。ただし、落石があるので楽に走れるような状況とは言い難い。

173.路肩注意 174.離合のできない狭路が続く 175.ガードレールの設置率は低い
 道幅がさらに1.0車線幅にまで狭くなってしまう。待避所のようなものは設置されておらず、対向車が現れると離合する場所が限られてしまうので厄介である。交通量は少ないが、それでも皆無とは言えないので気を遣った走行を強いられる。

176.水田が多くなる 177.長閑な風景の中を走る 178.軟弱な路肩が多い
 おそらく関川集落のものと思われる水田が現れてからも1.0〜1.5車線幅の狭路が続く。南側に鼠ヶ関川があるため比較的日当たりの良い場所もあるが、左岸の斜面は日光が当たりにくいためゴールデンウィークであっても残雪が見られた。

179.集落の直前まで狭路 180.山形r52関川交差点 181.関川しな織センターの前を通過
 水田が途切れると1.0車線幅の狭路を走り、緩やかな勾配を下っていると山形r52関川交差点を通過する。約1.8km南下すると雷峠を越えて新潟県村上市に入っており、新潟r52でもある。関川交差点を過ぎてすぐに関川集落に入り、その西端で関川しな織センターの前を通過する。

182.関川集落 183.関川集落以降は2車線道路 184.小糸沢川沿いを上る
 関川集落内は1.5車線と狭く舗装状況も良いとは言えない。少しだけ鼠ヶ関川に沿って走った後に下りから上りに転ずる。市道との交差点を過ぎるとセンターラインが復活して2車線道路となる。集落を通り過ぎてからも緩やかな上り勾配の2車線道路を走る。

185.関川トンネル 186.道路脇に残雪が見られる 187.「鶴岡市街29km 湯田川温泉23km」
 やや急な左カーブを曲がりながら関川峠を越える旧道との交差点を通過する。その後、緩やかな右カーブを曲がるが、前回走行時(2011年5月)は法面崩落のため通行止であった。崩落の要因は東日本大震災の揺れであった模様。崩落復旧現場を過ぎてすぐに関川トンネルをくぐる。トンネルの上を横切る道路が見えるが、これが旧道である。供用が1989年頃なので30年ほど経過しているため、旧道の通行可否は不明だが、出入口が封鎖されている様子はなかった。
 関川トンネルからは下り勾配となる。トンネルの南側に比べると日当たりが良くないようで道路脇に残雪が見られた。残雪の量は前回の方が遥かに多かった。中田橋と獺寝沢橋を相次いで渡った後に越沢集落に差し掛かる。

188.摩耶山橋 189.鶴岡市越沢 190.越沢橋
 越沢集落では蛇行する庄内小国川を赤い欄干が特徴の複数の橋で通過しており、線形は良好である。集落の中心も旧道と思われる市道の沿線にあるため、現在のR345沿線の家屋はさほど多くない。

191.勾配は緩やか 192.鶴岡市木野俣 193.山形r348木野俣交差点を右折
 越沢集落を通り過ぎると緩やかな勾配を上り、福栄小学校跡付近から下り勾配となる。中野俣橋を渡ってからも下り勾配が続いており、下り切った所で山形r348木野俣交差点に突き当たる。R345は一時停止した後に右折して鶴岡市街・湯田川温泉方面に進む。左折してr348を西進すると日本海東北道のあつみ温泉ICやR7に行く事ができる。関川集落を終点とするバス路線もr348を通るルートである事からもR345よりも走りやすい道路状況と分かる。

国道345号 part5