国道299号線
part4

R141千曲病院入口交差点〜R20新井交差点
佐久町→八千穂村→小海町→茅野市

74.R141重複区間はごく普通のローカル国道
 R141重複区間はいたって普通のローカル国道といった感じだ。交通量も割合多いが信号が少ないのでほとんどストレスなく走ることができる。さすがに地方の幹線道路となるときっちり整備されている。約3kmの重複の間は淡々と走ることになる。

75.R141から分岐して茅野を目指す(茅野55km、麦草峠26km) 76.R141〜R20間はメルヘン街道と呼ばれている 77.おにぎり、街道名、標高の3点セット
 清水町交差点を右折してR141から分岐する。分岐直後の地点で茅野まで55km、麦草峠まで26kmとなっている。快適2車線道路を気持ちよく流すことができる。R141以西はメルヘン街道と呼ばれている。何とも浮世離れした(?)名前だが元はドイツだがどっかの同名の街道からきているとか。アルプス(ヨーロッパのね)に姿を重ねているのだろう。確かに高原チックだし避暑地でもあるのでその気持ちは分からないでもない。

78.標高1300m地点。100m上がるごとに3点セットが立っている 79.センターラインこそないが離合には充分な幅はある 80.センターラインのある箇所も多々見受けられる
 進んで行くと民家が途切れる。さらに進むと別荘地のど真ん中を通り抜ける。別荘の入口には私有地だから入ってくんな!という趣旨の看板が大概立っている。あの奥でお金持ちの奥方が「〜ザマス」と言っているのだと妄想しながら車を走らせる。道端の草を刈っているおっちゃんですら優雅な動きをしているように見える。道路の方はと言うと無理やりセンターラインを書いた感じだ。とは言うものの交通量が少ないのでそれで狭いと感じない。またカーブが多く勾配もそこそこきつい。路面にはタイヤ痕があることからそういった連中も訪れるようだ。だがここは高級(?)別荘地。峠のバトルも金持ちの遊戯のひとつかもしれない。誰が一位になるか賭けたり、トップには莫大な賞金が出るとか(←これも妄想である)。

81.鬱蒼とした森の中というイメージではない 82.きついカーブもあるのでスピードの出しすぎは禁物 83.標高2000m地点に到達
 別荘地を通り過ぎると道幅は広がるがカーブ・勾配は変わらずきつい。標高100mごとに3点セットが立っているので自分のいる標高がすぐに分かる配慮がなされている。さすがは長野県だと思ってしまう。
 なおも進んで行くと八千穂高原スキー場のすぐ横を通る。冬季通行止となる麦草峠だが、国道も雪に覆われ真上をスキーヤーが滑るのかもしれない。スキー場を過ぎるとセンターラインのない割合が増える。しばらく走ると小海町に入る。長野r680交差点付近には観光施設があり多少なりとも人がいた。R299の交通量を考えると人は多い方ではないだろうか。r680交差点の直後にはゲートがある。おそらく冬季閉鎖用のものだろう。そのゲートを越えると今までに輪をかけてカーブ・勾配がきつくなる。勾配はともかくきついカーブが連続しているのでスピードは道路状況と比べてあまり出せない。
 そんな状況の中を進んで行くと再び八千穂村に入る。標高もとうとう2000mまで達してしまった。ここまで来れば峠まであと少しである。

84.標高2127mの麦草峠に到達 85.メルヘン街道最高地点=R299最高地点でもある 86.パンパンになったパンと2127mの図
 R141清水交差点より約25kmで麦草峠に到達する。この25kmというのはオドメーターの値だが交差点付近にあった距離看板の26kmとほぼ同じである。雄大な景色が望めるわけでもなく特にこれと言って特徴のない峠だ。むしろ普通に走っていれば何も感じず通り過ぎてしまうかもしれない。だからかメルヘン街道の最高地点であることを示す標識が立てられていた。その標高は2127m、国道峠としてはR292渋峠に次ぐ高さだと思ったが・・・つまり全国二位の高さの国道峠である。にもかかわらず飾り気は一切ない峠である。
 ここでちょっとしたハプニングが起こった。高原の涼しい所で食そうと下界で買ってきたパンの袋がパンパンに膨らんでいたのだ。さすが標高2000m超。空気が薄くなっていることをここまで実感できるとは。しかし車の方はターボが付いていなくても普通に走れた。特にパワーダウンを実感することもなく。

87.さすがに標高2000mを越えると天気が変わりやすい 88.茅野市側もほぼセンターラインがある 89.別荘地以降はチラホラ他車も見られる
 麦草峠から少し走ると茅野市に入る。峠が市村境ではないようだ。峠付近はフラットな直線路だがすぐに下り勾配となる。カーブは多くきついものも多いが、勾配は緩やか。センターラインもきっちり書かれているのでのんびり走ることができる。そうこうしているうちに蓼科高原の別荘地を通り抜ける。ここでもやはり私有地だから入るなという看板が立っている。

90.次第に勾配がなくなりフラットとなる 91.走ってて気持ちの良い道路というのはこんな感じだろう
 別荘地を抜けると勾配もほぼなくなり相当フラットな状態になる。カーブもごく緩やかなものばかりで非常に走りやすい。場所が場所なので信号もほとんどない。それ故に脇から出てくる車に衝突したりしないように注意しなければならない。この日も出会い頭に衝突したと思しき車が事故処理されていた。車は両車とも大破しており廃車だろう。

92.いつの間にかR152重複区間へと入っていた 93.さりげなくR152・R299連結おにぎりが立っている 94.次第に交通量が増え始める
 さらに進んで行くとR152重複区間に入る。どうやらバイパスの方を通ってしまっていたみたいで何の前触れもなくR152の表記が現れた。非バイパスを走ると芹ヶ沢交差点から重複となる。R152重複のまま茅野市街地へ向かう。そして進むにつれやはり交通量は増大していく。信号の数も増え今まで自分のペースで走っていただけにストレスの溜まる走行となる。

95.R20バイパスとは交差せずトンネルで真下をパスする 96.R20新井交差点。高架がR20 97.長野県に多いアルファベット表記の交差点名の標識
 茅野市街地に入ると流れは一気に悪くなる。信号待ちの渋滞が頻発し走りにくい。市役所付近を通過するとトンネルが口を開けて待っている。あけぼのトンネルである。間の抜けた名前という気がしないでもないが、この上にはJR中央本線とR20バイパスが走っている。
 あけぼのトンネルから800mほどで今度こそR20新井交差点にぶつかってR299は終わりとなる(こちらが起点だが走行方向を優先)。秩父の山中からここ茅野まで一流の酷道峠からメルヘン(?)な感じの峠まで実に走り応えのある国道だった。