国道299号
part4

十石峠〜R141清水交差点
佐久穂町

200.長野県側も大型車通行不能区間 201.長野県側のゲートは単管パイプを組み合わせた物 202.第1号カーブ
 十石峠を越えた直後に林道との交差点を通過するが、その近くに大型車両の通行が不可能である旨の警告がなされている。その先に閉鎖用ゲートがあるが、群馬県側とは異なり単管パイプを組み合わせた簡素なものである。さらに進むと第1号カーブを曲がる。ここから麓まで多くのカーブを曲がらなければならないが、峠から下る際は最後の数字が分からないためどれくらい進んだかの参考にはならない。

203.道幅は1.5〜1.8車線幅 204.長野県側にも崩落予備軍あり 205.路面状況は良好
 群馬県側と同様に冬季閉鎖が解除された直後とあって路面状況は比較的良好である。ただし、崩落が始まりつつある法肩部分は長野県側にも存在しており、酷道区間である事を実感できる。

206.第12号カーブ 207.崩落が始まっている 208.「下り10%勾配」
 第12号カーブはヘアピンカーブであり、直後の第13号カーブも少し進んだ所の第15号カーブもヘアピンカーブである。第15号カーブと第16号カーブの間には法肩のガードレールがなくロープが張られている。抜井川沿いになるとカーブは緩やかになる一方で勾配は10%と急になる。が、道幅が広くなるため走りやすくなったと感じるかもしれない。

209.十山林道と大野沢林道との交差点 210.茨口橋 211.短い2車線区間あり
 10%勾配区間の終わりで十山林道と大野沢林道との交差点を通過する。南に延びているのが十山林道、北に延びているのが大野沢林道である。林道との交差点からは勾配が緩やかになり、第19号カーブを曲がって茨口橋を渡る。その後は抜井川の右岸を走るが、僅かながらセンターライン付きの2車線区間もある。おそらく災害復旧工事の際に拡幅されたものと思われる。

212.過去の崩落地点と思われる 213.抜井川沿いを下る 214.乙女の滝への入口
 抜井川に沿ってやや急な右カーブを曲がった後に石堂橋を渡って左岸に移る。左のヘアピンカーブを曲がった先で川に降りる階段が確認できるが、乙女の滝に向かう徒歩道である。ただし、ロープが張られているのが確認できた事から通行止になっているものと思われる。通行可能であったとしても付近に駐車可能な場所はなく、自転車や2輪車が何とか停められるスペースしかない。

215.石堂駐車場 216.石堂駐車場の直後は2車線道路 217.臼石橋
 乙女の滝への徒歩道を過ぎてすぐに両側に広いスペースのある石堂駐車場をを通る。ここからも滝への徒歩道が伸びているが、こちらも崩落のため通行止になっていた。石堂駐車場を過ぎると急カーブが連続しているが、道幅は広くなってセンターライン付きの2車線道路になる。急カーブ区間が終わると抜井川の左岸を走り、臼石橋で右岸に移る。

218.古谷ダム湖の北岸を走る 219.古谷大橋は工事のため片側交互通行規制 220.馬返し集落の手前で狭くなる
 臼石橋からは古谷ダムによるダム湖の北岸を走り、ダムの脇を過ぎた直後に古谷大橋を渡る。その後は緩やかな下り勾配の2車線道路を走り、川面との高低差が小さくなる辺りで集落に入るが、その手前で道幅が狭くなる。

221.馬返し集落 222.柏木橋 223.古谷集落
 1.5車線幅道路になると同時に勾配がほとんどない状態になる。抜井川沿いの集落を通り抜けており、山間部の割に多くの家屋が建っている。それ故に拡幅がなかなか進まないのかもしれない。

224.旧道との交差点 225.源八陸橋をくぐる 226.水堀1号橋
 古谷集落を出るとセンターライン付きの2車線道路になり、緩やかな上り勾配の左カーブ付近で旧道と交差点を通過して刈又大橋を渡る。旧道の沿線には多くの家屋が建っているが、バイパスには1軒もなく走りやすい道路状況である。水州橋と源八大久保橋を連続で渡った後に源八陸橋の下を通る。さらに進むと水堀3号橋、水堀2号橋、水堀1号橋、滝平橋を次々に渡る。これらの橋は全て抜井川に架かっているものであり、河川の流路が蛇行している事が分かる。

227.抜井川沿いの旧道には集落がある 228.大影城橋 229.佐久穂町大日向
 右側には抜井川沿いの旧道沿線の集落が目視で確認できる。抜井川の蛇行部分を前田橋と大影城橋で抜井川を渡る。アップダウンがあるものの緩やかなので走りにくさは一切感じない。

230.駒寄橋 231.長野r108余地入口交差点 232.長野r2畑ヶ中交差点
 大きく右にカーブして駒寄橋を渡って緩やかな勾配を上る。山裾を走った後に長野r108余地入口交差点を通過する。r108は下仁田佐久穂線という路線名ながら県境の前後が点線区間のため通り抜ける事はできない。
 余地入口交差点を通り過ぎて余地川橋を渡る。交通量の少ない2車線道路を快走していると長野r2畑ヶ中交差点を通過する。r2とは高低差があるため半ループとなっており、国道はr2の海瀬2号橋の下をくぐる。

233.JR小海線をくぐる 234.長野r2四ッ谷交差点 235.南佐久大橋
 畑ヶ中交差点からの勾配を下っているとJR小海線の下をくぐり、その先で長野r2四ッ谷交差点を通過する。畑ヶ中交差点で交差していたr2はバイパスであり、四ッ谷交差点で交差しているr2は現道である。ただし、四ッ谷交差点から南の区間はバイパスが並走していない。四ッ谷交差点を過ぎると南佐久大橋で千曲川を渡る。

236.R141・R462千曲病院入口交差点を左折 237.R141重複区間 238.おにぎりはR141のみ
 南佐久大橋からの勾配を下り切った所でR141R462千曲病院入口交差点に至る。群馬r45との交差点からの距離は約33km、十石峠からの距離は約18kmである。案内標識にR299のおにぎりは表記されていないが、左折してR141との重複区間を韮崎・清里方面に進む。その存在を忘れているかもしれないが、重複していたR462は右折してR141との重複区間を小諸・佐久方面に進む。群馬県神流町のR462交差点からの距離は約46kmである。
 千曲病院入口交差点からは平坦で直線的な2車線道路を走る。交通量は若干増えるが、100番台国道としては少ない方である。おにぎりはR141しか設置されておらず、R299が重複している事は分かりにくい。

239.コインランドリーの看板にフルスペックおにぎり 240.ハッピードリンクショップ畑2号店 241.旧八千穂村の中心部を走る
 ほとんど勾配がなく緩やかなカーブばかりの2車線道路で千曲川左岸を南下する。旧八千穂村の中心部に近付くと沿線の家屋が増える。歩道がなくなるため若干走りにくく感じられるようになる。

242.長野r122交差点 243.R141清水町交差点を右折
 長野r122交差点を通過して少し走るとR141清水町交差点を右折して茅野・麦草峠方面に進む。千曲病院入口交差点からの距離は約3.5kmである。R462との重複が始まって50km近くでようやく完全な単独区間になる。

国道299号 part5