国道260号
part3

三重r22交差点〜R42片上南交差点
南伊勢町→大紀町→紀北町

123.道方トンネル 124.南伊勢町道方 125.少し内陸を走る
 三重r22交差点からの緩やかな勾配を上った先で道方トンネルをくぐり、その後は緩やかな勾配を下る。道方川の河口付近を通るが、周辺には道方集落がある。町の中心部から離れた位置だが、セルフのガソリンスタンドがあり、日曜日も営業しているようだ。

126.町道との交差点を道なりに右へ進む 127.旧道との交差点を右にカーブ 128.部分供用されたバイパスに入る
 海が見えた所で町道が交差している右カーブを曲がる。11%の上り勾配を示す警戒標識が設置されているが、すぐに急勾配になるのではなく旧道が交差している右カーブからが急勾配である。勾配を上り切った所で左直角カーブを曲がる。案内標識に右の道路は「行き止り」となっているが、これは未開通のバイパスである。

129.内陸部をバイパスで走る 130.慥柄浦トンネル 131.にえうらトンネル
 左直角カーブからはバイパスのため、片側だけながら歩道付きの2車線道路を快走する。内陸の山の斜面に造られているため沿線に家屋は存在しない。慥柄浦トンネルとにえうらトンネルを通過するが、慥柄浦トンネルの東に交差している道路は旧道までの区間だけがウォッちずで国道色に塗られている。にえうらトンネルの旧道は全てが国道色に塗られたままである。

132.現道(旧道?)と合流 133.東宮トンネル 134.急カーブが連続
 にえうらトンネルを出て緩やかな勾配を下っていると現道(旧道?)との交差点を通過する。その後は右にカーブしながら緩やかな勾配を上り、東宮トンネルをくぐる。東宮集落を通過して東宮川を渡ってからは急勾配かつ急カーブが連続しており、若干の走りにくさを感じる。

135.歩道がなくやや狭い 136.中坂トンネル 137.河内トンネル
 東宮坂トンネル以降は下り勾配となり、急カーブが少なくなるため多少走りやすくなる。とは言うものの小刻みにカーブしており歩道のない狭い2車線道路なので決して快走路とは言えない。中坂トンネルを出た直後に左急カーブを曲がり、右の急カーブを曲がった先で河内トンネルをくぐる。

138.三重r46交差点 139.正面に見えるのは国見山鉱山のベルトコンベヤ 140.ベルトコンベヤの下を通る
 河内トンネルを出て緩やかな勾配を下っていると三重r46交差点を左にカーブしながら通過する。河内川の右岸を走っていると河口付近で海に沿って右にカーブする。正面に見えている物は国見山鉱山の石灰搬出用のベルトコンベヤである。そのベルトコンベヤと少し並走した後にその下をくぐる。

141.村山川を渡る 142.小方竈集落 143.小方トンネル
 伊勢路川を渡った後に村山川を渡るが、その間には比較的大きな集落がある。村山川以降は緩やかな勾配を上った後に南島トンネルをくぐる。全長は572mで、短いトンネルの多いR260の中でも長いトンネルである。南島トンネルを出ると谷筋を通り、小方竈集落の北西を通過して小方トンネルをくぐる。

144.古和浦湾沿いを走る 145.栃木トンネル 146.三重r33交差点
 小方トンネルを出てすぐに海が見えてきて少しだけ古和浦湾に沿って走ってから栃木トンネルをくぐる。トンネルを出て右にカーブした後には古和川の左岸を走り、古和浦大橋の手前で三重r33交差点を通過する。案内標識に紀北までの距離が41kmとなっているが、この数字はおそらく棚橋隧道や錦峠を経由した旧道の距離と思われる。下半分は文字が消されているが、r33の行き先が表記されていたと思われる。

147.古和浦トンネル 148.棚橋トンネル 149.旧道との交差点
 古和川の支流の有地川に沿って走っていると緩やかな勾配を載って古和浦トンネルと棚橋トンネルを相次いでくぐる。棚橋トンネルは南伊勢町と大紀町の境にある棚橋隧道とは別のトンネルである事は言うまでもない。
 古和浦湾の最奥で旧道との交差点を通過する。この旧道の先に棚橋隧道があるのだが、旧道自体はバイパスの一部になってしまっており、町道を経由しなければならなくなっている。

150.やや急な勾配を上る 151.棚橋南島大橋 152.勾配は急だが走りやすい
 旧道との交差点を右にカーブしてからは急勾配を上る。カーブも多いがバイパスとあって曲線半径が大きく取られており、走りにくい道路状況ではない。棚橋川と一緒に旧道の上を通過し、さらに急勾配を上って行く。錦峠道路のうち、もっとも供用が遅かったのが紀勢南島トンネルの東の区間であり、開通するまでは暫定道路がバイパスと旧道とを繋いでいた。

153.紀勢南島トンネル 154.大紀町側も走りやすい 155.三重r68交差点を左折
 暫定道路との交差点のすぐ先で紀勢南島トンネルに入る。全長は1550mで、R260で最も長いトンネルである。トンネルは南伊勢町と大紀町との境であり、西側は大紀町である。トンネルを出ると緩やかな左カーブを曲がり、その先で三重r68との交差点に突き当たる。バイパスにもかかわらずR260のトンネル側に一時停止の義務がある。R260をトレースするのであれば左折して紀北方面に向かう。右折すると大紀町の中心部や紀勢道の紀勢大内山ICに行く事ができる。なお、棚橋隧道は紀勢南島トンネルが開通してからも閉鎖されずに通行可能だったが、維持管理がほとんどされていない事から道路は荒れていた。そして2017年4月頃にトンネルが閉鎖されたため通り抜ける事ができなくなったようである。2010年8月15日の走行レポートのページはこちら

156.天海橋 157.海望橋 158.豊漁橋
 三重r68交差点からも2車線道路が続いている。カーブは緩やかながら勾配は急である。天海橋、海望橋、豊漁橋といった橋を次々に渡るが、どの橋にも欄干の一部にフェンスが付け足されている。その下に旧道があると思いがちだが、旧道は現在のバイパスの東側の山の斜面を通っており、橋の下にあるのは旧々道もしくは作業道のようなものと思われる。

159.旧道はフェンスが設置されている 160.錦橋 161.錦トンネル
 豊漁橋の南詰には錦峠の旧道が接続しているが、旧道にはフェンスが設置されており進入できない。さらに急勾配を下っていると錦橋を渡り、錦トンネルをくぐる。峠の同名のトンネルだが、錦峠はこのトンネルの近くではなく、三重r68の錦望トンネルの西にある。

162.旧道との交差点を通過 163.新奥川橋南東詰交差点 164.新奥川橋南東詰交差点以降はカーブが多い
 周囲の家屋が増えた所で旧道との交差点を左にカーブしながら通過する。奥川に沿って走っていると新奥川橋南東詰交差点を通過するが、直進ではあるものの交差点の奥で右にカーブしている。その後は集落が途切れ、小刻みなカーブが多い状態を走る。センターライン付きの2車線道路ながらカーブが多く快適に走れるとは言い難い。

165.名古第一トンネル 166.名古第二トンネル 167.二色トンネル
 名古第一トンネルと名古第二トンネルを連続してくぐった後に左と右の急カーブを曲がり、その先で二色トンネルをくぐる。二色トンネルから西は紀北町に入る。大紀町域は8.5km程度と短く、しかも町の中心部から離れた場所である。

168.紀北町に入ってからも2車線道路 169.閉鎖用ゲートを通過 170.三重r766交差点
 紀北町に入ってからも道路状況と周辺の風景に変化はない。山の斜面の緩やかな下り勾配の2車線道路を走っていると閉鎖用のゲートを通過する。その後程なくして三重r766との交差点を通過する。左折してr766を走ると熊野臨海公園(熊野灘レクリエーション施設)に行く事ができる。

171.右ヘアピンカーブ 172.三重r766交差点 173.孫太郎トンネル
 三重r766交差点を通過した直後に右のヘアピンカーブを曲がり、緩やかな勾配を下って左にカーブしてr766との2ヶ所目の交差点を通過する。このr766は紀北町の中心部を通り抜けている道路である。r766交差点のすぐ先で孫太郎トンネルをくぐる。

174.片上川橋 175.R42片上南交差点
 孫太郎トンネルを出てすぐに片上川橋を渡り、その先でR42片上南交差点に突き当たる。この交差点がR260の終点である。交差点の南西に道の駅「紀伊長島マンボウ」があるが、R260に面した所に出入口は設置されていない。なお、R42を尾鷲方面に1.4〜1.6km進んだ所にR422の終点の交差点がある。