国道254号
part2

R16新宿町北交差点〜R140玉淀大橋北交差点
川越市→川島町→東松山市→嵐山町→小川町→寄居町

63.「東松山20km 春日部30km さいたま21km」 64.大型貨物車と特定中型貨物車は右側車線を走行 65.R16・R254串刺しおにぎり
 R16新宿町北交差点の下にはJR川越線が通っており、直後の大仙波橋で東武東上線の上を通過する。片側2車線道路を北東に走っていると下り勾配となり仙波大橋を渡った後に平坦な状態に戻る。二桁国道との重複区間のため交通量は多いが流れは比較的スムースであった。

66.R16・R254富士見川越バイパスとの小仙波南交差点を左折 67.側道も2車線 68.埼玉r15小仙波交差点
 約1.7km走って小仙波南交差点の手前で左の側道に分岐して東松山方面に進んでR16との重複区間が終わる。側道は2車線だが、R254富士見川越バイパスからの車線と合流した直後の埼玉r15小仙波交差点で左側車線が左折専用車線になってしまう。側道の右側車線と富士見川越バイパスの左側車線が交差点以降の本線である。

69.新河岸川沿いを走る 70.埼玉r12宮元町交差点 71.中央分離帯がなくなる
 小仙波交差点からは新河岸川に沿った直線道路を走り、川が離れた後に埼玉r51氷川町交差点を通過し、さらに少し走って埼玉r12宮元町交差点を通過すると中央分離帯がなくなる。バイパスと現道の並走区間ではなくなったせいもあって交通量が増大する。

72.山田交差点以北は片側2車線 73.埼玉r160福田交差点 74.落合橋
 旧道と思われる市道との山田交差点からは中央分離帯付きの片側2車線道路になる。埼玉r160福田交差点を通過した後に落合橋で入間川と小畔川と越辺川を渡って川島町に入る。南詰に埼玉r157があるが、川越狭山自転車道線という自転車道で橋の下を通っている。

75.埼玉r76落合橋北詰交差点 76.埼玉r76上伊草交差点 77.「藤岡51km 小川23km 東松山9km」
 落合橋を渡り終えた後に埼玉r76落合橋北詰交差点を通過する。約1.2km先でもr76との上伊草交差点があるが、重複しているのではなく別ルートだったものが交差しているだけである。上伊草交差点の南西から北西にかけてはショッピングモールがある。

78.R468/C4圏央道の中山橋 79.R468/C4圏央道・川島IC 80.沿線の建物が少なくなる
 ショッピングモールの北端付近でR468/C4圏央道の本線の中山橋をくぐり、その先で川島ICを通過する。インターチェンジの周辺には工場と倉庫が集中しているが狭い範囲でそれらを過ぎると周辺には水田が広がっている。

81.埼玉r74南園部交差点 82.東松山市に入る 83.新江川橋付近は上り勾配
 平坦な片側2車線道路を走っていると埼玉r74南園部交差点を通過する。周辺には水田が広がっている長閑な風景の割に交通量は多く幹線道路として機能している事が分かる。川島町から東松島市に入るが、市町境の前後の簡易駐車帯はゴミの不法投棄が多かったようで対策として閉鎖されている。緩やかな勾配を上り新江川橋を渡った後に平坦な状態に戻る。

84.環境センター入口交差点 85.埼玉r345古凍交差点 86.埼玉r27柏崎交差点
 周辺の建物が増えてきた所で環境センター入口交差点を通過するが、交差している市道はおそらく旧道と思われる。旧道と合流後も片側2車線道路が続いており、埼玉r345古凍交差点と埼玉r27柏崎交差点を連続して通過する。熊谷方面のr27はR407に指定されていたが、元々のr27をR407に、R407をr27に入れ替えられている。また、案内標識ではR字路を左方向に進むかのように表記しているが、直線的に走ればよいだけであり右側車線からも小川方面に進む事が可能である。

87.下野本陸橋は東向き車線のみ 88.東松山市下野本 89.R407下野本交差点
 柏崎交差点から程なくして反対側の東向き車線だけが高架橋(下野本陸橋)が架けられている。西向き車線は平面道路だが、旧道と思われる市道に進む場合でも信号機は設置されておらず渋滞が発生しにくい構造である。
 通常の片側2車線道路に戻った後にR407下野本交差点を通過する。右折の熊谷・鴻巣方面は埼玉r27だったが、前述のとおりR407と入れ替えられている。案内標識には反映されていたが、ウオッちずでは従来のままであった(2022年7月時点)。

90.駐停車禁止かつ法定速度60km/h 91.埼玉r66上野本交差点 92.上野本陸橋
 下野本交差点からも片側2車線道路が続いており、東西の幹線道路のため交通量は多いままである。埼玉r66との上野本交差点を通過するが、北側のr66、南側の市道ともにR407の旧道である。上野本交差点を過ぎてすぐに上野本陸橋で東武東上線の上を通過する。

93.埼玉r41上野本西交差点 94.E17関越道・東松山IC 95.埼玉r47熊谷方面が分岐
 上野本陸橋が終わって少し走ると埼玉r41上野本交差点を通過する。さらに走るとE17関越道の東松山ICを通過するが、インターチェンジへの流入路が分岐した直後に埼玉r47熊谷方面への側道が分岐する。国道を跨ぐ形で東松山2号橋が架かっておりr47に見えなくもないが、厳密に言えば東松山ICの一部である。そのため125ccの2輪車や小型特殊車は熊谷方面に進入できない。

96.「藤岡40km 小川11km 嵐山5km」 97.4-7号橋をくぐる 98.周辺には物流倉庫が多い
 E17関越道の本線の沖中橋をくぐって引き続き片側2車線道路を走る。中央分離帯には植栽があり両側の歩道にも比較的背の高い街路樹がある。周辺には一般家屋は少なく物流倉庫や工場が多い。平日であればトラックの通行量が多い事は想像に難くない。

99.滑川町月輪 100.再び東松山市に入る 101.埼玉r172?・r344?上唐子北交差点
 月輪交差点で市町境を越えて滑川町に入るが、約800m走ってつきのわ駅入口交差点を越えた所で再び東松山市に入る。滑川町域を通っているのは僅かだが、境標識が設置されている。東松山市に戻ってから少し走ると上唐子北交差点を通過する。ウオッちずではときがわ方面が県道となっているが、案内標識にヘキサは表記されていなかった。

102.嵐山町に入る 103.埼玉r173嵐山渓谷入口交差点 104.交通量が少なくなる
 緩やかな右カーブを曲がっていると嵐山町に入る。関西在住だと“あらしやま”と読みたくなるが“らんざん”と読む。ごく緩やかな上り勾配の片側2車線道路を走っていると埼玉r173嵐山渓谷入口交差点を通過する。右折方向は埼玉r69だったが、r173に変更されたようである。嵐山渓谷入口交差点からは少しだけ下るが、すぐに上り勾配に戻る。

105.東秩父・小川方面は左側車線、本庄・寄居方面は右側車線 106.R254小川バイパスとの志賀交差点を左折
 東武東上線が接近してきた所で志賀交差点で小川バイパスと現道とに別れる。小川バイパスは全線が開通しているが、現道は降格しておらず国道の指定を受けたままである。よって志賀交差点を左折して現道へと進む。なお、小川バイパスは対面2車線のため、志賀交差点で左側車線が左折専用車線となりバイパスに進めるのは右側車線のみである。

107.小川町に入る 108.小川町下里 109.道の駅「おがわまち」
 志賀交差点から約600mで町境を越えて小川町に入る。やや急なカーブを曲がってから沿線の家屋が増え始める。小川町の中心部の東部で道の駅「おがわまち」を通過する。名称は“おがわ”ではなく“おがわまち”と「まち」まで含んでいる。

110.少しだけ槻川沿いを走る 111.埼玉r11小川小学校東交差点 112.JR八高線
 道の駅を通り過ぎた後に槻川に少しだけ沿ってから小川橋で兜川を渡って埼玉r11小川小学校東交差点を通過する。案内標識には左折の飯能方面にヘキサが表記されていないが、そちらもr11である。小川小学校東交差点を過ぎてすぐにJR八高線をくぐる。

113.埼玉r30本町2交差点 114.埼玉r189小川駅入口交差点 115.小川町七夕祭りが開催中
 JR八高線のガードから西は小川町の中心部と言える場所を通っており沿線の建物は多い。埼玉r30本町2交差点の直後に埼玉r189小川駅入口交差点を通過する。走行した日は小川町七夕祭りの開催日だったため、笹飾りがいくつも設置されていた。R254も規制区間に含まれており(本町2交差点〜相生町交差点)、時間は10〜21時とかなり長いため要注意である。

116.埼玉r11相生町交差点を右折 117.小川町大塚 118.小川町駅西交差点を左折
 右カーブの先で埼玉r11相生町交差点を右折して本庄・寄居方面に進む。やや狭苦しい2車線道路を約300m走ると町道との小川町駅西交差点を左折する。案内標識が小さく目立ちにくいため道なりに進んでしまわないように注意を要する。もっとも直進してしまってもすぐに小川町駅に突き当たるためルートミスに気付く事ができる。

119.埼玉r274(旧道?)との交差点 120.埼玉r274飯田交差点 121.埼玉r274の小川西陸橋をくぐる
 小川町駅西交差点からも対面2車線道路が続いている。決して劣悪な道路状況ではないが、幹線国道としては貧弱でバイパスが造られるのも当然という感じがする。埼玉r274の旧道と思われる道路との交差点を通過する。案内標識には行き先やヘキサどころか矢印まで消されているが、ウオッちずでは2022年7月においても県道として扱っている。約400m先でr274との飯田交差点を通過してから小川西陸橋をくぐる。右側にはJR八高線と東武東上線が並走している。

122.東武東上線と並走 123.JR八高線の竹沢駅の前を通過 124.JR八高線
 東武東上線とJR八高線と隣接した状態で並走しているとまず八高線が離れ、次いで東武東上線が離れる。東武東上線は北に向かうが八高線は離れつつも並走状態が続いており、竹沢駅の前を通過する。蛇行する兜川の流域を走っていると右カーブを曲がった八高線の跨道橋をくぐる。

125.寄居町に入る 126.本田技研工業の寄居工場の南門を通過 127.R254小川バイパスとのT字路を左折
 JR八高線の跨道橋からは沿線の家屋の少ない谷筋を走る。町境を越えて寄居町に入ると大きく左にカーブするが、カーブ部分に本田技研工業の寄居工場の南門がある。下り勾配から上りに転じた直後にR254小川バイパスとの交差点に突き当たる。右折の東松山・小川方面に戻る方が小川バイパスであり、国道トレースは左折して秩父・本庄方面に進む。

128.「富岡45km 藤岡23km 本庄16km」 129.東武東上線との並走が再開 130.寄居町富田
 小川バイパスに合流してからも対面2車線道路が続いているが、車線幅に余裕があり走りやすく感じる。本田技研工業の寄居工場の南西から北にかけて回り込むようなルートを通ってから左にカーブして東武東上線との並走が再開される。東武東上線から少し離れた状態で並走しながら北上していると大きく左にカーブして進行方角を西に転じる。

131.埼玉r81塩沢交差点 132.埼玉r30露梨子交差点 133.鉢形陸橋
 西の方角に向かって対面2車線道路を走っていると埼玉r81塩沢交差点を通過し、一旦下った後の上り勾配の先で埼玉r30露梨子交差点を通過する。小川町の中心部で交差していたr30は飯能寄居線という路線名であり、ここまでが重複区間である。小川バイパスの現道が国道の指定を外れるとr30の単独区間が増えるものと予想される。露梨子交差点を過ぎて緩やかな勾配を下り始め、掘割を大きく右にカーブしてから鉢形陸橋で東武東上線とr30の上を通る。

134.玉淀大橋 135.R140玉淀大橋北交差点を左折
 荒川に架かる玉淀大橋を渡った北詰でR140との玉淀大橋北交差点に突き当たり、左折してR140との重複区間を秩父・本庄方面に進む。案内標識にR254のおにぎりも表記されているため迷う事はないだろう。また、R140のおにぎりの下に「バイパス」の文字が確認できるが、ここで交差しているのは花園バイパスであり、現道も国道の指定を外されておらず並走状態となっている。

国道254号 part3