国道229号
part5

R276大浜1・栄3交差点〜北海道r913交差点
岩内町→共和町→泊村→神恵内村→積丹町

213.共和町に入る 214.交通量はやや多いが快走可能 215.R276岩内共和バイパスとの壁坂交差点を左折
 R276大浜1・栄3交差点からしばらくは岩内町の市街地が続いているが、1km弱で町境を通過して共和町に入る。かつては町境の共和町側に国鉄岩内線が交差していたが、既にその痕跡は確認できない。岩内線跡と並走しながら平坦な直線道路を走っているとR276岩内共和バイパスとの壁坂交差点を左折して神恵内・泊方面に進む。R229の起点のある小樽がR276のバイパスに案内されている事からも分かるとおり、積丹半島の海沿いを回り込むR229に対してその根元を横断するR276の方がより短い距離で済む。

216.「神恵内22km 泊10km」 217.北海道r269交差点 218.共和町梨野舞納
 壁坂交差点からも平坦で直線的な2車線道路が続いている。小樽方面へにメインルートではないため交通量が少なくなる。左カーブを曲がりながら北海道r269交差点を通過する。このr269は蕨岱国富停車場線という名称の停車場線だが、国富駅は国鉄岩内線に属していたため既に廃止されている。

219.鎧橋 220.北海道r569交差点 221.カーブ部分には中央分離帯あり
 堀株川に架かる鎧橋を渡ってすぐに北海道r569交差点を通過して左カーブを曲がる。カーブ部分は中央分離帯が設置されており、追越しができなくなっている。カーブが終われば通常の対面2車線道路に戻る。

222.長閑な風景の中を走り抜ける 223.泊村に入る 224.ほりかっぷトンネル
 2車線道路快走していると緩やかな上り勾配の左カーブを曲がる途中で泊村に入る。そのまま緩やかな勾配を上っているとほりかっぷトンネルに入る。このトンネルの海寄りに北海道電力の泊原子力発電があり、その敷地の一部はトンネルの上にもある。

225.茶津トンネル 226.高台から日本海を望む 227.アップダウンとカーブが多い
 ほりかっぷトンネルを出て泊原子力発電の出入口を通過した後に茶津トンネルをくぐる。茶津トンネルを出ると集落を繋ぎながら標高20m程度と少し高い位置を走る。アップダウンとカーブが多いが交通量が少なく快走路と言える。

228.北海道r342交差点(ソトバあり) 229.北海道r342交差点(ウォッちず) 230.泊村役場
 下り勾配を走っていると茅沼川の手前で北海道r342交差点を通過する。茅沼橋を渡ってやや急な勾配を上っているとr342交差点を通過する。茅沼川の南の交差点にはソトバが設置されているが、ウォッちずでは県道扱いされていない。北の交差点はその逆である。2ヶ所のr342交差点の後は緩やかな上り勾配を走って泊村役場の前を通過する。町役場の近くに家屋は少ないが、海寄りの村道沿いには多くの家屋がある。

231.泊村大字泊村 232.兜トンネル 233.盃集落
 高台の2車線道路を走っていると集落を通り抜けて兜トンネルをくぐる。旧道に入る事はできるが、旧トンネルが閉塞されておりその手前までしか行けない。その手前に公衆トイレのある簡易駐車場がある。兜トンネルを出てからも海沿いの集落を走り抜ける。

234.興志内トンネル 235.左の岩場は弁天島 236.茂岩トンネル
 盃漁港のすぐ先で興志内トンネルをくぐる。旧道沿線に家屋があるため現在でも通行は可能だが、素掘りの茂岩2号トンネルから北は通行止である。人道橋で行ける弁天島の傍を通り過ぎた後に茂岩トンネルをくぐって神恵内村に入る。左側に旧道のトンネルが見えるが閉塞されている。

237.神泊大橋 238.神泊大橋の北詰に神恵内村の境標識がある 239.祈石大橋
 茂岩トンネルを出るとすぐに神泊大橋を渡る。その北詰に神恵内村の境標識が立っているが、村境は茂岩トンネルの中にある。逆の泊村の境標識は茂岩トンネルを出た南側に立てられている。祈石駐車場の前を過ぎると祈石大橋と弁財澗大橋を渡る。

240.魚谷大橋 241.神恵内湾が見える 242.神恵内村の中心部に向かって下る
 弁財澗駐車場を通り過ぎて魚谷大橋、尾根内大橋を渡る。神泊大橋から尾根内大橋まで長大な橋梁が連続しているが、どれも海上を通っており、供用されるまでは岩肌にへばりついている道路が利用されていた。現在はどの旧道も閉鎖されており通行できない。竜神岬で右の急カーブを曲がってからは神恵内湾、古宇川沿いを下る。

243.北海道r998温泉998入口交差点を左折 244.神恵内橋 245.神恵内交差点を左折
 勾配を下り切って平坦になった所で北海道r998との温泉998入口交差点を左折する。正面に見えているのはr998の神恵内トンネルであり、r998は積丹半島を横断するルートのため余市や古平が案内されている。
 温泉998交差点を左折した直後に神恵内橋を渡り、すぐにT字形状の神恵内交差点に突き当たる。R229は左折して積丹・神威岬方面に進む。右折の道路は神恵内トンネルが供用されるまではr998だったと思われるが、ウォッちずではまだ地方道色に塗られている(2019年10月現在)。

246.神恵内村役場の前を通る 247.「積丹49km 神威岬25km」 248.日本海沿いを快走
 神恵内交差点を過ぎてすぐに神恵内村役場の前を通過する。役場の真ん前とは言え車線幅が広くて走りやすい道路状況である。その後、幅員減少の警戒標識が現れるが、車線幅が狭くなるだけで普通の2車線道路が維持されている。神恵内漁港を通り過ぎてからは海岸線に沿っており、平坦でカーブの少ない2車線道路を快走する。

249.斜面に見えるのは津波の避難路(屋根付き) 250.日本海の眺望良し 251.道の駅「オスコイ!かもえない」
 日本海に沿った2車線道路を淡々と走っていると5%とやや急な勾配を上った後に道の駅「オスコイ!かもえない」を通過する。この道の駅は2004年の台風18号の高波によって被災して長らく休止状態であったが、場所を移転したうえで2010年に再開されている。

252.大森トンネル 253.キナウシトンネル 254.マッカトンネル
 道の駅の直後に大森トンネルに入り、次いでキナウシトンネル、マッカトンネルと長大トンネルを3つ連続で通過する。キナウシトンネルの南側坑口の海側に二代目キナウシトンネル、そして上には初代キナウシトンネルが確認できる。初代は相当古いのだろうなと思いきや、1968年完成と驚くほど古いという訳ではない。二代目は1985年に、現在のものは2002年に完成している。他の2つのトンネルにも旧道はあるがどれも通行不能である。

255.珊内集落 256.川白トンネル 257.川白集落
 マッカトンネルを出てマッカ岬を過ぎると珊内集落を通行し、珊内漁港の前の右カーブを通過して川白トンネルに入る。全長は2000mを超えるトンネルで、海岸線沿いの旧道はもちろん通行できない。川白トンネルを出ると川白集落を通り抜ける。

258.川白覆道 259.窓岩トンネル 260.正面に見えるのはジュウボウ岬
 川白集落を通り過ぎて川白覆道をくぐり、その先で窓岩トンネルに入る。窓岩トンネルを出た直後に村道が交差しており、それで高台にいくとノットという小さな集落がある。トンネルの名称の由来となった窓岩が見えるが、せたな町のものよりも大きいが窓のように見える場所が限られている。

261.西の河原トンネル 262.大天狗トンネル 263.大天狗覆道
 西の河原トンネル、次いで大天狗トンネルをくぐる。西の河原トンネルの南側と大天狗トンネルとの間には駐車場が設置されているが、どちらも山寄りにある。大天狗トンネルを出てすぐに大天狗覆道をくぐる。

264.積丹トンネル 265.積丹町に入る 266.沼前駐車場
 沼前岬橋を渡って積丹トンネルをくぐって積丹町に入る。町村境のトンネルだが全長は765mとさほど長くない。積丹町に入って少し走ると沼前駐車場を通過する。場所の割に広い駐車場で公衆トイレも設置されている。

267.おにぎりの数字部分が落ちている 268.前方に神威岬が見える 269.尾根内集落
 沿線に家屋が点在する尾根内集落を通り抜けながら海岸線ギリギリを走る。前方には神威岬と神威岩、灯台が見えてくる。日本海沿岸を通っているR229の中でも最も有名な場所が神威岬ではなかろうか。

270.神岬トンネル 271.神威岬トンネル 272.神威岬へはここを左折する
 尾根内集落を通り過ぎて緩やかな勾配を上りながら右カーブを曲がって神岬トンネルと神威岬トンネルを相次いでくぐる。神威岬トンネルを出てすぐの場所に町道(?)との交差点があるが、ここを左折すると神威岬の駐車場に行く事ができる。駐車場から岬までは徒歩道があり、その距離は800m弱である。なお、強風時にはこの徒歩道は通行止になるらしい。

273.神威岬以降も日本海を望む 274.余別トンネル 275.標高20〜30mの高台を走る
 神威岬への道路との交差点を過ぎてすぐに草内集落を通り抜けて大きく右にカーブする。以降は再び海岸線沿いを走るが、標高は20〜30m程度と高い位置を通っている。緩やかな勾配を下って標高を下げた後に余別トンネルをくぐる。海側には閉塞された旧トンネルが見える。トンネルを出ると旧道と交差して余別町集落を通過する。余別橋からは集落のない状態を走る。

276.来岸トンネル 277.武威トンネル 278.西河トンネル
 来岸集落に入ってから来岸トンネルをくぐる。比較的短いトンネルだが旧道のトンネルは閉塞されているため通行できない。来岸集落を通り抜けた後に武威トンネルと西河トンネルをくぐる。これらのトンネルにも海側の旧道のトンネルが閉塞されている。

279.海沿いを緩やかに下る 280.高台に見える建物は温泉施設 281.北海道r913交差点を右折
 西河トンネルを出てからは海沿いを走る。山寄りは崖になっているがトンネルはなく比較的走りやすい道路状況である。高台に見える温泉施設の下を通った後に北海道r913との交差点を右折して余市・古平方面に進む。積丹岬へは直進してr913を進む。

国道229号 part6