国道229号
part6

北海道r913交差点〜R5稲穂1-8交差点
積丹町→古平町→余市町→小樽市

282.「余市38km 古平21km」 283.直線的な快走路 284.共和集落
 北海道r913交差点を右折すると海岸線から離れて内陸へと進む。とは言え勾配は非常に緩やかで山間部に入って行く雰囲気ではない。ウエンド川に架かる野塚橋を渡ってから左カーブを曲がり、積丹川の左岸の流域を走る。積丹川は蛇行しているが、R229は直線的で走りやすい道路状況である。

285.逆川橋 286.北海道r913交差点 287.眺望は期待できない
 丸山橋を通過して以降は積丹川の谷筋を走るが、両側の山は低いため鬱蒼とした感じではない。逆川橋を渡ると積丹川から離れて行く。右カーブを曲がった先で北海道r913交差点を通過する。積丹岬の近くを経由したr913との交差点を通過する。r913交差点以降も緩やかなアップダウンのある直線的な2車線道路が続いている。

288.急カーブ連続箇所には中央分離帯あり 289.積丹町の中心部を見下ろす 290.市街地まで下り勾配
 積丹町の中心部の手前には急カーブが連続しているためガードレールによる中央分離帯が設置されている。カーブだけでなく勾配も7%と急である。左カーブの後は中心部に向かって下り続ける。

291.積丹町役場の手前を直角にカーブ 292.北海道r568交差点 293.美国橋
 積丹町役場の手前で右の直角カーブを曲がると市街地に入って勾配がなくなって平坦になる。車線幅の広い2車線道路を走っていると北海道r568交差点を通過し、緩やかな左カーブを曲がって美国橋を渡る。

294.積丹町中心部を過ぎると海沿いを走る 295.厚苫トンネル 296.古平町に入る
 美国橋を渡って少し走ると海岸線沿いを走る区間に入る。シーサイドルートを走っていると厚苫岬の根元を厚苫トンネルで通過して古平町に入る。岬寄りに旧道と旧トンネルがあり、トンネルが閉塞されているのが確認できる。

297.丸山トンネル 298.新地十字街交差点を右折 299.古平漁港を走る
 丸山トンネルをくぐると意外に大きな集落に入る。古平漁港の北で町道との新地十字街交差点を右折する。案内標識では右直角カーブの前方と左方に町道が接続しているかのように描かれているが、実際には通常の十字形状の交差点である。新地十字街交差点からは古平漁港を回り込むように左カーブを曲がる。

300.町道が接続している右カーブを曲がる 301.町道との交差点を左折 302.北海道r998浜町十字街交差点
 古平町の中心部に入ると同時に町道が接続している右カーブを曲がり、町役場の北の町道との交差点を左折する。右カーブは案内標識に反して道なりで、町道との交差点にも案内標識があるので間違える事はないだろう。古平町の市街地を走っていると北海道r998浜町十字街交差点を通過する。神恵内村の中心部の温泉998入口交差点でも交差したr998だが、両交差点間の距離はR229が約56kmで、r998が約32kmである。

303.古平橋 304.古平トンネル 305.沖歌トンネル
 古平橋を渡って沢江町集落を通り抜けると古平トンネルをくぐる。旧道には素掘りのトンネルがあったが閉鎖されており通り抜けはできない。ただし、沿線に家屋があるためどちら側も坑口の手前まで行く事ができる。両側にある駐車帯を通り過ぎて沖歌トンネルをくぐる。全長2050mとかなり長大なトンネルで、海岸線に沿った旧道は既に通行できなくなっている。

306.豊浜トンネル 307.滝ノ澗トンネル 308.ワッカケトンネル
 全長2228mの豊浜トンネルをくぐると余市町に入る。トンネルの手前にはセタカムイ道路防災記念広場があり、その一角に1996年に発生した落盤事故の慰霊碑が建てられている。現在の豊浜トンネルはその事故を受けて造られたもので、内部はS字状にカーブしている。豊浜トンネルを出た直後に豊浜橋を渡り、町道との交差点を通過した後に滝ノ澗トンネルをくぐる。駐車場の出入口になった旧道との交差点を通過してワッカケトンネルに入る。滝ノ澗トンネル、ワッカケトンネルの全長は1000m前後である。

309.「小樽28km 余市市街8km」 310.出足平峠に向かって登坂車線あり 311.梅川トンネル
 ワッカケトンネル出ると海岸線を離れて出足平川の谷筋を内陸に向かって走る。約800mの登坂車線が終わった後に梅川トンネルに入る。右には閉塞された旧トンネルが確認できる。

312.下り7%勾配 313.余市町の市街地が見えてくる 314.市街地に近付くと勾配が緩やかになる
 梅川トンネルを出ると7%の急勾配を下る。上りとなる反対側車線に登坂車線が設置されているが、その区間はガードレールによる中央分離帯がある。中央分離帯がなくなってから勾配が緩やかになり、沿線の家屋が増え始める。

315.町道との交差点を右折 316.沢町2・富沢町4交差点は左方向へ進む 317.北海道r378交差点
 ほぼ平坦になった所で町道との交差点を右折する。約500m南下すると沢町2・富沢町4交差点を通過するが、直進ではなく左斜め前方に進む。北海道r228沢町2交差点を通過して緩やかな左カーブを曲がりながら奴津知橋を渡り、その先で北海道r378交差点を通過する。

318.余市町浜中町 319.北海道r228入舟町交差点 320.余市橋
 北海道r378交差点を過ぎると海沿いとなり周囲の建物が少なくなる。右カーブを曲がって海から離れて下り勾配になった所で北海道r228入舟町・余市警察署前交差点を通過する。左折のr228に札幌と小樽が案内されており、R229をショートカットできるルートである。入舟町・余市警察署前交差点からの勾配を下り切った後に余市橋を渡る。

321.道の駅「スペース・アップルよいち」 322.R5・北海道r228余市蒸留所入口交差点を左折
 余市橋を渡ってすぐに道の駅「スペース・アップルよいち」を通過する。交通量の多い余市町の市街地を走っているとR5・北海道r228余市蒸留所入口交差点に至る。一桁国道との交差点なのでここが起点と思ってもおかしくないが、左折して起点のある小樽市までR5との重複区間を走らなければならない。

323.余市町の中心部を走る 324.北海道r228大川町4・大川町3交差点を右折 325.「札幌57km 銭函38km 小樽19km」
 余市蒸留所入口交差点からはR5との重複区間を走る。S字状のカーブを通過した後に北海道r228大川町4・大川町3交差点となり、右折して札幌・小樽方面に進む。案内標識ではT字路となっているが、交差点の奥にも道路が接続している。また、左折してr228を約800m走ると入舟町・余市警察署前交差点に戻る。大川町4・大川町3交差点からも余市町の中心部に近いため沿線には商店街が形成されている。しかし歩道付きの2車線道路のため走りにくさは一切感じない。

326.交通量は多いが流れは良好 327.おにぎりはR5のみ 328.畚部トンネル
 沿線の建物は徐々に少なくなっていく。北海道r1092交差点を通過して右カーブを曲がっていると畚部トンネルをくぐる。上下線が別々のトンネルで、元々は余市市街方面方向のトンネルが対面2車線で供用されていた。このトンネルは市町境となっており小樽市に入る。

329.蘭島橋 330.蘭島駅の北を走る 331.新しい舗装の2車線道路
 畚部トンネルを出るとやや急な左カーブを曲がりながら蘭島橋を渡る。並走しているJR函館本線の蘭島駅の北を通過して周囲の家屋が途切れるとアップダウンするようになる。旧忍路トンネルの脇を通り過ぎると上り勾配となる。

332.忍路トンネル 333.笠岩トンネル 334.片側2車線道路になる
 緩やかな勾配を上っていると忍路トンネルをくぐる。新しい忍路トンネルの供用は2018年3月17日と比較的最近だが、旧道は通行止になっておりウォッちずには既に描かれていない。忍路トンネルを出て緩やかな勾配を上っていると笠岩トンネルをくぐる。南側では新たなトンネルが建設中で、北側には閉鎖されている旧トンネルがある。笠岩トンネルを出ると車線が増えて片側2車線道路となり、北海道r956塩谷1交差点を通過する。

335.交通量の多い片側2車線道路を走る 336.オタモイ跨線橋 337.長橋トンネル
 緩やかな上り勾配の片側2車線道路を走っていると右カーブを曲がり、程なくして下り勾配となり、オタモイ跨線橋でJR函館本線をオーバーパスする。跨線橋からも勾配を下り続けていると長橋トンネルをくぐる。トンネルの上には住宅地が造成されている。

338.砂留トンネル 339.R5・北海道r820稲穂5交差点を右折
 長橋トンネルからも下り勾配が続いており、砂留トンネルをくぐる。トンネルの上にはJR函館本線が横切っており、再び東西が入れ替わる。勾配がなくなって平坦になると同時に小樽市の市街地に差し掛かり、R5・北海道r820稲穂5交差点を右折する。直進のr820にはフェリーターミナルと小樽運河しか案内されていないが、北海道r17を経由してE5A札樽道の小樽ICに行く事ができる。

340.小樽市の市街地を走る 341.小樽駅の東側を走る 342.R5・北海道r697稲穂1-8・稲穂2-18交差点
 稲穂5交差点からは小樽市の中心部に近く沿線には中高層のビルも見られる。中央分離帯は設置されていないが車線幅が広くて走りやすい道路状況である。交通量の多い4車線道路を南下していると小樽駅の前で北海道r454交差点を通過し、駅の南東のR5・北海道r697稲穂1-3・稲穂2-18交差点に至る。R5に重複しているという状況から考えると中途半端な位置にあるこの交差点がR229の起点である。なお、約1.7km南下するとR5・R393奥沢十字街交差点があり、R393の起点となっている。