国道218号
part2

R445三和交差点〜R265滝上交差点
美里町→山都町

45.熊本r153交差点 46.R218・R445重複区間 47.霊台橋
 R445三和交差点から程なくして熊本r153交差点を通過するが、案内標識のr153の行き先は消されている。家屋が点在する中を走っているとやや急な左カーブを曲がって霊台橋を渡って右カーブを曲がる。下流側に架かっている霊台橋は1847年、つまり明治時代よりも前に造られた橋である。かつては車両も通っていたようだが、現在は歩行者のみとなっている。

48.船津隧道 49.登坂車線あり 50.馬入隧道
 霊台橋からは上り勾配となり程なくして船津隧道をくぐる。トンネルの南に船津ダムがあるもののダム湖は小さく、また湖岸を走っている訳ではないので湖面は全く見えない。船津隧道を出た直後には登坂車線が設置されており、それが終わった後に馬入隧道をくぐる。

51.美里町畝野 52.熊本r220金木交差点 53.集落が途切れる
 緩やかなアップダウンとカーブを繰り返す2車線道路を走っていると熊本r220金木交差点を通過する。以降は集落が途切れて上り勾配の2車線道路を走る。万坂峠を含む区間のため急なカーブも存在している。

54.登坂車線 55.北野隧道 56.車間距離確認標が設置されている
 延長400m程度の登坂車線の途中で柚船橋を渡り、湖北橋上で登坂車線が終わってから北野橋を渡って北野隧道をくぐる。万坂隧道の手前には車間距離を確認する標が設置されており100mまで対応している。

57.万坂隧道 58.山都町に入る 59.緩やかな下り勾配の快走路
 閉鎖用ゲートの間を通ってから万坂隧道をくぐって山都町に入る。山都町側にもゲートが設置されており、こちらには広くはないものの転回できるスペースが用意されている。山都町に入ってからは緩やかな勾配を下って行く。

60.パトカーを模したただのイラストではなくパトランプ等が光る 61.旧道らしき町道との交差点を通過 62.牧野トンネル
 R218にはパトカーのイラストが描かれた板が設置されているが、ただの絵ではなくパトランプとグリル部の赤色のLEDが点滅する機能を備えている。確かに線形が良く交通量も多くないため速度が出やすい状況である。旧道と思われる町道との交差点を通過してやや急な左カーブを曲がっていると牧野トンネルをくぐる。

63.重複区間が続く 64.「道の駅 通潤橋 2km」 65.熊本r180・r219南田交差点
 山都町の中心部の西を北上する。バイパスらしく沿線の家屋が少なく、小規模ながら工業団地が存在している。道の駅「通潤橋」まで2kmという案内標識が設置されているが、道の駅に行くには南田交差点を右折して浜町(山都町の中心部)に向かう必要がある。

66.上司尾橋 67.R445上寺交差点
 南田交差点を過ぎて右カーブを曲がって進行方角を北から東に転じると上司尾橋を渡ってR445上寺交差点を通過する。この交差点でR445が御船方面に分岐するが、御船町を通り過ぎてさらに進むと代継橋交差点に至る。

68.片平跨道橋は車道と歩道が分離している 69.熊本r39畑交差点 70.熊本r141野尻交差点
 上寺交差点を通り過ぎた後に上り勾配から下り勾配に変わる。片平跨道橋をくぐると一旦勾配がなくなって平坦になり、山都町の中心部の北東で熊本r39畑交差点を通過する。ウォっちずでは約200m南の交差点までを県道として表記している。おそらく交差している町道がかつては国道に指定されていたのであろう。
 アップダウンを繰り返しつつやや急なカーブもある2車線道路を走っていると聖橋の東詰で熊本r141野尻交差点を通過する。聖橋の北、上流側には石造りの聖橋は1832年架橋と霊台橋よりもさらに古い。

71.山都町野尻 72.「祝国宝通潤橋」 73.熊本r320交差点
 緩やかなアップダウンとカーブを繰り返す2車線道路を淡々と走る。場所の割に交通量は多いがハイペースで流れている。通潤橋が国宝に指定された事を祝う懸垂幕が掲げられているが、指定されたのは2023年9月25日と1ヶ月強しか経過していない。山屋隧道をくぐって緩やかな勾配を下っていると熊本r320交差点を通過するとほぼ平坦になる。

74.熊本r224川野交差点 75.川内トンネル 76.竜宮大橋
 熊本r224川野交差点付近から上り勾配が始まって川内トンネルをくぐる。大矢川に沿って走っていると右にカーブしている竜宮大橋を渡る。右岸と左岸で高低差があるため、橋上は5%の勾配がある。

77.新河鶴橋 78.新下鶴橋 79.上平野橋
 竜宮大橋を渡り終えてからの勾配は緩やかになる。大矢川の右岸を走っていると新河鶴橋を渡って左岸に移る。その後は八窪橋、桑鶴橋、下平野橋、新下鶴橋、極済橋、平野大橋、上平野橋、下引地橋を次々に渡る。道路の線形はカーブが少ないため、いかに大矢川が蛇行しているか分かる。

80.旧清和村の中心部を走る 81.熊本r153交差点 82.道の駅「清和文楽邑」
 下引地橋を渡ってから程なくして旧清和村の中心部に差し掛かる。熊本r153交差点を左にカーブしながら通過する。南側には道の駅「清和文楽邑」があり、主要建物のある敷地と駐車場はr153で隔てられている。

83.熊本r319交差点 84.熊本r151交差点 85.山都町方ヶ野
 新朝日橋と新開田橋を渡って大矢川の右岸を走っていると熊本r319交差点を通過する。案内標識に井無田高原が表記されているものの幅員狭小と警告もなされている。さらに進むと熊本r151交差点を通過する。こちらは狭路ではないが案内標識にヘキサが表記されていない。r151交差点を過ぎてすぐに新仏原橋を渡り、以降は大矢川から離れて行く。

86.アップダウン、カーブともに続くが走りやすい 87.ハイペースで走る事ができる 88.R265・R503滝上交差点
 緩やかなアップダウンとカーブを繰り返す2車線道を走る。やや急なカーブを連続で通過した後にR265R503滝上交差点を通過する。延岡・高千穂方面はR265のおにぎりが表記されており重複区間が始まる事が分かるが、R503の重複も始まる。R503はこの交差点が起点もしくは終点ではなく、R265高森方面にも重複している。

89.R218・R265・R503重複区間 90.R265・R327・R503馬見原交差点
 滝上交差点を過ぎて右カーブを曲がると直線道路を下り、蘇陽橋を渡ると上り勾配に転じる。下を流れている五ケ瀬川はこれまでの河川が有明海(東シナ海)に流れるとは異なり太平洋へと流れる。
 滝上交差点から約700mでR265・R327・R503馬見原交差点を通過して延岡・高千穂方面に進む。ここでR265が椎葉方面に分岐するがR503との重複は続く。R327はこの交差点が終点で、R265椎葉方面に重複している。なお、R265椎葉方面は九州でも屈指の酷道区間が待ち受けている。

国道218号 part3