国道193号
part2

R192穴吹橋交差点〜R438交差点
美馬市→吉野川市→神山町

58.美馬市役所は左折 59.R492穴吹バイパスとの交差点 60.穴吹新橋
 R192R492穴吹橋交差点を左折してすぐに美馬市役所の出入口に当たる交差点を通過し、緩やかな左カーブの先でR492穴吹バイパスとの交差点を通過する。案内標識にR492のおにぎりが表記されており、多くの地図では国道として扱われているが、ウォッちずでは国道扱いされていない。なお、約1.3km南の徳島r254交差点から南の区間が供用されておらず、R492をトレースする場合は現道を走らなければならない。
 R492穴吹バイパスとの交差点を通過した直後にその上を通過し、穴吹川に架かる穴吹新橋を渡る。左手の上流側にはJR徳島線が、さらに上流には旧道と思われる市道の橋が架かっている。

61.吉野川とJR徳島線の間を走る 62.左の橋は徳島r139の岩津橋 63.吉野川から離れる
 旧道らしき市道との交差点を通過して少し走ると沿線の建物がなくなり、吉野川とJR徳島線に挟まれた場所を走る。市境を通過して吉野川市に入り、右カーブを曲がった先で徳島r139との交差点を通過する。r139の岩津橋を渡った北側は阿波市であり、吉野川が市境となっている。r139交差点からすぐに徳島r247交差点を3ヶ所連続で通過する。2ヶ所目の交差点付近で緩やかな勾配を下って吉野川から離れる。

64.徳島r249交差点 65.山川橋 66.徳島r248湯立交差点
 JR徳島線と並走しながらほぼ平坦な2車線道路を東に向かって走っていると徳島r249交差点を通過する。さらに東進していると山川橋を渡り、徳島r248バイパスとの湯立交差点を通過する。ウォッちずではr248の200m弱が国道色に塗られている。さらに300m走った所で今度はr248旧道との湯立交差点を通過する。

67.交通量は少なくない 68.R192・徳島r3瀬詰交差点を右折
 2つの湯立交差点から少し走った所でR192・徳島r3瀬詰交差点となり、右折してR192から分岐して単独区間に戻る。穴吹橋交差点からの距離は約7.3kmである。交差点の北西にコンビニがあるが、以降は終点付近にしかコンビニが存在してない(2018年4月時点)。R193の残りの距離は分断区間を含めて100km以上ある。

69.瀬詰交差点の直後は急勾配 70.「倉羅峠15km 美郷4km」 71.吉野川市山川町宮地
 瀬詰交差点を右折した直後に10%の急勾配を上る。○模様のコンクリート舗装の下にはほたる川とJR徳島線がある。急勾配を上った後は平坦になり長閑な風景の中を走り抜ける。交通量は瀬詰交差点までとは比べ物にならない程少なくなっている。

72.勾配は急だが走りやすい 73.徳島r248交差点 74.山川トンネル
 一時的に平坦な状態となるが程なくして再び上り勾配になる。緩やかなカーブを右、左と曲がった先で徳島r248交差点を通過する。湯立交差点からここまではr248重複区間である。沿線に集落のない状態を緩やかに上っていると山川トンネルをくぐる。

75.旧美郷村に入る 76.徳島r245交差点 77.徳島r245交差点
 山川トンネルを出てから少し走ると旧美郷村に入る。山川トンネルは全長500m弱のトンネルだが町村境ではなかった。旧美郷村に入ってすぐに徳島r245交差点を通過する。大きく右にカーブし、川俣橋の前後でもr245交差点を通過する。川俣橋手前は旧道で、ウォッちずでは県道扱いされてないが、ソトバが残っている。川俣橋の奥のr245を少し進むと吉野川市役所美郷支所に行く事ができる。

78.川田川沿いを快走 79.蛍観橋 80.タイミング良く桜が満開だった
 旧美郷村の中心部だった場所を過ぎると川田川に沿った上り勾配の2車線道路を走る。蛇行している川に対して何ヶ所か橋を渡っており、道路の線形は良好である。走行した日(2018年4月1日)は桜が満開だったが、通常であればもう少し遅いものと思われる。

81.徳島r250交差点 82.照尾橋 83.照尾橋を渡った先で狭くなる
 川田川の支流の倉羅谷川沿いになってすぐに徳島r250交差点を通過する。r250をひたすら走ると美馬市木屋平でR492に行く事ができるが、山岳狭路険道なので走行には苦労する可能性が高い。r250交差点から少し進むと照尾橋を渡り、その直後の右カーブでセンターラインがなくなって道幅も1.5車線幅程度と狭くなる。倉羅峠に向かって狭路酷道が始まる。

84.改良工事中 85.改良工事箇所以降は2車線 86.急勾配を上る
 狭路を約250m走ると改良工事現場を通過し、意外にもそれ以降は2車線道路になる。左ヘアピンカーブを曲がり、小刻みにカーブしている2車線道路を走る。急斜面を通っているが、沿線には家屋は少ないものの集落が存在している。

87.再び狭くなる 88.照尾集落 89.右前方の道路はバイパスのはずだが…
 やや急な勾配を上ってS字状のカーブを過ぎると再びセンターラインがなくなり道幅も狭くなる。右ヘアピンカーブを曲がり非常に短いセンターラインのある区間を通り、その後は1.5車線幅の狭路を走る。コンクリート舗装の市道(?)が接続している右カーブを曲がるが、その前方には工事現場用のゲートが設置された道路がある。この道路は倉羅バイパスと言って、吉野川市と神山町を跨ぐ酷道区間を解消するバイパスである。2つの橋が架けられ舗装もされているがトンネル工事が進んでおらず、着工から20年以上経過しているにもかかわらず未だに供用されていない。

90.この橋の下にバイパスが通っている 91.右の建物は古井地蔵堂 92.古井集落以降はカーブが多い
 1.5車線幅の狭路を走っていると左にカーブした先で橋を渡るが、その下には倉羅バイパスが通っている。未供用のバイパスの東側を少し並走したした後に(と言ってもバイパスは見えない)、古井集落を通り抜ける。以降は勾配はさほど急ではないがカーブが多い狭路を走り、源流に近い倉羅谷川を渡る。

93.倉羅集落 94.「落石注意」 95.上り12%勾配
 見通しの悪いカーブが連続する狭路を走っていると視界が開け、倉羅集落を通過する。吉野川市で最後の集落だが、家屋は数軒程度でR193より高い場所にあるため道路に直接面している建物はない。倉羅集落を通り過ぎてからは1.5〜1.8車線幅の狭路を走る。急カーブはないが勾配には緩急があり、12%もの急勾配区間もある。

96.路面状況は比較的安定している* 97.倉羅月野林道 98.交通量はほとんどない
 山間部であり元々交通量が少ない区間だろうが、それに加えて狭路酷道とあってほとんど車は通らない。右のヘアピンカーブを曲がった直後に倉羅月野林道の起点を通過する。この林道は徳島r43とを結ぶ全長3.9kmの林道で全て舗装されている。

99.倉羅樫平林道 100.「神山町川又7.8km」 101.倉羅川井峠林道
 緩やかな勾配の1.5車線幅道路を走っていると倉羅樫平林道の起点を左にカーブしながら通過する。その後程なくして倉羅川井峠林道の起点を通過する。川井峠はR438・R439の川井峠を指しているが、中間よりやや川井峠寄りに工事中の区間があるため通り抜ける事ができない。

102.倉羅峠 103.神山町に入る 104.勾配は12%
 倉羅川井峠林道との交差点のすぐ先で倉羅峠(経ノ坂峠)を越えて神山町に入る。峠は切通しで眺望は全く利かない。町境標識のある場所で右にカーブして12%の急勾配を下る。吉野川市側に比べてやや道幅が狭いうえに小刻みなカーブが多く、走りやすい道路状況とは言えない。

105.下り16%勾配 106.峠近辺以外は吉野川市よりも広い 107.下り10%勾配
 カーブの多い狭路を走っていると16%の急勾配を下る。その後は幾分か勾配が緩やかになるが、下り勾配は続いている。峠からある程度離れると道幅は広くなるが、余裕のある幅とは言えない。

108.離合困難な場所も多い 109.名ヶ平集落 110.町道(?)との交差点を右にカーブ
 1.5〜2.0車線幅の狭路が長距離に渡って続いており、待避スペースは特に設けられていない。採石場の出入口付近で左のヘアピンカーブを通過し、その後程なくして名ヶ平集落を通過する。山の斜面に家屋が点在している集落で、廃屋になっているものも見受けられる。右ヘアピンカーブを通過した後に短い橋を渡るが、橋の前後で勾配が変化しているので速度を出していると衝撃が凄いかもしれない。また、逆方向から走行していた場合は真っ直ぐ進む方向に町道が接続しており、橋が余りに貧弱なため誤って直進してしまわないように注意を要する。

111.北谷川の左岸を走る 112.北谷一号橋 113.西久地新橋
 名称不明の沢に沿って谷筋を走った後に大きく左にカーブして沢が合流した北谷川を渡る。その直後にセンターラインが現れ、以降は2車線道路を緩やかに下って行く。北谷川は蛇行しているが、複数の橋が架けられておりR193の線形は良好である。

114.「R193-69」 115.左にカーブしながら急勾配を下る 116.R438・R439交差点
 緩やかな勾配の2車線道路を走っていると左にカーブし、急になった勾配を下った先の平坦になる所でR438R439交差点を通過する。右に鋭角に曲がる道路がR438・R439剣山・木屋平方面で、直進がR193・R438・R439徳島・那賀方面である。つまり、ここからは3国道重複区間である。

国道193号 part3