国道191号
part5

R9中吉田町交差点〜R262警察署前交差点
益田市→
→萩市→阿武町→萩市

191.「下関161km 萩61km 須佐26km」 192.高津大橋 193.R9山陰道・島根r333高津IC
 R9R187中吉田町交差点を過ぎて少し走ると島根r242中島町交差点を通過し、勾配を上って高津大橋を渡る。右にカーブしながら橋からの勾配を下るとR9山陰道・島根r333との高津ICを通過する。左右ともに山陰道と案内されているが、R9のバイパスとしての山陰道は山口方面のみで、浜田方面の久城ICまでの区間は現道を改良する事で山陰道に代えられている。

194.郊外型の商業施設が建ち並ぶ 195.島根r255萩・石見空港入口交差点 196.海沿いの高台を快走
 高津ICを過ぎると沿線に郊外型の商業施設が目立つようになる。緩やかな左カーブを曲がった先で島根r255萩・石見空港入口交差点を通過する。文字通り萩・石見空港の北側の出入口に当たる交差点である。なお、名称に使われている萩、石見ともに空港からかなり離れている。萩・石見空港入口交差点付近からは南側にJR山陰本線、北側に日本海という状態になる。海面から少し高い位置を走っているため国道からも海が良く見える。

197.「!(飛砂注意)」 198.喜阿弥跨線橋 199.益田市戸田町
 海を見ながら2車線道路を淡々と走る。幹線道路として機能しているため交通量はやや多いが、信号機付きの交差点が少ないため流れは良好である。いくつかの海水浴場を通り過ぎながら西進していると左にカーブして海岸線から離れると同時に喜阿弥跨線橋でJR山陰本線をオーバーパスする。跨線橋からの勾配を下りながら右にカーブした後に山陰本線の南を西に向かって走る。アップダウンしているが直線的なので走りやすい。

200.適度なカーブとアップダウンの快走路 201.小浜大橋 202.人形トンネル
 交通量はやや多いものの適度なカーブとアップダウンのため走りやすい道路状況と言える。小浜集落の南でやや急な勾配を上っていると左に大きくカーブし、勾配が緩やかになった所で島根r170交差点を通過する。その後、r170の上に架かっている二見橋の直後に人形トンネルに入る。

203.JR山陰本線 204.県境に向けて登坂車線あり 205.田万川トンネル
 人形トンネルを出ると右にカーブしながら勾配を下った後に左にカーブしてJR山陰本線の下を通過する。山陰本線の直後には島根r213との交差点があり、r213の行き先に飯浦駅がある。r213交差点からは上り勾配となり、程なくして登坂車線が現れる。左にカーブして登坂車線がなくなってすぐに田万川トンネルに入る。トンネルが貫いている仏峠の標高は80mと、海に近い峠らしく低い標高である。

206.山口県萩市に入る 207.勾配は緩やかだが登坂車線あり 208.左に見えるのは市道の真谷橋
 仏峠、つまり田万川トンネルは県境であり、トンネルから西は山口県萩市域である。トンネルを出るとすぐに反対側の車線に登坂車線が現れる。さほど勾配は急ではないにもかかわらず登坂車線が設置されているのは幹線道路だからであろう。ただし、交通量は決して多くない。JR山陰本線を越えている市道の真谷橋が見えてきて、その市道との交差点付近から勾配がなくなって平坦になる。ガードレールが山口県独自の黄色ではない事に気付く方もいるかもしれない。黄色のガードレールは“山口県が管理している道路”に設置されるのであり、R191のこの区間は指定区間(=国土交通省が管理)のため通常のガードレールが設置されているという訳である。

209.道の駅「ゆとりパークたまがわ」 210.須潟橋 211.江崎本町交差点
 旧田万川町の中心部の手前で道の駅「ゆとりパークたまがわ」を通過し、その敷地の南端で山口r17ゆとりパークたまがわ道の駅前交差点を通過する。交差点を過ぎるとすぐに田万川に架かる須潟橋を渡る。緩やかなカーブとアップダウンを繰り返す2車線道路を走っていると江崎本町交差点を通過するが、ここで交差している道路はr17の旧道と思われる。案内標識にはヘキサがシールによって消されているが、ウォッちずでは県道色に塗られたままである。

212.山口r305交差点 213.緩やかなアップダウンの快走路 214.左側にはJR山陰本線が並走している
 江崎集落の南を走っていると山口r305交差点を通過し、江津川に沿って少し走った後に橋を渡って左にカーブする。緩やかな勾配を上った後に峠部分を越えて下りに転ずる。少し南を走っていたJR山陰本線が隣接並走状態となり、2車線快走路を西進する。

215.R315の須佐跨線橋 216.R315津田交差点
 右カーブの先にJR山陰本線とR191を同時に越える須佐跨線橋が見えてくるが、これはR315である。跨線橋の下を通ってすぐにR315津田交差点を通過する。R315は山陰本線が隣接している関係で、一旦北に向かった後に180度カーブして南に向かう。

217.旧須佐町の中心部に近付く 218.萩市須佐 219.JR山陰本線
 津田交差点を過ぎて左にカーブしていると水海橋で津田川を渡り、旧須佐町の中心部に入る。津田駅の真ん前で山口r305津田駅交差点を通過する。右にカーブしてJR山陰本線から少し離れ、須佐川に架かる中津橋を渡った直後に山口r343交差点を通過して左の急カーブを曲がって山陰本線の下をくぐる。

220.登坂車線あり 221.須佐トンネル 222.須佐トンネルからも上り勾配
 山口r343交差点からは上り勾配となり、800m程の登坂車線が設置されている。登坂車線が終わると須佐トンネルに入る。旧町名を冠したトンネルだが町境でも何でもないトンネルであり、出てからも上り勾配が続いている。

223.再び登坂車線 224.大刈トンネル 225.阿武町に入る
 2ヶ所目の登坂車線が現れるが、約300mで終わり、その後大刈トンネルをくぐる。全長1469mと比較的長いトンネルは市町境となっており、西側は阿武町である。阿武町は平成の大合併により隣接していた町村が萩市になってしまったため、海岸部分を除いて萩市に囲まれる形になっている。

226.小刈トンネル 227.山口r303交差点 228.前方に海が見える
 阿武町に入ってからさほど走らないうちに小刈トンネルをくぐる。“小”の字が示す通り、大刈トンネルのほぼ10分の1の長さしかない。小刈トンネルからは本格的な下り勾配となり、反対側の車線には登坂車線が設置されている。登坂車線が始まる手前には山口r303交差点があるのだが、ソトバが設置されているから県道が交差していると分かるが、なければ確実に気付かないだろう。ちゃーん着脱場を通り過ぎてカーブの連続する勾配を下っていると前方に海が見えてくる。

229.惣郷トンネル 230.海沿いを快走 231.跨線橋でJR山陰本線と山口r343をオーバーパス
 海が見えてきてそのまま海岸線まで行くのかと思いきや、左にカーブして惣郷トンネルをくぐる。トンネルを出てから少し走り左にカーブしてから海沿いを走る。海寄りの右側にはJR山陰本線の他、山口r343が通っている。その2つを跨線橋で越えて左にカーブしてやや急な勾配を下る。

232.山口r343交差点 233.宇田トンネル 234.今浦集落
 勾配を下り切った所で山口r343交差点を通過する。須佐駅付近の交差点からここまで、r343は概ね海岸線沿いを走っており、R191の旧道に当たる。r343交差点からは海沿いの低い場所を走っており、波浪時には越波に注意する必要がある。緩やかな上り勾配となった後に宇田トンネルをくぐり、今浦集落で山口r302交差点を通過する。その後しばらくは海岸線に沿って走る。

235.井部田トンネル 236.田部トンネル 237.大雨の時の通行止区間に入る
 海沿いを快走していると井部田トンネルと田部トンネルを相次いで通過する。崖が海岸線に迫った場所であり、JR山陰本線もトンネルで通り抜けている。田部トンネルを出てすぐに大雨の時の通行止区間の起点を通過する。規制値は連続雨量200mm超で、規制対象区間は2.2kmである。

238.シーサイドルートを快走 239.ロックシェッドあり 240.木与集落
 異常気象時通行規制区間に入ったとは言え、晴れた日は海を眺めながら走る事ができるシーサイドルートである。海岸線に沿ってカーブしている2車線道路を走っていると木与集落を通り過ぎる。集落の東にはJR山陰本線の木与駅がある。異常気象時通行規制区間は木与集落の手前までである。

241.「北長門海岸国定公園」 242.JR山陰本線をオーバーパス 243.山口r14交差点
 木与駅を通過して少し走ると北長門海岸国定公園に入るが、JR山陰本線を越える跨線橋付近で海から離れて宇久川に沿って内陸に進む。跨線橋からは勾配を下って行くがその後上り勾配となってサエガ峠を越え、直後に山口r14交差点を通過する。サエガ峠の標高は39mと非常に低い。

244.阿武町の中心部を通過 245.道の駅「阿武町」 246.JR山陰本線のトンネルとR191のロックシェッド
 サエガ峠からの緩やかな勾配を下ってから阿武町に中心部に差し掛かる。町役場と奈古駅の間を通ってから程なくして道の駅「阿武町」を通過する。町の中心部を通り抜けているため、渋滞こそしなかったものの交通量は多かった。道の駅を過ぎると海岸線沿いとなり、山陰本線のトンネルの横でロックシェッドをくぐる。

247.萩市に入る 248.JR山陰本線にだけロックシェッドがある* 249.萩市大井
 阿武町役場や道の駅からさほど走らないうちに市町境を通過して再び萩市に入る。旧須佐町や旧田万川町と異なり平成の街合併以前から萩市だった地域である。萩市の本体に入ってもすぐに道路状況が変化する訳でもなく海岸線に沿った2車線道路を走る。鵜山岬の根元辺りから海岸線を離れて内陸に入るが、JR山陰本線との並走状態は続いている。

250.山口r315交差点 251.「下関115km 長門37km 萩10km」 252.越波注意区間には越波防止柵が設置されている
 長門大井駅の真西で山口r315交差点を通過し、大井橋を渡った後にS字状にカーブし、串山崎の南で海沿いとなる。海との距離が近く高低差も小さいため、越波に注意しなければならない区間であり、駐車帯のうちの1ヶ所には越波防止柵が設置されている。

253.山口r294笠山入口交差点 254.交通量も沿線の建物も増えてくる 255.「←萩反射炉」
 山口r294笠山入口交差点を通過するが、歩道橋の奥の2車線道路の他に手前の西向き一方通行の道路も県道に指定されているようである。後者は家屋が密集している中を通り抜けているため2車線道路を走る方が良いだろう。笠山入口交差点からも海に近い場所を走っているが、これまでとは異なり周囲に家屋があり漁港のような場所も通っている。世界遺産に指定されている萩反射炉の近くも通っている。

256.山口r67萩しーまーと道の駅前交差点 257.山口r67の美萩橋の下を通る 258.沿線が賑やかになる
 萩反射炉からすぐに山口r67萩しーまーと道の駅前交差点を通過する。道の駅自体はr67を100m程走った所にあり、R191には面してない。緩やかな右カーブを曲がると跨道橋の下をくぐるが、その跨道橋はr67の美萩橋でR191だけでなくJR山陰本線も越えている。山陰本線に沿って左にカーブした後、東萩駅付近で右にカーブして松本川に架かる萩橋を渡る。

259.萩橋西詰交差点以降は片側2車線 260.R262・山口r11警察署前交差点を右折
 萩橋を渡った直後の山口r299萩橋西詰交差点を過ぎてからは片側2車線道路になる。萩市の市街地と言える場所を南に向かって走っているとR262・山口r11警察署前交差点に至る。R191は右折して下関・長門方面に進む。この交差点はR262の起点でもある。

国道191号 part6