国道184号
part2

R432本郷交差点〜R54日山橋東詰交差点
世羅町→三次市

47.本郷交差点からは緩やかな上り勾配 48.コスモスが咲く長閑な風景 49.アップダウンを繰り返す
 R432本郷交差点を通過した直後は上りとなるが勾配はさほど急ではない。世羅町の中心部を離れると沿線の建物は少なくなり、長閑な風景が広がっている。100番台国道とは言え、並走している尾道道が無料で通行できるため交通量は少ない。そんな状態の2車線道路を淡々と北の方角に向かって走る。

50.世羅町本郷 51.世羅高原ふれあいロードとは半立体交差点 52.山間部のため霧が発生しやすい
 緩やかな勾配とカーブの2車線道路を走っていると世羅高原ふれあいロードという広域農道との交差点を通過するが、農道が掘割を通っているため半立体交差化されている。ふれあいロードとの交差点以降も2車線快走路が続いている。

53.広島r56交差点 54.広島r428交差点 55.戸張トンネル
 広島r408交差点を通過してすぐに広島r56交差点を通過し、さらに進むとフルーツロードという広域農道との安田交差点を通過する。その先には広島r428との交差点があるが、現道とバイパスの2ヶ所ある。戸張川沿いの比較的開けた谷筋を走っていると戸張トンネルをくぐる。

56.急カーブが連続 57.雲通トンネル 58.三次市に入る
 戸張トンネルからは勾配は緩やかなままだが急カーブが連続している。蛇行する戸張川の内側をショートカットするようにして雲通トンネルに入ると市町境を越えて三次市に入る。旧道は1.0〜1.5車線幅の狭路だが、沿線に家屋と田畑があるため閉鎖されていない。

59.戸張川流域の集落を通り抜ける 60.左側を流れているのは戸張川 61.広島r27上下分かれ交差点
 三次市に入ってからも戸張川の流域を走る快走路であるという点に変化はない。市町境からの緩やかな勾配を下ると雲通集落を通り抜け、戸張川を2回渡ってから広島r28交差点を通過して右カーブを曲がる。r28交差点付近で戸張川が馬洗川に合流しており、以北は馬洗川の右岸を走る。旧吉舎町の中心部で広島r27上下分かれ交差点を通過する。上下分かれというと特殊な名称のように思えなくもないが、上下という場所の入口に当たる交差点というごく普通の意味しかない。

62.吉舎大橋 63.尾道道・吉舎IC 64.交通量はやや増えている
 JR福塩線の吉舎駅の南で広島r223毘沙門橋北詰交差点と広島r426交差点を通過し、馬洗川に架かる吉舎大橋を渡る。そのすぐ先で尾道道の高架をくぐり、吉舎ICとの吉舎インター入口交差点を通過する。尾道道は2015年3月22日に世羅IC〜吉舎ICが開通した事により全線開通となっており、新直轄方式のため無料で通行する事ができる。その吉舎IC付近から交通量が増えているが、信号機が少ない事もあって比較的流れは良好である。

65.落石注意区間も快走できる 66.敷地大橋 67.広島r61・r224交差点
 馬洗川の左岸を走っているが川に近接している場所は少ない。敷地大橋を渡って右岸に移ってからも同じ状況が続いている。吉舎町と同じく三次市に合併した三良坂町の中心部の手前で広島r61・r224交差点を通過する。

68.三良坂大橋 69.広島r61長田分かれ 70.JR福塩線をオーバーパス
 広島r61・r224交差点からすぐに三良坂大橋で馬洗川を渡り、アップダウンしている直線道路を走る。緩やかな勾配を下っていると広島r61長田分かれ交差点を通過し、馬洗川とJR福塩線を十王堂橋で一気に通過する。

71.馬洗川沿いを走る 72.尾道道 73.三次市志幸町に入る
 十王堂橋からは馬洗川と山に挟まれた場所を通っており、短距離ながら沿線に建物がない状態になる。新開集落からは平野部を走っており緩やかなカーブをいくつか曲がっていると岡田大橋で馬洗川を渡って尾道道の高架下を通過する。その後はJR福塩線と馬洗川の間を西の方角に向かって走る。馬洗川の支流の井田川に架かる矢畑橋の西詰に三次市志幸町と書かれた標識が立っているが、この志幸町は平成の大合併で三次市になった町ではなく、合併前から三次市の一部であった。

74.JR芸備線の塩町踏切 75.広島r430・r431塩町交差点 76.新美波羅橋
 JR福塩線と馬洗川に挟まれた状態を走っているとJR芸備線の塩町踏切を通過する。そのすぐ先には広島r430・r431塩町交差点があり、若干流れが悪くなっており通過に時間を要した。新美波羅橋で美波羅川を渡り、引き続き馬洗川の左岸を走る。

77.広島r432交差点 78.JR芸備線と馬洗川に挟まれた快走路 79.中国道
 馬洗川の堤防の上を走っていると広島r432との交差点を通過する。その手前には広島r229が左側を並走しているが、国道とは高低差があるため車両での往来はできない構造である。芸備線と馬洗川に挟まれながら2車線道路を走る。交通量はやや多い状態ではあるが信号機付きの交差点がほとんどないためハイペースで流れている。三次工業団地の北東で橋梁の下をくぐるが、これは尾道道ではなく中国道である。

80.市道の跨線橋が国道上を通過 81.市道との庄原分かれ東交差点 82.R183庄原分かれ交差点
 中国道からすぐの地点でも高架道路が横切っているが、これは芸備線の跨線橋を兼ねた市道である。市道とはその直後の庄原分かれ東交差点で交差している。それからすぐにR183庄原分かれ交差点を通過する。R184は直進してR183との重複区間を松江・広島方面に進む。北上しているにもかかわらず広島が案内されているが、これはR54を経由してのものと思われる。

83.庄原分かれ交差点からは片側2車線 84.旧道と思われる市道との南畑敷交差点 85.R183・R375上原交差点
 庄原分かれ交差点からは車線が増えて片側2車線になる。東西を結ぶR183と南北を結ぶR184が重複しているとあって交通量は多い。大きく左にカーブして約1.4km進むと南畑敷交差点を通過するが、そのルーティングからしてこの市道がR183とR184の旧道と思われる。庄原分かれ交差点を左折して市道へ進む車も少なくない。
 さらに500m程進むとR183R375上原交差点に至る。右折する道路がR375だったのだが、どうやら経路変更が行われたようで案内標識におにぎりが表記されておらず地名も案内されていない。

86.R183・R375重複区間 87.左側車線がなくなる 88.R183・R375三次駅前交差点
 上原交差点からはR183に加えてR375も重複しているが、串刺しおにぎり等は設置されておらず国道が重複している事を示すものはない。上原交差点から約500m走ると左側車線がなくなり、直後にR183・R375三次駅前交差点を通過する。ここでR375が右折して市役所方面に進むのだが、駅前ロータリーが工事直後であるせいか、はたまたR375の経路変更が反映させるためなのか、案内標識が設置されていなかった。

89.左側には拡幅用地あり 90.旧道との京蘭寺交差点を道なりに左へカーブ 91.ことぶき橋
 三次駅前交差点からは2車線道路になるが、道路左側の芸備線寄りに拡幅用の用地が確保されており、工事も始まっているようなので三次警察署入口交差点までは遠からず片側2車線(もしくは4車線)になるものと思われる。
 緩やかな右カーブを曲がってから左にカーブしている京蘭寺交差点を道なりに左へカーブする。この交差点を右折して巴橋東詰交差点に至る市道はR183の旧道でもある。京蘭寺交差点の直後にJR三江線のガードをくぐり、商業施設が建ち並ぶ間を走っているとことぶき橋で江の川を渡る。

92.R54・R183粟屋交差点を右折 93.R54重複区間 94.JR三江線をオーバーパス
 ことぶき橋を渡り終えた直後でR54・R183粟屋交差点に至り、右折して松江・飯南方面に進む。案内標識には4つのおにぎりが表記されており、R183が分岐すると同時にR54が重複している事が分かりやすい。
 粟屋交差点からはR54と重複して江の川の左岸を走る。すぐ東にはこれまで何度も渡ってきた馬洗川が江の川合流している。三次市の市街地から来た広島r112との落岩交差点を通過して左カーブを曲がっているとJR三江線をオーバーパスする。

95.R54・R184串刺しおにぎり 96.尾関大橋
 広島r112との交差点を通過するが、このr112はJR三江線とともに江の川の左岸を走る県道である。その後江の川の堤防上を走っていると右にカーブして尾関大橋で江の川を渡る。

97.R54・R375・R433・R434尾関大橋北詰交差点 98.R54・R375・R433・R434重複区間 99.R54・R375・R433・R434日山橋東詰交差点
 尾関大橋を渡り切った所でR54・R375・R433R434との尾関大橋北詰交差点を通過する。案内標識に表記されていないR433とR434はR375に重複しており、R433は約10km先でR375から分岐するが、R434が単独区間になるのは80km近く先の話である。
 尾関大橋北詰交差点からはR54・R184・R375・R433・R434と合計5本もの国道が重複しているが、串刺しおにぎりは設置されていない。約150m進むと日山橋東詰交差点を通過してR375とR433とR434が大田・作木方面に分岐する。R184はR54との重複区間が続いている。

国道184号 part3