国道166号
part3

R370捨生交差点〜R168長尾交差点
宇陀市→桜井市→橿原市→大和高田市→葛城市

120.R370重複区間 121.旧大宇陀町の中心部の西側を走る 122.R370内原交差点を左折
 捨生交差点からはR370との重複区間を北に向かって走る。旧大宇陀町の中心部に近い場所だが、バイパスとして造られた道路と思われ沿線の建物はさほど多くない。R166・R370の旧道に当たる市道の沿線には多くの建物が建っている。アップダウンしている2車線道路を走っていると約2.7kmでR370内原交差点に突き当たり、左折するとR370の重複が解消される。

123.上り勾配が続く 124.旧道との交差点を通過 125.女寄トンネル
 内原交差点からは長い上り勾配が続いている。上り勾配から下り勾配になる所で市道との交差点を通過するが、この市道は女寄峠を越える旧道である。旧道との交差点からは下り勾配となり、市道の跨道橋の下を通った後に女寄トンネルを通過して桜井市に入る。

126.奈良r198女寄交差点 127.直線の急勾配道路を下る 128.「大和高田16km 橿原10km」
 女寄トンネルを出て緩やかな左カーブを曲がっていると奈良r198女寄交差点を通過する。このr198の一部はR166の旧道に当たる。女寄交差点からは直線道路となるが、かなりの急勾配を下って行く。反対側車線には登坂車線も設置されている。対面2車線道路に戻ってからは下り勾配が続いており、緩やかなカーブをいくつも通過する。

129.忍阪東交差点 130.桜井市忍阪 131.R165外山交差点を道なりに左へ進む
 周囲の建物が増えてきた所で市道との忍阪東交差点を通過する。以降も下り勾配が続いているが、勾配は緩やかである。栗原川を渡ると上り勾配となり、程なくしてR165外山交差点に至る。R166は道なりに左方向へ進み、R165との重複区間を大和高田・橿原方面に進む。

132.「大和高田13km 橿原6km」 133.奈良r37薬師町交差点 134.奈良r154磐余橋北詰交差点は左方向へ進む
 外山交差点からはR165との重複区間を桜井市の市街地に向かって走る。JR桜井線と近鉄大阪線の桜井駅の南東で奈良r37薬師町交差点を通過する。建物が密集している場所のため、三方向の道路は全て右折車線が設置されていない。市街地をさらに西に走ると奈良r154磐余橋北詰を道なりに左方向へ進む。案内標識が支柱のアームの上に付いているが、ひっくり返ったのであれば裏面を向いているはずなので最初からこういう設計なのだろう。

135.磐余橋 136.R165・R169谷交差点 137.R165・R169・奈良r15阿部交差点
 磐余橋北詰交差点の直後に磐余橋を渡り、沿線に建物が建ち並ぶやや狭苦しい2車線道路を走る。沿線に商業施設が増えた所でR165・R169谷交差点を通過する。右折の北に延びる道路がR169だが、右折車線は設置されておらず7〜9時および17〜19時は右折できない。時差式信号機なので右折できる時間帯は東向きの青の時間が長く設定されていると思われる。
 谷交差点からはR165・R166・R169の3国道重複区間となり、やや狭苦しい2車線道路を走る。約500mでR165・R169・奈良r15阿部交差点を通過する。谷交差点で交差していたR169は現道で、阿部交差点で交差しているのはバイパスである。

138.橿原市に入る 139.交通量は多いが歩道の整備状況は悪い 140.JR桜井線の中川踏切
 阿部交差点からも対面2車線道路が続いている。歩道は設置されているものの片側にしかなく幅も狭い。香久山駅の南で市境を通過して橿原市に入り、緩やかな右カーブを曲がった先でJR桜井線の中川踏切を通過して左カーブを曲がる。沿線には商業施設が点在しており昼間は交通量が多く流れの悪い区間である。

141.道路状況が良くなる 142.R165・R169醍醐西交差点を直進
 両側に歩道が設置されており車線幅も広くなった所でR165・R169醍醐西交差点に至る。直進と左折にR165のおにぎりが表記されているが、左折は大和高田バイパスで直進が現道である。現道、バイパスどちらもR165・R166重複区間(R169は現道にのみ重複)となっており、どちらに進んでもR166をトレースする事は可能である。今回は直進して現道を走る。

143.橿原市の市街地を走る 144.センターラインがなくなる 145.奈良r206交差点
 醍醐西交差点を過ぎると両側に家屋が建ち並ぶ狭苦しい2車線道路になる。さらに進むとセンターラインがなくなり1.5車線幅狭路になってしまう。道幅の割に交通量は多いが、バイパスが開通しているため大型トラックが走行する事はほとんどないと思われる。消えかけているとは言えセンターラインが復活して2車線道路になった直後に奈良r206交差点を通過する。交差点の南にはJR桜井線の畝傍駅が隣接している。

146.拡幅工事が進行中 147.R24・r165・R169橿原郵便局前交差点を左折
 奈良r206交差点からも2車線道路が続いており、改良工事が進行している2車線道路を少し走るとR24・R165・R169橿原郵便局前交差点に至る。案内標識にはR24しか表記されていないが、R165・R166・R169の全てが左折して和歌山・大和高田方面に向かう。

148.JR桜井線 149.R24とR169の串刺しおにぎり(矢印補助標識付き) 150.R24・R165・R169兵部町交差点を直進
 橿原郵便局前交差点を左折した直後にJR桜井線のアンダーパスをくぐる。緩やかな勾配を上った後に飛鳥川を渡り、下り勾配になった先のR24・R165・R169兵部町交差点を通過する。橿原郵便局前交差点〜兵部町交差点の間はR24・R165・R166・R169の4国道重複区間だが、4つの串刺しおにぎりは設置されていない。

151.R24・R165・奈良r161四条町交差点を右折 152.片側2車線のうちの左側車線を走る 153.平面道路に進む
 兵部町交差点を過ぎると緩やかに右にカーブしながら緩やかな勾配を上って近鉄橿原線をオーバーパスする。跨線橋からの勾配を下り切った所でR24・R165・奈良r161四条町交差点に至り、右折して大阪・和歌山・大和高田バイパス方面に進む。左折のR165桜井方面はR166も重複しており、醍醐西交差点に戻るルートである。
 四条町交差点からは大和高田バイパスの高架を挟んで上下線が分離している。片側2車線だが、右側車線はR165大和高田バイパスへの側道になるため、R166のトレースであれば左側車線を走って平面道路に進む必要がある。R24現道のトレースも同様である。

154.四条ランプ南交差点を右折 155.四条ランプ北交差点を左折
 四条町交差点から約250mで四条ランプ南交差点となり、右折して大和高田バイパスの高架橋の下をくぐり、四条ランプ交差点を通過する。その後すぐに四条ランプ北交差点に突き当たるが、案内標識のないこの交差点は左折しなければならない。なお、四条ランプ南交差点〜四条ランプ北交差点の間は厳密にはR166ではなく市道である。四条ランプ北交差点から東に延びている道路がR166なのだが、東向き一方通行区間があるため松阪市から来た場合はその区間を走る事はできない。ちなみに一方通行区間の距離は僅か50m程度である。

156.橿原市四条町 157.奈良r207五井町交差点 158.R24橿原バイパス・R165曲川町東交差点
 四条ランプ北交差点からは単独区間となって西北西の方角に向かって走る。道路状況としてはごく普通の対面2車線道路で沿線には商業施設と普通の家屋が混在している。高取川を渡った先で奈良r207五井町交差点を通過する。左折してr207を約600m走るとR24・R165大和高田バイパスに至る(ただし、高架道路とは接続していない)。
 曽我川橋を渡って少し走るとR24・R165曲川町東交差点に至る。ここで交差しているR24は橿原バイパスと呼ばれるバイパスであり、橿原郵便局前交差点〜四条ランプ南交差点で重複していた現道とは別のルートである。そしてR165は五條方面のR24に重複しており、この交差点から西はR166に重複する。似た数字の国道があるうえに現道とバイパスがあるため非常に分かりにくい状態になっている。

159.「大阪39km 大和高田3km」 160.奈良r35曲川町西交差点 161.大和高田市に入る
 曲川町東交差点からは再びR165との重複区間となるが、道路状況には特に変化は見られない。沿線には商業施設が多く、休日を中心に交通量が多そうな雰囲気である。奈良r35曲川町西交差点を通過し、緩やかな上り勾配になった所で市境を越えて大和高田市に入る。

162.大和高田清掃センター前交差点 163.葛城川橋からの勾配を下る 164.R165・R168・奈良r116今里交差点を右折
 市境の手前からの緩やかな勾配を上り切ると市道との大和高田清掃センター前交差点を通過して葛城川橋を渡り、その西詰で奈良r277葛城川橋西詰交差点を通過する。その後は緩やかな勾配を下ってから平坦な状態を走る。大和高田市の市街地と言える場所に差し掛かっているため沿線の建物は多い。
 曲川町東交差点から約1.7kmでR165・R168・奈良r116今里交差点に至る。案内標識には直進がR166五條・葛城、右折がR165大阪・香芝と表記されている。R166トレースであれば直進してしまいそうになるが、そちらは大和高田バイパス・南阪奈道へのバイパス的存在であり、現道はR165との重複区間が続く。よって右折が正解である。なお、案内標識に表記されていないR168はR165香芝方面とR166葛城方面に重複している。

165.狭苦しい2車線道路 166.R165・R168旭北町交差点を左折
 今里交差点を右折すると歩道のない狭苦しい2車線道路を北上する。約100m走ると旭北町交差点に至るが、案内標識のないこの交差点をR168とともに左折しなければならない。大型車両は左折できない事からこの先の道路状況が想像できる。

167.住宅地の中の1.5車線幅道路 168.JR和歌山線の東口踏切 169.市道との十字路を一時停止
 旭北町交差点からは両側に民家が密集して並ぶ狭苦しい道路を走る。道幅は1.5車線と狭く乗用車同士の離合も減速が必要である。この道路状況なら旭北町交差点に案内標識を設置されていないのも納得ができる。1.5車線幅の道路を走っていると約200mでJR和歌山線の東口踏切を通過する。この踏切から先はさらに道幅が狭くなり対向車が来ない事を祈りながらの走行となる。そして市道との十字路で一時停止しなければならない。一時停止しなければならないのは市道側も同じである。

170.十字路からは西向き一方通行 171.奈良r5北片塩町交差点 172.北片塩町交差点以降も一方通行
 市道との十字路から先は西向き一方通行規制が敷かれている。道幅が狭いうえに道路両側に建物が密集して並んでいるため、“民家の庭先や空き地にお邪魔して離合する”という芸当もできない。既にバイパスが開通しており交通量はさほど多くないが、抜け道的な使われ方をしているのかほとんど車が通らないという状態ではない。奈良r5北片塩町交差点も明らかにr5の方が青になっている時間が長くR166(R168重複)の扱いが知れる。北片塩町交差点以降も西向き一方通行の狭路が続く。

173.歩行者との離合も困難 174.横断歩道3本分 175.奈良r132大中橋交差点
 所々で1.0車線幅にまで狭くなるため、乗用車どころか歩行者とすれ違ったり追い抜いたりするのも難しい。道幅と沿線の建物の密集具合からして一方通行規制が敷かれておらず対向車がいればとんでもない事になりそうである。その一方通行規制は約600mに渡って続き、奈良r132大中橋交差点までとなっている。交差点を左折してr132を進むと高田市駅の南の三倉堂南交差点でR166・R168に行く事ができ、R166を松阪市方面に、R168を新宮市方面にトレースしている場合の迂回路として通行する区間である。

176.大中橋交差点からは2車線 177.太田川の左岸を走る 178.市境の上を走る
 大中橋交差点を通過した直後に大中橋を渡り、緩やかなS字カーブ以降は太田川の左岸を西進する。川沿いを走っているが河川改修により川自体が直線化されており、それに沿っているR166(R168重複)も直線的である。農業用水の溜池と思われる三ッ池の南西端で市境を通過して葛城市に入る。ちなみにこの境標識から東に約1.1kmの間は太田川が市境である。

179.葛城市木戸 180.R168長尾交差点を左折
 葛城市に入ってすぐにR168長尾交差点に至り、太子・藤井寺方面に左方向へ進む。案内標識ではR166が直進でR168が右折であるかのような描かれ方だが、実際はR168の方が道なりで、R166が左折という感じである。外山交差点から始まる似たような番号+R24との重複区間は終了である。R166だけでなくR165、R168、R169も事前にルートを確認しておかないとトレースする事は難しい。そして、R166とR168に一方通行区間が存在する事に注意を要する。

国道166号 part4