国道166号
part4

R168長尾交差点〜R170白鳥交差点
葛城市→
→太子町→羽曳野市

181.近鉄南大阪線の磐城第1号踏切 182.葛城市當麻庁舎前交差点 183.奈良r30竹内交差点
 R168長尾交差点からすぐに近鉄南大阪線の磐城第1号踏切を通過する。旧當麻町の町役場(現在の葛城市役所當麻庁舎)の南を通過し、ごく緩やかな勾配を上っていると奈良r30竹内交差点を通過する。r30を約1.7km南下すると南阪奈道とR165・R166大和高田バイパスに行く事ができる。なお、南阪奈道の羽曳野IC〜葛城ICはR165・R166に指定されている。

184.竹内交差点からはやや急な上り勾配 185.竹内集落 186.奈良r704交差点
 竹内交差点を過ぎてからは勾配がやや急になる。ヘアピンカーブを含む急カーブをいくつか曲がり、竹内集落の北西端を通り過ぎると奈良r704交差点を右にカーブしながら通過する。案内標識にはr704の行き先は表記されていないが、奈良r704は大阪r704でもあり府県境を跨ぐ地方道である。ただし、平石峠付近が点線区間となっており車両での通り抜けはできない。ちなみに、r704の大阪府側は4輪車通行不能区間にヘキサが立っている事で知られている。

187.県境まで上りが続く 188.大阪府太子町に入る 189.急勾配を下る
 奈良r704交差点からは集落が途切れ、やや急な勾配を上り続ける。南には南阪奈道が並走しているのだが、生い茂る樹木のためその存在を視認できない。南阪奈道の竹内トンネルの上を通ってから少しして竹内峠を越えて大阪府太子町に入る。峠の前後の南側に見えているガードレールは旧道と思われる。
 大阪府に入ってからは下り勾配となる。勾配は若干急なもののカーブはほとんどない。山間部だが意外にも片側だけとは言え歩道が設置されている。正面に平野部を望む事ができるが、駐停車してじっくり眺められる場所はない。

190.南河内グリーンロードとの風鼻橋東詰交差点 191.道の駅「近つ飛鳥の里太子」 192.南河内グリーンロードとの交差点
 竹内峠から約1.8km下ると南河内グリーンロードとの風鼻橋東詰交差点を通過し、その直後に道の駅「近つ飛鳥の里太子」を通過する。100番台国道沿線の道の駅だが、乗用車の駐車場枠は29台と比較的小規模である。道の駅から少し走ると南河内グリーンロードとの交差点を通過する。

193.周辺の家屋が増えてくる 194.大阪r32・r33太子町交番前交差点を右折 195.下り勾配が続く
 南河内グリーンロードとの短い重複が終わると周囲の家屋が増え始める。下り勾配は続いているが、その勾配は幾分か緩やかになっている。舗道のない2車線道路を下っていると大阪r32・r33太子町交番前交差点に至り、右折して羽曳野方面に進む。ここまで来てようやく起点のある羽曳野が案内標識に現れる。太子町交番前交差点からも下り勾配の2車線道路で家屋の間を走り抜ける。

196.町道との六枚橋東交差点を左方向へ進む 197.大阪r32(旧道?)との六枚橋交差点を道なりに右へ進む 198.飛鳥川の流域を下る
 町道との六枚橋東交差点を左カーブを曲がるかのように直進し、その先の大阪r32六枚橋交差点を右方向へと進む。案内標識のヘキサが消されているので府道の指定を外れている可能性もあるが、ウォッちずではまだ黄色に塗られたままである。六枚橋交差点からも住宅地の中の下り勾配の2車線道路が続いているが、飛鳥川を渡ると上り勾配に転ずる。

199.大阪r703春日北交差点 200.春日西交差点 201.制限速度は30km/h
 緩やかな勾配を上っていると大阪r703春日北交差点を左にカーブしながら通過する。その後下り勾配となり、町道との春日西交差点を右なりに右方向へ進む。太子町交番前交差点以降に通過する交差点のうちのいくつかはカーブしているものが多いが、道なりに進むだけなのでルートミスする可能性は低いだろう。

202.羽曳野市に入る 203.南阪奈道の飛鳥第一高架橋の下を通る 204.近鉄南大阪線の上ノ太子第二号踏切
 飛鳥川に架かる松本橋を渡ると羽曳野市に入る。羽曳野市に入ってすぐに南阪奈道の飛鳥第一高架橋の下をくぐる。高架橋を挟んで接続している市道を阪奈道に沿って進むと羽曳野東ICに行く事ができる。高架橋をくぐってすぐに近鉄南大阪線の上ノ太子第二号踏切を通過した後に左にカーブする。

205.「この先幅員減少 大型車通行不可」 206.完全1.0車線幅 207.市道が交差しているS字カーブを通過
 上ノ太子駅の北口付近まではセンターライン付きの2車線道路だが、駅前でセンターラインがなくなり、次いで道幅が狭くなる。R166ではこれまでも狭い区間が存在したが、それらを上回る道幅で完全に1.0車線分しかない。側溝や家屋があるため離合できる場所は非常に少ないが、一方通行規制は敷かれていない。そのため対向車と遭遇する可能性はゼロではない。

208.ガードレールなし 209.ガードレールあり 210.住宅密集地でなければ2車線
 小さな橋を渡ってからは川沿いを走るが、川寄りにはガードレールは設置されていない。もっとも、ガードレールがあったたらあったで有効幅が狭くなってさらに走りにくくなるだろう。周囲の家屋が少なくなった所で道幅が広くなってセンターラインが復活する。

211.八丁橋は新設されていた 212.左側には近鉄南大阪線が並走している 213.再び極狭路になる
 2車線道路を走っているとやや急な左カーブを曲がって八丁橋を渡り、右にカーブして飛鳥川の左岸流域を走る。八丁橋は新たな橋が架けられており、旧橋は少し上流にあったが既に撤去されていた。八丁橋からは近鉄南大阪線と飛鳥川の間を走り、沿線の家屋が増えた後に駒ヶ谷小学校の前を通る。小学校の敷地の西端でセンターラインがなくなって道幅が狭くなる。上ノ太子駅付近と同じく、完全1.0車線幅と非常に狭くなる。

214.月読橋を渡る 215.離合できない1.0車線幅狭路 216.左直角カーブ
 駒ヶ谷小学校からの1.0車線狭路を100m程走ると月読橋を渡る。橋上はセンターラインは引かれていないものの車両が離合できる幅が確保されており、比較的広い歩道もある。また、橋の西側には左岸には下流向き、右岸には上流向きの一方通行の市道が交差している。
 月読橋で一時的に広くなった道幅がその後すぐに1.0車線幅にまで狭くなる。両側に側溝もしくは家屋があるため離合は不可能である。そんな狭路を走っていると左直角カーブを曲がる。

217.制限速度は20km/h 218.右直角カーブ 219.左直角カーブ
 左直角カーブ以降も狭路が続いている。側溝は存在しないものの両側に家屋があるため相変わらず圧迫感を感じる。制限速度は20km/hに設定されており、道幅や周辺状況に合わせた数字なのだろう。道幅が若干広くなるが、これは側溝に蓋をして車両が走行できるようにされているからである。元の道幅が1.0車線幅と思われる。杜本神社の前を通った直後に右直角カーブを曲がり、次いで左直角カーブを曲がる。連続直角カーブの直後は側溝のない1.0車線狭路である。

220.市道との交差点を右折 221.大阪r27交差点を左折 222.逢坂橋の西詰の交差点を右折
 1.0車線狭路を走っていると緩やかな勾配を上り、飛鳥川の手前で市道との交差点を道なりに右方向へ進む。鋭角に左折して市道を走れば月読橋に戻る。市道との交差点の直後に大阪r27との交差点を左折し、逢坂橋を渡った西詰で市道との交差点を右折する。月読橋の南詰から飛鳥川沿いの一方通行を走ればこの交差点に至る。月読橋〜逢坂橋の狭路区間は飛鳥川沿いの一方通行の市道を走る事で回避する事が可能である。

223.近鉄南大阪線と近接 224.沿線には工場が多い 225.大阪r27交差点を右折
 逢坂橋の西詰を右折すると少しだけ飛鳥川に沿って走る。距離は短いが桜並木があり、おそらく飛鳥川の流路が改修された跡に植えられたものと思われる。右カーブを走っていると近鉄南大阪線と近接した後に離れる。沿線には工場が建ち並んでおり、その間を走っていると勾配を上りながら右、左とカーブして大阪r27交差点に突き当たる。R166は案内標識と交差点の信号機の支柱に付けられたおにぎり下の補助矢印標識から右折である事が分かる。この交差点の案内標識は臥龍橋の前後の左折も含んでいるため、しっかり記憶しておかなければならない。

226.臥龍橋の東詰の交差点を左折 227.臥龍橋 228.臥龍橋の西詰の交差点を左折
 大阪r27交差点からは普通の2車線道路になり石川の右岸を走る。100m程度走ると臥龍橋の西詰の交差点を左折して臥龍橋を渡る。案内標識はr27との交差点のものに含まれているのでここでは設置されていないが、街灯の支柱におにぎりと左方向を向いた補助矢印標識が付けられている。
 中央部が凸形状の臥龍橋を渡り終えた先の西詰でT字路に突き当たるが、この交差点も左折である。この交差点にもおにぎりと左方向を向いた矢印の補助標識が付けられている。

229.石川(厳密には大乗川)の左岸を走る 230.市道との交差点を右折
 臥龍橋の西詰の交差点を左折すると川沿いの2車線道路を走る。石川に沿っているように見えるが、厳密に言えば隣を流れている大乗川に沿っている。その川沿い区間を100m弱走った所で市道との交差点となるが、R166は右折して古市駅方面に進む方である。案内標識におにぎりが表記されていないうえに古市駅方面は車両通行止の標識が描かれているので右折しづらい交差点である。この交差点に名称はないようだが、便宜上“古市駅東口交差点”とする。

231.軽自動車以外の車両通行止区間 232.右直角カーブ 233.左直角カーブ
 古市駅東口交差点からは案内標識では車両通行止とされていたが、実際には“二輪の自動車以外の自動車通行止(軽(自動車)を除く)”であり、規制時間は7〜20時である。つまり規制時間内は軽自動車でなければ走行できない。コルトは軽自動車ではないため一旦白鳥交差点まで行ってコインパーキングに置いて徒歩で進入している。軽自動車以外は通行できないと言っても上ノ太子駅付近や大和高田市内の一方通行区間に比べると道幅が広く1.5車線程度ある。
 住宅地の中の1.5車線狭路を進んでいると右直角カーブを曲がり、直後には左直角カーブを曲がる。左直角カーブは広い空地に隣接しており、そこには竹ノ内街道の石碑等が設置されている。

234.市道との交差点付近は少し広い 235.見通しは比較的良好 236.一方通行区間が始まる
 連続直角カーブを過ぎて少し進むと市道との十字路を通過するが、その前後だけ若干幅が広くなっている。以降は1.0車線幅とさらに道幅が狭くなる。古市駅東口交差点から約500mで市道との十字路に至る。交差する市道の方が広いが一時停止の義務は市道側にあり、国道の方が上位の扱いをされている。この十字路を境に“二輪の自動車以外の自動車通行止(軽(自動車)を除く)”規制が解除されるが、これは道幅が広くなるのではなく西向き一方通行区間という別の規制が始まる。なお、“二輪の自動車以外の自動車通行止(軽(自動車)を除く)の規制時間内においても規制対象の車両が走行しているのをまま見かけるので規制は徹底されていない。もっとも交通量そのものが非常に少なく、むしろ歩行者の方が多いくらいである。

237.一方通行区間 238.近鉄南大阪線・長野線の古市第一号踏切 239.踏切の南西にはロータリーがある
 一方通行区間に入ってからしばらくは1.0車線幅で両側に建物があるので狭苦しいが、緩やかな下り勾配になる辺りで右側の視界が開ける。緩やかなカーブを曲がった先で近鉄南大阪線と長野線の古市第一号踏切を通過する。この踏切までが一方通行区間である。踏切の北には隣接する位置に古市駅があり、踏切の西には駅前ロータリーが設置されており、電車の運行時間であればバスやタクシーが頻繁に出入している。

240.商店街のような場所を通る 241.R170・大阪r31白鳥交差点 242.R170富田林方面の案内標識にR166のおにぎりの表記なし
 ロータリーからはセンターラインは引かれてないものの2車線分の道幅は確保されている。ただし、沿線に店舗が並んでいるため、営業時間内は路上駐車が非常に多く、またバスも走るのでごちゃごちゃしている印象である。古市第一号踏切から90mでR170・大阪r31白鳥交差点に至る。この交差点がR166の起点だが、R170両方向およびr31の案内標識にはR166のおにぎりは表記されていない。これは一方通行区間の出口側に位置しており、軽自動車以外は通行できない区間が存在しているため国道である事を主張し難いのだろう。なお、r31のヘキサも消されていたが、約800m北にバイパスが供用されているためかもしれない(ウォッちずでは黄色に塗られたまま)。