国道113号
part2

R345桃崎浜交差点〜山形r8原町交差点
胎内市→村上市→関川村→
→小国町

63.内陸へと進む 64.村上市に入る 65.新潟r3南新保交差点
 R345桃崎浜交差点を右折すると海岸線から離れて内陸部へと進む。バイパスとして造られた道路と思われ、多少のアップダウンはあるものの直線的で走りやすい。乙大日川を渡ると村上市に入り、乙宝橋からの勾配を下り切った直後に新潟r3南新保交差点を通過する。r3は路線名を新潟新発田村上線と言い、概ねR113&R345とR7の間を通っている。

66.E7日本海東北道の荒川胎内IC 67.平木田駅は右折して市道を走る 68.盛土の上を快走
 南新保交差点から程なくしてE7日本海東北道の荒川胎内ICを通過する。このインターチェンジを境に新潟方面は有料で酒田・鶴岡方面は無料である。なお、2024年11月の時点では酒田・鶴岡方面は朝日まほろばICまでしか供用されていない。
 荒川胎内ICを過ぎると緩やかな勾配を上って平木田駅に向かう市道との交差点を通過する。以降は盛土の上を走っており、緩やかな左カーブを描きながらほぼ平坦な2車線道路を走る。

69.荒川跨線橋 70.新潟r289十文字西交差点 71.R7十文字交差点
 荒川跨線橋でJR羽越本線を越えてから下って平面に戻る。新潟r289十文字西交差点を通過してすぐにR7十文字交差点を通過する。r289はそのルートからしてR7の旧道と思われる。東港線十字路交差点からの距離はR7、R113ともに約52kmである。交通量が多いものの道路状況が良く右左折が少ないR7と交通量は幾分か少ないものの右左折が多いR113。曜日や時間帯が変わってもさほど大きな差は生じないと思われる。

72.十文字交差点以東も快走路が続く 73.花立跨線橋 74.荒川頭首工の左岸を通る
 十文字交差点からは平坦な直線道路をほぼ真東の方角に向かって走る。花立跨線橋で線路を越えるが、荒川跨線橋で越えたJR羽越本線ではなくJR米坂線である。2022年8月の集中豪雨により多くの場所で被災したため2024年11月現在も今泉駅〜坂町駅間が不通となっている。
 跨線橋からは緩やかにカーブしながら緩やかな勾配を下り、荒川頭首工付近からは荒川沿いとなる。頭首工の上部は橋となっており一般車両も通行可能である。

75.荒川とJR米坂線の間を走る 76.関川村に入る 77.切手橋
 JR米坂線とともに荒川の左岸を走っていると鉄道のスノーシェッド辺りからは支流の鍬江沢川沿いになる。左カーブを曲がって米坂線と少し離れた直後に関川村に入って切手橋を渡る。何やら郵便に由来してそうな名称だが、地名の“霧手”から転じたもののようである。

78.右折するとR290旧道と越後大島駅 79.R290高田橋入口交差点 80.大島跨道橋
 R290の旧道や越後大島駅に至る村道との交差点を過ぎて荒川の堤防の内側を走っているとR290高田橋入口交差点に至る。R290は一旦右折してから180度方向を変えて大島跨道橋でR113・R290重複区間の上を通った後に高田橋で荒川を渡って上野新方面に向かう。

81.R290交差点 82.旧道との交差点 83.「南陽67km 小国23km 道の駅関川2km」
 高田橋入口交差点から約500m走るとR290が菅谷・胎内方面に分岐して短い重複区間が終わる。その後も走りやすい2車線道路が続いており、関川村の中心部の手前で旧道と思われる市道との交差点を通過して堤防沿いを快走する。

84.新潟r273の小見跨道橋 85.道の駅「関川」 86.新潟r307交差点
 荒川の堤防の内側を走っていると新潟r273の小見跨道橋をくぐる。村役場の近くで右カーブを曲がりながら道の駅「関川」の前を通る。村の中心部の東端で新潟r272上関交差点と新潟r307交差点、さらにr272交差点を相次いで通過する。r272(の一部)は旧道と思われる。

87.新潟r272雲母交差点 88.新川口橋 89.R113鷹ノ巣道路が建設中
 荒川とJR米坂線に挟まれた直線道路を走っていると新潟r272雲母交差点を通過する。並走していたr272との交差点だが、両方向とも旧道と思われる。国道交通省の関川除雪ステーションの前を通ってから新川口橋を渡る。JR米坂線の向こう側にある川口橋はr272に降格している。橋を渡り終えると上り勾配になり、同時にゆずり車線が始まる。ゆずり車線の起点の直後にR113鷹ノ巣道路が接続する予定で、工事の現場事務所が確認できる。

90.新潟r492交差点 91.駒落橋 92.鷹ノ巣トンネル
 ゆずり車線が終わってから新潟r492交差点を右にカーブしながら通過する。r492は鷹ノ巣公園線という路線名であり、鷹ノ巣公園までの500m程度の短い県道のはずだが、ウォっちずでは県道表記されていない(2024年11月確認)。r492の上を通っている駒落橋を渡った後に鷹ノ巣トンネルをくぐる。

93.建設中の鷹ノ巣道路が確認できる 94.JR米坂線 95.片貝トンネル
 鷹ノ巣トンネルを出ると左の急カーブを曲がるが、その奥に建設中の鷹ノ巣道路の橋梁が確認できる。JR米坂線と少しだけ並走した後に右カーブを曲がって線路橋の下をくぐり、左にカーブした後に米坂線の榎山トンネルの上を通り、さらに右にカーブして片貝トンネルに入る。センターライン付きの2車線道路ながら勾配、カーブともに急であり、バイパスである鷹ノ巣道路が建設されるのも納得である。

96.越後片貝駅の前を通る 97.片貝跨線橋 98.荒谷トンネル
 片貝トンネルを出てすぐに片貝橋を渡り、越後片貝駅の前を通過する。駅前のロータリーが国道に接しているため停車場線は設定されていない。JR米坂線とともに荒川の右岸を走っていると片貝跨線橋で線路の上を通る。鷹ノ巣道路は跨線橋の東に接続する予定である。さらに走ると岩船ダムの南で荒谷トンネルをくぐる。

99.八ッ口大橋 100.八ッ口跨線橋 101.金丸大橋
 荒谷トンネルを出て歩道復旧工事(?)現場を通り過ぎると八ッ口大橋で荒川の右岸に移る。大きく右にカーブして下ノ沢橋を渡った後に八ッ口跨線橋でJR米坂線の上を通過する。龍ノ髭トンネルをくぐった直後に金丸大橋を渡って荒川の左岸に戻る。八ッ口大橋、金丸大橋どちらも下流側に米坂線の橋梁が隣接している。

102.前瀬橋の西詰を通過 103.越後金丸駅付近は防雪柵工事のため片側交互通行規制中 104.金丸跨線橋
 荒川の左岸を走っていると村道の前瀬橋の西詰を通過する。右岸にある前瀬集落はこの橋でしか出入りできない。越後金丸駅付近は防雪柵の再設置工事と思われる片側交互通行規制が敷かれており、一部は道幅が狭いので通行には注意を要する。金丸集落付近で金丸跨線橋を通ってからはJR米坂線の南側を並走する。

105.金丸集落以東は直線基調 106.新潟県側最後の建物はガソリンスタンド 107.山形県小国町に入る
 緩やかな上り勾配の直線基調の2車線道路を県境に向かって走る。右手にガソリンスタンドが確認できるが、新潟県最後のスタンドにして最後の建物でもある。勾配が上りから下りに変わる所で山形県小国町に入る。県境はじゃんけん橋という珍妙な名称の橋であり、下にJR米坂線が通っている(厳密には米坂線はトンネル部に当たり、名もなき沢が流れている)。

108.玉川スノーシェッド 109.山形r15玉川交差点 110.JR米坂線との並走は続く
 山形県に入ってすぐに玉川スノーシェッドをくぐり、出た直後に山形r15玉川交差点を通過する。玉川沼沢線という路線名から主要地方道ながら小国町のみを通っている県道である。玉川橋で玉川とr15の上を通り、荒川とJR米坂線の間を走る。

111.中野橋 112.玉川口跨線橋 113.向大沢橋と横根トンネル
 中野橋で荒川の右岸に移ってから程なくして玉川口跨線橋でJR米坂線の上を通過する。かつては中野橋と跨線橋の中間辺りに玉川口駅が置かれていたが、利用者減少のため1995年に廃止されている。駅跡の近くに建物が確認できるが、おそらく定住者はいないものと思われる。
 向大沢橋を渡った直後に横根トンネルをくぐり、出た所で横根橋を渡る。向大沢橋〜横根橋間の旧道は赤芝峡と呼ばれる渓谷であり紅葉の名所として知られている。旧道は車両の通行はできないが遊歩道としては整備されているようである。

114.赤芝スノーシェッド 115.道の駅「白い森おぐに」 116.小国町の中心部に差し掛かる
 横根橋を渡った直後に赤芝スノーシェッドをくぐって赤芝橋を渡る。スノーシェッド内もカーブしているが、赤芝橋の前後はそれ以上の急カーブである。荒川から支流の横川沿いとなって2車線道路を下っていると道の駅「白い森おぐに」を通過して小国町の中心部に差し掛かる。

117.山形r261小坂町交差点 118.ウォっちずでは山形r261が交差している 119.赤坂橋
 小国町役場の南西で小坂町交差点を通過するが、案内標識には山形r261のヘキサが表記されているが、ウオッちずでは県道扱いされていない。ウォっちずで県道として表記されているのは左カーブの先の名称不明の交差点である。その交差点を過ぎると赤坂橋で横川を渡る。

120.山形r159緑町交差点 121.小国町兵庫舘 122.山形r8原町交差点
 山形r159緑町交差点を通過するが、左折してr159を北上するとJR米坂線の小国駅に至る。右カーブを曲がると米坂線沿いとなるが建物があるため線路は見えない。小国町の中心部の南東で山形r8原町交差点を通過する。

国道113号 part3