国道103号 |
part1 |
R4国道NTT交差点〜R454宇樽部交差点 |
青森市→十和田市 |
1.R4・R45国道NTT交差点 | 2.4車線道路で南下 | 3.八甲田大橋で青い森鉄道を越える |
R103の起点はR4やR7を始めとする青森市を走る複数の国道が交差している青い森公園前交差点、ではなく約1.0km東のR4・R45国道NTT交差点である。青森駅や青森県庁とはやや離れているが青森市役所に近い位置にあり、交差点南東にはNTTの局舎(電波塔)がランドマーク的な役割を果たしている。そんな風景の中でR103に進むと4車線道路で始まっており、都市部の中心部かつ100番代国道としては順当な始まりと言える。早朝なので交通量が少ないように見えるが、昼間であればR4ともども交通量の多い場所である。緩やかなS字カーブを通過してすぐに八甲田大橋で青い森鉄道をオーバーパスする。八甲田大橋の前後も緩やかなS字カーブを描いている。 |
13.冬期閉鎖用ゲートを通過 | 14.センターラインが消えかけている | 15.岩木山展望所 |
モヤヒルズの入口を過ぎて程なくして冬期閉鎖用と思われるゲートを通過する。センターラインが見えないので道幅が狭いように思えるが、消えかけているだけで一応は2車線道路である。やや急な上り勾配に小刻みなカーブが連続しているが、交通量が少ない時間帯であればそこそこ快適に走る事ができる。鬱蒼とした木々に視界を遮られいる場所がほとんどだが、岩木山展望所からはその名の通り岩木山を望む事ができる。 |
16.萱野高原 | 17.山間部にありながら実に高原チックな風景 | 18.萱野茶屋を過ぎると高原も終わる |
萱野高原に入ると視界が開けたうえに勾配が緩やかになる。晴れていれば八甲田山も良く見え、見通しが良いため多少急なカーブも走りやすいと感じられる。萱野茶屋を通り過ぎると高原区間が終わり元の鬱蒼とした木々の中を走る。 |
19.青森r40交差点 | 20.勾配は10%に達する | 21.八甲田ロープウェーの山麓駅へは左折 |
樹海の中で青森r40との交差点を通過する。信号がないせいもあって案内標識が立っていなければ県道が交差しているとは思わないだろう。r40交差点以降も急な勾配でカーブが多い状況を走る。八甲田スキー場やロープウェーの山麓駅の近くを走りながら八甲田山の西側を走る。 |
22.日が射す箇所は少ない | 23.崩落して復旧されたと思われる | 24.青森r122交差点 |
八甲田ロープウェーの山麓駅を過ぎてからは標高が上がってきているため、視界が開ける場所をいくつか通過する。等高線に沿うようにしているためカーブは多いものの勾配は比較的緩やかで、上りだけもしくは下りだけではなくアップダウンしている。この区間に青森r122との交差点を通過するが、案内標識どころかソトバすらもなく地図やナビを見ない限りは県道が交差しているとは思えない様子である。それもそのはず、r122の下湯平成湖〜R103の間は未舗装の狭路、所謂険道なのでわざわざ案内する必要がないとの判断だろう。 |
25.R394城ヶ倉交差点 | 26.酸ヶ湯温泉 | 27.地獄沼の近くを通過 |
横内バイパスと合流してから約16.1kmでR394との城ヶ倉交差点に至る。やや急な左カーブにR394が交差するという形状をだが、R103が優先となる線形をしている。城ヶ倉交差点からはR394が重複しているが、道路状況は変わらず等高線に沿ったカーブの多い状況というのは変わらない。酸ヶ湯温泉付近でヘアピンカーブを2ヶ所、地獄沼付近でもいくつかの急カーブを通過する。 |
28.正面に見えるのは硫黄岳 | 29.標高は1000mを超える | 30.笠松峠 |
酸ヶ湯温泉以東は幾分かカーブが緩やかになる。標高は1000m前後だが道路両側の地形が高かったり樹木があったりと近景はいまいちだが、遠くに目を向ければ八甲田山系の硫黄岳や石倉岳を望む事ができる。城ヶ倉交差点から約5.3kmで勾配が緩やかで峠らしくない笠松峠を越えて十和田市に入る。 |
31.いい感じにカーブを描いている | 32.「迷惑駐車はやめましょう!」 | 33.高田大岳の南麗を走る |
笠松峠から東も道路状況としてはこれまでと変わらないが景色は若干良くなった印象である。峠から約600m東の睡蓮沼周辺は八甲田山系を眺められるビューポイントという事もあって道路脇には路上駐車をやめる旨の看板がいくつか立てられている。走行日は夏休み期間中であったが、早朝のため駐車車両は1台もなかった。睡蓮沼から先は緩やかな下りが続いている。いくつか急カーブもあるが全て2車線確保されているため走りやすい。 |
34.カーブは多いが走りやすい | 35.R394谷地交差点 | |
傘松峠から緩やかな勾配を約5.0kmに渡って下っていると、右カーブの先でR394谷地交差点となる。信号がなく国道同士の交差点に見えない佇まいから案内標識がR394が分岐している事に気付かないかもしれない。R103のトレースであれば優先道路となっている交差点を直進するだけである。 |
36.木を伐採せずに残したトラップあり | 37.蔦トンネルにはスノーシェッドが繋がっている | 38.湯ノ台への分岐を通過 |
R394がひっそりと分岐してからも樹木に囲まれた2車線道路が続いている。カーブが多く下り勾配基調という点に変化はない。仙人橋で蔦川を渡ってすぐに蔦トンネルをくぐる。豪雪地とあってトンネルにはスノーシェッドが接続されている。蔦沼や蔦温泉付近から湯ノ台への分岐との交差点までは急カーブが連続しているが、2車線道路なので特に走りにくいという事はない。足の遅い車両が前方にいた場合にはストレスのたまる走行となる可能性がある。 |
39.法面崩落箇所は一時停止による交互通行規制 | 40.蔦川沿いを走る | 41.R102焼山交差点を右折 |
湯ノ平への分岐から先は蔦川沿いの谷筋を走っており、右側に流れる川面を眺めながらの走行となる。蔦川が奥入瀬川に合流した地点から少し東でR102焼山交差点に至る。直進も右折もR102だが、直進はR102単独区間で十和田市街地へ、右折すればR102・R103重複区間で十和田湖・奥入瀬渓流へと至る。 |
45.渓流沿いなのでカーブが多い | 46.渓流は遊歩道にもなっている | 47.十和田湖畔に近付くと走りやすくなる |
惣地交差点から先も2車線道路が続いているが、渓流沿い=谷筋のため薄暗い印象を受ける。所々でセンターラインがなくなる箇所があり、ハイキングコースにもなっている渓流に近接しているとあって付近に集落等がないにもかかわらず歩行者がいる事もあるので油断できない。現道の南半分も同じ渓流沿いではなるが幾分か走りやすい道路状況である。 |
51.十和田市宇樽部 | 52.R454宇樽部交差点 | |
宇樽部集落を走っているとR454宇樽部交差点を通過する。信号はあるものの国道同士の交差点に見えない程地味なので案内標識がなければ国道が交差しているとは思えないかもしれない。この宇樽部交差点は起点の国道NTT交差点から約64.6kmと総延長の半分くらいである。 |
国道103号 part2 |