国道101号
part3

青森r28交差点〜R7大曲交差点
深浦町→
→八峰町→能代市→三種町

87.相変わらず五能線沿いを南下 88.森山トンネル 89.十二湖駅の前を通過
 信号のない青森r28交差点から先もこれまでと同じような走りやすい2車線道路が続いている。すぐ西側にJR五能線が敷設されているが、非電化で線路しかないためともすれば並走している事を忘れてしまいそうになる。r28交差点から程なくして森山トンネルをくぐる。起点の青い森公園前交差点から100km以上走って初めてのトンネルである(青森市・五所川原市境はスノーシェッド)。森山トンネルを抜けると十二湖駅のすぐ傍を走り抜け、十二湖や日本キャニオンに至る青森r280との交差点を通過する。

90.青森r264交差点 91.白神岳登山口 92.大間越トンネル
 十二湖駅の次の駅である松神駅とR101は100mも離れていないが、国道と駅の間には県道の青森r264が存在している。路線名はもちろん松神駅停車場線である。その次の駅は白神岳登山口駅だが、日本で最初に登録された世界遺産である白神山地の玄関口のひとつの割に小さく地味な駅である。五能線の青森県内の最南端の大間越駅付近を通過して程なくして大間越トンネルを抜ける。

93.中の潤跨線橋 94.深浦町木蓮寺 95.荒々しい風景になってくる
 中の潤跨線橋を越えると五能線と東西を入れ替えて海沿いを南下する。緩やかなアップダウンとカーブの快走路を走っていると青森県側最後の集落の板貝集落を通り過ぎる。海側に建っている土産物店が最後の建物である。

96.秋田県八峰町に入る 97.秋田県内も五能線と並走 98.道の駅「はちもり」
 青い森公園前交差点から約124km走ると須郷岬の県境を通過して秋田県八峰町に入る。県境からすぐに五能線のガードをくぐる。さらに走ると県境から約1.2kmで道の駅「はちもり」を通過する。秋田県で最初に現れるのは集落ではなくこの道の駅である。シーサイドを走るドライブルートに当たるためか、周囲には何もない割に駐車場には多くの車をが停まっていた。

99.八峰町岩館 100.あきた白神駅 101.滝ノ間駅のホームが見える
 バイパスルートで岩館駅付近の岩館集落の北側を走る。集落を通り抜けていないため相変わらずの2車線快走路を淡々と走る。跨線橋で五能線を越えて急な左カーブを曲がってからは線路に隣接する形で並走する。あきた白神駅と滝ノ間駅の間で再び跨線橋を越える。旧八森町の中心部の東側を通り、八森駅の傍を通過して程なくしてまた跨線橋を通る。

102.住宅地と五能線に挟まれた間を走る 103.駐車スペースが点在 104.平地に入ると歩道のある箇所も
 旧八森駅南の跨線橋からは住宅と線路に挟まれた間を走っている。住宅地を通り抜けても五能線と隣接しているという状況は変わらない。八峰町に入ってから平地に差し掛かるまでの海岸線沿い区間には駐車スペースが点在しており、場所によっては展望所を兼ねているものもある。

105.水田の間の区間には防雪柵がある 106.八峰町峰浜沼田 107.道の駅「みねはま」
 平地に入ると同時に海から離れて内陸に入る。平地を走っているため水田の中を通る場所もあり防雪柵が設けられている。アップダウンがあるのは海岸線沿いと同様だがその頻度は少なく勾配も幾分か緩やかである。「はちもり」から約21kmで次の道の駅の「みねはま」を通過する。「はちもり」、「みねはま」は八峰町の旧町村名に由来している。

108.能代市に入ってからも快走路が続く 109.秋田r209交差点以南は若干狭く感じる 110.秋田r143能代球場入口交差点からは市街地っぽくなる
 「みねはま」を通過した直後に市町境を通り過ぎて能代市に入る。青い森公園前交差点からは約147kmと総延長の半分をやや過ぎているが、市町村としてはちょうど中間と言える。秋田r209から先は両側に家屋が建ち並んでおり若干狭苦しく感じられる。秋田r143能代球場入口交差点からは造成された住宅地を走っており、両側に歩道のある走りやすい道路状況になる。もっとも市街地に近付いているため交通量はだいぶ増えている。

111.能代大橋 112.能代大橋から南は4車線 113.R7芝童森交差点を右折
 能代大橋で米代川を渡ると能代市の市街地に差し掛かる。市街地にありがちな狭路ではないどころか4車線になる。市役所付近は街路樹が植えられているが昭南町交差点辺りからそれもなくなる。市街地の南部でR7芝童森交差点に至る。R101の終点はR7との交差点だが、この芝童森交差点ではなく右折して一旦R7と重複して由利本荘・秋田方面に進む。

114.おにぎりはR7のみ 115.一桁国道だが流れは良好 116.秋田道(R7BP琴丘能代道)との浅内交差点を右折
 芝童森交差点からはR7と重複区間となるが、対面2車線という道路状況はこれまで走ってきた大部分と大差ない。一桁幹線国道だが交通量はさほど多くなく信号が少ない事もあって流れは良好である。標高36.9mの臥竜山を回り込むように左に大きくカーブして進行方角を南に戻す。その後浅内沼・小沼の北を緩やかに右にカーブ部してから浅内交差点を右折する。浅内交差点を左折して北上すると芝童森交差点に至るというルーティングからおそらくは国道の旧道だと思われる。直進すると秋田道の能代南ICに入り、右折が正しいR101トレースのルートである。なお、便宜上秋田道と書いたが、厳密に言えば琴丘能代道というR7のバイパスである。能代南ICを境に南の秋田市側は有料で北側は無料であるが、R7のバイパスとしてはひとつ南の琴丘森岳ICが境である。

117.長い防雪柵が続く 118.三種町に入る 119.八竜ICを通過
 浅内沼のある西側には長距離に渡って防雪柵が設けられている。三種町に入ってからも防雪柵が途切れ途切れながらもそれなりの距離に設けられているのはやはり幹線道路故だろう。秋田道と琴丘能代道の境である八竜ICの流出入の交差点である八竜IC入口交差点を通過し、緩やかな左カーブを描きながら南下を続ける。

120.R7大曲交差点を右折
 八竜IC入口交差点から約900m進み大曲交差点を右折するとR7から分岐して単独区間になる。R101の終点、向かう先が秋田市にも関わらず直進のR7の方に案内されており、R101には男鹿と大潟が案内されているのは、つまりそういう事なのだろう。これまでは往来できる他の道路が存在しない海沿い区間はほぼ整備された状態だったが、大曲交差点以南はR7との距離も近くそちらを選択する事もできる事からも整備が遅れている区間となる。そして、酷道ネタ的にはオイシイ区間であって、大曲交差点以北はおまけにすぎない。

国道101号 part4