国道56号
part4

E56津島岩松IC〜R320交差点
宇和島市→愛南町→
→宿毛市

169.平坦な快走路を走る 170.嵐坂ポケットパーク風園 171.嵐坂隧道
 E56津島岩松ICからは松山道との並走状態が解消されるが、交通量はさほど増えない。芳原川の流域の平坦な2車線道路を淡々と走る。右にカーブしながら愛媛r286交差点を通過すると進行方角が西になる。上り勾配になってから左カーブを曲がると進行方角が南に戻る。嵐坂ポケットパークという公衆トイレのある休憩所の前を通った後に嵐坂隧道をくぐる。坑口の右にも別のトンネルがあるが、これは歩行者・自転車用のトンネルである。

172.嵐坂隧道以降は下り勾配 173.宇和島市津島町嵐 174.愛媛r287嵐交差点
 嵐坂隧道からは下り勾配を走る。ヘアピンカーブはないがそれなりに急なカーブが連続している。集落に差し掛かると勾配が緩やかになる。津島大橋交差点で交差していた愛媛r287との嵐交差点を通過する。

175.海沿いを走る 176.大場の鼻トンネル 177.宇和島市津島町浦知
 嵐交差点からは海沿いを走り、左にカーブして海から離れて大場の鼻トンネルをくぐる。トンネルを出ると再び海沿いを走って漁港を通り抜ける。集落内とは言え若干急なカーブもあるがセンターライン付きの2車線道路なのでさほど走りにくさは感じない。

178.標高10m程度の位置を走る 179.愛媛r318交差点 180.鳥越隧道
 緩やかな勾配を上って標高10m程度の位置を走る。海寄りの低地に道路が通っており沿線には多くの家屋がある。おそらくその道路が旧道と思われる。愛媛r318交差点を通過してすぐに鳥越隧道をくぐって愛南町に入る。

181.愛媛r292交差点 182.須ノ川公園の前を通過 183.上り5.5%勾配
 鳥越隧道を出た直後に愛媛r292交差点を通過する。細長い由良半島の北側をr318が、南側をr292が走っており、半島部の尾根筋に市町境があるため北側の宇和島市と南側の愛南町とに分かれている。
 r292交差点以降は海沿いを走っているが、標高がやや高いものの海が見える場所は少ない。須ノ川公園の前を通り過ぎると5.5%の勾配を上って行く。小刻みなカーブが連続しているが山岳部ではないためそれなりに走りやすい。

184.旧内海町の中心部を走る 185.交通量は少ない 186.下り5.2%勾配
 歩行者・自転車用のトンネルが併設されている内海隧道を出ると大きく右にカーブしながら勾配を下って旧内海町の役場の前を通過する。その後は上り勾配となり標高10〜20mの位置を走る。かつては急カーブが多かったのだろうが改良されて走りやすくなっている。旧御荘町に入ってから程なくして海岸線から離れて少し内陸に入る。

187.八百坂 188.「162」 189.愛南町の中心部に近付く
 緩やかなアップダウンを繰り返す2車線道路を淡々と走る。二桁国道かつ並走する高速道路もない区間だが交通量はさほど多くなく流れは良好である。海に近付くと平坦になり、その後南予レクリエーション公園のひとつである御荘公園の前を通る。

190.御荘大橋 191.道の駅「みしょうMIC」 192.愛媛r34交差点
 旧道らしき町道との交差点を右にカーブしながら通過して御荘大橋を渡って左カーブを曲がる。カーブの先には道の駅「みしょうMIC」がある。“MIC”は“Misyo・Information・Community”の略らしい。道の駅の直後に愛媛r34交差点を通過し、程なくして愛媛r297交差点を通過する。

193.旧城辺町に入る 194.城辺トンネル 195.愛媛r46蓮乗寺交差点
 愛媛r297交差点を過ぎて少し走ると旧城辺町に入る。かつては町境だった場所は市街地が続いており町境感に欠ける場所である。愛南町の役場は旧城辺町役場に置かれているが、さほど離れていない位置の旧御荘町役場も御荘支所として使用されている。城辺甲交差点からは緩やかな勾配を上り、城辺トンネルを抜けて緩やかな勾配を下っていると愛媛r46蓮乗寺交差点を通過する。このr46(の一部は)R56の旧道である。

196.愛媛r7交差点と蓮乗寺トンネル 197.旧一本松町に入る 198.宇和島方面には登坂車線あり
 蓮乗寺交差点を過ぎてからも再び緩やかな勾配を上り、愛媛r7交差点を通過した直後に蓮乗寺トンネルをくぐる。かつては町境だったトンネルで、東側は旧一本松町域である。反対側車線に登坂車線のある5%勾配の道路を下り、対面2車線道路に戻った後に惣川を渡る。

199.五段地橋 200.観音橋 201.川湯大橋
 ごく緩やかな勾配を下っていると旧道と思われる町道との交差点を通過してから五段池橋や観音橋、川湯大橋、中川橋を次々に渡って行く。赤木川に沿っている道路が旧道であり、その区間内にある中川トンネルが通行止のため通り抜ける事はできない。

202.旧道との交差点 203.愛媛r299広見交差点 204.バイパスが建設中
 旧一本松町の中心部を通り抜ける旧道との交差点を左にカーブしながら通過してから右にカーブして愛媛r299広見交差点を通過する。市街地の北を走っていると旧道と合流する。アップダウンのある2車線道路を走っているとバイパスの建設現場を通り過ぎて右の急カーブを曲がる。バイパスが供用されるとこの急カーブが解消される。

205.愛媛r299交差点 206.一本松隧道 207.愛媛r332交差点
 増田川に沿った急カーブの多い2車線道路を走っていると愛媛r299交差点を通過し、程なくして一本松隧道をくぐる。トンネルを出てすぐに愛媛r332交差点を通過が、r332はR56(R320重複)の旧道である。

208.正木トンネル 209.高知県宿毛市に入る 210.旧道が合流
 愛媛r332交差点を通過してすぐに次の正木トンネルをくぐって増田川橋を渡る。橋を渡り終えた直後に高知県宿毛市の境標識が設置されているが、県境は正木トンネルではなく増田川である。新篠川橋の直後に旧道との交差点を通過するが、以降も走りやすい2車線道路が続いている。

211.篠川沿いの快走路 212.幹線国道ながら交通量は少ない 213.宿毛トンネル
 篠川に沿った平坦な2車線道路を快走する。川沿いのためカーブは多いがセンターライン付きの2車線道路なので走りにくさは感じない。また、幹線国道にもかかわらず交通量は多くない。右にカーブして野地橋を渡って宿毛トンネルをくぐる。旧道にある宿毛隧道は昭和4年=1929年と実に91年前に開通している。グーグルストリートビュー車が通り抜けているが、愛南町寄りが荒れており引き返したものと思われる。

214.与市明トンネル 215.片側2車線道路になる 216.高知r7長田町交差点
 宿毛トンネルを出て緩やかな勾配を下っていると旧道との交差点を通過し、その後緩やかな勾配を上って与市明トンネルをくぐる。トンネルを出て中央分離帯が現れると同時に車線が増えて片側2車線道路になる。与市明川橋の直後に高知r7長田町交差点を通過する。

217.宿毛フェリーは休止中 218.R320・R321交差点
 長田町交差点を過ぎてすぐに市道との交差点を通過するが、右折した先にフェリーと案内されている。大分県の佐伯港を結ぶフェリーが就航していたが、2018年10月19日から運航休止となっている(沖の島等の離島を結ぶ市営の定期船は就航している)。
 宿毛市街地の南西でR320R321交差点を通過する。R320はこの交差点が起点であり、愛媛県宇和島市の栄町港交差点から62kmに及ぶ長い重複区間が終わる。R321はこの交差点が終点で、起点もR56との交差点であるが、内陸を通るR56に対して概ね海沿いを通っている。

国道56号 part5