国道42号 |
part3 |
R371高富交差点〜R309小阪交差点 |
串本町→那智勝浦町→太地町→那智勝浦町→新宮市→ →紀宝町→御浜町→熊野市 |
80.津波注意区間が続く | 81.和歌山r41潮岬西入口交差点 | 82.和歌山r41潮岬東入口交差点 |
本州最南端の国道同士の交差点、R42×R371高富交差点を過ぎてもそれまでと大きな変化はなくシーサイドルートが続く。幾つかの集落を抜け左手に紀勢本線が見えると串本市街地に入っていく。そして左に大きくカーブした所で和歌山r41潮岬西入口交差点となり、さらに300m程進むとr41潮岬東入口交差点となる。これらの交差点でr41に進むと本州最南端の潮岬や紀伊大島に行く事ができる。ちなみに国道の本州最南端地点は潮岬西入口交差点付近であるが、それを示す石碑の類は建っていない、と思う。 |
83.串本町中心部を通る | 84.橋杭岩 | 85.古座川を古座大橋で渡る |
潮岬東入口交差点を過ぎると北に向かって串本町役場や串本駅付近を通り抜ける。この串本町中心部を抜けると再び海沿いを走る状態となる。程なくしてちょっとした観光地でもある橋杭岩を通過する。今回は総延長500km超の長丁場のためこの手の観光地は全てスルーしているのでここも当然スルー。まぁ、長丁場でなくとも立ち寄らない可能性の方が高いけれども。 その後も淡々と海沿いを快走する。旧古座町中心部付近ですさみ町で交差した和歌山r38と再び交差し、直後に古座川を渡る。 |
86.川沿いでも津波注意区間 | 87.紀勢本線と何度も交差しながら進む | 88.那智勝浦町に入る |
串本町津荷からは紀勢本線と何回か交差しながらの併走状態となる。田原川に沿って少し内陸に入っても併走状態は維持される。那智勝浦町に入るとすぐに海(玉ノ浦)沿いとなるもののそれ以外に変化はない。 |
89.和歌山r45・r239八尺鏡野交差点 | 90.太地町に入る | 91.再び那智勝浦町に入る |
玉ノ浦を離れてすぐに和歌山r45・r239との八尺鏡野交差点となり、その直後に下里大橋を渡る。和歌山r235との交差点を過ぎると太地町に入る。JR太地駅前を通過して太地町中心部へのアクセル道路である和歌山r240森浦交差点を越えて少し走ると再び那智勝浦町に入る。那智勝浦町が飛び地を持っているのではなく、太地町が那智勝浦町に囲まれているが故の現象である。 |
95.そろそろ海も見飽きるというもの | 96.和歌山県最後の新宮市に入る | 97.新宮市内も快走路が続く |
那智勝浦町市街地を抜けるとまた海沿いを走る区間となる。たまに海が見えたり海岸沿いに走るのは国道走行にメリハリを付けるという意味でありがたいのだが、さすがにこうも海沿いが続くと飽きてくる。が、シーサイドドライブとしては申し分ないルートとも言えるのかもしれない。 紀勢本線と併走しながら走っていると和歌山県最後の自治体の新宮市となる。新宮市に入った直後こそすぐに少し内陸を走るようになる。直線的な新宮市佐野を通り抜け紀勢本線を越える。 |
98.那智勝浦新宮道路との高森交差点を右折 | 99.片側4車線で新宮市街地へ向かう | 100.R168橋本交差点 |
紀勢本線を越えると少し勾配が付いてさらに進むと那智勝浦新宮道路との高森交差点に至る。那智勝浦新宮道路はR42のバイパスの那智勝浦道路の一部で自動車専用道路である。しかし案内標識には那智勝浦新宮道路とは描かれていてもR42のおにぎりは描かれていない。全線開通して初めておにぎりが与えられると言う事だろうか。 高森交差点を右折すると中央分離帯で上下線を隔てられた片側2車線となっており、その状態で新宮市市街地へ向かう。長い勾配を下り切るとそこが新宮市市街地の入口である。高森交差点から片側2車線で市街地に入ってきたR42であるが、R168橋本交差点の先に進めるのは右側の車線だけである。左側は左折専用車線となってしまうのでR168に叩き込まれてしまう。案の定、突然左折専用になるものだからちょっとした渋滞が発生していた。なお、橋本交差点はR169も交差している。 |
101.新熊野大橋まで流れが悪い | 102.新熊野大橋 | |
渋滞する熊野市街地を抜けて熊野川を新熊野大橋で渡る。橋上では反対車線に長い渋滞ができていた。周辺の道路網を考えるとこれは発生するべくして発生した渋滞と言えるだろう。何せ、熊野川に架かる他の橋は20km程上流に行かなければならないず、それとて700番台県道の橋である。すぐ隣に熊野大橋も残っているがそれらでは交通量をさばき切れないようだ。平日の通勤時間帯はさらに渋滞するのかもしれない。 |
103.新熊野大橋を渡ったら左車線へ進む | 104.半ループした後に突き当たりを左折 | 105.紀州製紙の工場を眺めながら走る |
新熊野大橋を渡り終える直前に道が二手に別れる。直進する方は和歌山r35となって旧紀和町方面に、左車線がR42の尾鷲方面である。半ループで方角を180度変えて熊野川の堤防に突き当たり交差点を左折する。先ほど通った新熊野大橋の下を通り、熊野大橋北詰の成川交差点、そして紀勢本線ガード下を通過する。旧鵜殿村に入ると目の前に紀州製紙の工場が現れ、R42はその手前を大きく右にカーブして、直後に緩やかにS字カーブを描く。 |
106.別のR42バイパスと合流する | 107.道の駅「紀宝町ウミガメ公園」 | 108.七里御浜の海岸を眺めながら北上する |
紀勢本線に沿って走っていると左側から高架道路が合流してくる。これもR42のバイパスで将来的には新熊野大橋に繋がる模様だが2009年3月時点では半分程度しか出来ていない。バイパス合流後も対面2車線のまま海沿いを走る。和歌山県で多かった漁港とは異なりこの辺りは砂浜であり海水浴シーズンには相当の人出があるかもしれない。そうでなくても良く晴れた3月の3連休は道の駅はかなり混雑している。「紀宝町ウミガメ公園」然り、「パーク七里御浜」然り。 |
109.電光掲示板の裏にはおにぎりと地名が描かれている | 110.R311立石南交差点 | 111.獅子岩の脇を通過 |
熊野市に入ると防砂林のせいで海を直接見る事ができなくなるが、道路状況は相変わらずの快走路である。信号は少なくアップダウンやカーブもほとんどなく走りやすい。R168橋本交差点から22.8km走るとR311立石南交差点となる。和歌山県上富田町以来131kmぶりの国道との交差である。そしてここからしばらくR311との重複区間となるがそれを示すものは存在しない。 |
115.佐田坂 | 116.正面にバイパス工事現場が確認できる | 117.小阪トンネル |
大泊海岸交差点でR311が分岐してからも上り勾配が続く。佐田坂からは連続雨量通行規制区間となることからもこの先の道路状況が何となく想像できる。対面2車線と酷道と呼べるようなものではないが、勾配がきついうえに小刻みにカーブが連続しており決して走りやすいとは言えない。登坂車線はなく前に足の遅い車がいればそのスピードに付き合わなければならない。二桁国道としては些かお粗末な部類に入るこの区間だが、2009年3月現在バイパスが建設中で開通すればいくらかマシになるだろう。 |
118.R309小阪交差点 | ||
小阪トンネルを抜けて少し走るとR309との小阪交差点となる。酷道として名高いR309だが案内標識には奈良市が刻まれている。R169を経由してというのは言うまでもなかろう。なお、R169とて北山村方面に進めばそれなりの酷道となっているので油断禁物である。 |
国道42号 part4 |