国道17号
part5

R120下川田町交差点〜R353浅貝交差点
沼田市→みなかみ町→
→湯沢町

257.利根川の右岸を上って行く 258.沼田大橋 259.地蔵橋交差点
 R120R145R291R401下川田町交差点からも引き続き上り勾配の2車線道路を走る。JR上越線沿いを通っていた旧道(現在のR291)とは異なり、新たに造られたバイパスのため沿線の家屋は少なく走りやすい道路状況である。前後でS字状にカーブしながら沼田大橋で利根川の左岸に移った後に市道との地蔵橋交差点を通過する。

260.新薄根橋 261.恩田西交差点 262.R291政所河原交差点
 新薄根橋で薄根川を渡るが、東の上流側には旧道であるR291の薄根橋が架かっている。薄根橋以北は沿線の家屋がほとんどない状態になり、みなかみ町に入った直後にR291政所河原交差点を通過する。ここでR291がみなかみ市街方面から重複してくる。R17の旧道はR291から群馬r61に替わって北西へと延びている。

263.月夜野道路情報ターミナル 264.中央分離帯あり 265.E17関越道・月夜野IC
 政所河原交差点の直後に月夜野道路情報ターミナルの前を通過する。その名の通り、道路情報を表示するモニターが設置された施設で、トイレや自販機、休憩所もある。中央分離帯が現れて片側1車線道路になった後にE17関越道の月夜野ICを通過する。インターチェンジへのランプが分岐する手前に市道が交差しているため、誤ってそちらに進んでしまわないように注意を要する。

266.月夜野大橋 267.登坂車線あり 268.名胡桃橋
 月夜野ICの前後で大きく左にカーブして月夜野大橋を渡る。橋上は6%とやや急な勾配である。橋を渡り終えるてからも上り勾配が続いており、登坂車線が設置されている。湯舟橋を渡った直後で登坂車線が終わり、市道との名胡桃城址前交差点を通過して名胡桃橋を渡る。

269.おにぎりはR17のみ 270.上越新幹線 271.R291・群馬r253上津大原交差点
 名胡桃橋付近からは一旦平坦になり、その後下っていると上越新幹線の高架橋をくぐってからR291・群馬r253上津大原交差点を通過する。この交差点でR291が水上方面に分岐する。

272.「下り5%」「急な下り坂 速度注意」 273.赤谷川大橋 274.群馬r273押出交差点
 上津大原交差点を過ぎると右にカーブしながら5%勾配を下って赤谷川大橋を渡る。橋上の勾配も5%とやや急である。橋の北詰を左にカーブしながら群馬r273押出交差点を通過する。

275.押出集落 276.猿ヶ京〜三国は雨量通行規制区間 277.群馬r36下新田交差点
 押出交差点からは勾配が一旦落ち着くが平坦という訳ではなく上り勾配が基本である。みなかみ町猿ヶ京〜三国間(=県境の群馬県側)は雨量通行規制区間に指定されており、押出集落には現時点の雨量を示す標識が設置されている。カーブが多くなった所で群馬r36下新田交差点を通過する。

278.みなかみ町新巻 279.やや狭苦しい箇所もある 280.歩道橋は屋根付き
 下新田交差点から程なくして今宿橋を渡って赤谷川の右岸に移り、さらに走ると支流の須川川に架かる漣橋を渡る。これらの橋の間はセンターライン付きの2車線道路ながら車線幅がやや狭く、狭い歩道とを分離するためのガードレールが設置されているせいもあって走りにくさを感じる。

281.広域農道(?)の湯の華燦々橋をくぐる 282.群馬r53湯宿温泉交差点 283.湯宿温泉交差点以降は勾配がきつくなる
 沿線の家屋が疎らになった所で新布橋を渡り、広域農道(?)の湯の華燦々橋の下をくぐる。湯宿温泉交差点で交差している群馬r53で赤谷川の対岸に渡ると道の駅「たくみの里」に行く事ができる。湯宿温泉交差点以降も赤谷川沿いは続いているが、勾配が少し急になる。

284.大峰沢橋 285.相俣宿集落 286.群馬r270相俣交差点
 谷筋が狭くなり家屋も少なくなった状態を走っていると大峰沢橋を渡り、相俣ダムの傍で群馬r272交差点を通過する。ダム湖の赤谷湖の東岸を走っており、群馬r270相俣交差点までの相俣宿集落は家屋の数が多い集落である。

287.相生橋 288.猿ヶ京温泉交差点 289.猿ヶ京温泉西チェーン着脱場
 曲線半径の大きなヘアピンカーブを曲がりながら相生橋を渡る。赤谷湖の北岸に位置しており、案内標識に表記されていた猿ヶ京温泉を通り抜ける。温泉地を通り抜ける直前に猿ヶ京温泉西チェーン着脱場が設置されている。月夜野道路情報ターミナルとは異なり南向き車線からの利用はできないが、少し西の猿ヶ京スノーステーションの前に南向き車線用のチェーン着脱場が設置されている。

290.猿ヶ京ゲート 291.新三国大橋 292.群馬r261交差点
 猿ヶ京スノーステーションの真ん前に閉鎖用ゲートが設置されており、雨量通行規制区間の起点を通過する。群馬県境の新三国トンネルまでの12kmが対象区間で、連続雨量が150mmを超えると通行止になる。
 雨量通行規制区間に入ってすぐに道路状況が悪くなる訳ではなくセンターライン付きの2車線道路が続く。左の直角カーブを曲がって新三国橋を渡り、その先で左の急カーブを曲がる。さらにヘアピンカーブに近い急カーブを曲がった後に吹路集落で群馬r261交差点を通過する。交差点付近に雨量通行規制の標識が設置されているが、これはR17ではなくr261のものである。

293.登坂車線あり 294.「標高800m」 295.「カーブ注意」
 群馬r261交差点からは集落が途切れる。登坂車線が設置されている区間の途中は線形改良工事により曲線半径が緩やかになっている。道路両側に舗装された広いスペースがあるが、一般車両は進入できない。三国峠トラックステーションがあったが、2012年に閉鎖されておりトイレだったと思われる建物が確認できる。
 登坂車線が終わってからもカーブの多い上り勾配の対面2車線道路が続いている。永井橋の前後でヘアピンカーブを曲がった後に標高800m地点を超える。かつての宿場町であった永井集落を通り抜けるが、国道沿線に建っている家屋は多くない。

296.吉野沢橋 297.「標高900m」 298.法師茶屋跡
 勾配はさほど急ではないが急なものを含めてカーブの多い2車線道路をひたすら走る。二桁幹線国道ながら交通量は多くないが、紅葉期やスキーシーズンは交通量が増大するものと思われる。法師温泉の真東で法師茶屋の前を通るが、こちらも閉鎖されており建物も解体されている(残っている建物は住居?)。

299.法師大橋 300.急カーブが連続 301.短い登坂車線あり
 放置茶屋跡からは勾配がやや急になり急カーブが多くなるが、センターライン付きの2車線道路は変わらない。右カーブの直後にみなかみ永井1号洞門とみなかみ永井2号洞門をくぐるが、これらは繋がっておりひとつの洞門として機能している。コンクリート製と金属製とが別れているため境目が分かりやすい。

302.三坂大橋 303.みなかみ永井3号洞門 304.「12km先 二居トンネル 高さ制限3.8m 車線幅員2.5m 通行注意」
 三坂大橋を渡って三丁橋を含む左の急カーブを曲がってみなかみ永井3号洞門をくぐり、右の急カーブの後にみなかみ永井4号洞門とみなかみ永井5号洞門をくぐる。4号洞門と5号洞門も一体化している。
 三国峠上州口駐車場の手前にトンネルの高さ制限と車線幅員を記した標識が設置されているが、この先の新三国トンネルではなく12km先の二居トンネルを対象としたものである。

305.三国峠上州口駐車場 306.旧三国トンネルは閉鎖されている 307.新三国トンネル
 三国峠上州口駐車場と登山口を通過して緩やかな左カーブを曲がると2つのトンネルの坑口が見える。右の閉鎖されている方が旧三国トンネルで、左が新三国トンネルである。新三国トンネルは2022年3月19日に供用が開始されており、それまでは断面積が小さく大型車両の通行、特に離合に難のあった旧三国トンネルが担っていた。なお、並走しているE17関越道の関越トンネルは延長が5kmを超えているため危険物積載車は通行できず、必然的に新三国トンネルを通行せざるを得ない。

308.三国スノーシェッド 309.「この先3km長い下り坂 速度落せ 6%」 310.「下り6%勾配」
 新三国トンネルをくぐると新潟県湯沢町に入る。トンネルを出てすぐに三国スノーシェッドをくぐり、岩之沢橋を渡ると下り6%勾配区間が始まる。群馬県側と比較して勾配は急だがカーブが少なく緩やかなため速度が出やすい道路状況と言える。

311.リゾートマンションの前を通る 312.リゾート関連の建物が多い 313.R353浅貝交差点
 延長3kmの下り勾配区間を1km程度走った所からリゾートマンションの前を通る。以降はリゾートマンションやペンション、旅館やらが多く建っている中を通り抜ける。廃業していると思われるものも見られるが、バブル崩壊以降廃れる観光地が多い中、この辺りはまだマシな方ではなかろうか。
 そんな中でR353との浅貝交差点を通過する。R353は約4.0km南で分断区間の端点となっており、群馬県中之条町に通り抜ける事はできない。そのせいか案内標識が設置されておらず国道が交差しているようには見えない。

国道17号 part6