国道2号
part15

R171三宮東交差点〜R1梅田新道交差点
神戸市→芦屋市→西宮市→尼崎市→
→大阪市

743.三宮東交差点からは片側4車線 744.新生田川橋 745.春日野交差点
 R171三宮東交差点からは片側4車線道路となって東北東の方角に進み、中央区役所前交差点を通過する。非常に緩やかなS字カーブを曲がった先で新生田川橋を渡るが、その手前(西詰)の新生田川橋交差点を左折すれば阪神高速32号神戸トンネルの生田川ランプに行け、奥(東詰)の生田川交差点を右折すると阪神高速3号神戸線の生田川ランプがある。
 阪神電鉄の春日野道駅の上を通過した先で春日野交差点を通過する。浜辺通4交差点を左折せずに直進して道なりに走っているとこの春日野交差点に至る。そういったルートのためかR2三宮方面からの右折はできない。また、交差点のすぐ近くに高架が横切っているが、これは神戸臨港線の跨道橋を遊歩道に転用したものである。

746.神戸市灘区に入る 747.左側の平面道路へと進む 748.R43・R171・兵庫r491岩屋交差点を左折
 春日野交差点を通過してから程なくして緩やかな右カーブを曲がるが、そこで区境を通過して神戸市灘区に入り、車線が増えて片側5車線になる。。建物ひとつ分を隔てて阪神高速3号神戸線と並走していると左側の2車線が平面道路に、右側の3車線が跨道橋に別れるが、R2は平面道路に進まなければならない。片側2車線の平面道路を走っているとR43・R171・兵庫r491岩屋交差点となり、左折して大阪・芦屋方面に進む。左折車線は1本のみで信号機の点灯状態にかかわらず進む事ができる。なお、R43はこの交差点が終点で、R2に対して概ね海寄りを走っている幹線国道である。

749.阪神電鉄 750.西灘交差点 751.兵庫r198船寺交差点
 岩屋交差点からは車線は減るもののそれでもまだ片側2車線と良く整備されている方である。阪神電鉄のガードをくぐって北上していると西灘交差点付近で右に大きくカーブして進行方角を東に戻し、その直後に兵庫r198船寺交差点を通過する。

752.桜口交差点 753.「大阪24km 芦屋4km」 754.六甲ライナー
 JR神戸線と阪神電鉄の間を走っており、沿線には多くの集合住宅が建っている。JRの六甲道駅と阪神の新在家駅の間で灘区役所を通過する。兵庫r95徳井交差点を過ぎてから程なくして石屋川を渡って東灘区に入る。緩やかな勾配を上っていると東灘区役所の前を通過し、その直後に六甲ライナーの下をくぐる。

755.兵庫r345本山中町4南交差点 756.緩やかなアップダウンあり 757.芦屋市に入る
 六甲ライナーをくぐってからは緩やかな下り勾配が続いている。兵庫r345との本山中町4南交差点を通過する。r345はR43とを結ぶ県道だが、道幅は1.8車線程度と決して広いとは言い難い。その他の市道の方が走りやすいくらいである。
 その後上りに転じ、緩やかな勾配を走っていると芦屋市に入る。高級住宅地のイメージのある芦屋だが、R2沿線はそのような雰囲気は感じられず、多くの集合住宅が建ち並んでいる。

758.兵庫r344業平橋東詰交差点 759.西宮市に入る 760.兵庫r82神楽町交差点
 阪神の芦屋駅の北で兵庫r344業平橋東詰交差点を通過し、以降は緩やかだが長い下り勾配を走る。芦屋市に入ってから約2.4km走ると西宮市に入るが、道路状況や周辺の風景には特に変化はみられない。夙川橋を渡って勾配を下った先で兵庫r82神楽町交差点を通過する。

761.兵庫r193産所町交差点 762.R171札場筋交差点
 西宮市の中心部と言える場所を走っていると兵庫r193産所町交差点を通過し、阪神の西宮駅の北でR171札場筋交差点を直進する。R171の重複区間は約14.2kmだが、一般的にはこの札場筋交差点がR171がR2から分岐すると認識されていると思われる。

763.札場筋交差点以降も片側2車線 764.兵庫r342東川交差点 765.阪急電鉄の阪神国道駅の南を通過
 札場筋交差点からも片側2車線道路が続いている。西宮市役所の北側を通過した後に緩やかな勾配を上って兵庫r342東川交差点を通過する。r342は北向きの一方通行だが、東川の左岸の市道が南向き一方通行となっており、それぞれが南北の交通を補完し合っている。R2より北側の市道は対面2車線道路である。
 JR山陽本線の西宮駅の南で兵庫r58JR西宮駅前交差点を通過するが、r58は西ノ宮駅停車場線と言って、主要地方道ながら50mに満たない停車場線である。兵庫r606北今津交差点を通過してすぐに阪急電鉄今津線のガードをくぐるが、北側には阪神国道駅が設置されている。大阪と神戸の間には阪神電気鉄道という鉄道もあるが、その“阪神電気鉄道の国道駅”ではなく“阪急電鉄の阪神国道駅”である。“阪神”とは阪神国道、つまりR2を指している。

766.兵庫r343津門交差点と名神 767.瓦木交差点 768.兵庫r340上甲子園交番前交差点
 アサヒビールの工場跡地の南を走っていると兵庫r343津門交差点を通過するが、その西隣には名神の高架が南北に横切っている。名神のすぐ南に西宮料金所があるが、本線料金所のため一般道路とは接続しておらず、名神への出入りはR43に接続している西宮ICからする事になる。
 工場と中高層の集合住宅の間を走っていると市道との瓦木交差点を通過する。市道と言いながらも多車線道路で南北の幹線道路のひとつである。兵庫r340上甲子園交番前交差点を通過した直後にr340上甲子園交差点を通過する。ただし、上甲子園交番前交差点はJR山陽本線の甲子園口駅からの南向き一方通行の出口に当たるためか、案内標識は設置されていない。

769.兵庫r114武庫大橋西詰交差点 770.尼崎市に入る 771.兵庫r42・r192西大島交差点
 市道との戸崎町交差点から緩やかな勾配を上り、兵庫r114武庫大橋西詰交差点を通過する。r114に指定されているのは北側の道路のみで、JR山陽本線のガードに3.4m制限高がある。南側の市道は大型車両は通行禁止であり、日曜休日の7-19時の間は車両通行禁止=歩行者用道路となる。
 武庫大橋で武庫川を渡ると市境を越えて尼崎市に入る。東詰で交差している市道も西詰の南側の市道と同じく、日曜休日の7-19時の間は車両通行禁止=歩行者用道路の規制が敷かれる。橋からの勾配を下った後に兵庫r42・r192西大島交差点を通過する。

772.「大阪11km」 773.兵庫r142十間交差点 774.兵庫r13・r57玉江橋交差点
 片側2車線で交差点の多い、いかにも幹線国道と言わんばかりの雰囲気を走る。沿線には商業施設や集合住宅が多く、通常の家屋はほとんど見られない。兵庫r142十間交差点と兵庫r13・r57玉江橋交差点を通過して玉江橋を渡る。r57を少し南進した所に阪神電鉄の尼崎駅がある。

775.尼崎市昭和通2 776.早朝でもそれなりの交通量がある 777.府県境の手前を右にカーブ
 玉江橋交差点以降もほぼ平坦な片側2車線道路が続いている。早朝に走っているため交通量が多くないように見えるが、昼間であれば交通量の多い区間である。兵庫r339稲川橋交差点を通過して少し進むと兵庫r74東長洲交差点を通過する。r74は停車場線であり、北進するとJR山陽本線の尼崎駅に至る。さらに西進を続けていると右カーブを曲がって進行方角を南西に転ずる。

778.左門橋西詰交差点 779.左門橋 780.大阪府大阪市に入る
 右にカーブしながら緩やかな勾配を上ると左門殿川に架かる左門橋を渡って大阪府大阪市西淀川区に入る。大阪府と大阪市の境標識が左門橋南詰交差点の南側に立てられているが、県境は左門殿川にある。兵庫県と尼崎市の境標識は左門橋北詰交差点に立てられている。

781.大阪市西淀川区佃 782.神崎大橋 783.大阪市西淀川区御幣島
 左門橋を渡ってからは大阪市西淀川区佃を走る。この佃という場所は左門殿川と神崎川に囲まれた島(中洲)のような場所であり、佃煮の発祥の地とされている。神崎大橋を渡ると佃地区を出る。
 神崎橋からは西淀川区の中心部と言える場所を走っており、沿線には西淀川警察署や銀行の支店が建っており、賑やかな雰囲気である。昼間であれば交通量が多い事は想像に難くない。

784.大阪r10歌島橋交差点 785.「R2 淀川大橋 終日 車線規制」 786.右側車線が減少
 西淀川区役所の南で大阪r10歌島橋交差点を通過する。R2とr10の他に大阪市道も交差している五差路であり、信号機の切替りタイミングは通常のものと異なる。それ故に渋滞しやすい交差点と言える。歌島橋交差点からは地下にJR東西線が通っており、交差点の北に御幣島駅が設置されている。
 東西線の上の片側2車線道路を走っていると緩やかな右カーブを曲がり、大阪市道(姫島通)との野里交差点を通過する。そのすぐ先で右側車線が減少するが、これは淀川大橋の大規模修繕工事によるものである。

787.淀川大橋北詰交差点 788.床版の張替えが主な工事 789.標識も移設されている
 淀川大橋北詰交差点を過ぎると淀川大橋で淀川を渡って大阪市福島区に入る。前述の通り淀川大橋の大規模修繕工事が行われており、走行した時点(2018年9月)は上流側の車線(本来の梅田新道交差点に向かう2車線の内の左側車線)と歩道が規制されていた。床板取替工事を含んでいるせいもあって工程によって規制される区間が変化する。なお、工事の完了は2020年2月の予定である。また、淀川大橋の両端には淀川陸閘があり、高潮等の際には展開されて淀川大橋は通行止になる。ちなみにこの陸閘はよく見られる水平に引き出すタイプではなく180度回転するもので全国唯一の設置例らしい。

790.淀川大橋南詰交差点 791.淀川大橋南詰交差点からは車線規制区間が終わる 792.中海老江交差点
 淀川大橋を渡り終えると同時に淀川大橋南詰交差点を通過し、車線規制区間が終わって片側2車線道路に戻る。淀川大橋からの緩やかな勾配を下っていると市道との中海老江交差点を通過する。JR各線の大阪駅の北に向かうにはここを左折した方が便利である。

793.阪神電気鉄道のガードと阪神高速3号神戸線の高架 794.大阪r29野田阪神前交差点を左折
 道路上を横切る阪神電鉄のガードと右からやってくる阪神高速3号神戸線の高架道路の下をくぐり、阪神高速が上下線の間に入った所で大阪r29野田阪神前交差点を左折する。左折車線は2本設置されているが、r29への直進車線も2本設置されており、どちらも幹線道路である事が分かる。また、交差点の北には阪神電鉄の野田駅があり、すぐ西には大阪メトロの野田阪神駅、JR東西線の海老江駅がある。

795.野田阪神前交差点からは片側3車線 796.JR大阪環状線 797.福島西通交差点
 野田阪神前交差点からは片側3車線道路となって右カーブを曲がって野田駅の南を通過した後は阪神電鉄と並走しながら東進する。道路の地下には引き続きJR東西線が通っている。JR大阪環状線のガードをくぐった後に左カーブを曲がり、程なくして福島西通交差点を通過する。交差している市道は新あみだ池筋と呼ばれている道路である。

798.大阪r41浄正橋交差点 799.出入橋交差点 800.阪神高速11号池田線
 福島西通交差点からすぐに大阪r41浄正橋交差点を通過する。このr41はなにわ筋という通称があり、府道番号よりも通称の方が知られている。また、交差点を挟んで西にJR東西線の新福島駅が、東に阪神電鉄の福島駅がある。また、交差点の北のr41の上に大阪環状線の福島駅がある。
 浄正橋交差点から少し走ると出入橋交差点を通過するが、その交差点の辺りに福島区と北区の境があり、交差点から東は大阪市北区である。北区に入ってすぐに阪神高速11号池田線の高架の下を通る。複数の高架に別れているが、本線の北向きと南向きに加えて梅田ランプの流出路の3つがある。

801.桜橋交差点 802.R1・R25・R26・R163・R165・R176梅田新道交差点
 高層ビルに囲まれた片側3車線道路を走っていると右にカーブした後に市道の四ツ橋筋との桜橋交差点を通過する。左折して四ツ橋筋を北上すると大阪駅の南西に行く事ができる。また、四ツ橋筋は5車線あるが北向きの一方通行道路のため右折できない。
 桜橋交差点からはJR東西線の北新地駅の上を通り、程なくしてR1R25R26R163R165R176梅田新道交差点に至る。R1が交差している事からも分かるとおり、この梅田新道交差点がR2の起点である。案内標識にはR1とR25、R176しか表記されていないが、交差点の北にR176、東にR1・R163、南にR25・R26・R165、西にR2となっている。また、梅田新道交差点から僅か100m程度東にR1・R163とR423の梅新東交差点がある(ただし、R423の起点はひとつ南の梅新南交差点である)。