国道1号
part7

R248八帖交差点〜R155弥富高架橋南交差点
岡崎市→安城市→知立市→刈谷市→豊明市→名古屋市→豊明市→名古屋市→蟹江町→愛西市→弥富市

291.愛知環状鉄道 292.矢作橋 293.安城市東栄町
 R248八帖交差点を過ぎた直後に愛知環状鉄道の高架をくぐり、緩やかな勾配を上った先で矢作川を矢作橋で渡る。矢作橋を渡った直後に愛知r44の現道との交差点、橋からの勾配を下り切った所で愛知r44矢作町加護畑交差点を相次いで通過する。r44現道との交差点は中央分離帯があるため、R1の知立方面からの右折はできない。
 愛知r26暮戸交差点を通過してしばらく走ると安城市に入るが、道路や周辺の状況は何も変わらず片側2車線道路を走り続ける。名鉄名古屋本線・西尾線の新安城駅の近くを通っているものの市役所や市街地はJR東海道本線の安城駅の周辺にある。

294.知立市に入る 295.R419新田南交差点 296.名鉄三河線をオーバーパス
 愛知r12今本町西交差点を通過して程なくして知立市に入り、R419のバイパスの衣浦豊田道路と現道に当たる側道との新田南交差点を通過する。案内標識にはおにぎりの表記はなく、高浜方面に至っては2.8mの制限高まである。右折して衣浦豊田道路に進めば豊田方面も高浜方面にも制限高を気にせず行く事が可能である。新田南交差点からは緩やかなS字カーブを描いて名鉄三河線をオーバーパスして知立市の中心部から離れていく。

297.R155・R419現道との宮腰交差点 298.早くも大津までの距離が出てくる 299.刈谷市に入る
 愛知r51上重原ICのすぐ先の宮腰交差点でR155・R419現道と交差する。R419はR155の重複しており案内標識に表記されていない。なお、宮腰交差点は立体交差化されているが、跨道橋はR155(とR419)となっておりR1は信号を通らなければならない。宮腰交差点のすぐ西の案内標識には早くの大津の文字が出ており、その距離は147kmである。愛知r54逢妻町交差点を通過してすぐに市境を越えて刈谷市に入る。

300.R1は右側車線を走る 301.豊明市に入る 302.R23豊明ICは右側車線を走る
 名鉄名古屋本線の富士松駅付近から片側2車線のうちの左側に“23号”、右側に“1号”とペイントが見られるようになる。一部の右左折する必要のある交差点を除いて豊橋市から続いていた片側2車線は豊明ICまでである。新境橋で境川を渡って豊明市に入り、その直後の豊明ICで左側車線はR23に、右側車線はR1に別れる。豊明ICの上には伊勢湾岸道が走っており、伊勢湾岸道の豊明ICでR23に接続している。

303.豊明市阿野町 304.愛知r57は瀬戸方面としか接続していない 305.車線幅に余裕がある
 豊明ICからは対面2車線となって普通の家屋の割合が多い中を走る。豊明ICで結構な数の車両がR23に進んだため、これまでの片側2車線区間に比べて大型トラックを中心に交通量はだいぶ少なくなっている。車線は減ったもののこれまでと同じように名鉄名古屋本線と並走しながら北西の方角に進む。

306.名古屋市に入る 307.名鉄名古屋本線 308.豊明市栄町
 豊明ICから約3.4km走ると名古屋市に入るが、僅か150m程進んだ所で再び市境を通過して豊明市に入る。そのすぐ先で名鉄名古屋本線のガードをくぐって右にカーブした先で再び名古屋市に入る。短距離で市境を通過しているが、律儀にも全て市境標識が設置されている。その後は愛知r222大将ヶ根交差点付近までは市境に沿った状態を走る。

309.R302北平部交差点 310.名古屋市緑区鳴海町 311.愛知r59中汐田交差点の手前から車線が増える
 名鉄の有松駅の南で愛知r243長坂南交差点を通過してすぐにR302北平部交差点を通過する。交差点上を横切っている高架道路はR302本線でもなければバイパスでもなく、名二環と略される名古屋第二環状道である。R302はその橋脚を挟んでいる。
 その後も対面2車線道路が続いている。愛知r50京田交差点を過ぎて愛知r59中汐田交差点の手前で車線が増えて4車線になる。合流する直前の扇川と天白川をそれぞれ汐見橋と大慶橋で渡り、大慶橋の西詰からは名古屋市南区に入る。

312.愛知r36星崎1交差点 313.名古屋高速3号大高線の下に入る 314.左側車線はバス専用(日曜休日を除く7-9時)
 名古屋市南区に入ってからは中央分離帯のある片側2車線道路になり、これまで並走していた名鉄名古屋本線に加えて西側にはJR東海道本線・東海道新幹線も並走状態となる。緩やかに右にカーブしている愛知r36星崎1交差点を通過してすぐに西側から名古屋高速3号大高線の高架が国道上に覆いかぶさってくる。以降は名古屋高速を間に挟んで上下線が分離しており片側3車線となる。北向き車線は左端の車線が日曜休日を除く7-9時はバス専用車線となり、路面は赤く塗装されて通常の車線でない事を示している。

315.愛知r222松田橋交差点を左折 316.JR東海道本線はオーバーパス 317.名鉄常滑線はアンダーパス
 山崎川を呼続大橋で渡ると名古屋市瑞穂区に入り、程なくして愛知r222松田橋交差点を左折する事で名古屋高速の高架区間から離れる。R1が屈曲する交差点だが左折車線は1本のみなので注意が必要である。直進して名古屋高速に並走する市道に進むと名古屋市の中心部や北部に抜けられるため、直進する車両も多い。
 松田橋交差点からすぐに愛知r221内浜交差点を通過し、新熱田橋でJR東海道本線と東海道新幹線、新堀川を越える。その直後で名鉄常滑線のガードをくぐる。名古屋市の中心部に近いとあって交通量は非常に多い。

318.R19・R22・R247熱田神宮南交差点 319.白鳥橋東交差点は直進車線が4本 320.R154白鳥橋西交差点
 松田橋交差点から約1.6kmでR19R22R247熱田神宮南交差点に至る。名古屋市の中心部とはやや離れた位置にあるものの、国道の交差点としては名古屋市の中心と言える場所である。右左折車線を含めて合計5本もの車線が設けられている事から交通量が多い事は容易に想像できる。なお、R22はR19に重複しているため案内標識には表記されてない。
 熱田神宮南交差点からは車線が増えて片側5車線となるが、右端車線は白鳥橋東交差点で右折専用車線になってしまう。白鳥橋東交差点で片側4車線になるが白鳥橋からは片側5車線に戻る。白鳥橋を渡った先のR154白鳥橋西交差点では左側2車線が左折専用車線になってしまう。白鳥橋西交差点でR1トレースのために直進できるのは右側の3車線である。

321.白鳥橋西交差点からは片側2車線 322.六番1交差点の上には東海道新幹線と名古屋高速4号東海線が走る 323.臨港貨物線のガードから西は名古屋市中川区
 白鳥西交差点の直後で左端車線がなくなるため、交差点手前の3車線の右側2車線を走っていた方がスムースに走る事ができる。六番1交差点では真上を東海道新幹線と名古屋高速4号東海線が走っている。新幹線の高架自体は比較的低い位置にあるが、アーチ部分が高さを持っているため名古屋高速の高架はかなり高い位置に造られている。六番1交差点から少し走るとJR貨物の臨港貨物線のガードをくぐる。このガードの西に区境があり以西は名古屋市中川区となる。

324.昭和橋 325.名古屋臨海高速鉄道のあおなみ線 326.一色大橋で右側車線が減少
 区が変わっても道路状況は変わらず、交通量の多い片側2車線道路が続いている。信号付きの交差点は多いが幹線道路との交差点は少なく、その内の多くは市道である。元貨物線の名古屋臨海高速鉄道のあおなみ線の高架をくぐり西進を続ける。庄内川に架かる一色大橋を渡り終える前に右側車線が減少する。舗装が新しい事からつい最近まで橋の手前で車線が減少していたのが最近拡幅されたと思われる。

327.拡幅工事が進行中 328.三日月橋から車線が増える 329.R302かの里東交差点
 一色大橋からは庄内川と新川に挟まれた中洲のような場所を走っている。対面2車線道路ではあるものの南側には拡幅工事が進行しており、遠からず多車線区間が延伸されるものと思われる。新川に架かる三日月橋からは再び車線が増えて片側2車線となる。しかし、約600m西のR302かの里東交差点で高架と平面道路とに別れる。R1をスムースに進むのであれば右側車線を走っているとそのまま跨道橋で交差点をパスできる。なお、名古屋市緑区の北平部交差点で交差したR302は名古屋市の中心部を環状に迂回するルートであり、北平部交差点〜かの里東交差点間は決して重複区間という訳ではない。

330.平面交差点の合流後も対面2車線 331.蟹江町に入る 332.愛知r65初芝交差点
 かの里東交差点の跨道橋から平面に戻ると左側から交差点からの道路が合流する。かの里東交差点と跨道橋と平面道路とが合流する手前のかの里西交差点の間は名古屋市港区域となっている。距離にして200m強と非常に短い。区境標識は設置されていないが、これまでの普通の区界においても標識が見られなかったような気がする。
 愛知r227富永西交差点を通過し、交通量の多い2車線道路を走っていると蟹江町に入る。蟹江町においても道路状況に大した変化はない。愛知r65初芝交差点ではr65の方が高架道路になっており南北交通の幹線県道である事が窺える。

333.日光大橋は架替工事中 334.沿線は低層の建物が多い 335.弥富市に入る
 日光川に架かっている日光橋は架け替え工事が行われており下流側に新橋が建設中であった。橋の前後の部分も道路予定地が設定されているため、拡幅に伴って橋を増設するのかと思ったが、単純に老朽化に伴う架け替えのようだ。橋の前後の道路予定地は橋を架ける位置が変わるために設けられたものだろう。日光大橋から西も2車線道路が続いており、富吉駅付近の商業施設が多い場所を通っている途中、愛知r462富吉交差点で市町境を越えて愛西市に入る。しかし愛西市域を通っている距離は1.0km程度と短く、善太川を渡って弥富市に入る。No.335の写真では市境標識の位置からして川ではなく陸に市町境があるように見えるが、善太川が境であり標識が異なる位置に立てられている。

336.沿線に空き地も目立つようになる 337.R155弥富高架橋南交差点
 近鉄名古屋線の南を並走しながら2車線道路を走っているとR155・愛知r105弥富高架橋南交差点に至る。知立市の北西の宮腰交差点で交差したR155だが、先ほどのR302と同様に名古屋市を含む都心部のさらに外側を迂回する環状道路を形成しており、重複していた訳ではない。

国道1号 part8