国道480号
part4

R371小田原交差点〜R371花園中南交差点
高野町→かつらぎ町

140.町道との交差点を左折 141.十字路を左折 142.十字路の直後を右にカーブ
 小田原交差点を右折した直後にR371のおにぎりが立てられており、交差点以南はR371重複区間という事になる。高野町市街地の東端から南にもR371が伸びているが、これは高野龍神スカイラインと呼ばれるバイパスである。高野龍神スカイラインはかつては有料道路であり、2003年10月1日に無料開放されたという経緯がある。
 そんなR371の現道部分を言える道路と重複したからという訳ではないだろうが、1.0〜1.5車線幅といきなり狭くなってしまう。緩やかな右カーブを描きながら狭路を走っていると町道との交差点に至るが、ここは道なりではなく左折が国道である。案内標識もソトバもないため事前確認なしで左折しろと言うほうが困難な交差点である。
 その後100m程進むと十字路に至るが、ここは左折し直後に右直角カーブを曲がる。十字路に茶色地の案内標識らしき物が設置されているが、最初の十字路の右側の道路が記載されていない。

143.軽自動車と道幅の対比 144.金剛三昧院を通過すると建物がなくなる 145.高野隧道
 直角カーブからは上り勾配となり沿線の家屋がなくなるが、道幅は狭いままである。金剛三昧院の南東端を通過すると沿線の建物が完全になくなり杉林の中の上り勾配の狭路を走る。舗装は比較的新しいが離合スペースはなく側溝や路肩にタイヤを乗り上げての離合となってしまう。小田原交差点から約700mで高野隧道に入る。トンネルそのものは直線で見通しが良いもののトンネルの手前がカーブのためトンネル内部を確認するのは難しい。

146.高野隧道の北側坑口付近は広い 147.「←花園□」 148.R371高野山バイパスとの交差点
 高野隧道を出た直後も狭いが少し進むと比較的広い場所を通る。路肩にはおそらく除雪用と思われるホイールローダーが止められて(保管?)いたが、転回するのに十分な広さである。その後は再び狭くなり離合できない1.0車線幅の狭路を走る。ガードレールに「←花園□」と書かれた標識が付けられているが、これは旧花園村を指しており、現在はかつらぎ町の一部である。
 小田原交差点から約1.1km走ると2車線道路との交差点に至る。この走りやすそうな道路が前述のR371高野山バイパスである。開通してから半年も経過していないためか、案内標識は設置されていない。ちょうど覚海トンネルと大滝口トンネルの間にあり、トンネル内の車両が走っていれば反響音で距離が掴みずらいうえに、かなりの速度で走っている事が予測されるため、交差点の通過には気を遣う。

149.谷筋の狭路を南下 150.「龍神42km 花園21km」 151.相ノ浦浄水場を通過
 R371高野山バイパスとの交差点を通過した直後に左にカーブして勾配を下り、右のヘアピンカーブを曲がる。新しくできたバイパスの周辺だけついでに拡幅された、という事もない。一ノ枝川に沿って谷筋を走っており、一ノ枝川そのものを渡る事は少ないが、流れ込む沢が多いため必然的に橋も多く渡らなければならない。雰囲気は鍋谷峠の大阪府側に似ているが、勾配は緩やかで平坦な場所もある。狭路を走っていると貯水池を通過しそのすぐ先で相ノ浦浄水場を通過する。

152.ガードレールの設置率は高い 153.離合できない場所も多い 154.無名橋
 浄水場から南は道幅は狭いままだが、雰囲気がより山岳道路っぽくなる。山肌とガードレールに挟まれた1.0車線幅しかなく、乗用車同士でもすれ違えない場所も少なくない。交通量は非常に少なく対向車が現れる可能性はさほど高くないとは言うものの、見通しの悪いカーブが多いため慎重に走行する必要はある。

155.舗装の凹凸が多い 156.山岳道路らしい様相を見せる 157.小崩落あり
 谷筋の狭路をひたすら南下する。小刻みなカーブは多いものの勾配はほとんどない。全面舗装されているものの部分補修されている場所が多く、それが凹凸となってしまっている。標高は700mに満たないが山間部のため冬季は積雪する事も多い。

158.相ノ浦集落 159.おにぎりはR371のみ 160.相ノ浦集落は南北に長い
 小田原交差点から約5.7kmで相ノ浦集落に差し掛かる。山の斜面に家屋が点在している集落で、家屋の数は多くなく、南北に長い集落となっている。ほぼ中央部に高野山小学校相ノ浦分校の前を通り過ぎる。この分校は既に廃校となっているが、建物は残っており避難場所に指定されている。分校の前にバス停があるが、これは有田鉄道により運行されている。バス会社だけを見ると有田市や有田川町との繋がりが強い集落に見えるが、高野町中心部の路線バスを運行しているのも有田鉄道である。ちなみに有田鉄道の鉄道線は2002年に廃線となっており、現在は鉄道を運行していない。そして分校跡の直後にはコンクリート舗装の急勾配もあるが、それも集落内と言える場所である。

161.新しいガードレールがある 162.「国道480号の整備を促進しよう」 163.左側には御殿川が流れている
 相ノ浦集落を通り過ぎてから道路状況が劇的に良くなったという事もなくカーブの多い狭路が続いている。相ノ浦集落内の急勾配を除いて、勾配は比較的緩やかである。集落から程なくして進行方角が西になり南側が比較的開けた谷筋のため意外にも日当たりは良く、その点が小田原交差点〜相ノ浦集落間と異なる。

164.町道との交差点を左折 165.八幡橋 166.八幡橋以降は若干広くなる
 相ノ浦分校跡から約1.4kmで町道との交差点に至るが、ここは左折して八幡橋を渡る道路が国道である。案内標識は設置されているもののおにぎりの表記がなく、また町道が2車線のため、事前にルートを確認していないと直進してしまいかねない。なお町道は内子谷線と言い、内子谷川に沿って北上すると大門交差点に至る。R480(R371)を有田方面から来た場合の案内標識には左折の町道に橋本・高野山と案内されている事から、町道の方が整備された走りやすい道路だと推測できる。
 八幡橋で御殿川を渡ってすぐに左にカーブし、引き続き御殿川に沿ったカーブの多い道路を走るが、道幅は1.5〜1.8車線と多少ではあるが広くなるため走りやすくなったと感じるかもしれない。

167.かつらぎ町に入る 168.道幅は1.8車線基調 169.右側には通行可能な旧道がある
 小田原交差点から約8.5km南の左急カーブが町境となっており、通過すると三度目のかつらぎ町に入る。高野町を挟んだ南に位置する場所は平成の大合併以前の花園村だった地域だが、旧かつらぎ町域とは地形的には繋がっており飛び地ではないが、直接往来できる道路がないため実質的には飛び地と言える。
 旧花園村のかつらぎ町に入ってからは道幅が1.8〜2.0車線とさらに広くなって走りやすくなる。勾配は緩やかなもののカーブが多いという状況に変化はない。標高は650m程度と小田原交差点〜相ノ浦集落の間とほぼ同じだが、日当たりが良いため路面に積もった雪は多少なりとも融けやすいと思われる。

170.花園久木集落 171.花園久木集落以降も狭路が続く 172.雰囲気は比較的明るい
 町境を通過してから約1.9kmで花園久木集落を通過する。集落に入った所で公衆トイレが設置されており、その前には乗用車数台が停められるスペースもある。公衆トイレに50mプールが隣接しているが、学校らしき建物は国道からは見えない。久木ふる里村と書かれた案内が立っているが、校舎跡を転用した宿泊施設の可能性があるが確認はしていない。
 久木集落の中で左のヘアピンカーブを曲がり、集落を通り過ぎると道幅は1.0車線と狭くなり鬱蒼とした木々に覆われた状態になる。林道が交差しているヘアピンカーブを曲がり、さらに走ると1.8車線程度に広くなり空も開けるようになる。

173.左の道路は旧道 174.中南大橋 175.旧道との交差後に狭くなる
 1.8車線幅から2.0車線幅になり、そしてセンターライン付きの2車線道路になる。センターラインが現れた場所には1.5車線幅の旧道が交差しているが、A型バリケードが置かれている。電柱が旧道沿いにあるためその保守用道路として余生を送っていると思われる。山肌に沿っていた旧道とは異なり中南大橋で一気に谷を通過するが、橋を渡り終えた所で旧道と交差すると同時に道幅が狭くなる。

176.前方に見えるのは花園中南集落 177.かつらぎ町ではR371の早期改修が望まれている 178.R371花園中南交差点を右折
 1.5〜1.8車線幅の狭路を走っていると携帯電話の鉄塔がある左の直角カーブを通過し、その先で花園中南集落に差し掛かる。高野町相ノ浦、かつらぎ町花園久木と同様に家屋と田畑が混在する小さな集落で長閑な雰囲気が漂っている。花園中南集落の南部でY字形状交差点に至るが、左方向が町道で右方向がR480である。小田原交差点以南はR371との重複区間だったが、重複が終わるのがこの花園中南交差点である。R371はどこに行ったのかという話になるが、どこにも行っておらず、この花園中南交差点が盲腸線の端点である。高野龍神スカイラインが有料道路だった頃は左方向の町道がR371であり、箕峠の少し北でスカイラインに交差していた。この中途半端な措置によりR371トレースは高野龍神スカイラインを走らなければならなくなってしまった。

国道480号 part5